母娘のスペイン旅行記2　バルセロナ

2006/10/04 - 2006/10/09

英国在住時に、母と二人で出かけた６日間のスペイン旅行。

バルセロナ（フィゲラス）→セビーリャ→ゴルドバ→グラナダと、５都市を巡りました☆☆

始めの３日間はバルセロナに宿泊し、独創的な建築物と芸術に浸りながら過ごしました。

さぁ、１日目のフィゲラス小旅行に引き続き、
２〜３日目のバルセロナ市内観光のはじまりはじまり〜

１日目　フィゲラス　
　http://4travel.jp/traveler/lyceerise/album/10231523/

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Lycee Rise　（リセ・ライズ）

2004年からロンドン生活を送り、現在は東京都内や出身地である福岡を中心に活動中のシンガーソングライター
趣味は旅行と写真。

オフィシャルＨＰ　　　http://lyceerise.web.fc2.com
オフィシャルブログ　　http://lyceerise.blog18.fc2.com　　

エリア バルセロナ(スペイン)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー

２日目は、ホテルで朝食をとり、地下鉄TMBに乗って、まずはゴシック地区へ。
そのあと、歩いて旧市街地方面へ向かいました。

写真はカテドラルの裏あたり。
新大陸を発見したコロンブスが女王イザべラに謁見した王の広場もこの近くです。
入り組んだ路地はちょっとひんやり、路上ミュージシャンの演奏もよく響きます。

立ち寄ったブティックのインテリア☆
かっこいいので思わずパチリ。
ショッピングをする予定はなかったのですが、バルセロナ発のブランドは建築と同様に面白いデザインが多く、ブティックを覗いてみるのも楽しいですよ！
ZARAもMANGOもスペインブランドですし、日本人のセンスにも合うかもしれません♪

こちらはサン・ジュゼップ市場です。
お店にはバールなども併設されているので、食事をする人々も多く、活気に溢れていました。

市場の横を通るランブランス通りは見所も多いので、この日は行ったり来たりの１日でした。

パフォーマーの名所だそうで、見て歩くのも楽しいです。

バルセロナ現代美術館（ＭＡＣＢＡ）です。
http://www.macba.es/controller.php

私は母と近現代美術館に多く訪れます。

リチャード・マイヤー建築による建物は白くてシンプル。
テートモダンやポンピドゥーに比べると展示数は少なめですが、充分楽しめました。

夜は、通りのほぼ中間に位置するリセウ劇場でモーツアルトのオペラ『皇帝ティトゥスの慈悲』を鑑賞しました♪

ここは、オペラ劇場としてはミラノのスカラ座と並び評される程で、２度の火災と、非政府組織の爆弾テロによる困難を乗り越え、１９９５年に現在の姿に再建されました。

３日目は巨匠ガウディーを堪能する１日です。

まずは市街地から少し離れたグエル公園へ向かいます。

当日予約の為、残り席がわずかしかなく、今回初めてBOX席で鑑賞しました。
BOX席は、チケットをカードKey代わりにして入室すると、まず休憩用の小部屋があり、その奥に客席がありました。
なんか、VIPルームみた〜い！
でも、日本でオペラを鑑賞するよりは安価です！

この湾曲したベンチは、弟子のジュジョールの作品だといわれています。

公園のシンボルです。
有名なオブジェですが、何という生物なのかは謎だそうです。
トカゲさん？ワニさん？？

ここも公園内です。

さて、次に訪れたのは、こちらも世界遺産！
ドメネクが設計した『サン・パウ病院』です。

ドメネクの作品は、他にも世界遺産に登録された『カタロニア音楽堂』が有名ですが、滞在中の演目はチケットが取れず、時間の都合で内部の見学はできませんでした。
外からはバッチリ見ました！

病院内の地図。
結構広いなぁ〜。

入り口が分らず、救急車の搬入口から病院に入ってしまいました。
パジャマ姿の入院患者も、白衣のお医者様もチラホラお目にかかります。

う〜ん、たしかに病院だ。

『サン・パウ病院』の正面玄関からガウディー通りをまっすぐ進むと、その先には！！

ぱらら〜ん♪
そう！工事中の！

サグラダファミリアです！！

すご〜い！！なんだか感動しますっ！

さすがに観光客が溢れていますが、中に入るとちょっと静かです。

こうやって見ると、本当に工事現場って感じですねぇ〜。

内部は、建設に関しての資料などを見れる博物館になっていて、彫刻作業も見学できます。

こんなにコツコツ作業をしてるのに、完成まであと２００年もかかるのです。。。

１時間半並んで、エレベーターで上部へ昇りました。

狭いし、高いし、足場が良くないので…怖いです。
高所恐怖症を実感した瞬間でした。
しかし、
へっぴり腰で眺めた見晴らしは最高です！！

別の角度からは、塔の部分の建設模様も見ることができます。

母は平気そうでしたし、高所や閉所が苦手な方も勇気を出して昇ってみましょう！

市民戦争で破壊された部分を、日本人彫刻家の外尾悦郎さんが修復しています。

そうです、ネスカフェの違いがわかる人です！

時代と国籍を超えた有名アーティストの合同作品、サグラダファミリア！いやぁ、すごいなぁ〜

遅い昼食をとって、次に訪れたのはカサ・バトリョです。
一般住宅なのに、まず外見がすごいです！

正面の印象的な窓は、中から見るとこんな感じです。

ステンドグラスと、曲線が印象的です。

中は日本語のオーディオガイドを聞きながら見学できます。

暖炉とベンチはキノコのモチーフです。
・・・なぜに？？キノコ？

天井に現れたモチーフ。
女性の胸ともいわれてるそうですが、こちらも真相は謎。

建物の間取り図です。

風通りが良く、光をうまく通すように計算された造りになっています。

デザインだけじゃないんです！
ちゃんと利便性も考えてるんです！

最後に訪れたのは、近くにあるカサ・ミラです。
こちらも世界遺産に登録されている、集合住宅。
そう、マンションです！

もちろん住んでる方もいらっしゃいます。
世界遺産に住むって…どんな感じかしら？？

屋上から中庭を見下ろすと、美しい曲線が見られます。

どこから見ても芸術的な建物です。

屋上のオブジェです。
日が暮れてきて、とてもキレイでした。

都心にあるので、町並みや遠くにサグラダファミリアも望めます。

別の角度には、また違ったモチーフのオブジェが見えます。

１階のミュージアムショップや博物館も見ごたえあります。

この旅行記へのコメント （2）

• むんさん 2008/09/26 21:49:44

  リセウ劇場でのオペラ鑑賞♪

  lyceeさん、こんにちは。
  はじめまして。
  
  リセウ劇場〜バルセロナにこんな素敵な劇場があったんですね〜。
  知りませんでした。
  ＢＯＸ席でのオペラ鑑賞、いいですね〜。
  
  オペラのチケットはなかなか取れないというイメージが
  あったんですが、当日予約ＯＫでしたんですね〜。
  うらやましいです。
  
  

  Lycee Rise さん からの返信 2008/09/27 01:41:15

  RE: リセウ劇場でのオペラ鑑賞♪

  むんさんへ
  
  はじめまして！
  リセウ劇場、実は私も訪れるまで知りませんでしたが、
  人目を引く豪華な建物でしたし、中側の装飾も素晴らしかったです。
  
  災難から再建を重ねている劇場だけあって、まだ新しくキレイで、格調がある中にも最新の設備を搭載しているような、とてもステキな劇場でした♪
  
  字幕のスクリーンが個々の座席に付いており、オペラの翻訳言語がそれぞれ選べたのも驚きでした！
  
  
  
  > lyceeさん、こんにちは。
  > はじめまして。
  >
  > リセウ劇場〜バルセロナにこんな素敵な劇場があったんですね〜。
  > 知りませんでした。
  > ＢＯＸ席でのオペラ鑑賞、いいですね〜。
  >
  > オペラのチケットはなかなか取れないというイメージが
  > あったんですが、当日予約ＯＫでしたんですね〜。
  > うらやましいです。
  >
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