2008/03/30 - 2008/03/30
30位(同エリア149件中)
たぬち庵さん
中国地方・鳥取県八頭郡 智頭町。
JR鳥取駅から姫津線に乗り換え東南へ30kmほど、中国山脈を分けいった山間地に所在する山合いの、小さな「すぎの町・ちづ」。
寒暖の差が大きく、濃霧が発生する特有な気候環境は杉の木の生長を促し、木目が細やかで美しい淡紅色の特徴のある木肌の良質の杉の木を育てる。ブランド杉として有名な「吉野杉」「秋田杉」
に勝るとも劣らない「智頭杉」も銘木のひとつなのです。
中国山地の大自然の山々をフィールドにした「トレッキングルート」がいくつも整備されていて多くのエコツアーラーが訪れるんだ。
町の総面積の90%以上にも及ぶ山林には、直径1mを超えるブナやミズナラなどの広葉樹林、スギの天然木などの原生林が広がっていて豊かな自然いっぱいのそんなところだよ。ツキノワグマや国の天然記念物に指定されている「イヌワシ」や「ヤマネ」も生息しているし、そのほかの野鳥も多くバードウォッチングにもいいね。
駅のある町の中心部から北東に4kmほど曲がりくねった林道を上がると薄暗いトンネルがある。その「トンネルを超えると雪国」でね。昭和30年代の日本の山村集落の原風景がそのままカタマっているんだ。
「板井原集落」近年脚光を浴びて世に広く知られるようになった。文化的遺産ともいえるこれら古民家や集落の保存は次の世代へ引き継ぐため修復・再生の作業がいま積極的に行われている。
また駅の近くには国登録有形文化財の「石谷家住宅」や「西川克己映画記念館」など興味深い文化施設もある。
今回は智頭の得意先回りで立ち寄り「ぶらり山陰みてある記」。
氷ノ山那岐山国定公園のすそ野にあたる芦津渓谷の「三滝」
を訪ね、茶屋で名物山菜料理の昼食を楽しんだ。
- 交通手段
- 自家用車
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芦津渓谷にさしかかる。
氷ノ山那岐山国定公園の中にある、深いV字渓谷になっていて、周囲はブナやミズナラ・スギの広大な原生林がひろがっている。 -
銘木「智頭杉」。
「サントリーウィスキー」は樽材の生産地をこれまで「企業秘密」にしていたんだけどね、この度「杉樽」の厚板の生産地は鳥取県の「智頭杉」であることを公表しました。
シュンとまっすぐに伸びた、ブランド「智頭杉」の晴れ姿。 -
渓流のほとりの小さな棚田。
里山に遅い春が訪れようとしていました。若者の農業離れと農家の収入減が問題で、のどかな田園が雑草に覆われていくのを見るとさみしくなってきますね。
山間の小さな耕作地を手豆に作っている様子にはね、ほんとうに心が安らぎます。「ごくろうさま」と声をかけてあげたい気持ちですナ。 -
山里に春を告げるフキノトウ。
つぼみが顔をだしています。寒さに耐えるように幾重にもとり巻いた「ほう」が開いて中からつぼみが出てきたところなんだね。
山菜として食べるには、このつぼみがまだ中にあるときのものが苦味が、少なくていいようですナ。
天ぷら、お浸し、味噌汁の菜、皆美味しいですね。
やはり一番の定番は「フキノトウ味噌」かナ。 -
雪解けの野に「ザゼンソウ」
フキノトウと競うように顔を出していました。
まだ付近に雪が残っている頃より芽を出して、自ら発熱してあたりの雪をも解かすと言うんだからすごいね。袈裟の中に小指を入れてみたらやはり、ほんのり暖かく感じたよ。 -
渓流に潅ぐ雪解けの冷たい水。
このあたりは豪雪地帯です。近年は雪の降る量は減っていますな。やはり地球温暖化のせいでしょう。
それでも積雪の量は1mを超えますからね。
この冷たくて透きとおった水は、大地に浸みこみ麓の森や農地を育て、人々の生活を潤してくれているんだね。手のひらですくって飲んだらとても美味しい水だったよ。 -
林道中腹から麓にある芦津の村を見る。
芦津の郵便局のある所を川沿いに右に上がると「三滝」。
左へ入るとさらに山深い「八河谷」へ入る。
キャンプ場や、トレッキングルートも楽しめて四季折々の大自然の醍醐味を味うことができる。 -
林道の傍らに黄金に輝く花「ミツマタ」。
山の南向こう側は岡山県の北部になり、ミツマタの一大産地として知られる。
此処からは大量の「ミツマタ」が大蔵省印刷局へ納められてね。加工されて、皆さんの財布に収まっている有難い「お札」になっているんです。
まさに「黄金の輝き・ミツマタの花」なのですナ。 -
天空の滝「三滝」
古くから竜神が宿る滝と言い伝えられ、雨乞いの神として信仰されてきた滝です。
高さ21mで水量が増えると、滝の流れが3筋になって水が落ちてくることからこの名の由来になっている。
岩山の頂上から水が落ちる様は空から湧いてくるようにも見えて「天空の滝」ともいわれる。 -
「三滝」にある茶屋「みたき園」の庭。
昭和の初期の頃を偲ばせるような田舎の原風景であるな。大きな水車が回り、水車の力で杵が振り下ろされ、ゴトン!ゴトン!籾を掏るのどかな田舎の風景、周りは鶏が走っていたりしてね、おもわず水車の動きに見入ってしまいました。 -
御用承り処。
おもてなし料理の山菜コースは要予約となっていましたが、冬期間休み明けで、開園間もないことからまだ予約は多くないとのことで「竹コース」承っていただけました。
【竹コース】料金 2,625円
【杉コース】料金 3,885円
【桧コース】料金 5,775円
その他 お抹茶セット 525円
みたらし団子 (2串) 210円 など -
藁屋根の古民家。
私たちの祖先が定住生活を始めた、縄文・弥生の時代から茅葺の住まいは、日本人の生活の源でした。
現在でも自然と農山村の原風景そのものなんだね。
茅葺屋根の残っている景観は人々の心に無限の郷愁を誘い、こころ豊かな、想い出を引き出してくれるんだね。街の方ではもう、落ち葉を集めて「焚き火」もしないんだろうナ。 -
古民家の軒先。
全国にはまだ茅葺屋根の民家や寺社が数多く残っているが、維持していくには大変な苦労があるんだねえ。
今ではカヤ葺きの職人さんも激減していて遠くから専門の人に予約しなくてはいけないし、毎年少しずつ茅を刈りとって保存しておかなければならない。
それに葺き替えの作業は大勢の人出がいるんだよ。
たいへんだねえ。個人では難しくなってしまったナ。 -
障子張りの戸口。
障子ってのはなかなかに風情があってイイもんです。
私の実家はたくさんの障子があってね。毎年いつの頃か忘れたけど張替をやってたな。嬉しくてね。いつも障子を破ると叱られていたけど、この日ばかりは母に頼まれて思いきり破くんだね。(笑!)戸を運び出しそれを裏の井戸の傍らでタワシで洗ってね。またそれからが大変な作業だったナ。なつかしいね。 -
入口から庭を眺める。
かまどや囲炉裏の煙と煤の油で黒光りする柱と板戸。
広い土間があって梁組はむき出しで力強いね。戸口からは外の柔らかい日差しでね、癒しの空間がここにはいっぱいあるね。 -
囲炉裏火がとろとろ。
地方により造りや配置さらに呼び名も様々だが暖をとり、煮炊きもして家族団欒の中心的な役目を担ってきた日本の伝統的なものであったんだねえ。
煙や煤が立ち上り茅葺屋根を内側から燻蒸して、防水効果や殺菌効果が増すんだよ。寒い地方では終日囲炉裏の火が絶えることはなかったんだね。だから火もちのよい薪は生活必需のものだったな、昔は。 -
「ようこそ、おいでませ。」番茶の香ばしい香り。
竹かごに一輪の花が差してあって熱いお絞りが入っていた。
青い急須に香ばしい香りの番茶、ゆらめきたつ白い湯気に、一昔前の田舎のなつかしさと安らぎが時を忘れさせてくれます。 -
自然の恵みと山の幸の山菜料理。
炊き込みご飯:タケノコとシイタケが入ってる。
手作り豆腐:自家製ワラビ入り
天ぷら:ヤマブキ、イタドリ、ヨモギ、オサツ
鉢もの:昆布、タケノコ、コウヤ、フキ
大皿:ジャガイモ、????
茶碗蒸し:ユリ根、クズ、シイタケ、餅
お汁:ワラビ、ナメコ、酒粕
メモったけど間違いがあるかも、杉・桧コースはニジマスのあらいとかイワナの塩焼きとかがあってたいそう旨いってことでしたよ。 -
ヨモギ餅、新芽の香りで美味いね。
子供のころのよもぎ餅。春先によもぎの新芽を摘んでむしろでカラ々になるまで影干しにする。冬の前の暮れが近づくころ、水で戻して細かく刻む、正月の白いお餅を突き終わってからよもぎ餅をかなり大量につくんだ。この餅はもち米には2割くらいの米粉が入っている。秋に獲れた米の出来の悪いもの(コゴメ)を石臼で挽いた米粉だね。これを冬中食わされる、いやいただくんだ。早めに焼いて食べるものは小豆の餡が入っているからまあ良いとしてもね。まったくの商品としての米を減らさない生活の知恵だったんだね。(感謝!)いまさらあれは旨くなかったなどとはいえないね。 -
どうも、ごっそさんでした。
スローライフとかノスタルジーとかのカタカナ語では語りつくせぬ素朴な「日本人の心のふる里」「素朴な心の原風景」そんな安らぎを感じる空間があったねえ此処には。
亡くなった母と家族そろってきたのは5年位前の秋だったか紅葉がきれいだったな。また秋に来てみたいな。 -
お土産に「手づくりコンニャク」。
市販のコンニャクは「こんにゃく芋」を収穫してすぐに製粉処理する。だから市販のコンニャク製品は製粉したものから作られる。
手作りこんにゃくはよい生芋を使って手作りだから、色や見栄えはいまいちだけど、素朴で香りがよくてコシがあって美味いね。田楽味噌をつけていただきました。 -
少し下って、「アヤキシンイチ」さんのお店で
健康にはよくない「たばこ」を買った。入口の上の白い看板に店の名がローマ字表記していた。
かなり歴史のあるお店だなこれは。塩・たばこ・酒類を置く店はちゃんと政府の許可が必要ですからな。
「三公社五現業」もうかなり民営化が進んでいますね。学校の「社会科の問題」もずいぶん昔とは変わっているんだろうな。 -
日本専売公社の「煙草小賣所」の看板。
専売公社は「たばこ・塩・樟脳」を扱うための公社だった。その後、樟脳は専売品ではなくなり今では「日本たばこ産業株式会社(JT)」がたばこの独占製造権と塩の専売権を引き継いでいる。
※「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。」
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この旅行記へのコメント (25)
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- ateruiさん 2008/05/07 21:51:09
- たぬち庵さん こんにちは
- 和がぎっしり詰ったブログ拝見しましたぁ!
藁葺きの家 囲炉裏 琺瑯の看板 素敵です。
時間がゆっくりでいいですねぇ〜!
- たぬち庵さん からの返信 2008/05/08 19:35:21
- RE: たぬち庵さん こんにちは
- enn8801さん、どうもこんばんは。訪問ありがとうございます。
ランダムのトラベラーさんでお会いしました。
たくさんの旅行地と旅紀行は素晴らしいと思いましたよ。
私も今年に入ってから始めました。心のサプリメントになりはせぬかとブログを始めてみたいとかねてから憧れていましてね。始めたんですけどインターネットの要領が難しくて、そんなときに当旅行ブログに出会いましてね。
コチコチやっています。
芦津の里にあった、専売公社の琺瑯引きのなつかしい看板に目をとめて頂き嬉しいですね。あれなどもインターネットで調べてみましたら、やはり興味をもっていらっしゃる方が結構いるんです。姿が消えてゆく古く懐かしいものを記録していくのもまた、楽しいものですねえ。
enn8801さんの旅行記、また寄らせていただきます。
コメント、どうもありがとうございました。 たぬち庵
追伸:プロ野球観戦の記事欄、の頭。2668年→2008年に訂正がよろしいかと。
- ateruiさん からの返信 2008/05/08 22:39:48
- RE: RE: たぬち庵さん こんにちは
こんばんは たぬち庵さん
皇紀は昔から普通に使ってるので使っただけなんですがぁ、厭な思いされたり誤解されたりするのがざんねんで・・・なりません。。ご迷惑おかけして申し訳ありません。
専売公社の琺瑯看板は実は私も持ってるんですよん。色が青ですが。赤と青で如何違うんでしょうかぁ?
- たぬち庵さん からの返信 2008/05/09 09:16:04
- RE: たぬち庵さん こんにちは
enn8801さんどうも大変失礼なる書き込みをしましたようで、ごめんなさい。つい0と6とを間違えた単純なるミスなのかと失礼をいたしました。
認識不足と無知を恥じ入るばかりです。神武天皇即位から始まる皇紀の記述であること返信メールいただいて、はっとすぐに思い当たりました。ほとんど元号と西暦を日常的に使用している今日、日本人として忘れてはならない
我が国の紀元節について、うっかり忘れてしまっていました。
enn8801さんの意味深い記述にケチをつけたようになってしまい大変申し訳ないです。無知な田舎爺さんの言うこととしてお許しください。
古き良きものを、愛する私にとって大切なことを想い起こさせて戴きました。enn8801さんにはいやな思いをさせてしまいましたがいい勉強になりました。
あらためて、お詫びとお礼を・・。 たぬち庵
- ateruiさん からの返信 2008/05/09 19:38:58
- RE: RE: たぬち庵さん こんにちは
- たぬち庵さんこんばんは〜〜
いえいえぜんぜん厭な思いはしてないんですよん。
よく ○よくに間違われるんです。スキンヘッドという髪型にもあるのかもしれないんですがぁ、以前からちょくちょくあるので大丈夫です。どうぞご心配なくです。
皇紀があるのに使用されないので少しでも啓蒙しようと思ってのことなんですよん。学生時代、もう一人、皇紀使ってる同級生がいましたが彼もいまだに年賀状では皇紀派です。遠くに引っ越してしまったので会うこともできないんですがぁ。
大先輩たちは皇紀を厭がるのは理解してるのですがぁ、戦争や厳しい時代から皇紀を切り離して考えて欲しいというのが実感なんですよん。
逆に厭な思いをさせてしまい申し訳ありませんでしたぁ!!これに懲りずにこれからもどうぞよろしくお願いします。 ☆感謝多幸☆
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- 白い華さん 2008/04/14 19:36:14
- たぬち庵さんの ファン! 多し〜〜。(♪)
- 今晩は。
「田舎爺さん」の 決定版!のような 田舎の 情緒!溢れる 旅行記・・・ どの お写真!も 心 引かれ、しみじみと 「田舎 風情」に 浸りたくて、 眺めてしまいます・・・。(♪)
真っ直ぐ!に 天 高く!伸びたーーー杉山。
なるほど、ウイスキーの メーカー!も 目をつけるの・・・わかりますねぇ〜。
それにしても 旅行記! 第一位。得票数 38票。とは、大人気!ですね〜。
皆 たぬち庵さんの
<<<「正直!な (田舎の)おじいちゃん」が (その時 思ったことを) 語ってくれる>>>−−−−そんな 気取りの 無い! (たぬち庵さんの)人柄!!!が 大好き! なんでしょうね〜。
私は そんな 魅力!を 感じていますヨ〜。(♪)
腰の 具合! 大事に なさって 下さいませ。杖が 必要!?
でも 季節や 時期によって、腰の 調子! 良くなったり すると聞いて ホッ!と しました。
これからも 素敵!な 旅行記 ・・・楽しみにしていますね。
それでは また
- たぬち庵さん からの返信 2008/04/14 21:24:13
- RE: たぬち庵さんの ファン! 多し〜〜。(♪)
- はーい。こんばんわーーー(♪♪)。っとこう書くのかな。(笑!)
何やらこの書き込みはもう、パッと見に誰からのものなのか判りますな。パソコン画面がぱっと明るくなったようなそんな感じになりますよ。
「爺さんの旅行記」ナンといってもね、ほら、あのローカル色が強いんでねえ。撮影加減もごまかし気味にね、年の功の御託を書き連ねているんで、さも味わい深く感じてくれるんでしょうね。近頃は、お年寄りを大切にする風潮もでてきておりますからな。公的機関はそうじゃないけどね。
まあそんな訳でね。ありがたいことですな(投票の件)。ちょっとしたことで元気になれます。
「腰痛」いつものことでしてね。大体に若いころから腰痛があってね、とくに春先はこんなことになります、だからツエー(杖)味方が必要なんです。遠目にみても体が「く」の字に曲がってしまって2週間ぐらいはまっすぐになりません。
またぞろ出かけたいと思っていた矢先なんでね、アセってきますな。でも車の運転は問題はありません。休み々走っています。心配していただいて感謝しています、ありがとう。また近くのものでも観て来たいと考えています。
そいじゃまたね。 ありがとう、たぬち庵。
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- バートンさん 2008/04/14 00:46:39
- 風情ありますね
- たぬち庵さん、こんにちは。
古民家いいですねぇ。見ているだけでも落ち着きます。
障子は祖母が年末になると張り替えていたのをよく手伝いしました。
子供の私にとっては遊び感覚でしたが、あれって大変なんですよね。
よもぎ餅も土手や野原で見つけてはよく作ってもらいましたよ。
でも本当は冬の非常食なんですね。初めて知りました。
たぬち庵さんの旅行記を拝見し
懐かしい思い出に浸らせていただきました。
バートン
- たぬち庵さん からの返信 2008/04/14 20:29:42
- RE: 風情ありますね
- どうも、こんばんわ。書き込みを有難う御座います。
何かこう、大先輩に肩に手をかけていただき、声をかけて頂いたようなそんな気持ちでいます。
いつも素晴らしい写真記の数々、見せてもらっています。
すっきりきれいに撮られた写真の間に々見せる人々とのふれ合いや自然や植物をスパッと切り取って盛り込み、どれもいい写真記だと感心するものばかりです。そんなところを見習っていましてね、教科書のようにさせてもらっています。全体の構成まで気を配ったとてもいい写真記に仕上がっていますから、とても印象に残ります。
古い民家の懐かしさや、障子の張り替えの様子なども懐かしく語れるような、子供時代の感性を共有しているお人ですからね、さらに親近感を感じております。
旅のそらに、人びととのふれ合いを大切にしておられるスタイルも、私たぬち庵も同じ気持ちでありますな。
ありがとうございました。 熱烈的ファンのたぬち庵。
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- めぐみ☆さん 2008/04/13 08:40:05
- 良いですね〜
- たぬち庵さん、お早うございます。
HNを変更しました、旧唐八景ですm(__)m
囲炉裏のあるお店…素敵ですね!!
こんなお店で食事したらホッコリして中々帰れそうにないみたい、、
中国道を走ってる時に「浜田」の案内板を見ては夫と「上にも行ってみたいね〜」なんて話してます。
- たぬち庵さん からの返信 2008/04/13 11:53:20
- RE: 良いですね〜
- めぐみ☆さん、こんにちは。いつものものと違うものになっていますね。
私の感覚の中には、あの塔の写真が視覚化して、わび・さびがあって古風な感じの寺社めぐりの好きなお方のイメージが固定してしまっていますからね、ちょっとした「切り替え」が必要ですな。はい、わかりました。
また、里帰りのときなどは、9号線沿いにね、ほんのわずか入ったところにいろいろ見ごたえのある所がありますからね。ぜひ立ち寄ってみたらいいと思います。だけどやはりね、なかなか一人じゃないといけませんな、たびは。連れがあったり、時間の制約があったりするとなかなかに自分の世界に浸れませんからね。
機会があればぜひ、山陰もゆっくり楽しみにおいでくださいな。
ありがとう、これからもよろしく。
たぬち庵
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- 晴れ男。さん 2008/04/12 23:51:38
- こんばんわ。
- たぬち庵さん、初めまして。
晴れ男。と申します。これまでのご訪問、投票までいただきありがとうございます。
智頭の町、趣があって素敵ですね!
昔ながらの風景に心癒されますし、憧れます。
この春の選抜高校野球に八頭高校が出場していましたね。
鳥取県、いってみたくなりました。
これからも体調など崩されませんよう、元気で過ごしてくださいね。
それから旅行記、楽しみにしていますよ。
これからもよろしくお願いします。
晴れ男。
- たぬち庵さん からの返信 2008/04/13 11:26:17
- RE: こんばんわ。
- 晴れ男。さん、こんにちは。由緒のある説明・丹念な旅行記、いつも御邪魔しとりますよ。旅の愉しみ方も共感をもっていますんでね。なかなか読ませるポイントもあっていいですね。愉しませてもらっていますよ。
ここのところ、これまた持病の腰痛がチョとでましてね。「杖」がいるんです。季節の変わり目はいつもこうなんですがね。もう少し暖かくなったら調子も良くなってきますんでね。またウロウロしてみようかとおもっています。このあたり(鳥取・島根)も歴史や神話に因んだところも多くあって、晴れ男さんの興味を引くところもたくさんありますからね。またぜひこちらのほうへも旅してみてくださいな。また旅行記のほうも、たのしみにしています。
ありがとう、これからもよろしく。 たぬち庵。
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- ishicameraさん 2008/04/10 23:54:48
- フキノトウ
- 今晩は。
山間の春を感じる素敵な旅行記ですねぇ。
フキノトウいつもだったら美味しそうと思ってしまうのですが、この写真をみると食べるのがもったいない位、ちょっと崇高な感じがしちゃいました。
フキノトウってこんなに綺麗だったんですねぇ。
今度はじっくりフキノトウを見てみようと思います。
- たぬち庵さん からの返信 2008/04/11 09:36:15
- RE: フキノトウ
- どうも、おはようございます。書き込みをありがとう。
今年ゆっくりお花見はしていないですけどね、ishikameraさんの桜の報告、じっくり楽しませていただきましたよ。とくに桜の木の幹からポツンと咲いてる写真は特に気に入りましたな。あれは可憐さがあっていいね。私は豪華華麗に咲いてる様子もいいですが、あのような風情の方が好きですねえ。
フキノトウもまだ葉が出る前に、フキノトウだけが独立したかたちで地面に顔をのぞかせるんですね。すぐ、あっと言う間に花になってしまいますな。そうすると、茎でつながっているフキの葉が出てきますね。
種類もいろいろあるんでしょうが、山深いところのフキは香りも強くてね、しっかりアク抜きをすると、とても美味しいです。
フキノトウやフキは見掛けると、やはり山菜としてみますからねえ。山里にひょっこり顔を出した様子をね、ゆっくりと愛でて愉しむのもいいですな。
これも一つの「花を見る、花見」なんですかね。
どうもありがとう、これからもよろしく。 たぬち庵
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- ぶうちゃんさん 2008/04/08 01:40:13
- こんばんは
- 智頭の地名は知っていましたが具体的にどういうところかまでは知りませんでした。結構魅力的な所ですね。
- たぬち庵さん からの返信 2008/04/08 17:11:56
- RE: こんばんは
- アハハ!どうも、事務所出たり入ったりしていましてね。夕方になってしまいました。
智頭の町、爺さんふうに紹介します。
鳥取市から南がわの山の奥地へ向けてね、千代川に沿って入りますと、智頭の町は中国山地の中にポツンとありんですよ。岡山県との県境あたりです。人口8000人ほどの小さな町です。特産はやはり木材の「杉」です。それと町の花としても有名なんだけどね、「どうだんつつじ」がたくさん自生しています。
これは高山植物でね、山深い所に登って汗を拭きながら、清々しい空気を肌で感じて遠くの山を眺めながらふとま近に視線を落とすと、小さな鈴蘭のような淡いピンクの花が房のように垂れている。とこのように愉しむべき花だと爺さんは思っていますがね。今では植木のように栽培されて、鉢植えにして売っております。でもまあ風情があって、桜がすんだ時分に楽しめます。
この町は一時期、町村合併で鳥取市に組み込まれることになったんですがね。この町の人たちは町の首脳陣に反対を唱え、町民投票をしてネ。小さい町だけど貧乏な町だけどみんなで力を合わせ、町独自の力で未来を切り開く道を選んだ人たちが暮らしているそんな町何ですな。冬は雪に覆われてね、森に囲まれ、自然の豊かな山の町です。こんなところですかな。
それでは、また。 ありがとう。 たぬち庵
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- annakさん 2008/04/07 22:50:46
- 芦津・板井原、好きなんです。
- たぬち庵さんこんばんは、annakです。
大好きなんです。智頭・・・・
去年の秋は芦津で紅葉を楽しみました。
そして冬の雪祭り。ここはいいですよね。
旅行記でしっかり紹介されうれしいです。
ところで「ろくろう豆腐」はお嫌いですか。
最近は鳥取市内の普通のスーパーでも
販売しているところがありますが
もともとは兵庫県の「イカリスーパー」専用商品だったんです。
賛否ありますがannakはあのやわらかい「絹こし」が
大好物です。
また鳥取旅行記お願いします。
- たぬち庵さん からの返信 2008/04/08 16:11:52
- RE: 芦津・板井原、好きなんです。
- はい!こんにちは。いつもありがとう。
智頭は静かな山のまちでいいでしょう!お気に入りの所だったんですね。
やはり芦津渓谷は何と言っても紅葉のころが最高にいいと思いますねえ。
annakさんは花や植物や自然をうまく写真にしておられますから、花の咲く時期や紅葉がきれいな時が相応しいかなと。牧谷の「かきつばた」なかなか穴場通ですねえ、ほんとに。時期を外さず盛りの頃をとらえるのはやはり、心掛けないとできません。いやいつも感心しておりますよ。近場にいてもいいタイミングはつかめんですからね。
「ろくろうさんの豆腐」工場が芦津の三滝の川のそばにありますしね、できたころから「智頭の名産」だと思っていましたよ。兵庫県のほうの業者さんの開発商品でしたか、全く知らなかったね。初耳でしたよ。
柔らかいろくろうさんの絹ごし豆腐は本当に美味いです。上の娘が智頭出身のひとに嫁いでいましてね、なにかあるとこの嫁ぎ先の実家から、それは々大きな箱詰めで届いてきてね、しばらくは豆腐ざんまいですな。毎日食しても豆腐と油揚げは飽きると言うことはないですな。きれいな山の湧水を利用していい豆腐をつくっていますからねえ、この「ろくろうさん」は。いや近場の情報なのに思いがけないところからいい情報を頂きました。
ほんとにありがとうございました。またよろしく。 たぬち庵
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- 前日光さん 2008/04/07 22:28:54
- いいですねぇ〜
- こんばんは!
たぬち庵さんの旅行記は、深いです。
ごまかしがありませんね。
写真のセンスもコメントも、これまでの人生経験から
にじみ出てきたもので、決して第三者が取って代わる
ことはできませんよ。
智頭杉の、なんという美しさ!
久しぶりによい写真を見せていただきました。
ところで、八頭町や島根県の八束町などは、
八岐大蛇伝説と関係あるのでしょうか?
八というのは「八百万の神」の方からきてるのでしょうかねぇ?
地名や苗字に、とても興味があります。
日本人のルーツに繋がるような気がしまして。
あ、話が逸れてしまいましたね。
とにかく、秀逸な旅行記を見せていただきました。
ありがとうございます。
- たぬち庵さん からの返信 2008/04/08 12:17:02
- RE: いいですねぇ〜
- どうも、こんにちは。さっそく見ていただいてありがとうございます。
ずいぶんにお褒めの言葉も、頂いてね。嬉しいですな。
「八百万の神」これは日本神話の昔から天照大神をはじめとするたくさんの神を総じて表すときに用いますが、特に古代日本においては「八」の数は「聖なる数」であった様です。「末広がりで」日本や中国では幸運を意味していますね。また漠然と大きいことを示すのにも使われます。ですからたくさんの神、八百万(やおよろず)なんでしょうな。他にもたくさんの花びらを持つのは八重咲き、八雲、八島、八方手を尽くすなどだからこの辺にもご指摘の地名の八頭、八束などその他沢山事例がありますね。
ヤマタノオロチ、八つの頭をもった大蛇が、出雲の国の年老いた夫婦の八人目の娘(くしなだひめ)を食いに来る年、スサノオノミコトが通りすがり、
ヤマタノオロチを退治します。ヤマタノオロチは8つの頭で、8つの尾がついていて、長さは8つの谷に及ぶでっかい蛇だったそうですね。こいつをやっつけるのに八塩折酒を造らせて、ふらふらにさせてから剣を抜きズタズタに切り刻んだと言います。このときに大蛇の中から出てきた太刀が有名な「天叢雲剣」ですな。有名なヤマトタケルに伝わり、迫りくる火炎を防いで草むらを切ったことから「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」と呼ばれるようになるんですな。これは今に伝わり、「皇室の三種の神器」のひとつです。
現在は名古屋の熱田神宮に祀られているそうですが、私は拝見したことはありません。
ヤマタノオロチを退治したスサノオはクシナダヒメと結婚して家を建て暮らしたそうですが、空を見あげて「すがすがしい、いい気持ちだねえ。」と幸せな気持ちで歌を詠んだんですな。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻篭みに 八重垣作る その八重垣を」
この家のあった処だとされる場所は須賀(すが)といい今の島根県奥出雲町にあり、現在は須賀神社になっています。このスサノオノミコトが詠んだ歌は「古事記」に出てくる最初の歌で、和歌の元祖といわれていますね。
このように、古代や神話に因んだところがこの周辺は数かぎりなくと言っていいほどありましてね。まあ私の「ぶらり山陰」シリーズは数年つづきます。
少しづつ進めていきますんでね。また、見てくださいね。
ではこの辺で、ありがとうございました。 たぬち庵
-
- M-koku1さん 2008/04/06 18:31:14
- ブンブク茶釜かと思いました。
- たぬち庵さん
山陰ぶらり旅、今回は実に日本を感じさせる旅行記に仕上がっていますね。
いいなあ、こういうのって。
囲炉裏の写真は、おもわずぶんぶく茶釜を思い出させられてしまいました。
サントリーはここの杉で樽を作っているんですか。
私の旅行記に、テネシーウイスキーのジャックダニエル工場をおとずれた時のものがありますが、
このときに、樽にする木の種類や焼き具合で、ウイスキーの香りがまったく変わってくるということを学びました。
日本のウイスキーには日本の山里の杉が似合っているんでしょうね。
何となく納得するような・・・
ミツマタの花は始めてみました。
あの木の変身後を少々ほしいものですね。
あまりご縁がありません。
ああ かなしい--- (^^;
- たぬち庵さん からの返信 2008/04/07 18:12:59
- RE: ブンブク茶釜かと思いました。
- はーい!元気ですかな。またひとつできましたよ。さっそくどうもありがとう。取り立てて観光には向かないところですがね。このあたりにはちょっと出かけると最寄りにこんな場所がたくさんあるんです。よい天気に恵まれて昼食の時間をひっかけるとね、どこでも楽しむことができるんですよ。
いい商売やってるでしょ。(笑)写真撮ってるときに天候が急変したりしてもまた何日かして出直せばいいからね。
この間も近くに「湖山池」というところがあってね、撮っていましたら急に雲がでてきて大雨です。続きはまた近くに用が出来たら撮ってきますよ。こんな具合ですからね。おもしろいね。
今回の「智頭の芦津渓」も昔、仕事の関係でよく通ったところなんです。自然の豊かなところで、人情もあつい土地柄です。町には仕事の間、2年位住んでいましてね、友人もいます。サントリーに智頭杉を納入している製材会社の人もよく知っている方です。最近は製材業も経営は大変ででしてね。この付近でも木材関係で会社をたたんだ老舗の材木会社が多くありますな。
サントリーはまた「美味しい山陰の水」に着目して、ここから1時間ばかり入った江府町というところで天然水の工場を建設していますよ。地方の景気も早く回復して経済も明るくなってほしいですね。
「姫」のジャックダニエルの工場見学も以前、見て覚えていますよ。あれはきれいに写っていましたな。洋酒造りにはやはりモルツを寝かせる樽材が重要なんだねえ。日本酒の樽のヒノキの香りもいいもんだしね。この爺さんはあまり酒類は飲まないけどやはりいい酒はわかりますよ。発泡酒と本物のスーパードライくらいはね。(笑!)でもまあワインは好きです。鳥取には「北条ワイン」という地場のワインがあるんですが、これは安くて旨いな。本場のワイン好きの人でも唸るほどのものですな。ほんと。試してみては?
「ミツマタの花」初めてでしたか。日本では江戸時代頃から製紙の原料に栽培されたようですが、鑑賞用にしなかったんでしょう。私も民家の庭などでは見かけたことはないです。手で折ると中の幹はぽきりと折れますが、皮は強靭でねズルリとしてくっついて、離すことができないよ。
沈丁花の仲間でね、世界的には花を楽しむために植えているらしいよ。
眺めるのもイイもんだけど、やはり印刷してるやつはもっといーですな(笑)
ではまた、 たぬち庵
-
- 三昧さん 2008/04/06 18:13:04
- 智頭杉にアリガトウ
- たぬち庵さん 今日は浜名湖の桜は最高潮でした。
「ぶらり山陰みてある記」はシリーズ化されますか?是非、して欲しいです。
鳥取には、神奈川から車でも何回か通いました。智頭は通過コースでしたが、たぬち庵さんの旅行記で、サントリーの・・・・納得できるような、静かな所で育まれた凛とした智頭杉から芳醇なウイスキーが、今宵も私の喉越しを通過していると思うと、智頭杉にアリガトウと言いたくなりました。
- たぬち庵さん からの返信 2008/04/07 16:39:17
- RE: 智頭杉にアリガトウ
- どうも、こんにちは。
浜名湖の桜、満足しましたか、天気も良かったみたいですね。
このところ、皆さんの桜便りがたくさんあって、毎晩お花見をやっておりますよ。どこの桜もいいですな。やっぱり日本人は桜を眺めると心が華やいでくるんでしょうねえ。鳥取のこのあたりも今が最高潮というところです。
少し山深いところは、未だ蕾のところもありますので時間差で愉しむこともできるんですよ。
「ぶらり山陰」はシリーズでねやりますよ、日帰りコースでもたくさんの対象があります。
ですから、あまり観光化していないところのものでも撮ってみたいと思っています。地方の歴史に因んだ所や、あまり知られていない場所でも「癒し」を味わえるところをまた撮ってきます。
写真はありきたりのものですが、つぶやき部分をチョと見ていただいてね、意のあるところをみていただくと嬉しいですな。
また、これからもよろしく たぬち庵
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