ひとり旅 [254] 九州縦断２２００Ｋｍの車旅【30】 ＜平和台公園?はにわ園＞宮崎県宮崎市

2008/03/09 - 2008/03/12

＜＜九州縦断２２００Ｋｍの車旅＞＞

■平和台公園はにわ園
　平和台公園内にある「はにわ園」は遊歩道のある林の中に約400基の埴輪複製品がところ狭しと並んでいます。
　埴輪は、本部マサさんという埴輪作り一筋に生きてきた方が、各地で発掘されたはにわをそのままの形で再現して思い出にと寄贈したもので、それを県が公園を造って保存したものです。
　
【手記】
　車旅３日目は時間との闘いでした。鹿児島国分市を出て、桜島・鹿屋・都井岬・鵜殿神宮・平和台公園と周り、忙しかったですね。(〃´o｀)=3）
　明るいうちに宮崎市の平和台公園の観光を済ませ、日暮れと同時に宮崎から熊本菊水まで一気に走って行き、道の駅‘きくすい’で車中泊しました。

エリア 宮崎市(宮崎)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車

宮崎県宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
　はにわ園は４トラ「エボはち」さんからの情報です。
　平和台公園内の平和の塔横にある「はにわ園」は遊歩道のある林の中に約400基の埴輪の複製品がところ狭しと並んでいます。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園「はにわ館入り口」
　埴輪は、宮崎市内に住む｢本部マサさん｣という埴輪作り一筋に生きてきた方が、日本の各地で発掘された埴輪をそのままの形で再現して生涯の思い出にと寄贈したもで、それを県が公園を造って保存したものです。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
〜埴輪から分かる古墳時代〜
　古墳にたてられた素焼きの土器をはにわと言います。北は北海道から、南は鹿児島まで分布しています。
　はにわから、当時の人々の生活や、社会の仕組みなど、古墳時代の文化を知る事が出来ます。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
　宮崎県には、全国的にも珍しい「舟形はにわ」や「子持家形はにわ」をはじめ、多数の「円筒はにわ」が出土しており、これらの素材を生かして民芸品としてのはにわの制作が行われていました。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
　はにわ園は、古墳になぞられた盛土がなされ「動物」「農夫」「武人」などのはにわが多数設置され、現在は約２００種４２０基あるそうです。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
　古代人の生活風景、農民、武人、踊るはにわ、家形、舟方などが遊歩道にそってならべてあります。

〜はにわ園に設置されている主なはにわ〜
・武人・半身武人・踊る男・踊る女・船・家・子持ち家・巫女・ふりかえる犬・鳥・水鳥・馬

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
　（◎＿◎；）すごいな。よく分かりませんが、暫しの間埴輪談義をしました。

〜はにわ園に設置されている主なはにわ〜
・馬・貴婦人・猪・玉だすき・農夫・琴を引く男・琴を引く女・鍬を持つ男・とんがり帽子・にわとり・たすきをかけた男・たすきをかけた女・水をくむ女・両手を上げた女・顔に入れ墨をした男・盃を手にした男・ひざまずく女・笑う男･･････　　

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
〜はにわ園に設置されている主なはにわ〜
・王冠・袴をはいた男・袴をはいた女・蛇壺・鷹匠・両手を胸に上げた男・ひざまずく男・盛装の男・盛装の女・円筒・盃を手にした女・盾・傘をかぶった農夫・盃を手にした男・盾を持った男などなど。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「子持ち家」
　西都原１６９号墳出土で全国唯一の埴輪。
　一般的な家型埴輪は母屋が１棟であるのに対し、この家型埴輪は竪穴の母屋に４棟の付属がついています。
　豪族居館の一部を表しているのが特徴です。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「踊る男女」
　半身像で作られる「踊る男女」の埴輪で、手を軽く曲げ、左右の手を交互に上げ下げする仕草をしています。
　半身像は身分の低い侍女（じじょ）、楽人（がくと）、農夫、馬飼いなど下層の人々に見られています。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
　「武人と馬」
　馬型埴輪には鞍を載せ、くつわの両端に鏡板を、胸や尻の帯には鈴や杏葉などの飾り金具をつけて着飾っています。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「馬（飾り馬）」
　権威の象徴として、儀礼の場に引き出されたものと見られています。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「たすきをかけた男」

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「切妻造の家」
　カヤを葺いた屋根には網代を縁で押さえ、堅魚木（かつおき）を乗せています。
　豪族の権威を表す堅魚木は今日、社殿建築に見ることが出来ます。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「盾形埴輪」
　器具埴輪のなかでは古くから出現している。表面に魔除けの直弧文（ちょっこもん）や三角文を描くものが多く見られます。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「朝顔形円筒埴輪」
　土管のような形をした普通円筒と器台に壺を乗せた朝顔形円筒（写真）があります。
　古墳に使用される基本的な埴輪で、分布数や個体数の最も多い埴輪です。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「？？」

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「盾形埴輪」
　器具埴輪のなかでは古くから出現している。表面に魔除けの直弧文（ちょっこもん）や三角文を描くものが多く見られます。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「武人」
　桂甲（けいこう）という鉄の甲（よろい）に篭手（こて）をつけています。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「武人」
　頭には鉄製の衝角付冑（しょうかくつきかぶと）をかぶっています。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「武人」「後方ははにわ橋」
　右手には刀の柄（つか）を、左手には弓を握り、背中には矢を入れる靭（ゆぎ）を背負った完全武装の武人像です。
　後方の橋は「はにわ橋」

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「半身武人埴輪」
　上半身を守る短甲と呼ばれる甲（よろい）をつけた武人埴輪は５世紀後半だけの限られた時期に現れました。
　甲冑型埴輪から人面を表した武人埴輪へと変遷したと見られています。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「？？」

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「武人と飾り馬」

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「舟」
　この舟形埴輪は西都原古墳群169号墳から出土されたもので外洋を航海する大型船を表現しています。
　大木をくりぬいて舟の底部とし、上部の両舷には複数の櫓をつけるための突起部を持つ準構造舟です。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
「聖火台」
　オリンピック東京大会で、はにわ園の隣の平和台公園で迎えられた国内聖火リレーの基点として国内最初の夜を燃やしたのがこの聖火台です。
「神々の降臨」
　全高2ｍ40、口径87ｃｍで、外側には神々が高千穂の峰に降臨されたという古事が描かれています。
　はにわ館の入り口に設置されています。

宮崎市＜平和台公園?はにわ園＞

■はにわ園　-Haniwa Garden-
　向こう側は、はにわ館の入り口です。
　妻は、たいへん考古学が好きでした。ふたりで観光に来たかったですね。

宮崎市＜平和台公園＞

●平和の塔
　はにわ園散策終了。宮崎観光はこれで終了です。

宮崎市＜宮崎自動車道＞

■はにわ園をあとにして
　明るいうちに宮崎市の平和台公園の観光を済ませて、日暮れと同時に宮崎から一気に熊本菊水まで約２５０ＫＭ！延々と走って行きました。

　道の駅‘きくすい’で車中泊です。

熊本市＜熊本城＞

■熊本城天守閣
　翌日、熊本城へ。

熊本市＜熊本城＞

■熊本城のレポは、次の旅行記でアップします。