食パン電車に乗りに行こう(2008年冬・直江津へ)

2008/01/12 - 2008/01/12

16時17分、369M富山行きは定刻に福井を発車。すでに福井駅の構内放送で「湖西線が強風で遅れているので、全列車米原回り、京都以遠の駅の到着は 20〜30分遅れ」のアナウンスが入っている。先ほどの雷鳥遅れによる南今庄発の遅れの通りなのだが、湖西線回りで来る列車が揃って米原を回っているので、ダイヤを組み替えている方は大変だろうと思う。
途中、牛ノ谷までの上り区間や倶利伽羅峠では、種車から引き継いだMT54のモーター音も全開で走るなど、往年の583系らしい走りも見せてくれた。
加賀温泉で7分停車。その後、小松でしばらく停車してしまった。特急の遅れで、退避しないといけないらしい。金沢に到着した時点で5分ほど遅れている。ここで12分停車を使って遅れの回復でもするかと思ったら、やはり遅れているサンダーバード待ちだと言う。

エリア 上越・直江津(新潟)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル

結局7分遅れで発車。1つ前のブロックに座っている親子は、どうも関東から来て、直江津行きに乗り継ごうという、全く同じ行程のお客のようなのだが、遅れが心配なのか、車掌に聞いている。17分の乗り継ぎなので、よほど大丈夫だろうと私は思っていた。
金沢を出る時に、初めてこの列車に立ち客が出た。、なるほど、これが金沢地区で嫌われる理由だな、と思った。特に今の時期は「手動ドア」である。 419系なので「ドアボタン」などという洒落たものはなく、「ドアは手で開けてください」なのだ。駅に到着すると「ドアを手で開けてお降り下さい」と入る。

富山が近づき、車内アナウンスが入る。「この列車は、引き続き富山19時10分発　普通列車直江津行きになります」とのこと。そのまま乗っていけるのはありがたいし、荷物を置いたまま弁当が買いに行けるではないか。富山には7分遅れを引きずったまま、18時59分に到着。そのまま最終走者の直江津行き普通559Mとなる。

駅の売店でますのすしを購入し、車内に戻る。さすがにそんなに混雑していない。559Mは19時10分に富山を発車。富山を出て魚津までで大半のお客は降りてしまった。車内を見回してみると、福井から通しで乗っている鉄と鉄親子、それに金沢から乗ってきた鉄と私という陣容で、1人1ボックスを確保している。B寝台下段状態にしたいところだが、419系のシートはさすがに封印されているだろうと思う。

糸魚川20時24分、定刻の到着。9分停車する、というので、大糸線ホームに走って、キハ52を撮影。「タラコ色」と呼ばれる国鉄末期の塗装に模様替えした車両が止まっていた。ついでにスカ色のキハ52も機関庫の中に居るのを撮影したが、赤とクリームに塗られた車両は、糸魚川機関区のホームページによると点検中らしい。

特急「北越」の退避停車なのだが、北越が13分遅れているため、559Mも10分遅れるという。もう乗り継ぎも何もないので、このまま乗って行くだけである。

糸魚川を出て少しするとデッドセクション。もちろん419系の場合は、ちゃんと室内灯が消える。トンネル駅の筒石を出ると、15分ほどで終点直江津。朝9 時20分に米原を出発し、途中南今庄で4時間ほど道草を食って、実質8時間の乗車であった。本日の移動距離、477.8km。JRの運賃計算規則上は湖西線経由で計算になるので、普通に払っていたら7140円になった(^_^;)。

直江津駅からコンビニによって、駅から徒歩10分のホテルに投宿。明日はまた早朝出発。「早起きは三文の徳」になれば良いのだが(^_^;)。