冬のみちのくを行く・・・弘前から黒石そして”ランプの宿・青荷温泉へ”　　その２

2008/01/22 - 2008/01/23

　黒石から弘南バスで虹の湖まで行きます。虹の湖まではそれぞれの集落に寄りながら、地元の人たちを次々と下ろして行くのです。

　弘南バスが地元の人たちにとってかけがえのない大切な交通手段になっていることがわかります。

　虹の湖は道の駅になっており、レストハウスがあり、バスが到着すると青荷温泉のシャトルバスが待っていてくれました。

　これからシャトルバスで雪の山道を行くのです。

エリア 黒石・平川(青森)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

　黒石駅から黒石温泉郷を廻る、弘南バス・・

　これで虹の湖まで行くのです。

虹の湖のレストハウス・・・

　ここが青荷温泉行きの待合所になっています。

　このバスが、青荷温泉行きのシャトルバスです。

　積雪量が多いときは雪上車になるとか？！

　

　雪深い山道をシャトルバスに揺られて３０分くらい行くといよいよ青荷温泉に到着。

　”よぐきたねし”（よくこられましたね）という看板に迎えられました。

　この津軽弁に人の温かみが感じられ、ほっとしました。

　

　あたりは静寂そのもの・・・

　雪に覆われた温泉の別棟・・

　日が暮れないうちに、施設を探索する。

　ランプ小屋がありましたので、中を見学させてもらいました。

　ランプ小屋の中の様子・・

　オイルの臭いが鼻をつく小屋の中にはぴかぴかに磨かれたランプが沢山置かれていました。

　ランプ小屋の中の様子・・

　ランプのホヤの掃除をするだけでも大変だとよくわかります。これを一本の長い棒に引っ掛けて施設内の各部屋や廊下などに設置していくのですから大変な仕事です。

　施設内を見て廻りました・・

　辺りが暗くなると、ランプの灯りだけとなります、

　この通路を抜けて露天風呂に行くのです・

　混浴露天風呂の入り口です、

　混浴露天風呂・・外気温が低いので泉温はかなり下がりぬるい感じでした。

　露天風呂にある五右衛門式風呂”子宝の湯”は、かなり温かい。

　露天風呂で・・・　

　ここには四つの浴室がある。

　そのうちの一つ・・

　ランプの灯りに情緒があります・・

　浴室のひとつ・・

　宿の側を流れる河に積もった雪・・・

　月明かりに美しく照らしだされている、

　ここには何もないのです、

　ただ、河のせせらぎだけが聞こえるだけなのです・・

　

　

　

　見事なつららです・・

　夕食のおかずは”山女の串焼き”・・

　湯上りのビールのつまには最高ですな！

　夕食ももちろんランプの下で・・

　いよいよランプの宿ともお別れです・・

青荷温泉を後にしてシャトルバスで虹の湖まで送ってもらいます・・・

　この下に青荷温泉が見えるのですが・・・

　このたびは一泊だけでしたが、心に残る最高の思い出になりました。

　当たり前になっている電気のあり難さを痛感すると同時に、ランプの灯す明かりには何ともいえない情緒があり、ゆっくり時間が流れていくひと時を味わうことができました。

　日が暮れると当たりは真っ暗になり、ランプの明かりだけが頼りですが、テレビもラジオもない、本も読めず日記も書くことができません。

　もちろん携帯電話は圏外ですし、部屋にはコンセントもありませんから充電もできません。

　ここでは何もせず、ただひたすらボヤーとしていればいんです。余計なことを考えないで、俗世界から隔離された時間を送ればいいんです。

　そこにこれまで知らなかった自分を見つけ出すことができると思いますよ。

　青荷温泉とはそういうところなんです・・・

　青荷温泉の公式ＨＰをどうぞ・・・

http://www.yo.rim.or.jp/~aoni/
　　
　

　最後に宿で見かけた、注意書きをどうぞ・・・

　元画像までアップすれば読めると思いますよ、