「潜入、匣館の巻」　～大谷石の原産地をたずねて～

2008/01/27 - 2008/01/27

関東の栃木県は宇都宮市。その西部の大谷という地に産出する凝灰岩（流紋岩質角礫凝灰岩）は加工が容易であることから、大谷石の名称でむかしから建材として重宝されてきました。
また、この地の岩がそびえたつ景観は、「大谷の奇岩群」として平成18年7月28日国指定名勝になっています。

エリア 栃木

• 交通手段: 自家用車

天狗の投げ石。

落ちないようにそっと歩きましょう。

「平和観音（大谷観音御前立平和観音）」太平洋戦争の戦没者供養に建てられたそうです。肩の辺りまで登ることが出来ます。

親子のかえるに見える岩。大谷石の彫り物でよくカエルがありますが、これからヒントを得たのでしょうか。

平和観音から見渡すと。

大谷寺も見えます。

にょっき〜〜ん。

切り通し状です。採掘の結果このようになったものか

なかなか古手の五輪塔

大谷寺に入る。この中に磨崖仏があります。

大谷資料館まえの山、すごく切り抜かれてます。

大谷資料館 美術館・博物館

そりゃあ、もうバッサリですよ。

この建物が地下採掘抗への入り口です。

輸送の様子。このサイズが石の規格でした。これが出荷サイズなので、このブロックで建築物の壁ができてます。

資料館なので採石の歴史が展示されています。

産地ですからね。鳥居も屋根瓦も大谷石で作ったりしました。

地下空洞の模型です。

さあ、いざ匣の中へ
階段を下りていきます。

寒いです。０度です。

これはもう、仮面ライダーが戦うにはうってつけの場所ですね。

なんか結婚式とかも出来るみたいですよ。

くり貫かれちゃって家になってる。