モンゴルの首都ウランバートルと、ホブド地方への旅

2004/03 - 2004/03

2004年にモンゴルを訪れた時の様子。

モンゴルといえば、緑の大草原が有名ですが、草原が緑になるのは一年の間でも夏の数ヶ月間だけ。

冬にはマイナス40度まで下がる過酷なモンゴル。
旅行したのは3月で、気温はマイナス10度以下。

湖は凍りつき、その上を歩くことができます。

首都から飛行機で3時間西に行ったホブドへも訪問しました。
田舎では、馬やラクダに乗ることができ、地元の皆様が羊の蒸料理「ホルホグ」を振舞ってくださいました。

↓旅行ブログはこちら↓
http://viagemdefoto.blog51.fc2.com/

エリア ホブド(モンゴル)

羊の命を頂戴して、ホルホグと呼ばれる料理を作る。

羊の解体。ホルホグという羊料理の準備。
モンゴル西部の都市「ホブド」にて。

モンゴルの人は本当に上手く羊を裁く。血の一滴までを大切に使うその裁き方は遊牧民族ならではの技術と生命観だろう。

人間は命を食べることでしか、命はつなげない。

少量の野菜とばらした羊を鍋に入れ、その中に焼いた石を放り込み、石焼きというか石蒸というか、にする。
げたたましい量の水蒸気があがり、何人もが鍋の上に乗ったりしながら圧力をかける。

完成したホルホグ。

最高のおもてなし料理。できたてのホルホグの内臓部分は格別の美味しさ。

黒くこげた油が鍋の底に沈む。一番美味しいのはそのスープというけれど・・・油の一気飲みは日本人の胃腸には堪える・・・

食べる前には焼いた石を皆でまわす。めちゃくちゃ熱いし、油でギトギトだが、カゼの予防に効果があるということだ。

モンゴルといえば、馬。

大草原での乗馬は最高。