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明治以来、北海道の流通の要として栄えた小樽。小樽港には毎日のように船が出入りし、色内大通りには大手商社や銀行が軒を連ね、一時はロンドン市場をも動かしていた、「北のウォール街」と呼ばれるほど賑わいを見せた街。今ではすっかり様変わりしてしまいましたが、小樽運河や石造の倉庫や、当時の面影を残す歴史的建造物が数多く残り、大正浪漫に匂いを残す街並みを、往時の栄華に思いを馳せながら散策しました。

ノスタルジックな小樽の街並み

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2007/11/03 - 2007/11/03

1349位(同エリア2534件中)

ぬいぬい

ぬいぬいさん

明治以来、北海道の流通の要として栄えた小樽。小樽港には毎日のように船が出入りし、色内大通りには大手商社や銀行が軒を連ね、一時はロンドン市場をも動かしていた、「北のウォール街」と呼ばれるほど賑わいを見せた街。今ではすっかり様変わりしてしまいましたが、小樽運河や石造の倉庫や、当時の面影を残す歴史的建造物が数多く残り、大正浪漫に匂いを残す街並みを、往時の栄華に思いを馳せながら散策しました。

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  • 先ずは小樽のシンボル的スポット。おなじみの小樽運河。本当は現役の北運河に行きたかったのですが時間がなくて・・・でもどうしても気になって夜タクシーで北運河も見てきました。しかし真っ暗で写真はうまく写らなかった。やっぱり明るいうちに行けばよかったな・・・。

    先ずは小樽のシンボル的スポット。おなじみの小樽運河。本当は現役の北運河に行きたかったのですが時間がなくて・・・でもどうしても気になって夜タクシーで北運河も見てきました。しかし真っ暗で写真はうまく写らなかった。やっぱり明るいうちに行けばよかったな・・・。

  • 歴史的建造物も一通り見て、旧北海道銀行本店だった建物にある小樽バインでひと休み。

    歴史的建造物も一通り見て、旧北海道銀行本店だった建物にある小樽バインでひと休み。

  • 外観は色が変わっただけで創建時とほとんど変わっていないようですが、内部は外壁面の石以外は落ち着いたレストランの内装に様変わりしていました。

    外観は色が変わっただけで創建時とほとんど変わっていないようですが、内部は外壁面の石以外は落ち着いたレストランの内装に様変わりしていました。

  • ここはちょっとおしゃれなワインカフェ。当然ワインをいただきました。小樽バインオリジナルワイン飲み比べセットとおつまみに「チーズのさしみ」女房はケーキセットを注文しました。

    ここはちょっとおしゃれなワインカフェ。当然ワインをいただきました。小樽バインオリジナルワイン飲み比べセットとおつまみに「チーズのさしみ」女房はケーキセットを注文しました。

  • チーズも刺身で食べれるんですね。カマンベールをやや固くしいたような塩分控えめのチーズをわさび醤油をつけて食べる。赤ワインに合って結構いけてました。

    チーズも刺身で食べれるんですね。カマンベールをやや固くしいたような塩分控えめのチーズをわさび醤油をつけて食べる。赤ワインに合って結構いけてました。

  • 併設したワインショップもあり、ランチもリーズナブルな価格で食べられるようで、小樽のお勧めのお店です。<br />ちなみに店名のバインは、WINEのWを経営母体がバス会社であり、建物が銀行だったためWをBに入れ替えてバインとなったとか。<br />http://www.otarubine.chuo-bus.co.jp/

    併設したワインショップもあり、ランチもリーズナブルな価格で食べられるようで、小樽のお勧めのお店です。
    ちなみに店名のバインは、WINEのWを経営母体がバス会社であり、建物が銀行だったためWをBに入れ替えてバインとなったとか。
    http://www.otarubine.chuo-bus.co.jp/

  • 一息ついて散策を続けます。

    一息ついて散策を続けます。

  • この建物は、小樽グランドホテルクラシック。昭和初期に外国人専用ホテルとして建てられたもので、歴史的建造物に泊まりたくて、最初に予約していたホテル。でも女房同伴に急遽変わり、ヒルトン小樽に変更したため、泊まらなくなってしまい、せめて見るだけでも・・・と言うことでちょこっと覗いていきましょう。

    この建物は、小樽グランドホテルクラシック。昭和初期に外国人専用ホテルとして建てられたもので、歴史的建造物に泊まりたくて、最初に予約していたホテル。でも女房同伴に急遽変わり、ヒルトン小樽に変更したため、泊まらなくなってしまい、せめて見るだけでも・・・と言うことでちょこっと覗いていきましょう。

  • なかなか歴史を感じさせるロビーの入り口です。

    なかなか歴史を感じさせるロビーの入り口です。

  • 2階に登る階段もレトロな感じですね。

    2階に登る階段もレトロな感じですね。

  • 小樽運河食堂の内部 新横浜のラーメン博物館のような昭和30年代?の小樽の光景を再現するレトロな雰囲気でした。

    小樽運河食堂の内部 新横浜のラーメン博物館のような昭和30年代?の小樽の光景を再現するレトロな雰囲気でした。

  • 小樽大正硝子の裏口 蔦が真っ赤に染まっていてきれいでした。

    小樽大正硝子の裏口 蔦が真っ赤に染まっていてきれいでした。

  • こっちはまだ赤くなってませんね。入口灯の裸電球レトロですね。

    こっちはまだ赤くなってませんね。入口灯の裸電球レトロですね。

  • 銀行だった建物のレトロな外灯

    銀行だった建物のレトロな外灯

  • 大正時代の街並みを再現したエリアの中にあった昔生活道具館。

    大正時代の街並みを再現したエリアの中にあった昔生活道具館。

  • ここは、昔の電話機、ランプ、家具など生活雑貨1200点以上を集めたミニミュージアムになっています。<br />

    ここは、昔の電話機、ランプ、家具など生活雑貨1200点以上を集めたミニミュージアムになっています。

  • ひと昔前まで日常的に使っていたような物も展示していました。

    ひと昔前まで日常的に使っていたような物も展示していました。

  • これは「旧北海雑穀株式会社」、1907年に竣工したちょうど100年前の木骨石造り2階建ての建物です。<br /><br /> <br /><br />

    これは「旧北海雑穀株式会社」、1907年に竣工したちょうど100年前の木骨石造り2階建ての建物です。



  • 今は「光と香り館」と言うお店になり、店内にはガラス製品やキャンドルが販売されています。<br /><br /> <br /><br />

    今は「光と香り館」と言うお店になり、店内にはガラス製品やキャンドルが販売されています。



  • 時間に余裕があればこの通りのお店、1軒1軒じっくりとひやかしながら見てみたいものですね。

    時間に余裕があればこの通りのお店、1軒1軒じっくりとひやかしながら見てみたいものですね。

  • この倉庫回転寿司のお店になっているようです。

    この倉庫回転寿司のお店になっているようです。

  • 通り沿いにあった硝子工房 コップ造りなど体験できるようです。

    通り沿いにあった硝子工房 コップ造りなど体験できるようです。

  • 堺町本通りのちょうど真ん中あたりにある旧久保商店。山を背にして建つ、商家とそれに続く石造り倉庫とが一体になった建物で、明治40年に建てられた木造2階建て小間物販売と卸業を営んだ店舗。現在は、甘味処のさかい家として利用されており、ちょっと覗きましたが、とってもレトロなお店でした。

    堺町本通りのちょうど真ん中あたりにある旧久保商店。山を背にして建つ、商家とそれに続く石造り倉庫とが一体になった建物で、明治40年に建てられた木造2階建て小間物販売と卸業を営んだ店舗。現在は、甘味処のさかい家として利用されており、ちょっと覗きましたが、とってもレトロなお店でした。

  • 海産物店の店先で活けホタテバター焼きを売っていました。匂いに誘われ並んで食べましたが、目の前で生きているホタテを焼いてくれます。

    海産物店の店先で活けホタテバター焼きを売っていました。匂いに誘われ並んで食べましたが、目の前で生きているホタテを焼いてくれます。

  • 焼きたてがいつなんと100円でした。これっうまかった。

    焼きたてがいつなんと100円でした。これっうまかった。

  • 小樽をイメージするもののベスト5には必ず入ってくるほど有名な、北一硝子。この三号館は明治時代の石造の倉庫に手作りランプと硝子の幻想的な世界を見せてくれます。

    小樽をイメージするもののベスト5には必ず入ってくるほど有名な、北一硝子。この三号館は明治時代の石造の倉庫に手作りランプと硝子の幻想的な世界を見せてくれます。

  • まずは店内に入ってみましょう。

    まずは店内に入ってみましょう。

  •  トロッコレールの残る中央通路の壁に付けられたランプ なんかすごくいい雰囲気です。

     トロッコレールの残る中央通路の壁に付けられたランプ なんかすごくいい雰囲気です。

  • ここ北一ホールは、明治時代の石造りの倉庫で鰊の貯蔵庫として使われていました。167個の石油ランプだけが灯る幻想的な喫茶店になっています。

    ここ北一ホールは、明治時代の石造りの倉庫で鰊の貯蔵庫として使われていました。167個の石油ランプだけが灯る幻想的な喫茶店になっています。

  • 間接照明により店内はノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

    間接照明により店内はノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

  • 商品として展示しているのか店のインテリアとして飾られているのか、判断できないものもあります。

    商品として展示しているのか店のインテリアとして飾られているのか、判断できないものもあります。

  • 天井からぶら下がったこれ、売り物なのかインテリアなのか判断できないものですよね。

    天井からぶら下がったこれ、売り物なのかインテリアなのか判断できないものですよね。

  • お店と商品がうまく融合してほんのりとした雰囲気を醸し出しています。

    お店と商品がうまく融合してほんのりとした雰囲気を醸し出しています。

  • こんなところに立派な六花亭がありました。お土産を買うのが面倒なのでお昼に寄ったサッポロファクトリーでまとめ買いして宅急便で送ってしまいました。<br />もちろん大好きなマルセイバターサンドも買いました。<br />こんな大きなお店が小樽にあるのなら、こちらで買えばよかった。

    こんなところに立派な六花亭がありました。お土産を買うのが面倒なのでお昼に寄ったサッポロファクトリーでまとめ買いして宅急便で送ってしまいました。
    もちろん大好きなマルセイバターサンドも買いました。
    こんな大きなお店が小樽にあるのなら、こちらで買えばよかった。

  • 天井の梁がむき出しの2階では、シュークリームを売っていて1つ60円のシュークリームを買うとコーヒーのサービスがあり、椅子に座って食べられます。<br />ちょっとここでひと休み。

    天井の梁がむき出しの2階では、シュークリームを売っていて1つ60円のシュークリームを買うとコーヒーのサービスがあり、椅子に座って食べられます。
    ちょっとここでひと休み。

  • 表に出ると、まだ5時なのにこんな真っ暗になっていました。

    表に出ると、まだ5時なのにこんな真っ暗になっていました。

  • 明治24年創業の共成は北海道有数の精米、米穀商でした。小樽では珍しい煉瓦造の建築で、内部に木骨の構造を組んでいます。壁の煉瓦、アーチ状窓のキーストーンや開口部と隅部に積んだコーナーストーンなどが特徴の建物です。

    明治24年創業の共成は北海道有数の精米、米穀商でした。小樽では珍しい煉瓦造の建築で、内部に木骨の構造を組んでいます。壁の煉瓦、アーチ状窓のキーストーンや開口部と隅部に積んだコーナーストーンなどが特徴の建物です。

  • 入り口横にはもうクリスマスツリーが飾られていました。

    入り口横にはもうクリスマスツリーが飾られていました。

  • 小樽オルゴール堂の蒸気時計 後ろの建物にすごく溶け込んでいます。<br /><br />

    小樽オルゴール堂の蒸気時計 後ろの建物にすごく溶け込んでいます。

  • 小樽オルゴール堂の蒸気時計は1994年(平成6年)に完成し、時計の高さは5.5m、重量は1.5tもあるそうです。15分おきに学校のチャイムと同じ音で、蒸気時計ならではの重厚な音を響かせます。<br /><br />

    小樽オルゴール堂の蒸気時計は1994年(平成6年)に完成し、時計の高さは5.5m、重量は1.5tもあるそうです。15分おきに学校のチャイムと同じ音で、蒸気時計ならではの重厚な音を響かせます。

  • オルゴールのような小物を扱うお店とは思えないほど広い店舗です。1階はお土産用の一般商品を、2階には高級オルゴールを展示していました。

    オルゴールのような小物を扱うお店とは思えないほど広い店舗です。1階はお土産用の一般商品を、2階には高級オルゴールを展示していました。

  • 吹き抜けの高い天井の店内には豪華な装飾の宝石箱や可愛い小物が付いたものなど15,000以上のオルゴールを展示販売しています。

    吹き抜けの高い天井の店内には豪華な装飾の宝石箱や可愛い小物が付いたものなど15,000以上のオルゴールを展示販売しています。

  • 吹き抜け部分にぶら下がるシャンデリア これきれいでした。

    吹き抜け部分にぶら下がるシャンデリア これきれいでした。

  • 枠取りされた模様の入った天井もいい雰囲気です。

    枠取りされた模様の入った天井もいい雰囲気です。

  •  この建物メルヘン交差点の一角にあり、昔この辺りは入船川の河口で、港と繋がり、当時は海陸交通の要衝だった所で、交易独占権を持った恵比寿屋が、交易所(運上屋)を置いた場所で、この運上屋の跡地近くに建てたのが、富山の戸出物産小樽支店で、大正15年の建築で、衣料呉服のお店でした。<br /><br />

     この建物メルヘン交差点の一角にあり、昔この辺りは入船川の河口で、港と繋がり、当時は海陸交通の要衝だった所で、交易独占権を持った恵比寿屋が、交易所(運上屋)を置いた場所で、この運上屋の跡地近くに建てたのが、富山の戸出物産小樽支店で、大正15年の建築で、衣料呉服のお店でした。

  • メルヘン交差点の角にあるLeTAO小樽本店 おいしいチョコレートとスィーツ専門店 お土産に買って帰ったダージリンのチョコレートおいしかった。<br />明るい時に見たこの建物ちょっと安っぽく見えましたがライトアップされるとヨーロッパの街角のような雰囲気を出しています。

    メルヘン交差点の角にあるLeTAO小樽本店 おいしいチョコレートとスィーツ専門店 お土産に買って帰ったダージリンのチョコレートおいしかった。
    明るい時に見たこの建物ちょっと安っぽく見えましたがライトアップされるとヨーロッパの街角のような雰囲気を出しています。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • kyokosa-nさん 2007/11/23 20:01:55
    ノスタルジックな小樽の街並み風情がありますね。
    ぬいぬいさん 
     はじめまして。
     いつもお訪ねを頂き有難うございます。

     レトロの世界を思うようなノスタルジックな小樽の街並み
     を拝見させていただきました。まだ小樽には行ったことが
     ありませんが、横浜の倉庫街と同じように保存をされている事が
     嬉しくなりました。郷愁を感じる建物が現役として使われている
     素晴らしいことですね。
     いつか訪ねてみたい小樽に一票です。  
                     kyo-ko

    ぬいぬい

    ぬいぬいさん からの返信 2007/11/25 07:35:44
    RE: ノスタルジックな小樽の街並み風情がありますね。
    kyokosa-nさん おはようございます

    書き込みありがとうございます。
    小樽は大正浪漫漂うほんとノスタルジックな街並みでした。
    横浜の赤レンガ倉庫とはまた違う雰囲気ですね。
    札幌のサッポロファクトリーのほうが赤レンガ倉庫に近い雰囲気ですね。
    kyokosa-nさんは、横浜ですか?
    私は職場が横浜なのでみなとみらいから関内にかけては毎日のように仕事でうろついています。
    そろそろクリスマスモードに突入で赤レンガ倉庫の辺りもイルミネーションがきれいになる頃。
    来週あたり覗いてみようと思います。

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