2000/02/27 - 2000/03/07
1位(同エリア1793件中)
Mugieさん
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女一人で、行き先も決めずにエアーチケットだけ握り締めて出かけた旅。
当時はネットでも情報がなくてチュニジアはまさに未知の国でした。
バックパッカー的ですが、バックパックは背負わず、砂漠の中でもスーツケースで移動です(^・^)
モロッコからチュニジアと旅した中でチュニジアの部分をまとめました。
6泊7日と日程にあまり余裕がなかったので現地ツアーで内陸・砂漠を回りました。
訪問都市は、チュニス、シティブサイド、ハマメット、スース、エルジェム、タメルザ、ガベス、マトマタ、ドゥーズ、トズール、ケロアンなど。
帰国はチュニス発の便が遅れ、モスクワで一泊トランジット。
ホテルに軟禁という有り難くない体験つきの旅でした。
通貨はディナール。当時1Dt=90円弱。
エアーは今はもう路線がないようですが、アエロフロートで成田-カサブランカ、チュニス-成田というオープンジョー。
カサ-チュニス間は別にモロッコ航空を手配しました。
アルジェリアは治安が悪く、陸路では横断できませんでした。
もう15年以上も前の旅行ですが、いまだにアクセスがあり、メッセージをいただいているので、少しでも旅行の計画のお役にたてるように加筆しました。
追加した画像はすべてネットから取ってきたものです。
(2018年1月)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
<初日>
トラブル①
モロッコに飽きてしまったため、予定より早くチュニジアへ移動することに決めた。
カサの空港に朝着くと、モロッコ航空は午後便だけど、午前のチュニジア航空へ振り替えてくれるという。
モロッコ航空とチュニジア航空はイコールだというよくわかんない説明を受けたけど、早く行けるならそのほうがいいと午前便で移動。
ところが、チュニス行きの飛行機に乗る直前、ふとチケットを見ると帰国のためのチュニス-成田のチケットがない…!!
そういえば、出国カードを記入していたカウンターに置いてきたかも…
あわてて係りの人に「日本行きのチケットを外においてきたから取りに行きたい」と言うと、通じない。
フランス語で言ってくれ、みたいな事を言ってる(ToT)
フランス語はほとんどわかりません…
すると、横から西洋人のビジネスマンが通訳してくれ、出国手続き前のカウンターまで戻れ、無事にチケットもみつかった。
トラブル②
チュニジアの入国審査で、いろいろ質問を受ける。
「チュニジアに知り合いはいるか?」
「いない」
「ホテルはどこに泊まる?」
決まってないけど、ガイドブックにあったホテルの名前を適当に答える。
「じゃあ、7時に迎えに行くから」
「はあ?」
「おいしいレストランに連れてってあげる」
「つ、疲れてるのでけっこうです。」
やたら入国審査が厳しいと思ったら、ナンパだった。
トラブル(ってほどでもなけど)③
空港を出ると、ガランガラン。車も人も見当たらない。
タクシーが一台のみ。
「今日は休みだから、バスは走ってない」とドライバーが言う。
本当かどうかわからないけど、この一台しかないタクシーを逃したら、無事に市内までたどり着ける自信がない。
「乗ります。エクセルホテルまで。」
市内につくと、なんだか違う名前のホテル。
「ここは友達がやっていて、すごくいいホテルだ。安くしてくれる。」
あ~客引きだ…
「見るだけでもいいから」と、すばやい動きで、後ろのトランクからわざわざスーツケースを出してくれる。
仕方なく一通り部屋を見て、値段を聞き、「予算オーバーだわ」と答えると、あっさり「もう一度乗れ」と言う。
そして、10メートルくらい進むと、私の希望のホテル。
あれっ?こんなに近くだったなんて…
気づいたら、この間もメーターが動いてた(;一_一)
部屋を見たら、さっきよりきれいなので、ここに決めた。
3ツ星で一泊45Dt。バス、トイレ、コンチネンタルの朝食つき。
レセプションに戻ると、まだドライバーがいる。
「もうすぐ仕事が終わるんだけど、食事でもどう?」
「こ、これから友達と約束があるの。(←ウソ)」
東洋人の女性はめずらしいらしい。
(写真はチュニスのメディナの風景) -
こちらが客引きから逃れて宿泊したエクセルホテル。
某地球の迷い方に載っていた中で、値段が手ごろで小奇麗な感じがしたのでチョイス。
ブルギバ通りに面しており、メトロの駅も近く、メディナにも歩いて行ける立地のいいホテルだった。
スタッフも感じがよかった。
(2018年加筆) -
<2日目>
朝起きてガイドブックを眺め、とりあえずモザイク画で有名なバルドー美術館へ行くことにする。
朝食を食べ、外に出ると男性が自分の周りに寄ってくる。
何て言ってるのかさっぱりわからない。
中には”Kiss me!”と言って頬を差し出してくる人もいる。
言葉がわからない怖さを改めて感じる一方、言葉がわかったらもっと怖いかもしれないとも思った。
観光に来たはずが、一挙手一投足をみんなに見られている…
無視しながらひたすら美術館へ行くためのメトロの入り口を探す。
けど、それらしき入り口が見当たらない。
仕方なく、通りがかりの人に聞くと、親切に駅まで連れて行ってくれた。
そして、ガイドブックには「メトロ」とあったけど、普通の地上を走る電車だった。
メトロって地下鉄ってことじゃないの??
道をたずねたお兄さんが、ご丁寧に美術館まで連れて行ってくれるというのをお断りし、一人で向かう。
美術館は建物自体が昔の宮殿でなかなか美しかった。 -
館内に入ると、すばらしいモザイクの数々。
なんでもここは世界一のモザイクコレクションなんだとか。
でも、ガイドと称するおじさん(といっても老けて見えるだけで実は年下かもね…)が寄って来て、フランス語で何か言いながらついてくる…
なんだか落ち着かない。 -
途中これは傑作だから写真を撮ってあげる、みたいな事を言うのでカメラを出すと、別の係りの人に渡し、なぜか一緒に写ってくる。
そして、なぜか肩に手を回している…
一通りモザイクを見て、絵葉書を物色していると、自称ガイドがなんか言っている。
売店のオネエサンが英語で「ガイドしてあげたから、チップがほしいと言っている」と通訳してくれたが、「は??」って感じ。
私の方こそ、おさわり代をいただきたい(T_T) -
モザイクのコレクションはとても豊富で、今まで見た中で最高によかった。
また行く機会があったら、今度はじっくり、自分のペースで見たい。
セクハラまがいの自称ガイドおやじはもう勘弁してほしい… -
バルドー美術館は2015年3月18日に起きた銃乱射事件で一躍有名になってしまった。
武装した2人の男性が観光客を銃で撃ち、さらに人質にとって立てこもった。
亡くなった方の大半が外国人であったことから、外国人観光客を狙ったものとも、本当は近くにあったチュニジア議会を狙っていたとも言われている。
いずれにせよ、あんなのどかな美術館が凄惨な事件の現場となったのは衝撃的だった。
そして、この襲撃事件でチュニジアを訪れる観光客が減ってしまったことも残念だ。
(2018年加筆) -
その後、メディナへ。
新市街と旧市街をわかつフランス門からメディナに足を踏み入れると、そこは迷宮都市。
グランド・モスクへと延びるジャマー・エズ・ジトゥナ通り沿いに、みやげものから、衣類、靴などの日用品まで、あらゆる商品がひしめきあっている。
7世紀に建設が始まった旧市街ではアラブの雰囲気が凝縮され、西洋的な顔を持つ新市街とは対照的だった。
(2018年加筆) -
モロッコのメディナと比べると、規模が小さい。
やっぱマラケシュのメディナはすごかったなぁ。
みやげもの屋が多く、観光客向けっぽい感じで、入り口付近など洋服と靴屋が並んでる様子はまるで原宿みたいだと思った。 -
自称ガイドや物売りを無視しながら歩いていると、客引きらしき人が寄って来て、強引に腕を引っ張り「メディナを見下ろすことができるいい場所に連れて行ってあげる」という。
断る間もなく腕をつかまれ引きづられたけど、「いい眺め」という誘惑には心ひかれる。
ついて行くとお店の中に入り、階段を登るとテラスに出た。
確かに周辺が一望できていい眺め♪
何でもかんでも断るとこういう景色は見られず、かといって何でもついていくとどうなるのか…この辺の見極めが難しい。 -
眺めを満喫した後、そのお店で何か買わされるのかと思ったら、また別の場所に行くという。
一体何が目的なんだ??
仕方なく途中までついて行き、人の多い十字路に来たところで別方向に向かって猛ダッシュ!!
メディナで客引きを撒く技はモロッコで習得済みだ。 -
きれいな香水瓶のお店があったので入る。
エジプトのものと似てるけど、値段は全然安い!!
小さなもので一個4Dt。
お店のおじさんが英語で話しかけてくる。
さっぱりわからないアラビア語やフランス語に囲まれていると、英語ですら話すのがうれしくなってくる。
世間話の中で
「アエロフロートはどうだった?」
「古いし、サービス悪い」
「まだ最近できたばかりだぞ」
「??あ、チュニスのエアポートのこと?」
「そうだ」
モロッコもそうだったけど、チュニジアでもフランス語なまりというかフランス語の発音をベースとしていると思われる英語を話す。
エアポートはアエロプロ(?)みたいな。
後日、別のチュニジア人に聞いたところ、当時はまだできたばかりの空港でチュニジア人はけっこう誇りに思っていたらしい。
すぐに気づいたからよかったけど、か・な・り険悪な雰囲気が漂ったのだった。 -
夕方、ホテルの近くを歩いていると、有名な(とガイドブックには書いてある)カフェ・ド・パリの前を通った。
ここで、かなり西洋人ぽい顔立ちのかっこいいオニイサンにコーヒーに誘われる。
実はこの人、朝もナンパされた。(すごくかっこよかったので覚えていた)
カフェ・ド・パリにも入ってみたい…
よってごちそうになることに。
中はみんな男性。
チュニスはけっこう西洋的な雰囲気だけど、イスラム社会の慣習なのか、女性でカフェに入っている人はいない。
かっこいいオニイサンはフランス語で話しかけてくるけど、ほとんど会話になりません。
チュニジア人は甘党なのか、角砂糖を3個も入れていた。
その後、映画に行こうと誘われたけど、さすがに暗闇は怖いのでお断りした。
夕飯は外に出たものの、物珍しい東洋人を見つめる視線に耐え切れず、ケバブサンドみたいなのを買ってホテルで食べた。
モロッコのものと似てるけど、チュニジアではハリサという唐辛子味噌のようなものが入ってピリ辛になる。
(2018年画像追加) -
<3日目>
とりあえずシディ・ブ・サイトにでも行こうかとホテルを出る。
まだあと4日あるけど、どうしよう?なんて考えていたら、砂漠へ誘うポスターが目に入ってきた。
どうやらここは旅行代理店みたいだ。
これなら日数が短くても内陸まで行けるかも!!と旅行代理店のドアを開ける。
ラテン系の顔立ちのオネエサンが流暢な英語で対応してくれた。
砂漠まで行くには2泊3日が必要。
フランス語とドイツ語のツアーなら明日あるけど、英語は明後日からなので、帰国日ギリギリになってしまう。
ツアーの出発はハマメットという都市からなので、移動が必要。
明日のツアーに参加するにはすぐにハマメット行のバスに乗らなくては…
「ガイドはフランス語とドイツ語に堪能で、英語はあなたほどじゃないけど、少しは話せる」と言う。
このセリフ、モロッコで聞いて失敗したことが…(英語が少し話せるという触れ込みのガイドが全く英語を解しなかった)と思いつつも、オネエサンを信じて値段の相場もわからないまま決めてしまった。
ツアー代は2泊3日で150Dt。
急いでホテルに戻り、荷物をまとめてチェックアウト。
タクシーでバス乗り場まで移動し、そこから長距離バスへ。
予想外の展開に心が躍った。
(2018年画像追加) -
当時はガイドブックにもハマメット情報がほとんどなく、今思い返すとよくバスに乗れたなあと、我ながら自分に感心する。
ハマメットはチュニスから60キロも離れた町で(どおりで遠かった…)海辺のリゾート地だ。
西洋人は海沿いのリゾート地に宿泊しているようで、内陸の砂漠へのツアーもリゾート地からの出発になってるみたいだった。
(2018年加筆) -
夕方にハマメットに到着。
代理店で取ってくれた3ツ星のHotel Le Khalifeはダブルベッドで広いテラス付で一人で使うにはもったいないくらいの広さ。
夕食つきで一泊25Dt。
チュニスと比べると宿泊代はかなり安く、部屋も立派!
(2018年画像追加) -
ここはリゾート地なので西洋人の旅行者らしき人が目立つ。
夕飯を食べていると、頼んでないのにビールが来た。
「頼んでません」と言うと、「あちらの方からです。」との答えが。
見ると、あごひげを蓄えた白髪の老人が。
ウェイターのオネエサンはビールを置いて行っちゃったので老紳士に向かって"Mercy"と言って有り難くちょうだいした。
すると、老紳士が向かいの席に移動してくる。
フランス語で何か言ってるけど、さっぱりわからない。
そのうち、"Room number"みたいに言っている。
いやーな予感。こんなじいさんまでナンパかよ!!
どうやら私の部屋の番号を教えろと言ってるらしい。
何を言っているかさっぱりわからないと言ったジェスチャーをして急いで走り、階段を使い部屋まで帰る。
じいさんはつけて来ない。
よかった…と、ほっとしたのもつかの間。
さっきのじいさんがドアをドンドン叩いてきた!
誰が教えたんだ?(涙)
レセプションに電話して「変な人がドアを叩いて迷惑だから追い払って!!」と頼むとすぐにスタッフが来てじいさんを追っ払ってくれた。
でも、また来るんじゃないかと落ち着いて寝れない一晩だった。
(2018年画像追加) -
<4日目>
内陸砂漠ツアー1日目。
当時は4WDに乗せられ、連れて行かれるがままだったけど、地図を見てみるとかなりの大移動。
ハマメットを出発し、スースでさらにツアー客を拾い、円形闘技場のあるエルジェムを観光。
続いてイングリッシュペイシェントの撮影地としても有名な、アルジェリア国境近くのタメルザ渓谷へ。
さらに塩の湖であるショット エル ジェリドを通って、トズールに宿泊という旅程だった。
(2018年加筆) -
早朝、出発。
いろんなホテルを回ってツアー客をピックアップしていく。
当然ながら西洋人の中にたった一人のオリエンタル。
数人ずつ4WDに乗り、最終的に車が7-8台くらいになった。
私の車は昔アメリカに住んでいて英語が話せるドイツ人のおじいさん、同じくドイツ人のシングルマザーと5歳くらいの男の子、フランス人の中年男性、そしてチュニジア人のガイドとなった。
そして、案の定、このガイド英語はさっぱり。
ドイツ語も堪能とは程遠いらしいが、同車したドイツ人のおじいさんが私の通訳となってくれたのだった。
出発すると、あたりはまだ漆黒の闇。
スースに着いたときにようやく朝日が昇った。 -
高速道路をかっ飛ばす車に揺られながら朝靄を見つめていると、エルジェムに着いた。
何にもないところに忽然とローマ時代のコロッセウムがそそり立つ。
ローマのものより小さいらしいが、保存状況は全然いい。
地下の舞台装置跡なんかも見られておもしろかった。
(2018年画像追加) -
チュニジアというと今はアラブの国、イスラム教の国というイメージだが、地中海交易で活躍したカルタゴ人が都市を築いた後、ローマ帝国領に下った。
エルジェムは2世紀ごろから輸出用のオリーブオイルの製造地として繁栄し、この円形闘技場は3世紀ごろに造られたそうだ。
(2018年加筆) -
ツアー客全員がそろって初めての観光がここエルジェム。
ガイドの説明はフランス人とドイツ人をわけて行ってるが、最初はそれがわからなくて、フランス人が呼ばれているのについていってしまったら、なんだか笑いが起こっている。
「東洋人がフランス人気取りだぞ」なんて言ってたのかな?
なぜだろう??
フランス語はわからないけど、悪口を言われてのはわかる。 -
続いてタルメザ渓谷をめぐる。
ガイドはチュニジアのロッキーと言ったら「アメリカのと比べ物にならないくらい小さい」とドイツ人のおじさんが言っていた。
アメリカに行ったことがないので私にはわからないけど。 -
途中、景色のいい所に止まりながらドライブ。
ようやく夕方トズールのホテルに到着。
夕食をホテルで取り、その後ホテルの近くのテーマパークのようなところへ行く。
帰って就寝。
なんだか、ながーい一日だった。
移動もさることながら、西洋人の中に一人東洋人。
なんとなく、居心地が悪い… -
<5日目>
トズールの街を起点にオアシスに行った。
カレーシュという馬車に乗ってオアシスを巡った。
一台(4人乗り)10Dt。
ガイドにさっさと載せられ、交渉の余地もないよう。
ここで、ドイツ人のご婦人とガイドが大喧嘩を始める。
なんでもガイドが誰がどのカレーシュに乗るのか、
勝手に決めたことに怒ってるのだそう。
ここでツアーが一時中断。 -
ちょうどアプリコットや桜に似た花が咲いてきれいだった。
キャベツ、バナナ、豆などいろんな植物が手をかけて植えられている。
茶色一色の中からオアシスに着くと、やはり心が安らぐ。
モロッコで見たティネリールのオアシスに比べると商業化されていて人が高い椰子の木に登るパフォーマンスなんかをやっていた。 -
次に動物園。
たいして大きな動物園でもないが、コーラを一気飲みするラクダのパフォーマンスや、ヘビを首に巻きつけたりして観光客を楽しませている。 -
いきなり後ろからヘビを首に巻かれる。
なんで、かよわいワタシなの??
アジア人一人だから、どうしても目立つらしい。
みやげ物売のターゲットも、いつもワタシ。
私よりドイツ人のおば様達のが絶対お金持ってるって… -
シェル・エリ・ジェルドという塩の湖を通る。
遠くから眺めるとうっすら雪が積もっているかのよう。 -
外は冬景色のようなのに、車内ではハエが飛び回っている。
不思議な感覚。 -
途中休憩で降りたとき、砂を掘るとおもしろいように「砂漠のバラ」が取れる。
これなら、みやげものやで買うことないじゃん、と夢中で掘る。
ついでにカメラのフィルムケースに入れて塩を持ち帰る。
そう、このころはまだデジカメじゃなかったんだよね… -
ドゥーズの砂漠の中に立つホテルに着き、一休みした後砂漠へラクダを乗りに行った。
ホテルで借りた安っぽい民族衣装(2Dt)を着て、しばしラクダに乗る。
みんな着てるからつい借りてしまったけど、かなりかっこ悪い。 -
西洋人は似合ってるのに、私が着るとコメディだわw
-
ちょっとアラビアのロレンスの気分になってきた。
ここは、チュニジアだけど(^_^;) -
モロッコのメルズーガのローズサンドと比べると砂がとても白い。
砂丘の大きさも拍子抜けするほど小さく、断続的。 -
その後、4WDで砂漠を疾走し、夕日が沈むのを眺めにいった。
ランドクルーザーは砂漠をジャンピングし、ちょっとした遊園地のアトラクションに乗っているかのようにおもしろかった。
そして砂丘から眺める夕日は美しかった。
日が沈む速度は思いのほか速く、見る見るうちに太陽の顔が消え、沈む瞬間まるでせんこう花火のように一瞬パッと光ってから消えた。
でも、夕日はなんとなく物悲しい。
同じ太陽でも朝日は再生をイメージさせ、希望がみなぎるから好き。 -
またホテルに戻り夕食をとっていると、チュニジアに来て初めて見た日本人に会った。
夕食後、ロビーで話をし、久しぶりに日本語で話せて、うれしかった(涙)
そして、みんなで夜の砂漠へ行くことに!
砂漠は満天の星空。
360℃星が輝き、まるでプラネタリウムみたい。
地平線の間際まで星が光っている。
私は生まれて初めて地球が球体であると言うことを実感できた。
この星空を見ていると古代天文学が発展したのもうなずける。
特に砂漠においては星以外になんの目印があるというのだろう。
夜の砂漠の砂は凍えるように冷たかったけど、砂漠に横たわり星空を眺めていると、自分の存在があまりにもちっぽけで、自然への畏怖を感じた。
こういう気持ちが神の存在を信じることにつながるのかな?
一人だったら、夜の砂漠に怖くてこれなかったと思う。
ここで偶然日本人に会えた奇跡を(この日は)神に感謝した。
(写真はホテル) -
<6日目>
内陸砂漠ツアー2日目。
この日は大移動の一日だった。
ドゥーズからスターウォーズの撮影が行われたというマトマタに移動し、海のオアシスの街、ガベスで休憩。
さらにスーク(市場)で有名なケロアン(カイルアン)を経由してハマメットに到着。
ツアーはここで終わりだけど、私はさらにこの日のうちにチュニスまで戻った。
まさにチュニジアを一日で縦断したような旅程だ。
(2018年加筆) -
まずはドゥーズからマトマタへ向かう。
途中、羊を取引するローカルのマーケットを観光。
活気があっておもしろかった。 -
ただ、ほこりがひどくて鼻がムズムズ。
アレルギーの人はマスクが必需品。 -
ここで香辛料を自分のおみやげに買う。
-
車はマトマタへ向かう。
-
マトマタではベルベル人の穴居住居を訪問。
なぜか石臼をひくのを見たりした。 -
ガベスでは海辺のオアシスに寄った。
ガベスはカルタゴ領だったが、第二次ポエニ戦争で負けてローマ領となった歴史を持つ。
オアシスから海は見えなかったけど、確かに潮の香りがした。
3日目にしてようやく年の近そうなドイツ人たちと打ち解けてきた。
休憩にたびに話が弾むようになった。
あんなに居心地が悪かったのが、ウソのよう。 -
ケロアンではメディナを散策。
物売りたちはツアーの白人には何も言わず、私めがけて「安いよ」「おみやげ」など片言の日本語で売り込みに来る…
ここでほしかった香水瓶を二つ買う。
夕方、ハマメットに到着。
ホテルを回り、一人また一人とメンバーが減っていく。
もっと早くみんなと話をすればよかったな。
最後に残った私をツアーのドライバーが心配してくれ、チュニスまで行く乗り合いバスを探してくれた。
そして、夜、かって知ったるエクセルホテルに戻った。
一体何キロ移動したんだろう? -
<7日目>
チュニジア最終日となるこの日はカルタゴの遺跡とシディ・ブ・サイドを回った。
まずはカルタゴの遺跡。
兵どもが夢の後。
商業で国力を高め、地中海に沿って大領土を支配し、ローマと3回にわたって行ったカルタゴ戦争。
名将ハンニバル。
その栄華を偲ぼうにも、残っている遺跡は小規模で、保存状態もよくない。
往時の大帝国を想像しようと頭をフル回転させても、目の前にある廃墟以上のものが浮かばない。 -
トフェで卒業旅行中の日本人と偶然会い、一緒に遺跡を回った。
-
よかった。自分が写った写真が残る。
一人旅だと、どうしても風景の写真ばかりになっちゃうのよね。 -
-
続いてシディ・ブ・サイド。
ここは思っていた以上に美しい。
白壁の家に、青や黄色のドアの家。
後ろには淡いブルーの地中海。
まさに絵葉書どおりの街並みが広がっている。 -
高台に上り、展望台から美しい街並みを見ながら夕日を待ち、今回のチュニジア旅行を振り返る。
地中海のリゾートから砂漠まで。
ローマ帝国から、イスラムの文化まで。
いろんな表情を持つ国だった。 -
<8日目>
万感の思いで帰国、のはずが…
朝早く空港に着くと、乗る予定のアエロフロートが遅れている。
モスクワから来て折り返し出発するはずが、そもそもモスクワからの便が到着していない。
あてもなく、たいした免税店もない空港で待つ。
すると、大学院でビジネスを勉強しているというチュニジア人が隣に来て話しかけてきた。
英語がかなり達者なので、時間つぶしに話をする。
まず彼は空手をやっているという。
彼の日本人の師は「たいようとかぜ」という名前だそうだ。
太陽と風っていうこと?
それは本当の名前とは思えないけど、Sun & Windという意味だと教えてあげた。
私もチュニジアについて疑問に思っていたことをいくつか聞いた。
そして、内陸で金髪碧眼の男の子をみたのが不思議だったと言うと、イスラム以前の土着民であるベルベル人は本来、金髪碧眼でアラブと混血して今の姿になったと説明された。
モロッコで聞いたときは今はアラブ人とベルベル人を外見で区別するのは難しいけど、ベルベル人は家ではベルベル語を使い、外ではアラブで話し、学校ではフランス語、と言う風に最低3ヶ国語を話すという。
金髪碧眼=北のほうのヨーロッパ人だと思っていたので、ベルベル人もそうだったなんてすごく意外。
民族の歴史っておもしろい。
ようやく6時間遅れで飛行機が離陸。
モスクワに着いたら、案の定、成田行きはもう出発したので、翌日までトランジット・ホテルで待つように言われた。
でも、スーツケースはセキュリティの関係で飛行機から出せない、の一点張りで着替えも何もない状態で一泊。
めんどくさいから出さないに違いない。
ホテルはノボテル。
ワンフロアーがトランジット客用に貸切になっていて、他に移動しないように銃を持ったガードマンが見張っている。
食事に行くときも、知らせが来てグループにまとめられ、エレベータで移動。
選択肢は何もないが、けっこう立派な食事が用意された。
部屋は一人なのに、ダブルサイズのベッドが二つもある大きな部屋をアサインされた。
シャンプー、石鹸くらいはあるけど、歯ブラシやドライヤーがない。
係りの人が駐在している部屋に行って聞いてみると、貸してもらえた。
管理社会。
規律を重んじ、不必要なサービスはしない。
ロシアってやっぱりイメージ通りの元共産主義圏だわ、としみじみ思う。
予定外の9日目に突入。
救いだったのは、ここで卒業旅行のイタリアから帰国途中という日本人の大学院生の二人組みに会い、一緒にイタリア土産のUNOをして時間をつぶした。
UNOなんて何年ぶりだろう?
彼らとは機内は別々だったけど、成田についてからも一緒に電車で帰ってきた。
人がいると、時間が経つのが早い。
一人旅は心細さとの戦い。
でも、旅ですれ違う人たちとの交流が思った以上に多く、いろんな人が印象に残った。
知らない土地で知らない人と。
非日常感がたっぷり凝縮されたチュニジア旅行だった。
(写真はシディ・ブ・サイド)
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この旅行記へのコメント (24)
-
- 梅の忍者さん 2022/08/23 18:01:13
- 一人旅すごい
- 私も一人旅が気楽でよくいきますが、男でも騙されることが有るのに凄い。
私の旅の形態は、団体ツアー(安い、安全、面白み半減)、グループ(家族、ゴルフ)、一人旅(大陸横断・テント泊、登山、ノンビリリゾート)ですが、貴女は凄い!
あっぱれ、一人旅が一番醍醐味が有る事は体感していますが、貴女が一番気を付けている事は何ですか? 当方は、寄ってくる人はまず信用しませんが、女性ならではのセンサーは何ですか?
- Mugieさん からの返信 2022/08/24 09:55:39
- RE: 一人旅すごい
- 梅の忍者さん、書き込みありがとうございます。
梅の忍者さんもチュニジアに行かれてるんですね!
団体よりも個人旅行が好きなのは、自分の好きな所に好きなだけいたい、というのが大きいですが、やはり現地の人や他の旅行者との触れ合いがあって楽しいですよね。
実は一人旅はそんなに好きではないんです。
一緒に行ってくれる人がいないので仕方なく出かけてます。
中東あたりのしつこい客引きにはうんざりすることも多いですが、一人旅だと人と話せるだけで楽しいときもあります。
一応、危険な地域は行かない、人通りが少ないところは避ける、怪しいと思ったらすぐ逃げる、とか気をつけてます(笑)
-
- olive kenjiさん 2020/12/09 07:35:43
- ナンパまみれの旅
- コロコロバッグパッカーのMugieさん 初めまして いいね有難うございました。
チェニジアは行ったことないし、憧れの地でもありましたので、ここを読むことに。
面白い旅行記ですね。
それは、まるで蠅が付きまとうぐらいのナンパまみれの旅。
観光より、そこに疲れませんでしたか。
日本人は可愛く見えるのでしょうね。否、Mugieさん自身が魅力的だと思いますよ。
私も大昔、北欧へ行くと黒髪日本人はモテモテだと聞いて浮き浮きして行ったのですが、誰一人声をかけてくれませんでした。男子と女子は違うのですね。
色々な経験をなされたのですね。ドイツ女がガイドと大喧嘩している最中に、ラクダはコーラを飲み干し、大和なでしこは首に蛇巻き付け、バスの中は蠅が飛ぶ。
とっても楽しい旅行記でした。
それから14年経ったら、またトルコでもナンパというかセクハラに遭遇。
よほどMugieさんは魅力的なんでしょうね。また疲れましたね~
とってもユニークな旅行記有難うございました。
ナンパ受難Mugieさん これからもよろしくお願いしますね。
olive kenji
- Mugieさん からの返信 2020/12/09 11:33:22
- RE: ナンパまみれの旅
- olive kenjiさん、メッセージありがとうございます。
ずっとバックパッカーにあこがれていたのですが、バックパックを背負うのは自分には向いていないと悟ったチュニジア旅行でした。
まあ、コロコロ引いていったものの、本当に行き当たりばったりの旅で、緊張もしたけど、楽しかったです。
今は子供連れだし、インターネット上も情報が多いので、もうあんな無謀な旅はできないですね(笑)
olive kenjiさんがリタイア後、バックパッカーに戻ったという旅行記を読んで、うらやましく思っていました。
コロナでなくてもチュニジアはまだ政情が安定しないみたいですね。
ずっとエジプトに再訪したいと思ってますが、まだまだ個人旅行は難しそうです。
中東旅行ではナンパやセクハラがうっとおしいですが、なぜか砂漠やイスラムの文化に心惹かれます。
また、olive kenjiさんの旅行記にお邪魔するので、よろしくお願いします。
ムギー
-
- trifoliさん 2018/06/10 23:11:13
- チュニジア
- こんばんは!
そういや私もチュニジアの旅行記あったけど途中で挫折(あまりもう記憶が…)
私は語学力含めサバイバル能力に自信ないんで現地ツアーを日本から予約していったので英語は大丈夫でしたがそれでもちょっとした時にフランス語できないとーみたいのありましたね。
バルドー美術館のモザイクは全く知識のない自分にも素晴らしかったのであんな事件があったと思うと本当に残念ですね。
それにしても私はふつうに路面電車乗って降りて歩いて美術館行きましたが誰からも声をかけられた覚えがないです…
ナンパの嵐、凄い!
時期的に女性が割と街を歩けていて、そこまで珍しくなくじろじろ見てくる時代ではなかったかもですが(今はまた保守化してるっていいますよね)街歩きもたしかにしたはずなのにそんな記憶のない私って…笑
- Mugieさん からの返信 2018/06/11 18:18:05
- RE: チュニジア
- torifoliさん、こんにちは!
チュニジアに行ったことがあるんですね。
治安の関係でなかなか行ったことある人いない国ですよねぇ。
ぜひぜひ、旅行記完成させて下さい!
ナンパ、なかったですか??
私が行った時はもうアジア人が珍しくて仕方ないって感じで寄ってきましたよ。
切れ長の目に黒髪といった外人受けするアジアンビューティとは程遠いんですけど…
空手のポーズは大受けで、カンフーなんかも流行ってる感じがしました。
チュニジアという異国に修行にきた女流格闘家にでも見えたのでしょうか。(笑)
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- ねもさん 2018/05/17 18:47:00
- お久しぶりです
- Mugieさん ご投票ありがとうございます。
前から気になっていた旅行記ですが、通しで読ませてもらいました。いやぁ波乱万丈の旅路ですね。まさに旅人!と思いましたよ。
そんなとこに注目しないでと言われそうですが(笑)、ナンパの連続と蛇のネックレス?に目がいきます。でも蛇はパニックにもならず、堂々と写真を撮っているのはさすが。
モロッコのほうもゆっくり読ませてください。
- Mugieさん からの返信 2018/05/18 12:43:26
- RE: お久しぶりです
- ねもさん、こんにちは。
メッセージありがとうございます。
モロッコ、チュニジアは本当に珍道中でした。
中東のナンパと客引きはある種、名物かもしれませんね。
しつこくて大変でしたが、走って逃げたのも、カラテマスターの振りをして威嚇したのも、今になると楽しい思い出です。
蛇は意外と平気なんですよ〜
シンガポールでも首に巻いたことがありました。
でも、小さくてもカエルは苦手です…
ねもさんの旅行記にもまた行きますので、よろしくお願いします!
-
- sanaboさん 2018/05/13 19:12:47
- Mugieさんの原点をここに見た!?
- Mugieさん、こんばんは~
以前からこちらの旅行記が気になっていました(笑)
Mugieさんはかつてバックパッカーだったのかしらと思っていましたが
そういうわけではなかった…とはいえ、お若いのにお一人で
モロッコ、チュニジアを旅されるとはまさにMugieさんの原点を
ここに見た気がしました!!
そしたら、お嬢様たちを連れてのヨーロッパ旅行なんてチョロイものですね(^_-)
それにしてもナンパの嵐をかいくぐり、よくぞこれだけの旅をなさったと
感心しきりです!
Mugieさんの旅人としての臭覚や自衛本能は学んで身に付くものではなく
持って生まれたもののような気がしています。
モロッコもチュニジアも行きたいと思っているのですが、夫同伴でも
個人旅はハードルが高いかなぁとビビっている私です。
ましてや、チュニジアはあのテロ以来、遠のいてしまいましたしね。
経験談としてだけでなく、読み物としても大変面白く
Mugieさんの文章力にも脱帽です☆
sanabo
- Mugieさん からの返信 2018/05/14 17:38:51
- RE: Mugieさんの原点をここに見た!?
- sanaboさん、メッセージありがとうございます。
特にチュニジアは事前に情報がなくて心細かったし、客引きとナンパ攻撃に悩まされて大変でしたが、今となっては、とても思い出深い旅行です。
最近旅行記に少し修正を加えましたが、冷静に見直してみると、よくあんな距離を無事に移動できたな、と改めてびっくりでした。
若さって恐ろしいですね(笑)
でも、バックパックは背負って歩けないし、オシャレにも気を使う女子だったので、日本人バックパッカーにはバカにされてました。
今年の夏にイタリア経由でマルタ島へ行く予定ですが、シチリア島からチュニスを経由してマルタ島へ行くフェリーの定期船を見つけて、チュニスに行きたい気分が高まりましたが、悩んだ挙句、移動に時間が取られてしまうので、やめました。
最近は中東情勢はだいぶ落ち着いてきたようになので、sanaboさんもぜひご主人と行ってみてください。
日本とは時間の流れも、物事の考え方も全く違いますが、治安は悪くないと思いますよ。
観光インフラもけっこう整っています。
混沌としたメディナの町並みなど、sanaboさんならきれいに写真に切り取ってくれそうですね。
-
- アルカロイド ダリルさん 2018/02/17 20:36:59
- こんばんわ~
- こんばんわ~!
訪問ありがとうございます!
セクハラと戦うチェニジア旅行記には、ビックリ! 空手マスターでビビるなら、タイでキックボクシングを習ったダリルは、蹴りを見せて追い払おう!っと、固くココロに決めました! (行かないけど)
地中海クルーズの定番だったのに、乱射事件以来、寄港しなくなってしまい、いっそう遠い国になってしまいましたね! 砂漠のバラは、今でも形状を保っているのでしょうか? いつか、掘りに行きたいです!
ダリル
- Mugieさん からの返信 2018/02/18 09:37:35
- RE: こんばんわ?
- ダリルさん、書き込みありがとうございます。
> セクハラと戦うチェニジア旅行記には、ビックリ! 空手マスターでビビるなら、タイでキックボクシングを習ったダリルは、蹴りを見せて追い払おう!っと、固くココロに決めました! (行かないけど)
タイでのシミ取りの旅行記を読ませていただきましたが、タイにはよく行かれるんですか?
キックボクシングとは強そうですね!
みんな一目散に逃げていきそうです。
> 地中海クルーズの定番だったのに、乱射事件以来、寄港しなくなってしまい、いっそう遠い国になってしまいましたね! 砂漠のバラは、今でも形状を保っているのでしょうか? いつか、掘りに行きたいです!
チュニジアは今はけっこう安定してるようだし、乱射事件の現場になった美術館は厳重に警備されてるそうですが、やっぱり観光客が殺されたという衝撃はなかなか消えないですね。
そういえば砂漠のバラは意外と劣化しなくて、数度の引っ越しにも耐え、いまだに我が家の玄関に飾ってありますよ!
-
- 鼻毛マンさん 2013/05/18 23:46:53
- あー、おもしろかった〜
- Mugieさん、始めまして。
チュニジアの旅行記に来てて、すごいおもしろかったのでついコメント書いています。
あちこちで現れるナンパ人。強引な客引きをメディナでまき、現地旅行会社で内陸ツアーに参加。
自分が旅行したみたいな気分になりました。
いまはあまりこのような旅行ができない環境になっているそうなのが、少し残念です。
お子さんが大きくなったら、またこのような旅行を再開して、おもしろい旅行記に残して欲しいです。
追記:
そいえば旅行記にデェーツのことが出てませんでしたが、食べられましたか?
僕と嫁さんは、デェーツを食べ過ぎて、今の体型に陥ってしまいました。
- Mugieさん からの返信 2013/05/20 12:24:21
- RE: あー、おもしろかった〜
- 鼻毛マンさん、
書き込みありがとうございました。
プロフィールに旅行に行くために仕事をしているとありましたが、私も同じですw
次の旅行を考えるのが仕事の原動力です。
奥さんとチュニジアに行かれたんですか?
ご夫婦でチュニジアというのもめずらしいですね。
椰子の実、もちろん食べました!
おいしいですよね〜
たまに輸入品を扱ってるスーパーでエジプト産のを買いますが、日本だと高いですね…
椰子の実はおいしかったけど、バラの香がするチョコレートはダメでした。
なんだか、甘い石鹸を食べてるようで…
子供が大きくなったら、またマイナーなところに行ってみたいですね〜
-
- わんぱく大将さん 2012/01/28 22:05:26
- ナンパも半端じゃない
- Mugieさん
お久しぶりです。 ご無沙汰してしまって申しわけありません。
いや〜、チュニジアはいまだ行ったことがないのですが、昔からアラブ圏は好きでした。 世の男どもは。 でも、彼ら、日本の満員電車の中で、暗いチカンより、よっぽどわかりやすいというか。
楽しませていただきました。
大将
- Mugieさん からの返信 2012/01/30 13:26:25
- RE: ナンパも半端じゃない
- 大将さん、こんにちは。
こちらこそご無沙汰しております(^_^;)
チュニジア。
確かにアラブ圏なんですけど、首都のチュニスあたりは人も街もヨーロッパと
ミックスされた雰囲気がありましたね。
地理的にもイタリアの対岸。
女性と見ればナンパするのも、なんだか近いものが…(^・^)
特にあの頃、アジア人の女性なんてめずらしかったんでしょうね。
アラブの春の影響でチュニスでは保守化して女性がベールを被るようになった
なんて報道が日本ではありました。
大学で英語を習っていると話しかけてきた、彼氏といちゃつく女子大生。
タバコふかしながら仕事してたイキな感じの旅行代理店のお姉さん。
とても印象に残ってるんですけど、あの雰囲気もかわちゃったのかな〜と
ちょっとさみしいです。
-
- ぺこっちさん 2011/01/04 18:24:05
- なんだか勇気をもらいました☆
- Mugieさん、初めまして!
チュニジアを含め、イスラム諸国にとっても興味があるのですが、イスラム圏=男性社会、そしてセクハラがと〜っても多いなどのみなさんの情報を知るにつれ、個人で行きたいけど恐いからツアーの方がいいかな、とか、自分が男だったらいいのに!(そんな無茶な…)など葛藤しております。
そんな中、11年も前に一人で行かれたなんて、本当にすごいです!
実際に数々のナンパ(特におじいさんの話には驚きました!)もしっかり対処され、実際に危ない目に遭われることもなく、何よりです。
Mugieさんの旅行記になんだか励まされました。
私は日本にいる時は基本毅然(というかかなり恐いようです)としているのですが、海外へいくとなんだかニコニコしてしまい、ペルーではうっかり唇にキスされてしまいました…苦笑 あの苦い経験も生かし、イスラム圏でもしゃんとしようと思います。
- Mugieさん からの返信 2011/01/05 13:00:17
- RE: なんだか勇気をもらいました☆
- ぺこっちさん、訪問頂き、ありがとうございます。
確かにイスラム圏のセクハラはひどいですねぇ〜
誘われたら、"I'm married"とか "I have a fiance"、さわられそうに
なったら、"Don't touch me !!"で乗り切りました。
Fianceはもともとフランス語だから、モロッコでもチュニジアでも通じやす
かったです(^_^;)
既婚者だとわかると、「日本の男は夜が弱いって本当か?」などと話を
振ってきます。
完全にセクハラですね。
さわられるのは嫌ですが、(ましてやキスなんて大変でしたね)、けっこう
おもしろい話が聞けました(^_^;)
そうえいば、冗談で"I am a Karate master"と言ったら、本気で一歩引かれた
ので、びっくりしました。
日本人はみんな空手ができると思ってるんでしょうかね。
もし身の危険を感じたら、このセリフも使えるかも??
ナンパもセクハラもうっとおしかったですが、今では笑い話にしています。
観光地を効率よく回りたいならツアーの方がいいでしょうが、現地の人との
コミュニケーションも重視なら、個人で行く方が楽しいですよ!
-
- escomさん 2010/08/26 08:13:05
- ベルベル人は、バイキング
- Mugieさん こんちは! >金髪碧眼=北のほうのヨーロッパ人だと思っていたので、ベルベル人もそうだったなんてすごく意外。
民族の歴史っておもしろい。・・・・・・
バァンタル人⇒ノルウェー、スエーデン、デンマークにまで『さかのぼって』しまった。
まったく >『民族の歴史っておもしろい』
- Mugieさん からの返信 2010/08/26 13:03:49
- RE: ベルベル人は、バイキング
- escomさん、メッセージありがとうございます。
> バァンタル人⇒ノルウェー、スエーデン、デンマークにまで『さかのぼって』しまった。
> まったく >『民族の歴史っておもしろい』
本当におもしろいですよね〜
表記が混在していて面倒ですが、バァンタルってヴァンダルと同じ民族の
ことですよね。
ゲルマン系だし、地理的にも納得ですね。
久しぶりに世界史を思い出しました(^^)
-
- エムさん 2010/08/06 11:36:13
- チュニス
- Mugieさん、はじめまして!
「チュニジア/ バックパッカー的 女一人旅」にお邪魔しました。
実は今年の10月半ば過ぎ、地中海クルーズでチュニスに寄港します。
滞在時間は少ないですが、情報を収集中です。
Mugieさんがチュニスに行かれて、もう10年になるのですね。
最近では女性の一人旅も多いですが、当時は珍しかったのでは・・・?
しつこい物売りやセクハラとの戦い、読みながらハラハラしました。
4WDでの砂漠ツアー、プラネタリウムではない満点の星空・・・
想像しただけでもワクワクします。
チュニジアンブルーの美しいシディ・ブサイドへ是非行ってみたいと思います。
素敵な旅行記に一票!
エム
- Mugieさん からの返信 2010/08/06 13:45:23
- RE: チュニス
- メッセージ&投票、ありがとうございます!(^^)!
> 実は今年の10月半ば過ぎ、地中海クルーズでチュニスに寄港します。
> 滞在時間は少ないですが、情報を収集中です。
エムさんはクルーズであちこち旅行されてるんですね〜
私もいつか地中海クルーズに行ってみたいです。
> Mugieさんがチュニスに行かれて、もう10年になるのですね。
> 最近では女性の一人旅も多いですが、当時は珍しかったのでは・・・?
そうですね。
女性一人でチュニジアなんてみんなにびっくりされました(^^ゞ
> チュニジアンブルーの美しいシディ・ブサイドへ是非行ってみたいと思います。
>
とってもきれいな街で、おススメです。
もしお時間があるなら、メディナに行くのもおもしろいと思いますよ。
楽しい旅になるといいですね!
-
- むんさん 2008/01/06 16:12:15
- チュニジア一人旅!
- Mugieさん、こんにちは!
あけましておめでとうございます!!
今年もどうぞよろしくお願いします。
Mugieさんはチュニジア一人旅なさったことがおありなんですね〜!
そしてその旅の内容のなんと濃いこと!
ドラマや小説のようなドキドキ感を感じながら拝見しました。
登場人物のキャラも濃いですよね。
いろんなハプニングや予想外の出来事をクリアされた
Mugieさんはすごいです。
>砂漠は満天の星空。
>360℃星が輝き、まるでプラネタリウムみたい。
>地平線の間際まで星が光っている。
夜の砂漠。その上に広がる360度の満点の星空!
想像しただけでうっとり!
これは貴重な体験ですね。
- Mugieさん からの返信 2008/01/07 13:38:49
- あけましておめでとうございます!
- こちらこそ今年もよろしくお願いします。
当時つけていた日記をもとにブログを書きましたが、
無事に帰ってこれてよかったなぁ〜と改めて思いました(笑)
旅行中は嫌な思いもしましたが、今後の人生あんなにナンパ
されることはもうないでしょうから、今となってはいい思い出
かもしれません。
砂漠の満天の星空はとても感動しました。
旅行を重ねていくと段々と感覚が磨耗し、新鮮な感動に出会う
機会が減ってしまいますが、砂漠の星空は久しぶりに衝撃を
感じました。
娘が大きくなったら、ぜひ連れて行ってあげたいです!
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