Alvar Aaltoを巡る＠フィンランドの旅

2007/08 - 2007/09

アアルトを知らずにフィンランドへ行った私。(笑)
でも、沢山アアルト作品を見せていただきました。

連れて行ってくれたP先生、感謝しています。

写真はアアルト美術館のプレート。
この旅行記がある意味アアルトMUSEOになれば良いかなと…。

エリア フィンランド

フィンランディアホール　正面
FINLANDIA TALO　(タロは会館とか、住宅の意味)

大理石貼りの奇麗な建物。
近代建築はよく知らないので、言葉足らずな部分はご容赦願います。(笑)

フィンランディアホール　入口

この扉(特にノブ部分!)はよく見かけます。
アアルトは建物だけでなく、照明や家具など、その建物を取り巻くほとんどのものをデザインしているそうです。すごい！！

フィンランディアホール　背面

ちょっと船っぽい。イメージして造られているのか?

大理石が模様っぽく見えるのは、予定外らしい。
イタリアから持ってきた石だから、フィンランドの気候に馴染まなくて当然です。一度張り替えもしているとか。

大理石のオブジェ

フィンランディアホールの大理石を張り替えた時の残骸。捨てずにオブジェになっていました。

アカデミア書店

アアルトcafeも入っている、ビル(と言って良いのか?)です。「カモメ食堂」にも出てきます。
街中にあるので、すぐに行けます♪

アカデミア書店　内部

中央が吹き抜けになっていて素敵。

本も見たかったけどフィンランド語が分からず断念。(笑)新書は結構高くて、地元の人は古本屋を利用するとか。。。

アアルトcafe

ここなら本屋に併設されたcafeでも入ってみたいと思います。(おしゃれだし…)
この日はとりあえず、写真だけ☆

artek

アアルトデザインのインテリアショップ。
建物じゃなくて、商品です。
フィンランドはデザイン王国。
やっぱり、せっかくアアルトに触れる旅をしたんだから…と自分に言い聞かせ、思い出になる品を購入してしまいました♪(笑)

アアルトのアトリエ

ヘルシンキ市街地からは少し離れた場所にあります。
傾斜面に建てられていますが、それがすごくうまく利用されていて素敵でした。

アアルトのアトリエ　背面

アアルトのアトリエ　側面

アトリエの窓からは中庭が階段状に下がっていきます。その先は…↓

アアルトのアトリエ　中庭

白い壁面がスクリーンになっています。
レクチャーなどが出来るようにしていたみたいです。
実際はあまり使われていないようですが…(笑)

アアルトのアトリエ

アアルトのアトリエ　入口

アアルトの自邸

アトリエとは徒歩でも行ける距離にあります。
こちらも白を基調として、アトリエよりも有機的な雰囲気の建物でした。

アアルトの自邸　背面

白塗りのアトリエとは異なり、石積みがあったり、木肌が分かる感じの壁がついていたり…。
住まいってことで、自然のぬくもりを取り入れたかったみたいですね。日本建築を参考にもしたらしいです。

内部

吹き抜けで見える二階の壁が、畳じゃないけど、そんな雰囲気。日本を意識したってここのことかしら？

内部

書斎。
煉瓦と白壁のバランスが好きです。

内部

ちょっと人が入りすぎですね…(汗)

ピアノに掛っている布も、artek商品です。
照明とか、家具も、欲しいなぁ〜。

内部

ダイニング。
あの赤い照明、結構ツボです☆

こちらの家具は、イタリアで購入されたもの…？
だったと思います。

内部照明

へんてこりん。
でも一番気に入ったものです(笑)

ヘルシンキ工科大学

ここの大学の施設はいっぱい作っているらしいですね。学生寮とか、学部棟とか。

中に入れなかったのが残念。

ユヴァスキュラ大学

煉瓦造。
ヘルシンキ工科大の建物と似ていますね。
写真、見にくくてスミマセン。

内部　エントランスホール

外観とは違って、白くて広くて…。
学生がどんな風に過ごすのか見たかったです。

内部

階段。
両脇のポール群が素敵でした☆

ユヴァスキュラ大学　講堂内部

照明の長さが一本一本違う!!
たぶん、他の所にもこだわりが詰まっているんでしょうね。。。

ユヴァスキュラ大学　内部

この吹き抜けに、この天窓に、この階段。
すごいなぁ〜としか言えない自分が悔しい。

ユヴァスキュラ大学　図書館

こちらはモダンな内部。
覘いてビックリです。

ユヴァスキュラ大学　図書館

なぜこんなにも床レベルを下げたのでしょうか。
カッコイイけど…バリアフリー的考えは無いんですね(笑)

ユヴァスキュラ大学　　図書館

全体です。
整然としていて、落ち着いた雰囲気が良いですね☆

アルヴァ・アアルト博物館

時間が遅くて、あいにく中には入れませんでした。
自身の建物は、白にするのが好きなのでしょうか。

アルヴァ・アアルト博物館　側面

アルヴァ・アアルト博物館　タイル

平面のタイルと、竹を半分に割ったようなタイルの2種類使い。こんなタイル、特注しかないんじゃ…?!

タウンホール

これは外から出入りできる、2階の中庭。
なかなか難しい造りの建物です。

タウンホール

背面から2階へ上がる階段。
アアルトの研究をするなら、研究者用の部屋に住むことが出来るそうです!!

タウンホール内　図書館1階

タウンホール内　図書館2階

子供向け、読書スペースです。
子供には勿体無いくらい、素敵!!

タウンホール内　図書館

書架。

タウンホール　模型

正面の写真が無かったので(笑)これで。。。

タウンホール内　議会室

暗いですが…素敵な空間でした。
小屋組みがわざと見えるようになっています(たぶん構造材ではない)。椅子も座り心地よさそうですし。。。

タウンホール内　議会室

タウンホール内　議会室

見にくいですが…化粧材と思われる、小屋組みです。
こんなデザイン、どうやって思いつくんですか！

実験住宅

こんな森の中…
資材とか運ぶの大変だったでしょうに。
ってか、住むにしたって食料やら何やら運ぶの面倒くさそうです。(笑)

実験住宅

中庭から見える側面。
フィンランドの大地は岩盤が多いみたいで、ここもそそんな土地に建てられています。(近くの湖も素晴らしく美しい!!)

この壁がまさに実験を語っています。
わざとこんな壁にするのもデザインとして素敵だと思います♪

実験住宅　背面

岩盤、分かりますよね？
この下がもう湖です。

この眺め、本当に美しいです。
日も暮れかけですが…って何時だよ!!

ちょっと良い写真が撮りたくて☆
ポーズは注文させて頂きました(笑)

実験住宅　側面

丸太がそのまま基礎(?)になってます。
ズレないのでしょうか…。

サウナ

ちょっと歩くとサウナがあります。
やっぱり、フィンランドと言えばサウナ！
そして、暑くなったら湖へ！

ボート入れ

これはアアルトの設計ではありません。
アアルト設計の船が入っている場所です。
アアルトの死後、コンペにて決定された作品だそうです。