2007/09/15 - 2007/09/24
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riverwillさん
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2007年9月15日から24日までの10日間、マリンスポーツ嫌いのわたしが何故か一人、リゾートアイランドのタヒチとイースター島を旅した奇妙奇天烈な旅行記です。
このアルバムはイースター島で参加したモアイ観光ツアー2日目の模様です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ラタム チリ
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-
9月18日(火)
イースター島2日目、本日は半日オロンゴツアーに参加。
本日のスケジュールは9:30頃ホテルにてピックアップに始まり、ラノ・カウ火山→オロンゴ→アフ・タハイを周るルート。
ほぼ昨日と同じツアー客とガイドでバスツアー開始。
まずはラノ・カウ山 Rano Kauへ向かう前にハンガロア村を一望できる展望台へ連れて行ってくれました。
昨日は油断して防寒着が不十分だったので、極度の寒がりのわたしはあったかい肌着にホッカイロまでして万全の体制で望みました。ダサいなんていってられません! -
本日のツアー客。
昨日同様、日本人の女性の一人客、夫婦一組が同じツアーでしたが、シャイなわたしはほとんど声をかけられず。
というのは嘘で、単に離れて座っていたためわざわざ話しかけるのが億劫だったのと、仲良くなってしまうことで写真を撮る自分のペースが崩されたら・・・という、大変身勝手な心配でなかなか声をかけられませんでした。
きっと日本人に限らず、口数少なく単独行動で変わった日本人だなぁと思われていたでしょうねぇ。 -
これがツアーバス。
30人ぐらい乗れます。
海外のバスにしてはとても狭く小さい。
ラテン系の人たちも背は高くないですからね。 -
さて、ここが「ラノ・カウ火山」。
イースター島はおよそ250〜300万年前、ラノ・カウ、テレ・パカ、ポイケの3つの火山活動によって形成された島だそうです。 -
山頂から見たラノ・カウ火口湖。
クレーター状のカルデラ湖です。
火口湖の直径は約1600m、湖面までの深さは約200m、湖の水深は約4〜11mだそうです。
湖面にはトトラ葦という浮き草が群生していて、晴れた日には葦の緑と空を映し出した湖水の青のコントラストがとても美しいそうです。
残念ながら本日は朝から曇り空。
雨が降らないだけまだマシ、という感じ。 -
昔の人の住居跡。だったかな。
海からの強風に耐える住居には石造りが最適だったんでしょうね。
イースター島では今回森や林をあまり見かけたことがない。低木の荒地や牧草地ぐらい。
木材の供給も難しかったのかもしれないですね。 -
次の目的地、オロンゴOrongoに続く道の途中。
海(断崖絶壁)へと続くトレイル。
このコースは歩きませんでした。 -
オロンゴへの入り口のオフィス。
パークレンジャーが待機しています。
入場料はツアー代に含まれているので今回支払う必要はありませんでしたが、一般客はUS$10程度払うようです。
イースター島の遺跡はすべて「ラパ・ヌイ国立公園」として指定されています。
世界遺産保護のためには仕方ないですね。
ここで日本語の説明も併記されているガイドマップをもらえます。
いかに日本人観光客が多く訪れるかが窺い知れますね。 -
このパークレンジャーオフィスでは、通常入場の際に記帳しなくてはなりません。
わたしたちはツアーだったのですでに遺跡を回った後に立ち寄って記載を求められました。
宿泊しているホテル名も記載するので、スペルを覚えていった方が賢明です。
また、ここにお手洗いがあるようですが、利用の際はUS$1かかります。小銭の用意を。 -
オロンゴはさきほどのクレーターをはさんでラノ・カウ展望台と反対側に位置します。
オロンゴはかつて、「鳥人儀式」が執り行われた神聖な場所です。
鳥人儀式とは、年に1回、各部族から選りすぐりの戦士を集結し、断崖絶壁から2km沖合いに離れた「モツヌイ」島へ毎年飛来する渡り鳥マヌタラの最初の卵を、誰が一番早く割らずに持ち帰るかを競い合い、部族の誇りとその部族が島内の実権を掌握するための重要な儀式だったそうです。
卵を持ち帰った戦士は「鳥人」として崇拝され部族の繁栄がもたらされるそうです。
まさに断崖絶壁。足がすくみます。
そこを降りて、なおかつ2km先まで泳いで、さらにまた断崖を登って戻ってくる。
昔の人の考えることは凄まじい。 -
これがその「モツ・ヌイ」島。
崖から見えるモツ・ヌイ島は豆粒状態。
そのレースの過酷さを想像しただけで寒気がします。
昔の人の体力と度胸と勇気にただただ脱帽。
その中でも「鳥人」に選ばれた戦士は敬服に値します。
鳥人というと、オリンピックでいえば高飛びアスリート、
日本でいえば、「サスケ」「クノイチ」あたりかな。 -
競技が行われた儀式村に建設された石積みの住居。
丘の傾斜をうまく活用して建てられています。
ここには儀式に参加する部族の酋長や神官など、大会関係者がその時期だけ一時的に移り住み、戦士たちはここで訓練を積んだとか。
かなり広範囲に石造りの家が建てられていましたが、あいにく、外から中は伺えませんでした。 -
小さな通気孔?があります。
覗いても真っ暗で何も見えません。 -
観光ルートには順番に番号が振られています。
ここには鳥人信仰に基づく岩石彫刻が数多く残されています。 -
鳥人信仰とは、頭は鳥、からだは人間という鳥人の姿を持つ伝説の鳥人「タンガタ・マヌ」を古代の創造神マケマケの化身として崇め奉る新興宗教で、モアイ信仰が廃れたあとに興り19世紀末まで続いた宗教だそうです。
タンガタ・マヌは、強いマナ(霊力)と超自然的な力を有し、救いの神として崇拝されていました。
写真はその鳥人のレリーフ。その他鳥人儀礼に関するレリーフが多く残されています。
調べたところによると、鳥人儀式のお祭りの際、いけにえとして指名された2〜3人を食したとか何とか・・・ゾッ(寒気)
そんなおどろおどろしい宗教が何故モアイ信仰のあとに興ったのかふしぎです。 -
オロンゴ側から見たラノ・カウ火山のクレーター。
湖面に映し出された空の青と浮き草の緑のコントラストは、心があらわれるほどの確かな絶景だそうです。
まだまだ空は曇り空。
残念。 -
クレーターの崖っぷちに咲いていた可憐であでやかな草花。
一歩間違えると真っさかさまのかなりデンジャラスゾーンにも柵がはられてないため、観光客は平気で近づきます。ガイドも全く注意しないし。
日本ではありえない光景です。
齢(よわい)70歳は越えているであろうご老体ですら崖っぷちまで行ってVサインのご機嫌ムードで写真を撮っていたので、ついつられてわたしもそこまで近寄って写真を撮ってしまいました。
高所恐怖症は気絶しますね。 -
オロンゴには、レンタカーで訪れている家族連れやカップルが多くいました。
イースター島は、ハンガロア村内の一部と主要な観光スポットをつなぐルートの一部以外、まだまだ未舗装の道路が一般的。
特に雨季のシーズン、道は泥でぬかるみ、道路がしばしば陥没し、想像を絶するデオコボコ悪路となります。
バスから眺めて思わず絶句。
イースター島ではレンタカーは割と簡単にリーズナブルに借りられそうですが、問題は全てMT車。運転に自信がない限り借りない方が賢明。
まず事故っても、イースター島のレンタカーには保険がついてません。島にはそうした保険自体存在しないようです。なかなか厄介。
また、道中パンクをしても、通りかかる人がいなければ誰も助けてくれません。自力での救出が求められます。
万が一雨季にレンタカーを借りて観光したい人は心して安全運転第一で望みましょう。 -
本日のクライマックス、アフ・タハイAhu Tahaiに到着。
右手に小さく写っているのはプカオをかぶったモアイ像。 -
アフ・タハイは1968年、アメリカの考古学者ウィリアム・ムロイ博士によって復元された儀式村の跡地。
部族間抗争が激化したとき、部族の長の象徴であるモアイは倒され、ふしぎな霊力(マヌ)を宿すとされる目は徹底的に破壊された。
このため、どのモアイにももともと目は残っていなかったのですが、このモアイのみ何故か復元されたそうです。
ちなみに、全て失われたと信じられてきたホンモノの目が1978年に遺跡から発掘されて、以来、日本の凸版印刷の技術援助のもと新築されたイースター島博物館に資料展示されているそうです。
祝日だったので、もちろん容赦なく博物館は閉館。
悔しい!
目玉の白い部分は白珊瑚、眼球は赤色凝灰岩で出来ていたそうです。 -
目のあるモアイの左手にある別のモアイ像。
みな、海を背にして建っています。
これが一般的。 -
逆光で撮ったらこうなりました。
前ページと同じ時間帯です。
ミステリーっぽいですね。 -
海岸部に位置するので、潮風にさらされ風化でかなり傷んでる様子。
どこに視線を向けているのか、それもミステリー。
よく見ると、足?もとにうっすらと両手のレリーフが残っています。 -
こういう位置で立っています。
-
倒壊後起こした石像なので顔が壊れています。
本当はこのアフ(祭壇)には5体奉られていたようですが、1体のみ、アフから離れたところに倒れたまま放置されていました。
なんでだろう。 -
なんか、世界の七不思議ミステリーゾーンっぽい写真。
-
アフはこんな感じです。
アフに足を踏み入れても、登っても絶対いけません。
マナーを守って正しく撮影しましょう。 -
アフ・タハイの儀式村跡にはかつて人が暮らしていた石積みの痕跡(鶏小屋、石囲いの畑、儀式用の広場、火葬場、ボートハウスなど)が残っています。
-
これは住居跡。
このときから晴れてきました。
よかった! -
ここの水平線をバックにした夕景の写真は、よくイースター島のパンフレットなどの起用されとても有名だそうです。
知らなかった。
素人でした。 -
ここも遺跡です。
でも、地元の人が石彫刻をしていました。
土産物用にモアイでも彫っていたのかな。
声をかけたヨーロッパのきれいな女性観光客を気に入った様子で、「君は一人?」と尋ねていましたが「ハネムーンなの♪」と思いがけぬ切り替えし。そしてダーリン登場。
そばで見ていて思わず苦笑してしまう一幕でした。 -
本日の半日オロンゴツアーはタハイにて終了。
今回もハンガロア村の中心で降ろしてもらい、昼食を買いに再びスーパーへ。
ついでに、今度は駐在員さん一番のおすすめのエンパナーダ専門店「Enpanadas Tia Bertaエンパナーダ・ティア・ベルタ=ベルタおばさんのエンパナーダ)というお店へ直行。
エンパナーダを購入後、お手洗いを我慢していたのでまっすぐホテルへ帰ります。(ツアー中、トイレがほとんどなかったので・・・)
写真は村唯一の教会。ホテルから歩いて2、3分のところにありました。 -
ここがイースター島で宿泊した「Hotel Martin&Anita(http://www.chile-hotels.com/maranit.htm)」
空港に到着した際、民宿斡旋カウンター(バゲッジクレーム内に併設)で、唯一客引きに来ていたホテルだったので、交渉の末、1泊US$25で即決。
(通常はもっとたくさんのホテルの客引きが現れるそうです)
空港から車で5分ぐらい、村の中心からは徒歩10分ぐらい。まぁまぁの立地条件。 -
ホテルはまるで熱帯の楽園。
バナナやパパイヤ、やしの木など南国フルーツの木であふれています。
マイナスイオン〜
ホテルのオーナー・マルティンさんは英語がとても堪能。
奥さんのアニータさんも話せるようですが、留守を預かるおばあちゃんはスペイン語オンリー。
イースター島の治安はとてもいいそうなので、門に鍵はないです。誰でも入れる。
また部屋の鍵も至ってシンプル。
タヒチにしてもイースター島にしても、南国の人はのんびりゆったり穏やか平和。楽しく過ごすことが第一なんでしょうね。 -
1泊25ドルのお部屋。
ツインベッドにバスタブつきのユニットバスルーム。
(安宿は得てしてシャワーのみが多いので貴重)
熱いお湯が出るので常時快適。
安宿は時に水しか出ないか、あるいは一定量タンクのお湯を使うと水しか出なくなることがしばしば。
泊まる前に要確認です。
部屋はとても清潔、タオルも2枚つけてくれて25ドルにしては快適でした。
ただ、壊れたエアコンが設置されていてまぎらわしい! -
これが噂のエンパナーダ。
今回は、ベルタおばさんが30年以上こだわリ続けて作っているというエンパナーダ専門の小さな食堂にて購入。
多くのお店は祝日で休業中にもかかわらず、ありがたいことに連日営業中。働き者です。
これはツナのエンパナーダ、1800ペソ(約435円)。
昨日食べたエンパナーダはおそらくオーブンで焼いたものでしたが、ベルタおばさんのエンパナーダは油で揚げているようでした。
でも、揚げ立てサクサクのエンパナーダは、具がジューシーで食べ応えあるボリューム感、大満足のひと品。 -
昼食をさっさと済ませ、2時半ごろ再び行動開始。
イースター島は南国だけあって、あまり見かけない草花が咲き誇っています。
南国は色鮮やかでパワフルな花が多いので元気が出ますね。 -
ハンガロア村のメインストリートを抜けると、海に面したところにホツマツア広場があります。
その前に設置されたミニモアイ。
ミニといって、2mぐらいはあった気がします。
この周辺にダイビングショップが集まっています。
寒く、風が吹き荒れ波が高くてもなおサーフィンを楽しむ若者多数。
そこに波がある限り、波に乗らずにはいられないんですかね。シロウトにはわかりません。 -
ホツマツア広場を沿岸沿いに北に向かって数分歩くとアスレチック広場ありました。
地元の子どもが遊ぶというよりも、観光客のファミリーが主に遊んでいる風に見えました。
たまたま誰もいませんが、時間によってはかなり賑わっています。 -
アフ・オロンゴの立て看板。
説明はスペイン語なので読んでいません。 -
村から海沿いに北上すると、なにやら怪しげな石の彫刻があちこちに点在しています。
これは現代の人が彫った彫刻のようです。
いわゆる現代アートの部類なのでしょうか。
特に説明プレートなどはないのでコンセプトは不明。 -
潮溜まり。
魚がいるかと思ったけど、いませんでした。
この潮溜まりだけを見るととても穏やかでピースフルですが、岩を隔てた向こう側は高波が荒れまくっています。
今日も著しい強風の日でした。 -
これはチリの美大生の作品のようです。
とある潮溜まりの波打ち際に設置されていました。 -
前ページの石像の台座に設置されている説明プレート。
全てスペイン後なので全容は把握していませんが、ラパ・ヌイ(イースター島)にあるタラバオ大学の学生の共同作品のようです。
1999年作。
タイトルは「TE RATERE」
意味は不明。 -
これもモアイのミニレプリカ。
プカオをかぶっています。
高さは私と同じぐらい。
目は入っていません。 -
本日バスツアーで訪れたアフ・タハイは、ハンガロア村から歩いていける距離でした。
何だよ〜
というわけで、再び来訪。
これはタハイを復元した学者ウィリアム・マロイ博士をたたえる記念碑。
何でこんなかたちしているのかは不明。
何かの動物をかたどっているのか? -
放置されたままの倒れたモアイ。
「登ってはいけません!」という注意書きが一応あります。
仮に倒されたとしても、本来であればアフ(祭壇)の近くに転がっていて普通に思われますが、何故こんな離れたところに放置されているのかは、全く意味不明です。 -
首から離れた頭部。
横たわる、哀れな姿。
今や、マヌが宿るとされた偉大な様は見る影もありません。 -
これもモアイの頭部。
雨風・海風にさらされてかつての勇姿は見る影もなく、ただの石の塊に・・・
蜂に刺されすぎた人の頭部みたい。 -
再び同じ光景へ。
午前中と違い、別の角度から日が差しているので伸びる影と影のつき方で、ちょっと違った異様さを醸し出しています。
ツアーなどは、午前中に立ち寄ってしまうルートなのか、観光客はまばらで、午後は至って空いていました。 -
別の角度から。
何度見ても、モアイは圧倒されます。
これまでテレビや本でしか見たことがなかった世界の七不思議が目の前に現れるとちょっと身震いがします。
謎が多いだけに、本当に興味をそそられます。 -
モアイを背に日が沈んでいます。
つまり、タハイは西の方角。
長く伸びるモアイの影が、なんだかとても異様に見えました。 -
石積みのプランテーション。
強風吹き荒れるこの地では、植物もこうして石を積み上げたサークルの中で風から守って大事に育てます。 -
なんという植物かは不明ですが、とてもかわいらしい花だったので撮ってみました。
-
タハイより徒歩10分程度北上したところに一体だけ、寂しくたたずむモアイ「ハンガ・キオエ Hanga Kio'e」
-
どうして一体だけしか建てなかったんだろう・・・
-
ハンガ・キオエから少し歩くと、何かの遺跡がありました。
ガイドマップにも記載がないので名前等は不明ですが、立派な石組みの上に建てられていたので何かの遺跡には違いないと思います。
この碑の裏側にヨーロッパ人風の女性が一人瞑想して座禅していました。
無我の境地に達しているのか、わたしの気配に気づきません。
邪魔しないようにそっとその場を離れました。
時間があれば、この女性のように時の流れに身をゆだねて瞑想にふけるのも悪くはないかもしれないですね。
神秘の島でマヌの力に触れ、何か悟りが開けるか? -
碑のある丘の上から眺めたハンガ・キオエのモアイ。
よく見ると背中に穴がぽっかり開いていました。
他のモアイには見られなかった穴ですが、その穴を使って運び出していたのか、何かはめ込まれていたのか、謎ですね。 -
間違えました。
この碑の裏手に女性が瞑想していました。 -
午後から晴れてきて、まだ雲は残るものの、すがすがしい青空です。
しかし、穏やかそうに見える海も、よくよく見ると高波が沿岸に押し寄せています。
打ち付ける波の轟音が辺りにとどろきます。 -
いまさらですが、ハンガ・キオエの案内板。
これらの案内板もここ数年でようやく各地に設置されたものだそうです。
だからまだ新しいのですね。 -
高波・波浪・津波警報発令です!
写真で見ると迫力がなかなか伝わりませんが、相当荒れています。
TSUNAMIのようなわびしさに〜♪
なんてお気楽に唄っている場合じゃありません。
それでも、サーファーの血が騒ぐのか、ビッグェーブに向かってボードをこぐ若者たち。
ライフガードなんていないので自己責任でお願いします。 -
タハイに戻ってきました。
タハイのモアイの裏手にある海岸には、不自然に石積みされた船を陸揚げするためのスロープのようなものがありました。
ボートハウス(漁用のボートの保管庫)の遺跡も見つかっているので、かつて漁に使ったボートを陸揚げしやすいように作られたのかもしれないですね。 -
プカオをかぶっているこちらのモアイは「アフ・コテリク」というのだそうです。
これは海岸から眺めたアフ・コテリク。 -
逆光で撮っても、はめ込まれた三白眼の目だけはギョロッと光って天を仰ぎます。
不気味。
愛嬌があるといえばありますが・・・
但し、目があるおかげで見上げる角度によって表情が違って見えました。 -
完全に逆光写真。
この手のミステリー雑誌に使えそうな写真です。 -
これも海岸沿いに咲いていた名も知らぬ草花。
見たことあるようなないような・・・
植物図鑑を持っていると面白いでしょうね。 -
さて、またホツマツア広場に戻ってきました。
広場に飾ってあるモアイです。
規模はそれほど大きくありません。 -
これも広場内に設置されたモアイ。
これはレプリカではなさそうです。
貫禄が違う。 -
広場横のダイビングショップにいたわんこ。
超ラブリー。
思わせぶりにちょっと振り向いて、小尻とタレ耳がとてもキュート。
イースター島は放し飼いの犬や猫がうろうろしています。
犬や猫だけならまだしも、馬まで闊歩しています。
島では移動手段の一つとしてホースライディングがとってもポピュラー。
ひづめの音が村に響き渡ります。 -
この周辺のモアイは「アフ・アピナ」というようですね。
-
建て看板のすぐ近くにある頭部だけのモアイ。
村の南部にも観光ツアーのルートからは外されたマイナーなモアイがあると聞き、さっそく散策。
でもこれではないようです。 -
ほら馬がいた。
放牧中。 -
村の北西部の高台に海軍の基地らしきものがありました。
そこにあった、イースター島から各主要国際都市までの距離と方位を記した道標。
ホノルル、サンフランシスコ、シンガポール、オークランド、シカゴ、ウラジオストックetc...
上海まで記載されていながら、イースター島観光産業にきわめて貢献しているTOKYOがないのは何故?!
腑に落ちない・・・ -
ハンガ・ピコという遺跡エリア。
この建て看板は、漁港の前のシーフードレストランに設置されていました。
この先に、教えてもらったマニアックなモアイが立っていました。 -
「アフ・リアタ Ahu Riata」これがあまり観光客の訪れない穴場のモアイ。
こじんまりとした広場にポツンと一体しか立っていません。
競技場のような照明があったので、もともと何かイベントがあると利用するのかもしれないですね。 -
ずんぐりむっくりの、微妙にブサイクなモアイ。
だから人気がないのか?
なんて、神様に失礼ですが。
お腹がちょっぴりメタボリック。 -
一体だけかと思っていたら、生い茂る草むらにもう一体忘れ去られたかのように横たわっていました。
目鼻立ちがはっきりとした男前のモアイ。
しかし、からだのあちこちに草が生え、無残な姿。
哀愁を帯びています。 -
こんな配置。
もともとあのアフにこのモアイも立っていたのでしょうね。
しかし、誰も通りません。 -
顔のアップ。
鼻の穴はないです、さすがに。
こんなに接近できて、光栄です。 -
さっきの広場から上を見上げると異様な形をした怪しげなオブジェが見えました。
それを確認すべく、道を登っり切ったところにチリ海軍の基地のような建物を発見。
祝日だからかまったく人気がありません。 -
敷地内に設置されていたモアイの石像。
おそらくミニレプリカ。
目がはめ込まれています。 -
これが、下の広場から見えた怪しいオブジェ。
かなり巨大です。
私の身長ぐらいの高さがある。
現代アートの一環でしょうか。
しかし、国防の軍基地に何故これが?
手の甲にはイースター島シンボルの鳥マーク?が描かれていました。
空に向かって何をつかもうとしているのでしょう。 -
道端に良く咲いていたお花。
見たことも聞いたことあるお花ですが、名前不明。
クリスマスっぽいカラーですよね。 -
歩き疲れてようやく村の中心街まで戻ってきました。
時すでに夜7時を回る。
タヒチと違い、イースター島の日の入りは冬でも遅い。
ゆえにありがたい。
街灯はほとんどといってよいほどないので真っ暗になります。
帰りがけにベルタおばさんのエンパナーダのお店に再び来店。これがお店の外観。
こじんまりとした小さな食堂。
中は昼でもなお暗い。厨房以外、電気がついていない。
お世辞にもきれいとはいえませんが、味は保証します。 -
再びツナ・エンパナーダ。
一度はまると繰り返し食べても飽きないタイプ。
イースター島へお越しの際は是非お試しを。
本日は朝から晩まで歩き疲れたので早めに就寝しました。
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