ひとり旅 No.66 ぐるっと中国５県＜蒜山高原キャンプ場＞岡山県真庭市

2007/04/30 - 2007/05/05

★ぐるっと中国５県ほぼ一周の旅★

●蒜山高原
　岡山県の北部、大山の南麓に広がるどこかヨーロッパの田園風景を思わせるのどかで雄大な景観を持つひるぜん高原に魅せられる人は多く、人口わずか６０００人たらずのこの地を訪れる観光客は年間２５０万人にもおよびます。

【手記】
　中国地方ほぼ一周の旅、想い出深い蒜山高原から山陰の鳥取砂丘･浦富海岸・白兎海岸・菅原神社・加茂岩倉遺跡・荒神谷遺跡などへ立ち寄りました。
　浦富海岸は特に行っておきたかった地です。

エリア 蒜山高原(岡山)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

★ぐるっと中国５県ほぼ一周の旅★

●米子自動車道「蒜山高原ＳＡ」
　景色が大変よいＳＡ。また、お土産品などとても品揃えがよく，美味しいものもたくさん売っているサービスエリアです。

　

★ぐるっと中国５県ほぼ一周の旅★

●米子自動車道「蒜山高原ＳＡ」
＜ご案内板　鳥取県観光ガイドマップ＞

★ぐるっと中国５県ほぼ一周の旅★

●米子自動車道「蒜山高原ＳＡ」
　遠くに大山・蒜山高原を見ることができます。

★ぐるっと中国５県ほぼ一周の旅★

●蒜山高原キャンプ場
　酪農大学校。何年ぶりだろうか。想い出深い地です。

★ぐるっと中国５県ほぼ一周の旅★

●蒜山高原キャンプ場
　もう１５年くらい前かな。
　積雪５０ｃｍはあったでしょうか、友人と雪の中を何時間もラッセルして遊んだことがあります。

★ぐるっと中国５県ほぼ一周の旅★

●蒜山高原キャンプ場
　冬真っ只中、40〜50センチの積雪の中、普通車は入って来れないですから、道の真ん中でテーブルを出して、炭に火を熾して焼肉をやったりしていました。
　楽しかったですね。

「蒜山高原キャンプ場」

　お久しぶりです・・・。
　ファミリー向けに小奇麗に区画整理が進んでいます。

　(テントサイト）
　オートキャンプ６５基
　区画２５基
　常設３０基
　フリーサイト３０基　だそうです。

「蒜山高原キャンプ場」

　変わりましたね。草原に適当にキャンプと言った過去のサバイバルスタイルのキャンプ場ではないですね。

「蒜山高原キャンプ場」

　蒜山高原オートキャンプ場は蒜山三座を臨む広大な高原の中にあります。
　キャンプ場の隣には牧場があり、ジャージー牛が草を喰む姿を間近に見ることができます。

「蒜山高原キャンプ場」

　懐かしいなあ。何度もきました。あそことあの辺りと・・・テントを張ったことがあるな・・・みんなとワイワイがやがや・・・楽しかった日々を思い出します。

「蒜山高原キャンプ場」

　時の流れの中を潜り抜けて、想い出をさがしています。

「蒜山高原キャンプ場」

　炊事棟

「蒜山高原キャンプ場」

　蒜山高原はもともとは火山で出来た堰止湖の跡だったそうです。

「蒜山高原キャンプ場」

　大山が噴火活動を始める以前、約200万年以上前に噴火した蒜山三座から噴出した溶岩が蒜山高原の溶岩台地を作り、堰止湖となっていたものが、水が抜けたため、現在のような蒜山高原の形になっていったのだそうです。

「蒜山高原キャンプ場」

　山腹からなだらかに傾斜を描く地形に緑の牧草が生え、ジャージー牛がのんびりと歩いています。

「蒜山高原キャンプ場」

　蒜山高原のジャージー牛乳やヨーグルト、アイスクリームはおいしいことで評判ですが、ストレスも何もないこの自然に囲まれたのどかな風景の中で生み出されるものなのですね。

「蒜山高原キャンプ場」

　初夏の蒜山高原では美しい緑とともにどことなくホッとできる牧歌的風景が広がっています。

「蒜山高原キャンプ場」

　【管理棟】
　温水シャワー・売店・レストハウス・休憩所・更衣室
　何でもござれ…です。

「蒜山高原キャンプ場」

　管理棟前にて。
　それにしても、ホーント綺麗になりました。

「蒜山高原」

　岡山県の西北部・鳥取県境に沿って連なる上蒜山、中蒜山、下蒜山の三山を一口に「蒜山三座」と呼んでいます。

「蒜山高原」

　これら「蒜山三座」は大山火山群の一部で、高さ100ｍ余りの大型のトロイデ（鐘状火山）です。

「蒜山高原」

　古くから人が住み着いていて、狩りをし、農業を営んだものと考えられ、四つ塚古墳をはじめ各所に古墳が見られます。

「蒜山高原塩釜冷泉」

　中国山地蒜山三座の真中、中蒜山（1,122ｍ）の裾の谷間から湧き出ている冷泉です。

「蒜山高原塩釜冷泉」

　湧水は、東西12ｍ、南北5ｍ、面積約60m2のひょうたん池を形成し、最深部は1.9ｍ、湧水量は毎秒300リットル、水温は年中10度前後と変わりません。

「蒜山高原塩釜冷泉」

＜全国名水百選選定＞
　１０リットルタンクはいつも車載しています。冷泉を汲んでおこうと思いきや、禁止されているんですね。

「蒜山高原塩釜冷泉」

　近年、一部の心もとない人の為、周辺の自然が荒されているようです。

「蒜山高原塩釜冷泉」

　 車渋滞・自然破壊・観光客に迷惑がかかるなど、いろいろあるみたいで、取水が禁止されているということです。

蒜山高原塩釜冷泉

　透明な水を絶え間なく湧出する泉は、古くから『塩釜さま』と崇められている霊泉でした。

「蒜山高原塩釜冷泉」

　昭和６０年に環境庁の”名水百選”に選ばれ、観光名所として一躍有名になりました。

「蒜山高原塩釜冷泉」

　冷泉汲み禁止！
　周辺のお店屋さんの景気はどうなったんでしょう。

　このあと鳥取砂丘へ向けて愛車を走らせました。