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7月31日(火)、今日は午前中残りの仕事をし、13時<br />までには出雲空港に到着していなければなりません。<br />このままだとどこにも行けない!と急に思い立ち、せめて<br />ホテルの窓下に見える「須衞都久神社」の写真くらいは<br />撮ろうということで、早朝散歩をすることにしました。<br /><br />宍道湖大橋から宍道湖の写真も撮ることができ、空港に向<br />かう途中の出雲的な風景もタクシーの窓越しではありまし<br />たが、カメラに収めることができました。<br /><br />名残惜しくはありましたが、これでこの夏の出雲とはお別<br />れです。<br />最後の数枚をアップします。<br /><br />

出雲に行ってきました(^-^)  4

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2007/07/29 - 2007/07/31

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前日光

前日光さん

7月31日(火)、今日は午前中残りの仕事をし、13時
までには出雲空港に到着していなければなりません。
このままだとどこにも行けない!と急に思い立ち、せめて
ホテルの窓下に見える「須衞都久神社」の写真くらいは
撮ろうということで、早朝散歩をすることにしました。

宍道湖大橋から宍道湖の写真も撮ることができ、空港に向
かう途中の出雲的な風景もタクシーの窓越しではありまし
たが、カメラに収めることができました。

名残惜しくはありましたが、これでこの夏の出雲とはお別
れです。
最後の数枚をアップします。

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  • ホテルから徒歩数秒、「須衞都久(すえつぐ)<br />神社」参道の文字が目に入ります。<br />宿泊したホテルは、このすぐ左側です。<br />昨日昼食を食べた「皆美館」周辺の住所は<br />松江市末次本町となっていますので、この<br />辺りの守り神なのでしょうね。<br />

    ホテルから徒歩数秒、「須衞都久(すえつぐ)
    神社」参道の文字が目に入ります。
    宿泊したホテルは、このすぐ左側です。
    昨日昼食を食べた「皆美館」周辺の住所は
    松江市末次本町となっていますので、この
    辺りの守り神なのでしょうね。

  • 狛犬は、このように尻尾を立てて威嚇する<br />かのようです。

    狛犬は、このように尻尾を立てて威嚇する
    かのようです。

  • 狛犬の台座の模様です。

    狛犬の台座の模様です。

  • 手水舎です。<br />冷たい水でした。

    手水舎です。
    冷たい水でした。

  • 手水舎の辺りから撮ったものです。

    手水舎の辺りから撮ったものです。

  • この神社の説明板です。<br />旧県社(明治6年)とあります。<br />主祭神は<br />伊弉冉尊(いざなみのみこと・女神)素戔嗚尊<br />(すさのおのみこと)です。<br />どうして伊弉諾尊(いざなぎのみこと・男神)<br />ではないのでしょうね?<br /><br />ところで、この説明板によれば、今日7月<br />31日は住吉祭で、この神社の例大祭にあ<br />たるようです。<br />でも、境内はいたって静かで鳥居の側の清掃<br />を行う気配もありません。<br /><br />明治期に作られた神社などというのは、この地<br />では新参者で、相手にされないのでしょうか?

    この神社の説明板です。
    旧県社(明治6年)とあります。
    主祭神は
    伊弉冉尊(いざなみのみこと・女神)素戔嗚尊
    (すさのおのみこと)です。
    どうして伊弉諾尊(いざなぎのみこと・男神)
    ではないのでしょうね?

    ところで、この説明板によれば、今日7月
    31日は住吉祭で、この神社の例大祭にあ
    たるようです。
    でも、境内はいたって静かで鳥居の側の清掃
    を行う気配もありません。

    明治期に作られた神社などというのは、この地
    では新参者で、相手にされないのでしょうか?

  • 鳥居を潜るとすぐにあるこの建物は、拝殿<br />と思われます。<br />説明書もありませんし、「る○ぶ」などと<br />いう旅の雑誌にも全く載っていませんので、<br />詳しいことはわからないのですが、メジャー<br />でない割には立派な建物に見えるのですが。<br />

    鳥居を潜るとすぐにあるこの建物は、拝殿
    と思われます。
    説明書もありませんし、「る○ぶ」などと
    いう旅の雑誌にも全く載っていませんので、
    詳しいことはわからないのですが、メジャー
    でない割には立派な建物に見えるのですが。

  • よく見ると、このような彫刻も施して<br />あります。<br />龍か何かの動物の目は鋭く光っていて、<br />夜なんか見たら恐いだろうなと思いました。

    よく見ると、このような彫刻も施して
    あります。
    龍か何かの動物の目は鋭く光っていて、
    夜なんか見たら恐いだろうなと思いました。

  • これは、けっこう愛嬌がありますね。

    これは、けっこう愛嬌がありますね。

  • 拝殿脇の灯籠。

    拝殿脇の灯籠。

  • これが、本殿でしょうか?<br />ホテルの私の窓下に見えた千木は、これだ<br />と思います。<br />立派なものです。<br />我が故郷の神社には、このような千木の<br />ついた社は滅多にありません。

    これが、本殿でしょうか?
    ホテルの私の窓下に見えた千木は、これだ
    と思います。
    立派なものです。
    我が故郷の神社には、このような千木の
    ついた社は滅多にありません。

  • 神社を出て、地下道を抜けると、「宍道湖<br />大橋」です。<br />そこから西の方に目をやると、「ホテル一畑」<br />が遠くに見えます。

    神社を出て、地下道を抜けると、「宍道湖
    大橋」です。
    そこから西の方に目をやると、「ホテル一畑」
    が遠くに見えます。

  • 白潟(しらかた)公園の方に向かって延びる<br />「宍道湖大橋」です。<br />

    白潟(しらかた)公園の方に向かって延びる
    「宍道湖大橋」です。

  • 青空の下の美術館です。<br />いつ見ても美しい光景です。

    青空の下の美術館です。
    いつ見ても美しい光景です。

  • 橋の上から、はるかに向こう岸を望んだもの<br />です。<br />時間帯は7時30分くらいで、通勤時間に<br />あたります。通過する車の人や犬の散歩を<br />する人からも、物好きな人と見られたかも<br />しれませんが、この際、気にしていられま<br />せん。

    橋の上から、はるかに向こう岸を望んだもの
    です。
    時間帯は7時30分くらいで、通勤時間に
    あたります。通過する車の人や犬の散歩を
    する人からも、物好きな人と見られたかも
    しれませんが、この際、気にしていられま
    せん。

  • これが、宿泊していた「松江ニューアーバン<br />ホテル別館」です。<br />ビジネスホテルとしては、悪くなかったです。<br />なんといっても、須衞都久神社が見えたのが<br />よかったです(~o~)

    これが、宿泊していた「松江ニューアーバン
    ホテル別館」です。
    ビジネスホテルとしては、悪くなかったです。
    なんといっても、須衞都久神社が見えたのが
    よかったです(~o~)

  • 今日は、昼頃には、この方向に向かって<br />まっしぐらに行かねばなりません。<br /><br />でも、私としては右方向に曲がりたい気分<br />でいっぱいでした。

    今日は、昼頃には、この方向に向かって
    まっしぐらに行かねばなりません。

    でも、私としては右方向に曲がりたい気分
    でいっぱいでした。

  • この表示が見えるとすぐに、ホテル一畑です。

    この表示が見えるとすぐに、ホテル一畑です。

  • ホテル一畑の宴会場を見かけ、思わず<br />パチリ!<br />葵の御紋はあるしで、一瞬自分は日光に<br />いるのかしら?と錯覚してしまいました。

    ホテル一畑の宴会場を見かけ、思わず
    パチリ!
    葵の御紋はあるしで、一瞬自分は日光に
    いるのかしら?と錯覚してしまいました。

  • ま、ホテルですから、このような豪華な部屋も<br />あっておかしくはないですよね。<br />でも、私の中で、松江のイメージとは、ちょっと<br />違うぞとささやく声が・・・

    ま、ホテルですから、このような豪華な部屋も
    あっておかしくはないですよね。
    でも、私の中で、松江のイメージとは、ちょっと
    違うぞとささやく声が・・・

  • これはタクシーからの写真なので、ちょっと<br />ブレていますが、どうしてこんな写真をアップ<br />したかといいますと、この橋の下を流れている<br />のが「斐伊川」なんです。<br />斐伊川!あの八岐大蛇伝説で知られる川です。<br />八岐大蛇の正体は何か?昔から諸説あります<br />が、その一つが斐伊川氾濫説です。<br />かつては暴れ川として有名だったこの川が、<br />被害を与えるのは何と言っても水田でした。<br />素戔嗚尊が大蛇から救った姫の名が、日本書<br />紀によれば、「奇稲田媛」であり、水田と密<br />接な関係を持つ名です。彼女を育てたのは<br />「手名椎(てなづち)足名椎(あしなづち)<br />であり、手による労働、足による労働を象徴<br />していると考えるならば、八つの谷、八つの<br />尾根をぬい、大蛇のようにうねりながら流れ<br />るこの川は、まさしく八岐大蛇ではないのか<br />?という説なのです。<br />私はこのような話を聞くと、もうワクワクし<br />てしまうのです。<br /><br />その斐伊川を遡って、水源である「船通山」<br />まで辿りたいというのが、実は私の長年の見<br />果てぬ夢なのです。

    これはタクシーからの写真なので、ちょっと
    ブレていますが、どうしてこんな写真をアップ
    したかといいますと、この橋の下を流れている
    のが「斐伊川」なんです。
    斐伊川!あの八岐大蛇伝説で知られる川です。
    八岐大蛇の正体は何か?昔から諸説あります
    が、その一つが斐伊川氾濫説です。
    かつては暴れ川として有名だったこの川が、
    被害を与えるのは何と言っても水田でした。
    素戔嗚尊が大蛇から救った姫の名が、日本書
    紀によれば、「奇稲田媛」であり、水田と密
    接な関係を持つ名です。彼女を育てたのは
    「手名椎(てなづち)足名椎(あしなづち)
    であり、手による労働、足による労働を象徴
    していると考えるならば、八つの谷、八つの
    尾根をぬい、大蛇のようにうねりながら流れ
    るこの川は、まさしく八岐大蛇ではないのか
    ?という説なのです。
    私はこのような話を聞くと、もうワクワクし
    てしまうのです。

    その斐伊川を遡って、水源である「船通山」
    まで辿りたいというのが、実は私の長年の見
    果てぬ夢なのです。

  • 斐伊川を渡ってしばらく行った所で、青空と<br />白雲、その下の人家、田園、といった風景に<br />思わず心奪われ、シャッターを押しました。<br /><br />ここに神社の鳥居でもあったなら、限りなく<br />出雲的だと思うのですが・・・

    斐伊川を渡ってしばらく行った所で、青空と
    白雲、その下の人家、田園、といった風景に
    思わず心奪われ、シャッターを押しました。

    ここに神社の鳥居でもあったなら、限りなく
    出雲的だと思うのですが・・・

  • とうとう空港に着いてしまいました。

    とうとう空港に着いてしまいました。

  • 私たちの乗るJAL1666便、13時15分発<br />羽田行きです。

    私たちの乗るJAL1666便、13時15分発
    羽田行きです。

  • 出雲の山は、このように少しも険しくなく、<br />ゆったりと広がっています。<br /><br />島根県出身の作家、田畑修一郎は、出雲の<br />自然の特徴を、「水と空と雲とのつくり出<br />す或る微妙なたゆたひがあらゆる出雲的な<br />性格に反映してゐるやうに思われる。」<br />(「出雲・石見」)と述べています。<br /><br />私は、この「微妙なたゆたひ」が好きなの<br />かもしれません。<br /><br />  完 

    出雲の山は、このように少しも険しくなく、
    ゆったりと広がっています。

    島根県出身の作家、田畑修一郎は、出雲の
    自然の特徴を、「水と空と雲とのつくり出
    す或る微妙なたゆたひがあらゆる出雲的な
    性格に反映してゐるやうに思われる。」
    (「出雲・石見」)と述べています。

    私は、この「微妙なたゆたひ」が好きなの
    かもしれません。

      完 

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この旅行記へのコメント (5)

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  • 前日光さん 2007/09/01 14:31:39
    楽しかった出雲♪
    morino296さん、出雲旅行記への度々のコメント
    ありがとうございます!

    今回の様な出張だったら、正直毎年あってもいいと思いました。
    今回は天気もよくて、暑さも耐えられる程度でした。

    昨年は(8月6日〜9日)は、それはそれは暑くて、日本海側の
    暑さというものを思い知らされました。
    仕事柄、秋のような行楽に最適の時期には、どうしても旅行など
    していられません。
    夏か冬、春の松江城の桜なども見たいのですが、気長に時間がで
    きるのを待って、津和野、浜田、益田などもぜひ・・・と思って
    います。
    あなたの好みからして、津和野はハマルわよ〜と、広島の義理の
    姉が宣います。
    私もそうなるだろうことは、十分推測できます。

    またいつか行きたい島根!と呪文のように思っていると、意外に
    チャンスは訪れる!そう信じて、地道な日々の生活に戻りましょう。

    秋はまた、各地ですばらしい風景が見られますよね。
    秋の横浜・鎌倉etc…をまたたくさん紹介してくださいね(^_^)v
  • morino296さん 2007/08/30 23:53:56
    宍道湖が綺麗!
    前日光さん

    表紙は朝の宍道湖でしょうか、とても綺麗ですね。

    お仕事で忙しくて大変だったでしょうが、
    美味しい食事も召し上がられて、良かったですね。

    松江は、美味しい和菓子も多くあったと思いますが、
    また次回のお楽しみですね。

    morino296

    前日光

    前日光さん からの返信 2007/09/01 14:41:45
    RE: 宍道湖が綺麗!
    こんにちは!
    掲示板の別の箇所に、この返事を書いてしまいました。

    そちらの方もご覧になってくださいね。

    今日は朝から寒い位の気温ですね。
    曇り空だと写真の写りがサエナイんですよね。

    でも、秋が好きな私としては、この所の秋の気配が
    うれしいです。

    次は、と〜っても暑いときに行った裏磐梯、会津など
    upします。
  • 旅猫さん 2007/08/29 08:55:35
    出雲な風景
    前日光さん、おはようございます。

    夏の出雲、ついに最終回ですね。
    早朝の神社散策って良い感じです。
    明治期のお寺や神社の建物には、まだまだ江戸の職人の技が受け継がれているので、結構素晴らしいものが多いですよね。
    比較的新しいので、まだ文化財にはなりませんけど。

    宍道湖畔の美術館は、いつみても美しいですね。
    美術館側からの景色もきれいですしね。

    空港への途中で撮った景色。
    出雲平野は、日本海側とは思えないほど、明るく穏やか風景がありますよね。
    日本人なら、誰もがホッとするような。

    旅猫

    前日光

    前日光さん からの返信 2007/08/29 22:19:02
    RE: 出雲な風景
    旅猫さん こんばんは
    コメント&投票ありがとうございます。

    夏の出雲、よい旅(実は出張!)になりました。
    どこに行ったというわけではないのですが。

    その旅がよかった!と思うかどうかは、旅する側の
    心の有り様にかかっていると思われます。

    ありふれた光景でも、それが出雲にあるからこそ
    際だつということもあるのだろうと。

    帰ってくるその瞬間から、また来たいと思っている
    自分。
    一日に何度も頭を掠める出雲の風景・・・

    これって・・・恋に近い気持ちかも。

    う〜ん、しばらく治癒の見込みなし、というところ
    でしょうかねぇ。

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