１８切符で北陸温泉めぐり?新潟～宇奈月温泉・和倉温泉

2007/03/07 - 2007/03/17

１０日目です。
今日から北陸の温泉めぐりの旅としてスタート（？）いたします！

昨日まで北海道の岬をひたすら１８切符でまわってきましたが、途中を無視して大阪へ帰ってしまうのはどことなく面白みに欠けるため、
できる限り温泉をめぐりたいなーと。

ただし、３月１８日にダイヤ改正が行われるため、１６日の今日と１７日の明日で全てを終えます。
今持っている時刻表がただの紙の荷物となってしまい路頭に迷うかもしれないので（＞＜）

新潟～（越後線上）～柏崎～（信越本線上）～直江津～（北陸本線上）～魚津・富山地方鉄道宇奈月温泉～（北陸本線上）～津幡～（七尾線下）～和倉温泉～（七尾線・北陸本線上）～金沢

宇奈月温泉：北陸本線魚津駅から、富山地方鉄道・新魚津駅から約４０分、終点・宇奈月温泉駅、周辺が温泉街です。
雪・山に囲まれた静かな温泉街です。
和倉温泉：北陸本線津幡駅から能登半島へ延びる路線・七尾線の終点・和倉温泉駅からバスで５分程度です。
もう真っ暗の中に行ったので写真ほとんどありません・・・

極寒の北の大地で冷えた体を温めて暖めて・・・♪


※この日は2007年3月16日です。
3月25日に起きた能登半島地震の前に和倉温泉を訪ねました。

エリア 宇奈月・黒部峡谷(富山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩

おはようございますの新潟駅。

ほんとは始発で行こうかと思ったのですが、昨日の新潟到着が夜１２時ということで、
完全に寝坊・・・＾＾；

5:57発柏崎行きに乗車です。

越後線の車窓から。

この路線は地方交通線ながら、幹線の信越本線よりも海側を通るので、
少し期待して乗車しましたが・・・・

海が見えん！！
＆案の定寝ました・・・＾＾；

8:07柏崎駅着。

だいぶ寝てました・・・
気付けばたくさんの高校生がいて、
その元気っ子たちは一つ前の東柏崎駅で下車下車下車。

柏崎駅前です。

あまり天気がよくない・・・
昨日まで、北国は雪のため、逆に傘要らずで何とかなりましたが、
今降っているものはみぞれ。
コートがべちゃべちゃ、気持ちもぐちゃぐちゃ。
テンション下がる（＞＜）

柏崎は、
ブルボンの本社があります。そんなお菓子がよく売っています。
そして笹団子、魚印の塩辛、お酒は越の誉。
観光物産ディスプレイに、よだれを見せる・・・＾＾；

8:49発の直江津行きに乗車です。

信越本線の車窓から。

おぉ！
厳しい海！
冬の日本海と言ったらこんなイメージ・・・

柏崎から直江津まで、
かなり海に近いところを走ります。

9:31直江津駅着。

直江津駅はＪＲ東日本管轄ですが、
ここから西の北陸本線はＪＲ西日本管轄です。
西日本住民にとっては、変に「帰ってきた」感。

あさって、ダイヤ改正です。
案内板の数字を変えています。

下の人が時刻を読み上げ、
脚立の上の人が確認。

３月１７日以前の時刻、
9:47発高岡行きに乗車です。

糸魚川駅。
ここで特急列車待ちです。

糸魚川駅のレンガ造りの車庫。
どことなく、過去に連れられた感。

さて、乗車です。

11:22魚津駅着。

ここまでひたすら列車に乗ってきました。
ようやく１８切符の有り難味、途中下車をします。

魚津駅前。

魚津は蜃気楼で有名です。
お昼時なので、近くのうどん屋にはいったら、
近所の人たちとお店のおばちゃんの会話が。

私から詳しくは聞きませんでしたが・・・
というか、富山の人の言葉、
失礼ながら、、、分かりにくい！！！！！
北海道の方が標準語に近い感覚でした。

おそらく、な内容。
蜃気楼は、次の日の天気が悪いときに出るようです。
昨日見れたそうです。
今年は初めてだったそうです。

うーむ・・・

駅前の
「うまい水」です。

ここから富山地方鉄道の新魚津駅へ向かいますが、
ＪＲ魚津駅のほぼ裏なので、すぐ着きます。

富山地方鉄道・新魚津駅。

「新」とついていますが・・・

写真右側に見える
ＪＲ魚津駅。

この近さで、「新」は如何か・・・＾＾；

富山地方鉄道のホームとＪＲのホームとを
格子で繋いでいますね。
こういう感じで接続してくれたらいいんですが、
一度駅を出て地下道を通って接続するので、５分をみないと乗り換えできません。
・・・・見えてるのに、、、ホーム。

富山地方鉄道の車窓から。

しばらくは少し町中を走ります。
駅の間隔はほぼ２分程度。
短いですが、宇奈月温泉駅まで約４０分かかります。

今までいろんな駅舎を見てきましたが、
これほど古ーい感じの物を見たのは初めてなのではないか、というくらい、
褪せた木で造られた駅舎が多かったです。

１２時５０分、宇奈月温泉着。
列車はここが終点ですが、
この駅から黒部渓谷鉄道が延びています。
トロッコでーす！

宇奈月温泉駅前。

この噴水は、温泉でーす！
近づくと湯気で眼鏡がやられる・・・♪＾＾；
楽しいです♪

観光案内所はこの目の前。
地図をもらい、周辺を散策でーす！＾＾；

湯の町通りを通り、
ホテルの合間にある階段を下りて
黒部川の河原へ下りました。

こんな山間に温泉街があるため、
山の縁の断崖にホテルなどの建物が建てられています。
川べりからそういうのを見ると
少し怖いっす・・・！

ホテルからの廃湯が滝のように流れてきています。
近づくと飛沫が眼鏡を再び襲う・・・＾＾；

この川べり、
雪がいくらか積もっているんですが、
暖冬のためか温泉の暖かさのためか、
べちゃべちゃになっていました。
靴が・・・

なんかいいですよねーこんな風景。

雪がべちゃべちゃになっている上、
旧街道の放置された石畳のような地面なため、
歩きにくいったらありゃしない！
半ば不満の感じる遊歩道でしたが、
風景が忘れさせてくれる・・・

ここから道路に戻ります。

宇奈月温泉街。

冬の終わりかけ、平日ということであまり人が見られません。

足湯「おもかげ」

近くが工事中だったため
場所がよく分かりませんでしたが、
湯の町通りを歩いていたら見つかります。

入りたかったですが、
足よりも早く体を温めたかったので
公衆浴場へ急ぎます。

だいぶ駅のほうに戻ってきました。

温泉会館
という公衆浴場。
石鹸・タオルはありませんが、入浴料は２５０円と安い！
源泉温度は９０℃を超えるのが宇奈月温泉らしいですが、
今ある温泉街とは少し離れたところから湧出しているので、
ここに運ぶまでに少し温度が下がります。
それでも７０℃を超えるそうなので、かなーり熱い！

もうぽかぽかです♪♪

駅前の土産屋で、
ワンカップ黒部峡（２６０円）を購入、
今日の宿泊所で嗜むことにしますか♪

時間です、駅へ戻ります。

宇奈月温泉駅。

向こうに見えるのが黒部渓谷鉄道。
冬季は運休かな。
トロッコに乗って山間をぬってみたいなーと思いましたが先を急ぎます。

戻る列車に乗り込みました。
宇奈月温泉街が下に見えます。

さようならー宇奈月温泉

山をだんだん下っていきます。

車窓はなかなか楽しい。。。

魚津から乗り換えました、
ＪＲ北陸本線の車窓から。
もうすぐ富山駅です。

早月川でしょうか。
宇奈月温泉付近で見た雪はほとんどなくなりました。

15:14富山駅着。

少し外に出て、
駅ビルの中にある土産物屋を物色。
白えびの釜揚げ、なる旨そうなものが・・・試食。

甘い！
えびの甘さがすごい！
もっと食べたかったのですが、賞味期限に不安があったので惜しくも買わず。
かまぼこ、みそ、その他魚介類。
食いモンじゃないですが九谷焼。
いろいろありました。

もうすぐ金沢駅、
手前の津幡駅で、七尾線に乗り換えて和倉温泉へ向かいます。

七尾駅で乗り換え、
和倉温泉駅に18:42着です。

駅前は全くと言っていいほど温泉街の雰囲気を感じません。
バスもあったみたいですが、
「行けるやろ！」と（なぜか）思ったので
歩いて・・・＾＾；

結局だいぶ迷いましたが・・・

歩いて３０分。
ほんとは１０分くらいで行けたんでしょうが迷いすぎました・・・＾＾；

和倉温泉の「総湯」という公衆浴場です。
浴場の前には足湯もあります。

入浴料４８０円。
中は、
かなーり広い！
ちゃんとシャンプーもあります、サウナも露天も。
露天風呂が特に気持ち良い♪
そしてお湯は熱い！
源泉温度８０℃。
そして成分がかなり濃いようです、
飲用できますが、だいぶしょっぱいのでなめる程度で十分と思われます。
開湯１２００年だそうです。
見事に１時間も入ってしまいました。

温泉は楽しみましたが、
周辺の温泉街は比較的閑散としています。
水族館や能登島やら、近くに観光するところはあるみたいですが。
ホテルや旅館は多いものの歩いて楽しむようなところではないのかも。

今度はちゃんとバスに乗り、
駅へ戻ります。
周辺は真っ暗です。
まっくら、わくら、「わっ！くら！！」

・・・＾＾；

駅に戻ってきました。
バスだと５分でいけました。

駅にある、カニ。
水族館のものみたいです。

和倉温泉。

ＪＲ七尾線はここが終点ですが、
この先穴水までのと鉄道が延びています。

静かに金沢へ行く列車を待ちます。

ホテルへ着きました。

宇奈月温泉で買った
黒部峡というワンカップ酒と、
魚津で買った
押し寿司。

なんと贅沢な晩酌♪
最終日に向けて気合十分です＾＾；

明日がこの旅最終日です。
できる限りいろいろ温泉回りたいな・・・

おやすみなさい、
つづく。