”絵金祭り”へ行ってきました・・・・Part3

2007/07/20 - 2007/07/22

　絵金祭りに合わせて、”土佐絵金歌舞伎”が上演されました。
赤岡町は高知県香南市になりましたが、ここ赤岡に”弁天座”という歌舞伎を演ずる施設が完成しました。
　土佐絵金歌舞伎伝承会の長年の念願がかなった訳です。この会が発足してはや十四年になるとか、十五回目を迎える絵金歌舞伎を上演するために、「弁天座」が完成その杮落とし（こけらおとし）の公演がありました。

　土佐の小さな町に、このような立派な歌舞伎座ができたこと自体、すごいことだと思ってしまいます。　
　町民をはじめ多くの人たちの協力があって、このような文化が継続されていることがわかります。

エリア 高知

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

新装なった”弁天座”正面・・

新設なった”弁天座”内部・・

客席は２５０席、前方は升席まである本格的なものです・・

二階席もあります・・

杮落としとあって、多くの見物客が訪れていました・・

開演の口上は、裃（かみしも）を着用、正装した香南市長自ら述べました。
口上のせりふを忘れてつまってしまったのですが、これがまた何ともいえないユーモアがあり会場の笑いを誘いました・・
さすがに市長さん感極まったのでしょうか、

この日の土佐絵金歌舞伎出し物は、

一、浄瑠璃式三番叟（じょうるりしきさんばそう）

二、蘆屋道満大内鑑（あしやどうまんおおうちかがみ）・・葛の葉子別れの段・・

三、義経千本桜（よしつねせんぼんさくら）
　　・・道行の段・・

これで入場料はタダですぞ！
ただし、パンフ代として５００円払いましたが安いものです。

　これは、浄瑠璃式三番叟（じょうるりしきさんばそう）の一場面です・・

これも、浄瑠璃式三番叟（じょうるりしきさんばそう）の一場面です・・

二本目の出し物、蘆屋道満大内鑑の一場面・・

本格的な花道もあります・・

同上