2007/06 - 2007/06
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Weiwojingさん
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1899年(明冶32)、当時の皇太子(後の大正天皇)の避暑地として設けられたのが「田母澤御用邸」です。
既存の実業家小林年保邸と庭園を宮内庁が買い取りをするとともに、赤坂離宮から御殿の一部を移築し、さらに新築部分を加えて本邸を完成させています。創建後も増改築や内部の模様替え、敷地の拡張が何度か行われています。
1916年(大正5)には付属邸(現存せず)が新築され、さらに1918年(大正7)から20年(大正9)にかけては、大正天皇の御用邸として、謁見所、食堂、玉突き所、皇族休所などを中心とした本邸の大規模な増改築が行われました。
戦後、田母澤御用邸は廃止されて皇室財産は国に帰属しましたが、その使用権は栃木県に認められたために、本邸の主要部分を公開し、その後博物館や宿泊施設としても利用されました。1997年(平成9)から栃木県が保存修復工事を実施し、3年後に完成しました。
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門をくぐると、木々の間から遠くに建物が見えます。それが御用邸です。
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かっては天皇を始め皇室関係者が出入りしていた車寄せです。今はここを訪れる人が誰でも利用できます。
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車寄せの天井部分です。その周囲に彫刻が施されていています。
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中庭を囲むようにして、そのまわりに建物があります。
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建物はすべて木造で出来ています。
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本邸は和風建築の形態をとっていながら、随所にシャンデリアや絨毯等を用いていて、和洋折衷の生活様式を採り入れています。明治以後の西洋化の中にあって、和風建築の伝統を生かしながら西洋文化との融合を図ろうとする試みは、近代和風建築につながる貴重な資料を提供しています。
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照明器具も豪華なものからシンプルなものまで、部屋の用途に合わせて様々なものが使われています。
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天皇をはじめ皇室の方々が楽しまれた玉突所(ビリヤード)です。
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この部屋は天皇が内外の賓客を謁見した「謁見室」です。
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襖絵が4枚展示されています。中国の女性をテーマにした「美人於芙蓉花遠昇四藝」というタイトルが付いています。
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4枚の襖絵のうちの2枚目です。
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廊下から見た「化粧室と湯殿」です。
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これは「釘隠し」と言うのでしょうか。
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庭に出てみました。広大な庭には様々な樹木や花が植えられています。
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園内にはあちこちに美しいくりん草が咲いていました。
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くりん草にちょうど蝶々が止まっていました。写真を撮ってみましたが、うまく撮れたでしょうか。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ぬいぬいさん 2007/06/13 11:36:11
- こんにちは
- tamegaiさん こんにちは
いつも訪問ありがとうございます。
日光行かれたんですね。私も先日、多分小学校の遠足以来になりますが久しぶりに行ってきました。
私が行きそびれてしまった建物を見事にカバーしてくれていますので、次回
出かける際の参考に見させていただいております。
秋までにもう一度行って見ようと思います。
- Weiwojingさん からの返信 2007/06/14 20:27:24
- RE: こんにちは
- ぬいぬいさん、こんにちは。メッセージをありがとうございます。私も小学校の時、修学旅行で初めて日光へ行って以来、本当に何十年振りに行って来ました。前から行きたいという思いと日光のすばらしい西洋建築を見たいという願望が合致して、今回6月始めに行って来ました。日光というと東照宮くらいしか頭にありませんでしたが、実際はそうではありませんでした。田母澤御用邸を始めとして、いくつも立派な建造物があるのには驚きました。
ぬいぬいさんも次回日光を訪れる時には、この御用邸と旧イタリア大使館別荘を訪れることをお勧めします。その時の旅行記を期待しています。では今後ともよろしくお願いします。
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