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日光の近代化建築を求めて、次に聖公会日光真光教会を訪ねてみました。1914年(大正3)にガーディナー(J.M.Gardner)の設計によって建てられた教会は、1899年(明治32)建設の木造礼拝堂が前身でした。<br /><br />明治末期に女性宣教師アイリーン・ポーター・マンが日光へ赴任した際、建設資金を募集し、その結果英国後期ゴシック風重厚な教会堂が完成しました。平屋建ての会堂は東西に長い十字架形になっていて、南東に三階建ての鐘楼があります。石切乱層積みの外壁は大谷川の安山岩を使用しています。<br /><br />日光には真光教会以外にもすばらしい教会があります。併せて紹介したいと思います。

日光の近代化遺産を訪ねて ( 其の3 聖公会日光真光教会)

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2007/06 - 2007/06

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Weiwojing

Weiwojingさん

日光の近代化建築を求めて、次に聖公会日光真光教会を訪ねてみました。1914年(大正3)にガーディナー(J.M.Gardner)の設計によって建てられた教会は、1899年(明治32)建設の木造礼拝堂が前身でした。

明治末期に女性宣教師アイリーン・ポーター・マンが日光へ赴任した際、建設資金を募集し、その結果英国後期ゴシック風重厚な教会堂が完成しました。平屋建ての会堂は東西に長い十字架形になっていて、南東に三階建ての鐘楼があります。石切乱層積みの外壁は大谷川の安山岩を使用しています。

日光には真光教会以外にもすばらしい教会があります。併せて紹介したいと思います。

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  •   木々の間から教会の鐘楼の先端が見えます。

      木々の間から教会の鐘楼の先端が見えます。

  •                                      鐘楼のある建物に入る入口です。ドアの飾りがなかなかユニークです。

      鐘楼のある建物に入る入口です。ドアの飾りがなかなかユニークです。

  •                                   教会の玄関です。ドアを開けると、そこには荘厳な雰囲気がただよい、思わず衣を正さざるを得ません。

      教会の玄関です。ドアを開けると、そこには荘厳な雰囲気がただよい、思わず衣を正さざるを得ません。

  •                                     礼拝堂の内部です。高い天井と黒い梁が特徴です。

     礼拝堂の内部です。高い天井と黒い梁が特徴です。

  •                                       こちらの教会は日光新生教会(バプテスト日光キリスト教会)です。スイスやオーストリアなどの農村で見られるような教会です。<br /><br />

      こちらの教会は日光新生教会(バプテスト日光キリスト教会)です。スイスやオーストリアなどの農村で見られるような教会です。

  •   教会の入り口ですが、ここだけは日本風の引き戸で、その上には「神は愛なり」と書かれています。

      教会の入り口ですが、ここだけは日本風の引き戸で、その上には「神は愛なり」と書かれています。

  •       聖アントニオカトリック教会です。正面入り口上部に描かれたキリスト像がユニークです。

      聖アントニオカトリック教会です。正面入り口上部に描かれたキリスト像がユニークです。

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この旅行記へのコメント (10)

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  • フルリーナさん 2007/10/24 10:53:35
    はじめまして
    日光真光教会でオルガンを担当してますフルリーナです。
    4トラで真光教会を発見しうれしいです。
    また、お邪魔しますね。
    http://blogs.yahoo.co.jp/fururina2000/2095815.html

    Weiwojing

    Weiwojingさん からの返信 2007/10/28 19:57:46
    RE: はじめまして
    フルリ−ナさん。書き込みをありがとうございます。日光真光教会を今年の5月に訪れて、大変すばらしい建築なのに感心しました。この教会でオルガ二ストをされているのですか。一度お聞きしたいですね。今度は日曜日に日光へ出かけてみたいと思います。そのときは聞くことができるでしょうか。私はパイプオルガンを聴くのが好きです。都内のコンサ−ト場や教会でのコンサートにはよく出かけます。フルリーナさんの旅行ブログを拝見しました。特に南アフリカに関するものが興味を引きました。また時々拝見しますので、よろしくお願いします。

    フルリーナ

    フルリーナさん からの返信 2007/10/28 20:30:55
    RE: はじめまして
    ありがとうございます。
    お会いしたいですね
    オルガンといっても小さな教会で、
    パイプオルガンではなく、チャーチオルガンなんです。
    オルガンが専門ではないので
    聖歌や、簡単な曲を弾くぐらいですが
    第1日曜日の午後の2時の礼拝か、
    第4の10時半からの礼拝に行ってることが多いです。
    いらっしゃるときはご一報くださいね!

    Weiwojing

    Weiwojingさん からの返信 2007/10/29 07:33:38
    RE: はじめまして
    ご返事をいただきありがとうございます。今度日光を訪ねるときは、ぜひ真光教会の礼拝に出たいと思います。ただし、来年8月以降になるでしょう。というのは、私は今中国の大連近くにおりますので、来年の8月帰る予定です。
    日光の近代建築もたくさんあるようですので、こちらのほうも見てみたいですね。では、今日はこれで。
  • まゆままさん 2007/06/23 10:31:33
    魅力的な教会!
    はじめまして。
    足跡よりお伺いさせていただきました〜
    この教会、とても魅力的な教会ですね!
    黒い梁とちょっとシックな色合いのステンドグラスがとても美しいです。
    鐘楼の扉もいい感じで!
    入り口が日本風の引き戸というのがまたおもしろいですね〜
    日光にもたくさん魅力的な近代建築が残されているんですね。
    関東方面はなかなか遠くて行けないのですがtamegaiさん の旅行記で
    また楽しませていただきたいと思います。
    どうぞよろしくお願いします。

    Weiwojing

    Weiwojingさん からの返信 2007/06/24 21:13:06
    RE: 魅力的な教会!
    まゆままさん

     ご訪問を頂きありがとうございます。日光は久しく行く機会がありませんでしたが、やっと今回行くことができました。
     日光というと、世界遺産の東照宮がまず挙げられますが、しかし、たくさんの近代建築が残っており、興味が尽きません。今回の真光教会は東京の立教大学創立者のガーディナーが関わっており、建築的にも大変優れたものです。内部の装飾もすばらしいです。もし、機会があれば訪ねてみてください。
     日光の他の教会も小さいながらユニークで、ヨーロッパの田舎に見られるような教会で、日光にふさわしい教会堂だと感じました。
     今後とも私のブログを見ていただき、ご感想やご意見をお寄せ下さい。私もまゆままさんのブログをこれからも拝見したと思います。ありがとうございました。

    まゆまま

    まゆままさん からの返信 2007/06/24 21:42:55
    RE: 魅力的な教会!
    ほんとに、日光といえば東照宮しか知りませんでしたので今まで和風なイメージしかなかったのですが
    tamegaiさんの旅行記で近代建築がたくさんあるということ知りました。
    真光教会以外にも小さな教会がたくさんあるんですね。
    すごく惹かれますね〜
    日光、遥か遠くのイメージでしたが急に身近に感じてきはじめました(笑)

    ところでつい私の上のぬいぬいさん宛のメッセージが目に入ったのですが・・
    増田彰久氏と御友人でいらっしゃるのですか?
    すごいですね!
    私も最近増田氏の著作を読ませていただいてます。
    「写真な建築」、とても楽しく読ませていただきました。

    では又旅行記へお邪魔させていただきます〜
    失礼しました。

    まゆまま

    まゆままさん からの返信 2007/06/24 21:44:47
    RE: 魅力的な教会!
    ほんとに、日光といえば東照宮しか知りませんでしたので今まで和風なイメージしかなかったのですが
    tamegaiさんの旅行記で近代建築がたくさんあるということ知りました。
    真光教会以外にも小さな教会がたくさんあるんですね。
    すごく惹かれますね〜
    日光、遥か遠くのイメージでしたが急に身近に感じてきはじめました(笑)

    ところでつい私の上のぬいぬいさん宛のメッセージが目に入ったのですが・・
    増田彰久氏と御友人でいらっしゃるのですか?
    すごいですね!
    私も最近増田氏の著作や写真集を読ませていただいてます。
    「写真な建築」、とても楽しく読ませていただきました。

    では又旅行記へお邪魔させていただきます〜
    失礼しました。

    Weiwojing

    Weiwojingさん からの返信 2007/06/25 08:40:59
    RE: 魅力的な教会!
    まゆままさん
     
     メッセージをありがとうございます。まゆままさんの旅行記を見ていましたら、近江のヴォーリス関係や京都三条通りのブログも載せているのですね。以前何度も見ていながら、まゆままさんのブログとは意識せずに見ていました。私も今年の5月に京都を訪れ、三条通りを歩き回り、ブログを作りました(ぜひ見てください)。
     ヴォーリスの各地に残る建物いいですね。ぜひ見に行きたいです。関西には彼の建てた建物がかなり残っているようですね。来年ヴォーリスに関する大きなイべントが近江であるそうです。その時に行ってみたいと思います。
     増田彰久氏とはわりと近くに住んでいます。増田氏関係の、いろいろなイベントや古洋風建築見学会などに参加しています。先日も(6月18日)東京で
    出たばかりの『日本のクラシックホール』に因むシンポジュウムが増田氏や
    藤森輝信氏等の出席で行われました。私も参加しましたが、大変参考になりました。
     では、今日はこれで。またご意見やら感想をお寄せ下さい。 

    まゆまま

    まゆままさん からの返信 2007/06/25 15:31:32
    RE: 魅力的な教会!
    近江八幡や京都の旅行記も見ていただいたんですね、ありがとうございます〜
    ほんとにヴォーリズの建築は結構身近なところにあって、これもヴォーリズだった!とたまにびっくりさせられることがあります。

    tamegaiさんの京都の旅行記、見せていただきました。
    西陣の電話局、大正時代に建てられたとは思えない斬新なデザインですね。
    拡大して見ると細かい模様に見えたものも全て裸婦のレリーフだったのでびっくりです〜
    暖簾シリーズもいいですね!
    前回訪れた時、看板にも興味を持ちました。味わい深い風格のある看板も今度見て回りたいと思ってます。
    京都は短大時代2年間通ったのですがその頃はお寺巡りがメインでしたので、
    最近改めて近代建築がたくさん残されているというのを実感し、これから時間を作って巡りたいと思っているところです。
    国立博物館はなぜか卒業アルバムの背景でした〜(笑)

    東京ではいろいろなイベントがあるんですね、うらやましい〜です。
    藤森氏の著作も建築探偵・・などを読んで十数年前、東京の美術館巡りを兼ねて建築をいくつか巡ったことが思い出されます〜。
    ちなみにその時青春18きっぷを使ってヘロヘロになりながら東京まで行ったのが懐かしいです。

    又他の旅行記にもお邪魔します〜

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