出雲と温泉津と銀山　　山陰のたび

2007/03/21 - 2007/03/22

お隣なのに、あんまり行ったことない山陰。

９号線をぐんぐん進むと
おや？
サンインジドウシャドウ？高速ができてる!
でもオープンは24日ですって。ちっ(-"-)

なのでひたすら９号線。
出雲大社を皮切りに、後はＵターンして石見銀山、温泉津
グラントアといろんなところを見てきました。

エリア 温泉津(島根)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

高速開通２日前・・・。

いまだったら、きっとこんなに時間がかからないと思いますが、下道でいくと５時間。

やった！着いた！出雲大社!
うわ〜い。

大きなしめ縄にも大興奮。

なななんと、ワシントン大学の方の
音楽奉納式が行われていました。

うっとり聴いて大満足。

お次は石見銀山。

ちょちょちょっとぉ。
山に入る時間ぎりぎりでした。
おじさんに聞くと、

「今日は春分の日だから、今日から１時間営業時間が延びたんだよ。よかったね！」

だって。

よかったです。

では温泉津へ。

泊まったのは「温泉津温泉旅館　ますや」
ワタクシ、実は建築マニアです。
木造３階建ての３階に泊めていただき、もうワクワク。
わたしは忍者屋敷みたいとあちこち散策し、なかなか帰らずうろうろ。

温泉は源泉かけ流しで、湯の華のにごったちょっとしょっぱい鉄分豊富なお湯で最高!
２１時からは男女の湯船が交換されるため、もう一方の竹酢の湯もいただきました。こちらは銀山の岩が使われています。循環湯です。
どちらもよかったなぁ。

料理も大好きな魚魚魚。
どれもおいしかったですよ。
少し味が濃い（醤油がきつい･塩辛い）ものもありました。そこだけかな。
お酒は進みましたよ。
部屋にある冷蔵庫の料金表より、実際はビールも100円くらい安かったので安心しました。
はじめはちょっとヒヤッとしました。そのあたりの説明がなかったんで後で会計のとき、安くなっててビックリ。サービスだったのかな？

朝ごはんも美味しかったです。うちでまねしているのは朝の壷玉子。お魚の干物がジューシィーでまだ味が思い出せるほど。あーまた食べたいなぁ。

古い建物、保存が大変でしょうけれど、また家族で行きますので大切に守っていてくださいね。
温かいおもてなし、ありがとう。


写真はあまりにもはしゃぎすぎてないんです。

代わりに、夕方行った温泉の写真を。。

さて、おうちに向かって帰りましょう。

こちらは、この辺の名産「瓦」の窯です。

これはなんだと思います?

帰りに「グラントワ」へ寄りました。

グラントワの外観は「石州瓦」でできてるんです。

まんなかの水盤に建物が写ってきれい・・・。

美術館のホールも・・・美しい・・・

山陰のたびの帰り
道の駅「長門峡」で休憩中、わらわらとカメラを持って移動するおっさんの集団を発見。

みると土手に上ってすごい三脚を立てたり
望遠レンズを熱心に磨いたりしている。

これは何かあるぞ、とデジカメを握っておっさんの中に紛れ込んでみた。


しばらくすると
地鳴りと汽笛が。


真っ白い蒸気を上にも横にも舞い上げながら
ＳＬが通過していきました。

うわぁぁぁぁぁ
変な声で感動する私を尻目に、おっさん達は真剣なまなざしでＳＬを連写してました。
「今日から走り始めたんだよ。」「場所とるために６時間前にきた。」「北九州から来た。」
おっさん達の顔を見るとなんだかイキイキしてて
まるで少年のよう。

なんかＳＬも感動したけど、おっさん達の表情の方がおもしろかった。


なかには、マナーのよくない人もいて、
いいアングルにするために
よそ様の梅の木をぽきぽき折ってしまう人や
先に準備してる人の視界に入ってしまう人も。

なんだか悲しい。

気持ちよく楽しみたいよ。
私も気をつけよっと。