下呂温泉水明館★2007【岐阜】

2007/01/02 - 2007/01/03

結婚２年目、２回目のお正月下呂温泉へ出発です。
下呂に向かうワイドビュー飛騨の車内から既に宴会モードで、久々の温泉に浮かれる私と夫。
でも４日早朝からバンコク＆香港に１週間旅行に行くので、ここで体調を崩すわけにはいかないから私だけモコモコに厚着をしていったところ、暖冬の今年は全く雪降っておらず、雪無しのお正月温泉でした。

エリア 下呂温泉(岐阜)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: JR特急

今年は猪年なので、ロビーのお正月細工も勇ましい姿。

到着したのがお昼過ぎだったから下駄を借りて、下呂の街を散策する事に。

毎年大活躍する雪解けを対策も、今年は出番がない様子。
楽しみにしていた雪見風呂も、この様子じゃ完全に無理みたいです。

夫によると、いつもなら橋の両側に雪が高く積まれているか、橋全体が凍っているそうですが、今年はご覧のとおり下駄でも楽々歩けます。

土産屋街をぷらぷら。

無料の足湯があったので入ってみました。
…が、浸かってから拭くものを持ってきていないことに気が付いて、濡れた足のやり場に困る羽目に。

陽が落ちオレンジ色の燈が街を照らす頃、夕食の御節懐石がスタートです。
温泉に浸かった後なので身体はポカポカだけど、お腹はペコペコ。

まず前菜は数の子・空豆・イクラ・赤飯
私はビールが苦手なので、リキュール入りの珍しい梅酒を選択。
濃くてとても美味しく、ロックでまったり味わいました。

胡麻豆腐に、金箔をまぶした黒豆・海老・ちょろぎなど、様々な具材を乗せた御節。
“ちょろぎ”とは聞き慣れない名前ですが、江戸時代に中国から伝わったシソ科の多年草で食用にするのは根にできる塊茎の部分だけだそう。生のときは白いけど加熱するとゆり根のような味がするのが特徴です。

金箔が浮かぶお正月らしい、おすまし。

お刺身に入っていた大トロは口の中でスッと溶けて無くなります。

西京焼きはカラスミがまぶしてあって、お酒が一層ペースアップ♪

雲丹が入った茶碗蒸し。
大きな雲丹が口の中でとけました。

飛騨牛と野菜の鉄板焼きは、あっさり味のタレに漬けていただきます。

優しい味がうれしいフキノトウや筍などが入った焚き合わせ。

美味しかったけど内容を失念。

漬物３種。

〆のデザートはメロンでご馳走様です。

再び窓から街並みを見下ろすと、燈に包まれていました。

お正月なので家族全員、朝からお酒と一緒にボリュームがある朝食を。
8人全員がアルコールをオーダーするので配膳をしていた従業員の方が驚いていました。
全員が飲兵衛一家なので、私がもしお酒が飲めなかったら片身が狭い思いをしていたかもしれません（笑）。

お昼の電車で名古屋に帰郷。

去年はたくさん積もっていたので、雪の無いレールはなんだか不思議な感覚。

電車待ちで冷えてしまった手を温めるため、ホームを渡って反対側へ。
名古屋⇒高山側のホームには、飲める温泉が湧いています。

次の日からバンコク＆香港旅行なのでゆっくり休みたいところですが、復路のワイドビュー飛騨の車内でも、静かに楽しく宴会がてら名古屋に戻り、夜はワインの美味しい店へ行って、帰ってからも義実家で飲み直し…朝から丸１日飲み続けの三が日でした。