2007/02/15 - 2007/03/16
18位(同エリア21件中)
こんべるさん
昨日の夜、ホテルの人に「ダフシュール・メンフィス・サッカラをタクシーをチャーターして観光するといくらくらい?」と相場を確認した所、「それやったらホテルのツアーに参加したらええねん。ギザも行って5人以上集まったら一人LE50(各入場料は別)。明日なら5人集まっているさかい、LE50確定やでぇ〜」との事。
もちろんギザも行くつもりだったのですが、全てを一日で周るのはしんどそう・・・しばらく妻と悩んだのですが、値段の安さ・お手軽さに負けて、結局そのツアーに参加する事にしました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
8:30出発のツアーに参加するため、朝7:00に起床。
-
出発準備を済まして、朝食へ。
エジプトの朝食はどこもこんな感じ。チャイは美味しかったです。 -
8:30になり、運転手の人が迎えに来た。
結局参加人数は日本人ばかり8人。ワゴンタイプのタクシーにいっぱいいっぱいでした。
ツアーと言ってもタクシーをチャーターして、みんなでシェアしてる感じ。 -
タクシーに乗って1時間。最初の目的地”ダフシュール”の”赤のピラミッド”が見えてきました。
-
これが”赤のピラミッド”。
”スネフェル王(クフ王の父親)”のピラミッドで、表面が赤い事からこう呼ばれています。このピラミッド、近くで見たらかなり大きいです。 -
どのぐらい大きいかと言えば、一番下の石の大きさが人と変わらないくらい。本当にでかい。
-
ピラミッドの下をうろうろしていたツーリストポリス。「写真を撮れ」と言って来て、その通り写真を撮るとバクシーシ(チップ)を要求してきます。
ちなみにこれは隠し撮り。 -
”赤のピラミッド”の入り口は真ん中ら辺にあります。あそこまで上って、その後ピラミッドの中を60メートル下がります。
-
ピラミッドの中は狭く、中腰で降りていかなければなりません。これがかなり辛い・・・おまけに湿気がすごくて暑い&アンモニア臭がすごい・・・地獄でした。
中には別に何があるわけでもなく、帰りの登りも死にそうでした・・・ -
死に物狂いで地上に生還。足ががくがくになって、階段が下りれない・・・
-
遠くに見えた”屈折ピラミッド”。途中で傾斜角度が変わっている事からそう呼ばれています。このピラミッドも”赤のピラミッド”と同じ”スネフェル王”の物。
「近くに行きた〜い」と皆で言ったのですが、運転手の人は「あそこには車では行けない」と言って、結局近くには行けませんでした。
でも、妻が十数年前に来た時にはバスで近くまで行ったらしく、単に運転手が砂漠の中を走りたくなかっただけかと・・・まぁ、他に走ってる車も見なかったので本当かもしれませんが、真相はわかりません。 -
屈折ピラミッドの横に見えた”黒のピラミッド”。これは”アメンエムハト3世”の物です。
作っている途中、中にひびが出来たのが原因で、建築を放棄したのでこんな形なんだそうです。 -
ダフシュールから車で30分、メンフィスに到着です。
メンフィスは紀元前2500年前後にエジプトの首都が置かれた場所で、ここでの見所はプタハ神殿にあった”ラムセス?世像”。
その像はこの建物の中にあります。 -
建物に入ると”ラムセス2世像”が横たわっていました。近くで見るとやっぱりでかい。
このラムセス2世像は2体一対になっていて、こちらは足が損壊している為ここで寝かしてあります。もう一つはと言えば、去年(2006年)の年末までカイロの”ラムセス中央駅”の前に建っていたのですが、近々出来上がると言う新しい博物館で展示される為に博物館予定地に移されたと言うことです。 -
見て周れるエリアには写真の様にいくつかの出土品が飾ってありました。しかし点数も少なく、少し寂しい感じ。
-
あと、メンフィスでの見所を強いてあげればこれ”アラバスター製のスフィンクス”。
メンフィスは保存状態が悪い&遺跡の大部分が未だ発掘中で、観光地としてはもう一歩っていう感じ。 -
次は階段ピラミッドで有名な”サッカラ”を目指します。途中、運転手の人がえんどう豆みたいなのを買って皆に分けてくれました。でもこれ、青臭いだけでお世辞にも美味しいと言える代物ではなかった・・・
-
メンフィスから車で20分。サッカラに到着。
ここはピラミッドやその周辺遺跡が集まっていて、それなりに大規模。ダフシュールの赤のピラミッドでやられた足にはキツイ・・・ -
まずはこの柱廊を通って遺跡の中へ。
-
柱廊を抜けると左側には”ペピ2世のピラミッド(左手前)”と”屈折ピラミッド(左奥)”、さっきまでいたダフシュールの”赤のピラミッド(右)”が見えました。
-
右側には”ジョセル王の階段ピラミッド”。
ピラミッドとしては最古のものになるそうです。 -
階段ピラミッドの周辺は結構きれいに修復がされていました。これは礼拝堂跡。
-
階段ピラミッドの北側には”セルダーブ”と呼ばれる礼拝所があり、中にはジョセル王の像が入っていて覗き穴から見る事が出来ます。
でも、この像は複製品で、本物はカイロの考古学博物館にあります。 -
階段ピラミッドの北側にある遺構。ピラミッドの玄室に続いているらしいんだけど、立ち入り禁止です。
-
階段ピラミッドの北端から北の方角を見ると左側に”ギザの3大ピラミッド”がうっすらと、右側に”アブ・シールのピラミッド群”が見えました。
ここからは色んなピラミッドが見えるけど、距離感が全然わからない。とりあえず、歩いていけなさそうなのは判る。 -
がくがくの足に鞭打ちながら、なんとか階段ピラミッドを一周。次はメインイベントの”ギザの3大ピラミッド”。こんな調子で周れるのだろうか・・・かなり心配・・・後編へ続く
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
こんべるさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
26