春の大潮!　「和賀江嶋」だ!

2007/04/20 - 2007/04/20

　「春に３日の晴天なし」と言います。寒くて雨が降った昨日と打って変わって、今日は晴天!　おまけに大潮！鎌倉･材木座海岸に続く「和賀江島」跡と逗子の「小坪」を訪ねてみることした。

ご存知の和賀江島（わかえじま）は鎌倉時代に東国の貿易の拠点として開発された、日本最古の築港遺跡です。
鎌倉時代には、日本各地や（現在の中国）の国との貿易などでにぎわっていましたが、遠浅で船荷の遠浅で船荷の揚げおろしに不便なことや難破する船も多かったため、勧進上人往阿弥陀仏が北条泰時の協力を得て、伊豆石などで島を築いたと言います。
江戸時代までは港として利用されたものの、度重なる震災や老朽化で、現在では、その面影として石のがれきを残すのみとなっているのです。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩

バスを降りるとすぐに駐車スペースにパラソル架けのユニークな和食堂がにぎわっている。思わず足を止めるが着いたばかりでパス!

小さな小坪漁港。

小坪漁港風景。

懐かしさを留める小坪漁港風景。

小坪からマリーン・レゾート方面を望む。

マリン・リゾート裏のバス停横を歩く。

和賀江島跡と江の島遠望。

和賀江島で何かを掘る人。古陶器でも出るのかな？

遺跡跡を思わせる岩場。

突き出した小さい岬に回りこむと、古来逗子と鎌倉住人のための井戸跡がある。

和賀江島跡を示す碑が立っている。
身障者の自分には手すりをつたい階段を降り、岩と水がある瓦礫の中を少し歩き、砂浜に出るのが一苦労。

鎌倉材木座海岸に隣接する干潮時の和賀江島。

ウィンドウサーフィンを楽しむ人たち。

魚介類の採取は禁じられているのに獲物袋を下げて引き揚げるおばさん。わたしたちの姿を見て急に方向を変えてわたしたちの後方へ避難した様子。
いなくなるのを待つらしい。

鎌倉駅の小町と対角にある「丸七商店街」。昔からあるマーケット商店街で往時はよく出入りした。
散歩の帰り何か焼き鳥かおでんを食べたくなって寄ってみた。
懐かしいがやはり観光客が寄らないので絶滅危惧種か?

焼き鳥屋は無くなって「天昇」という店に飛び込む。
昔布団屋だった所で若いカップルがお酒と小料理の店を１年前に出したという。
直樹と綾。気さくで快活そう。料理もいいしぜひ寄ってあげて！

小坪に行ったら魚！カレイの干物、めざしいわし、新鮮イカ、ホウボウなどを買いリュックに入れて歩いたので疲れた。
しかし、こんな近場で思わぬ穴場に出会って満足!
鎌倉駅は相変わらずたくさんの人。

腰越漁港と対角線にある春に一日の小坪漁港でした。

この旅行記へのコメント （2）

• Rockyさん 2008/04/15 22:14:06

  伊豆石などで島を築いた！

  teottoさん、訪問感謝です。
  
  鎌倉の今...いや鎌倉はその栄えた時代があったんですね。
  この文章にて、感慨深い歴史に興味持ちました。
  
  若い人のアイデアテ店。時代のスポット感じます。１票！

  teottoさん からの返信 2008/04/16 07:48:09

  RE: 伊豆石などで島を築いた！

  Rockyさん
  思わずの「わかえのしま」ご訪問に多謝！去年の今頃だったんだあ。おかげで思い出せて幸せです。先日用がありあの若者の店に寄ってみたら、見事なくなっていて、以前からあるコロッケやが1つ店を開けていました。
  
  今年も遺跡に行ってみようかな？