☆スペイン　フィゲラス編　07/3/18午後☆

2007/03/18 - 2007/03/18

午前中にジローナを歩いた後、再び列車に飛び乗り
フィゲラスへ。
ジローナ駅では切符を買う窓口は２つしかないのに
まんまと間違ったほうに並び、あやうく乗りたい電車に
乗りそびれるとこでした・・（いつもこんなのばっかり）
発車10秒前に駆け込み乗車成功でいざフィゲラスヘ！

いわずもがな、目的は鬼才サルバドール・ダり　
ダリ美術館！

しかしジローナ→フィゲラスのはしご酒ならぬ
はしご観光に、さすがにここまでの日々の疲労の蓄積と
朝からのジローナ歩きで結構体力を消耗してしまい
（元々体力がないんですけどね・・）
フィゲラスのダリ美術館に着いたころには
結構げっそりグッタリ、、、。

時間も惜しんでお昼休憩も取らず、ぶっ通しで
歩き続けてしまったのが悪かった。

でもでも、やっぱ念願のダリ美術館は圧巻でした。
疲れた体と脳を一気に覚醒させるかのような
インパクトと面白さでした。

ちょっと美術館というよりカラクリミュージアム的な
雰囲気でしたがこれはこれで前評通り面白かった！
関西人じゃなくても、いちいちツッコマズにはいられない
不条理とシュールさ満点。

少々ハードで疲れたけど、ジローナフィゲラス1日で両方楽しめて
よかったです。
また来ようと思っても、来れる保証はないと思うと
どうしても無理しちゃいました。
宿のおじさんにも「一日に両方回った人は初めて聞いた」と
少々驚かれましたが・・その気になれば全然行けます。
ただしダリ美術館をじっくり時間をかけて観たいという人には
あまりお勧めはしません。

◆フィゲラス　ダリ公式サイト
http://www.salvador-dali.org/

幼い時期よりダリは地中海に面したカダケスやここフィゲラス周辺で過ごしこれらの記憶や見たものなどが多くのダリに作品に影響をもたらした潜在意識の背景となったとの事。

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《アクセス》私の場合　全てカタルーニャエクスプレス利用
パッセジ　デ　グラシア駅〜ジローナ（1時間ちょい位）　
ジローナ〜フィゲラス（30分位）
フィラゲス〜パッセジ　デ　グラシア（1時間45分位）
交通費はトータル　17.45ユーロ（07.3月現在）

バスも出てますが、私が行った日は日曜で本数が少ないようだったので鉄道にしただけです。
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エリア フィゲラス(スペイン)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道

《フィゲラス》
フィゲラス駅から美術館までの道のり。
ただでさえ方向音痴なので、駅からの人の流れに
乗っていこうと思っていたのに、駅でまごまご
していたら、まんまと波に乗り遅れました。
仕方なく、頼りないガイドブックの地図を片手に
美術館を目指すことに。
でも、結構親切に町の要所要所に美術館までの
標識が立っているのでこれは助かった。

日曜だし結構町に観光客がいるかと思ってたけど
恐らく客はダリミュージアム内に集中してるので
町にはびっくりするほど人がいなかった・・
シエスタだったのもあるでしょうが。
ちょっと早足でミュージアムを目指します。

《フィゲラス　ダリミュージアム》
無事到着〜

なぜ頭にバゲット（パン？）を
乗せている？

突っ込みだすとキリがないダリワールドの
まだまだ入り口です

《フィゲラス　ダリミュージアム》

入り口ですでに行列で並び中。
チケット購入ブースにすらまだたどり着きません。
ダリ人気恐るべし

《フィゲラス　ダリミュージアム》
入場後もいきなり意味不明なオブジェが
これでもかと言わんばかりの、威圧感で
鎮座してます。
なんだかよくわからないけど、圧倒されます。

《フィゲラス　ダリミュージアム》

《フィゲラス　ダリミュージアム》
巨大すぎる。
男性なのか？女性なのか？
乳首が多少長いようなところが
気にならずにはいられない。

《フィゲラス　ダリミュージアム》
天井やら壁やらあちらこちらに
意味深でさまざまな装飾がついています。

《フィゲラス　ダリミュージアム》

モザイク仕立ての騙し絵
離れて見るのと近づいてみるのとでは
違った絵が浮かび上がるっていう
アレです。

何に見えましたか？

《フィゲラス　ダリミュージアム》

アップ。

さあ今度は何に見えましたか？

これでもまだリンカーンにしか見えないと
いうあなたは、一本気でそして頑固者です。

ひとつの画像にふたつのイメージを重ねあわせる
「ダブル･イメージ」 もダリならではの手法です。

《フィゲラス　ダリミュージアム》

義足で一本足の人形と、ワニ。

何を意図するかは勉強不足でわかりませんが
なにやらワニが楽しそうな様子がかわいいです。

《フィゲラス　ダリミュージアム》
この旅行紀の表紙にも載せた写真です。
ダリの作品にはよく蟻がよく登場しますが
この女性の顔や口にも蟻が這いずりまわっていて
しかも頭にはまたもや、バゲット。
シュールもシュール、どシュールです。
ちょっと体がむず痒くなりますが
私的にはかなりのインパクトを感じた作品。

《フィゲラス　ダリミュージアム》
さっきの写真の首部分のテープのアップ。

もう、なにがすごいってこのテープの絵！
ふざけてるのかと聞きたくなる位の
可笑しさとカワイさ。

シュール＆意味不明賞に決定

《フィゲラス　ダリミュージアム》
青空の下の黒いこうもり傘。

《フィゲラス　ダリミュージアム》
もはやここまでくると、中学生が黒板に書いた
エロイ落書きです。
結構好きですけどね。

《フィゲラス　ダリミュージアム》
あ〜やっとお目にかかれました！
ダリといえばぐにゃりと曲がった時計が
印象的な私も大好きな作品のひとつ
「記憶の固執」
ですが、残念ながら、確か所蔵されているのは
ニューヨーク近代美術館のはずだから
この絵は本物ではないんですよね、、ションボリ。

ちなみにダリの絵に登場するこのぐにゃりと
曲がった時計は、ダリが夕食に食べた
溶けたカマンベールチーズを見ての発想と
言われています。
まさにダリならではの発想、才能ですよね。

《フィゲラス　ダリミュージアム》
鬼才が寝るにふさわしいような
不思議テイストなお部屋

《フィゲラス　ダリミュージアム》
名古屋城のしゃちほこみたいですね。

《フィゲラス　ダリミュージアム》
蛸の頭上にはやっぱ
サイですよね！！☆

《フィゲラス　ダリミュージアム》
これまたバゲットらしきものを頭に乗せ
自転車に乗った人たち。

人形劇のようでこの作品は普通にカワイイ

というわけで、愛すべきダリ作品達とは
ここでお別れ。
結構ダリの油絵作品とかの所蔵は少なく
ダリの本当の意味での鬼才ぶりを発揮した
奇妙奇天烈な現代アート的作品が数々
集まった美術館といった印象でした。

これはこれで、エンターテイメント的な
要素豊富で私は楽しめました。
ダリの作品は世界に点在してるので
ダリの全ての作品をここフィゲラスで堪能・・
というわけにはいきませんが、いつか他の
ダリ作品も見に足を運びたいなあと感じました。

この旅行記へのコメント （4）

• とんちゃん健康一番さん 2008/01/05 14:05:28

  ダリ♪

  おむさんへ♪
  
  こんにちは！
  フィゲラスの旅行記を拝見させて頂いておりますぅ☆
  懐かしいですぅ♪
  ダリ美術館の展示数はすごいですよね。
  全て観るのにかなり時間がかかった記憶があります。
  また、行きたくなっちゃいました。
  
  また、おむさんのページにお邪魔させて頂きます☆

  おむさん からの返信 2008/01/06 00:23:26

  RE: ダリ♪

  ちょうどとんちゃん健康一番さんが書いてくださったフィゲラスのコメント
  を読んでる最中にTVの弾丸トラベラーでしょこたんが
  ダリ美術館を訪れてて、なんか不思議なシンクロにびっくりしました（笑）
  テレビを見てて私もまたじっくり見に行きたいな〜って思っちゃいました。
  ダリ美術館はほんっと作品数が多いのに加え、理解するのに少々時間がかかる作品満載なので今度行くときは気力体力フルパワーの状態で行きたいですわ〜★
  ではではこちらこそまたお邪魔させてもらいますね〜！

• shinesuniさん 2007/05/26 02:13:52

  お誕生日♪〜ο(*＾▽＾)οο(＾▽＾*)ο〜♪

  ヽ(*･ω･)ﾉ｡･:*:･ﾟ★HappyBirthday☆｡･:*:･ﾟヽ(･ω･*)ﾉ
  おむさんお誕生日オメデトウございます　　　　
  ヽ(*･ω･)ﾉ｡･:*:･ﾟ★HappyBirthday☆｡･:*:･ﾟヽ(･ω･*)ﾉ
  これからの1年が充実した年でありますように
  
  日付けが替わってしまい申し訳御座いません^^;
  マイパソが調子悪くてやたら処理に時間がかかって...
  まあヨーロッパ時間では25日と言う事でお許しをm(_ _)m
  
  フィゲラスとジローナ私もハシゴしましたｗｗ
  私の場合宿がシエスタで開いていなかったので
  フィゲラス駅〜ダリ博物館を重い荷物で
  2往復してしまいましたｗｗ

  おむさん からの返信 2007/05/26 14:23:41

  RE: お誕生日♪〜ο(*＾▽＾)οο(＾▽＾*)ο〜♪

  2年連続でメッセージ頂いて
  ありがとうございます★★
  
  ジローナフィゲラスはしご仲間でしたか！ｗ
  重い荷物を持っての移動は大変だったでしょうね(^▽^;)
  
  なにはともあれ、今後とも宜しくお願いします★