2007/03/23 - 2007/03/25
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まゆままさん
夏に続く青春18きっぷの旅第2弾は鳥取・松江へ!
同じくフォートラベラーのcrosswordさんの足立美術館、松江の旅行記を拝見し、過去に一人で旅した鳥取・松江・出雲の旅の記憶が呼び覚まされ旅心がフツフツと沸き起こってきたのでした~
これは、もう一度行くしかない!と決心・・
以前から境港のゲゲゲの鬼太郎ワールドへも子連れで訪れたい!
と思っていたので今回は鳥取砂丘~境港~足立美術館~松江で行こう~とプランニング。
crosswordさんには掲示板でのやり取りにお付き合い頂き、
この旅が10倍?!楽めるような提案や情報をいろいろと教えていただいて旅の前準備を十二分に楽しませていただきました~
そして前回より更に長い長距離列車の旅。
どうなることかと思ったが・・・
海岸沿いの景色を楽しみながら・・
気持ちよく列車に揺られて眠りながら・・
常にテンションの高かった子どもたちのおしゃべりの相手をしながら・・
のんびりと列車の旅楽しみました~
帰りの後半はちょっとばかり苦しんだが・・
車で目的地直行の旅もラクでいいけどたまには片道9時間くらいかけて楽あり、苦ありの道中を楽しむ旅もいいかも!!
更にうれしいことに今回の青春18きっぷは発売20周年ということで11500円の切符がなんと8000円での発売でした~
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- JRローカル
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-
京都行き快速にて出発ー
家をAM6:00の早朝に出たというのに朝からエンジン全開の子どもたちは先頭車両の窓にかぶりつきで
おおはしゃぎ。
順調な旅の始まりかと思えたが、それも束の間のことであった・・ -
京都駅でな、なんと不吉なアナウンスが・・
山陰本線で濃霧発生の為電車が遅れるというではないか!
次の福知山での乗り換えには2分しかないというのに・・
いきなりのピンチ!
結局17分遅れで発車した列車。
これから福知山までの130分の間にこの遅れを取り戻すのだ〜!
車掌さんの情報によると乗り継ぐ列車も遅れているということなのでこの列車ががんばれば間に合うかも〜?
願いもむなしく結局乗り継ぐはずだった列車は待ってくれてはいなかった。
このため到着時刻が更に1時間遅くなることが決定・・ -
福知山から次の乗り換え地点は城崎温泉。
ここの乗り換え約30分の間に駅前の無料の足湯・さとの湯へ入ろうと計画していた。
タオル持参で勢いよく駅を飛び出す。
・・・がしかし悪いことというのは重なるもので、工事中〜との看板が!
本来なら湯が湧き出ているはずであろう場所は完全に干上がっていたのだった。
他に足湯はないのか?駅員に問いただしたところ5分ほど離れたところにあるという。
もう残り時間は20分ほど・・お弁当も買う時間を考えると行って帰ってくる時間しかない。
旦那の「やめとけ!」の一言で
泣く泣く断念!! -
駅のキオスクで城崎ならではの駅弁を買おうと思うが
なんと駅弁も売り切れ!
コンビニ弁当風のものしかなく仕方なくおにぎりやパンで我慢・・
城崎温泉といえば「浴衣に下駄で街歩き」。
下駄は欠かせないアイテムの一つということで
その下駄を「人の足」に例え、
城崎温泉を訪れる客の旅の交通安全を祈願して
毎年、各旅館が新しい下駄を奉納しているという下駄奉納板。
旅館名が入った、たくさんの下駄が並ぶ。 -
気を取り直して旅を続行・・
十数年前、高校時代の友人たちと初めて訪れた城崎温泉。
カニを食べまくり外湯を巡って楽しいひと時を過ごし又5年後に同じメンバーで行こう〜、と言いつつ未だ実行はされていない。
その時城崎で友人たちと別れ、18きっぷで1人鳥取・松江・出雲へ旅を続けたことが車窓を眺めていると思い出される。
山の風景の中から海がちらちらと見え出した。
家々の黒い屋根と海の青さのコントラストがきれいだ〜 -
香住駅から大量のお客が電車に乗り込んで来た。
隣に座った老夫婦の話によると、これから渡る餘部鉄橋が建替えられるということで最後の記念に香住でカニを食べ、古い鉄橋を列車で渡り、餘部で待っている観光バスに乗って更に下から橋をくぐるというツアーだということだ。
皆カメラを構えてスタンバイ。
crosswordさんおすすめの鎧駅に列車が停車するとついフラフラ〜と降りてみたくなる様な絶景が目に飛び込んでくる。 -
海の青と山の緑がほんとにきれい〜
今日だけは晴れてよかった!!
実は明日明後日にかけては雨の予報だったのだ・・ -
-
このすばらしい景色ともお別れ、餘部に着くとツアーのお客さんたちはどっと降りていってしまった。
再び静かになった車内に響くうちの子どもたちの声・・
そうこうしているうちに列車は浜坂へ到着。
14分の乗り換えの後鳥取へ向けて出発。
後もう一息だ!
子どもたちにはここから体力温存のため寝るように!と言ったがどこまでもテンションが高いまま。
後で疲れてぐずるなよ! -
鳥取には予定時刻の1時間10分送れの15時13分に到着。
当初の予定では砂丘行きのバスに乗る前、旦那が旅館に荷物を置きに行き
駅から5分ほどの鳥取美術民藝館へ行ってる私たちと合流、ということになっていたが
もうこれ以上砂丘へ行く時間を遅らせるわけにはいかない。
美術館はあきらめ荷物も持ったまま砂丘行きのバスに乗り込む。 -
砂丘の入り口を目指して歩いていると、突如砂で出来た立派な建物が!!
正面に回って見てみるとなんとそれはバティカンのサンピエトロ寺院ではないのか!
驚くべき完成度の砂の芸術作品だ〜!
そういえばイタリアルネサンスをテーマにしたサンドミュージアム(砂の美術館)というのが4月1日から開かれるということでちょうど私たちが行く日と重ならないなあ〜と残念に思っていたのだが・・
この完成度の高いサンピエトロ寺院を見れただけでもう十分満足!!
でも旦那、道間違えてるんですけど〜(怒)
砂丘の入り口はもう一つ下の道だった。
ただでさえ時間がないというのに!もうっ!
まあ、間違えたからこの砂像が間近で見れたんだけど。
結構な距離登ってきた道を引き返す。 -
やっと、砂丘の入り口付近に着いた、スーツケースを預けねば!
しかしスーツケースが入るロッカーがない、お土産屋さんももう締めると言う。
途方に暮れるが・・最後に目に付いた歴史資料館に望みをかける。
「入るロッカーがないので預かってもらえないでしょうか?」
「5時には締めますが・・」
「5時には帰ってきます・・イヤ5時になって帰って来なかったら荷物を外に出しててください!」
盗られるようなものは何も入ってない、大丈夫!と思うしかない・・ -
そして足湯は外にあるのでいつでも使えるということで・・
靴を脱ぎ捨て!靴下を脱ぎ捨て!裸足になって砂丘へ飛び込むのだ〜!
私と子どもたち二人は靴と靴下を脱ぎ、この歴史資料館の横にあった奇妙な石像の裏に靴を隠して砂丘へと向かった。
しかしこの石像は何を意味しているのだろう〜?
今になって気になってきた・・
(後ほど電話で問い合わせてみると、南アフリカのコパンというところの神像に似せて作ったものとのこと。
で、鳥取砂丘と何の関係が??との問いに
鳥取砂丘の近くの人が作られたということであって砂丘とは何の関係もないということだった・・) -
入り口付近には馬車が待機。
遅い時間なだけにさすがにらくだはいなかったが・・
裸足なので馬とらくだの糞だけは踏まないよう気をつけよう〜 -
夕暮れの砂丘、
子どもたちは疲れているはずなのにこの広〜い砂丘を見てさらに狂喜し、駆け出して行った。 -
どこまでも砂、砂、砂!
ただでさえ砂場や砂遊びが好きな子どもたちなのでこんな砂だらけの砂丘はパラダイスに違いない・・ -
急な斜面「馬の背」を登る。
これはキツい。砂に足を取られてなかなか前へ進めない。
子どもたちは意外とさっさと行ってしまった。
後で気づくがこれが「風紋」というものかしら・・?
風紋が見えない!見えない〜!と騒いでいたけど、このでこぼこしてるのが風紋?? -
やはり素足にさらさらの砂は気持ちがいい!
-
「馬の背」を登りきると下には海が広がっている。
いい景色だ〜〜 -
パラグライダーをしている人もチラホラ。
ふわっと浮かぶと海に落ちてしまわないか見ていてヒヤヒヤ。 -
太陽が沈み始める。
夕暮れの砂丘もかなりいい感じ。
私は小学校の臨海か林間学校で来て以来。
小学校で来た時にはみんなで学校の名前か何かをかたどって全員で人文字を作った記憶がある。 -
旦那の砂丘の思い出といえば、昔何度か来たことがあるそうだが、(何度も来てるなら道間違えないでよね!)友達みんなで好きな子の名前をこの「馬の背」の斜面に巨大な文字で書いて、砂丘の入り口まで戻ってきて「なかなか上手くかけてるな〜」と
満足気に眺めていたら観光客のおばちゃんが横で、「誰や!あんなとこに字書いたんは!景観が台無しやん」と言われたそう。
確かに・・初めて砂丘を見てイキナリ得体の知れない文字が飛び込んできたら感動も薄れそう・・ -
登って来たところとは別の斜面で下っていくと・・
頂上からは死角となってるような斜面でいちゃつくカップル発見!
たしかに夕暮れの砂丘はムード満点かもしれないけれど・・ -
砂丘で遊んで戻ってくると荷物はちゃんと外へ出されており靴もろとも無事だった。
そして足湯で砂にまみれた足を温めよう〜と思っていたら何とそこは足湯でなくタダの「足洗い場」でガックリ・・
私は一体何を勘違いしていたんだろか?? -
砂丘の砂で焼き蒸した「砂たまご」黄身が独特のコクを持つそうだが、あんまりわからなかった・・冷たかったし・・
-
バスで駅前に戻り夕食は鳥取民藝美術館に隣接するたくみ割烹店にしようと楽しみにしていた。
無名の職人の手仕事の美しさや、用の美を唱えた柳宗悦の思想を取り入れ、世界から集められた民藝品が展示されている鳥取民藝美術館。
今回はJRの遅れの為行けず。 -
こちらは「たくみ工藝店」
全国の手仕事による美しい品々が並んでいる。 -
そして使われてこそ美しいという「民藝品」を実際に使い食事することができるという
「たくみ割烹」へ。
ここで念願の食事が出来ると信じて疑わなかった私たち。 -
が!しかし・・・
お店から出てきた店員さんに
今日は貸切の為食事が出来ない。と言われる・・・
絶句。
たしかに時間も不確かだったので予約してなかったのだが、まさかこんなことになろうとは。
店員さんに、遠くから来たのでそこを何とか!
と食い下がるが店内は予想以上に狭く空いている席がないのだということ。
あきらめて子どもたちもお腹を空かせていたので適当なお店に入ってしまい、不本意な夕食の結果に終わってしまった。 -
食事の後は一旦旅館へ戻り、荷物を置いて外の温泉へ行くことに。
民藝館もこの日の丸温泉も私が一人で旅した時に訪れた場所。
昔、古かった温泉の外観が新しくなっていた。
こうして長かった一日目がようやく終了〜。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- megmeguさん 2007/04/09 20:03:20
- はじめまして
- 青春18きっぷの旅楽しいですね。
今は東京に住んでいるので関東や東北が中心ですが、お盆に京都に帰った後鳥取にも行ってみたいと思っています。
庭園美術館、閉館しちゃったんですね。
旅行記楽しみにしています♪
- まゆままさん からの返信 2007/04/09 22:40:48
- RE: はじめまして
- megmeguさん、はじめまして!
書き込みどうもありがとうございます〜
megmeguさんも18きっぷの旅、楽しまれてるんですね。
東京が起点だと東北まで行けてしまうんですね。
うらやましいです〜
ルイス・C.ティファニー庭園美術館の閉館は本当に残念だなあと思いました。
膨大なコレクションの中で私的にアールヌーヴォーの家具の部屋が圧巻でした〜
又日本のどこかで開館してくれたらいいのにな、と思います。
なかなか旅行記すすみませんが・・がんばって仕上げたいと思います。
-
- crosswordさん 2007/03/29 21:59:50
- 1票入れてきました。
- まゆままさんへ
まだ製作中ということでしたが、さっそく1票入れましたよ!
最初のかぶりつきの写真もいいですね。
この写真、大きくなったときに見せてあげるといいですね。
「青春18切符」の臨場感と緊張感がまたいいです。
乗り継ぎに間に合うのか〜。サスペンスです(笑)。
私の名前もちりばめていただき、うれしいやら恥ずかしいやら(キャー)!
車窓からの写真、なかなか難しいでしょう。
この瞬間と思ったときには、すでに通ってしまったりして...。
鳥取砂丘、実はまだ見たことないのですが、すごいですね。
写真を見ながら、日本の魅力を再発見でした。
「砂の女」はこんなところに住んでいたのか(笑)...ふと小説を
思い浮かべました。
このあとも引き続いて楽しみにしています。
どんなんかな〜!
crossword
- まゆままさん からの返信 2007/03/30 20:03:57
- RE: 1票入れてきました。
- crosswordさん、こんばんは!
早速投票頂きありがとうございます〜!!
昨日から旅行記そのままに、実家へ泊まりに行ってました・・なかなか進まずすみません;;
>最初のかぶりつきの写真もいいですね。
>この写真、大きくなったときに見せてあげるといいですね。
ありがとうございます〜
この次のショットに2人同時に振り向きざまの笑顔のショットがあったんですがさすがに顔がバッチリ写ってるので不採用にしてしまいました・・
勝手に名前を拝借してしまって失礼しました;;
なんといってもcrosswordさんなしにはこの旅行は完成しませんでしたので・・
これからも出てくるかもしれませんがご了承下さいませ〜!
ほんとに18きっぷはスリルとサスペンスの世界ですね!
普通列車の旅をしときながらこう、なんか時間に縛られてる自分がイヤな気がしますが1本逃すともう後がないんだよ〜!
って感じで大幅に予定が狂ってしまいますよね。
鳥取砂丘は小学校の臨海か林間?学校以来に来ましたが
久々見ても迫力があって日本ぽくない光景ですね。
ではでは又続きがんばります。長い目でみてください・・
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