大阪モノレール延伸区間を行く

2007/03/21 - 2007/03/21

大阪モノレール彩都線の阪大病院前ー彩都西間が３月19日開業しました。私も三日遅れで乗って来ました。蛍池駅で阪急から乗り換えると「急病人発生のため各列車とも遅れて運転・・・」との放送が。ありゃありゃたいへんだ。でも電車はすぐに来ましたが。
それでは、万博記念公園ー彩都西間の車窓を運転席後からのかぶり付き画像でお楽しみ下さい。
今回の延長開業でモノレールの営業距離世界最長を誇る記録が更新されました。加えてドバイのモノレール建設を支援することが決まり名実ともに世界一のモノレールの座を固めています。
☆本線区間については　http://4travel.jp/traveler/norimono/album/10018932/　をご覧下さい。

エリア 茨木・摂津(大阪)

発車！
晴天の日曜とあって混雑する万博記念公園を発車。こちらは座席定員の半分にも満たない乗車率。しかも、ほとんどの乗客が先頭車に集中しています。

戸閉め良し！
ワンマン運転のためドア扱いする運転士。実は乗務実習中の女性運転士でした。最近ＪＲ、民鉄ともに女性の姿を見ることが多くなりました。（公園東口）

阪大病院前
巨大な白い病棟が目に飛び込んで来ると既存区間の終点阪大病院前。病院だけではなく本部もここに置く阪大の広大なキャンパスが広がります。私も月に一度ここに通っています。

新線区間へ
それではいよいよ延長区間に進出します。ワクワクする瞬間！

すれ違い
今までは一本の列車がピストン運転していたので通常こういう光景は見られませんでした。
並行する府道の並木がみごとです。

豊川に到着
国道171号線と交差する豊川に到着します。帰りに降りてみましょう。

彩都へと
豊川を出ると車窓は一変。いかにも新興の地という風景が続きます。線形も普通の鉄道では考えられない急カーブ、急勾配が連続します。万里の長城のよう。

彩都西終点
高架駅ばかりの大阪モノレールには珍しい掘割式の彩都西に到着。わずか２駅の延長ですが、変化に富む車窓は魅力的です。

インフォメーション
駅名標、時刻表、構内案内図、路線図がまとめられた最近流行のパターンです。

折り返し
彩都西に到着した列車は一旦引き上げた後出発列車用ホームに転線します。そのままホームで折り返せば良いと思うのですが。

彩都西駅コンコース
大モノ名物のゆったりしたレストスペースが設けられていますが、なぜか自販機類がない。間に合わなかったのか、需要が見込めないのか？

彩都西駅
かまぼこ型の屋根が特徴です。

きっぷ売場
通りすがりの人たちは一様に「高いなあ」と口々に。ちなみに大阪空港まで480円、門真市まで510円です。

彩都西駅前
駅前にはモノレール開業前日にスーパー平和堂を核テナントにショッピングセンターがオープン。ようやく街らしくなってきました。周辺でもマンションやバイオ関係の研究所の工事が行われています。

大阪外国語大学
山の上にぽつんと佇むのは大阪外大。今まで陸の孤島でしたが、これなら駅から徒歩圏内に。

到着列車
大きくカーブした急勾配を上り、列車が到着。接近して来るのが遥か彼方から見ることができます。

出発列車
遥か向こうには大阪市街の超高層ビル群が遠望できます。

豊川駅ホーム
周辺にはモノレールと交差する国道171号線に各種量販店や病院がありますが、モノレールにどの程度インパクトを与えるのか疑問です。

豊川駅コンコース
ここにはレストスペースもありませんでした。

彩都西行き
万博記念公園に戻って来ました。今まで阪大病院前の表示しか出ていなかっただけに新鮮に見えます。

2000系増備車
大モノの車両の座席配置は様々ですが、最新の2000系からは開業当時から活躍している1000系同様のオールロングシートに。更にこの最新バージョンではドア間に２本のスタンションポールが設置されています。

モノカード
延長開業記念デザインのモノカード。スルッと関西対応です。