チリ・パイネ国立公園でトレッキング(2日目)

2006/11/17 - 2006/11/27

翌朝、7時半にレフヒオを出発し、ぺオエ湖畔のレフヒオまで11km歩き、そこからフランセス氷河見えるスポットまで往復26.2kmも歩いた。全行程はや足かつ休憩ほとんどなしで歩ききったが、ホステリア・ぺオエに到着する頃には夕方4時半を回っていた。
ガイドのTATOさんにはこの2日間たいへんお世話になった。2人で山歩きだったためTATOさんの家族の話やガイドの話など色々聞くことができた。日本に帰国してから一緒に写っている写真を送ってあげたらとても喜んでくれた。

エリア パイネ国立公園周辺(チリ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 航空会社: ラタム チリ

宿泊したグレイ湖畔のレフヒオ。
飲料水は氷河の水を利用するため白く濁っている。1階にダイニング、洗面所、トイレ、シャワーがあり、2階にドミトリーが数部屋ある(男女混合)。二段ベッドに持参した寝袋で寝る。シャワーは勢いが弱く、温度も安定しないのでサクッと入浴したい。食事は悪くない。

朝7:30にレフヒオを出発。
空には雲ひとつなくグレイ氷河が青空に映える。

グレイ湖から2時間歩いてペオエ湖に到着した。距離にして11kmあり標準タイムは3時間半。湖畔で遇ったトレッキングガイドも早足に驚いていた。

スコッツバーグ湖(Lago Skottsberg)。
フランセス氷河を求めて、フランセス谷を北上する。

フランセス氷河(Glaciar Frances)。

途中のイタリアーノ・キャンプ場にバックパックを置いて、軽装でフランセス氷河まで来た。氷河と反対側には、トーレス・デル・パイネを間近に仰ぎ見ることができる。

トーレス・デル・パイネ。
パイネ国立公園を象徴する3つの岩峰。2800m級の塔が3本そびえる。

グレイ湖のレフヒオで調達したミネラルウォーター500mlが底を尽き、この近くの川の水を汲んで飲んだ。氷河水なので、冷たく美味しかったが、ミネラル入りすぎで(?)翌日までノドがヒリヒリした。

フランシス・ドレークに帰着。2日前にも利用した宿だ。トレッキングに必要のない荷物は階段の下で預かってもらえる。

プエルト・ナタレスの中心にあるパロキアル教会。
帰りは、Buses Fernandez社のバスでプンタ・アレーナスに向った。

プエルト・ナタレスの町並み。
とても小さなだが、レストランはたくさんある。フランシス･ドレークのオーナーが勧めてくれたイタリアンレストラン「mesita grande」で夜ごはんを食べた（地球の歩き方には未掲載。教会のはす向かいにある。）。

オトウェイ湾のペンギン。
入園料4000ペソ(2006年11月現在)。プンタ・アレーナスの空港からタクシーで行くことができる。空港のタクシードライバーと交渉して、空港⇔宿営地の往復＋見学1時間をUS50で引き受けてもらった。

宿営地は海から吹く風が強い。ぽかぽか陽気でも上着を忘れずに。このペンギン宿営地でダチョウの一種、ニャンドゥを見かけた。

プンタ・アレーナスに宿泊する人には、マグダレナ島(Isla Magdalena)のMagellan Penguin Colonyの方をお勧めする。こちらは、オトウェイ湾よりペンギンの数が断然多く、アシカの一種、オタリア(SEA LIONS)も生息している。プンタ・アレーナスの町からボートで上陸する。詳しい情報はこちら↓のサイトにて。
http://www.interpatagonia.com/paseos/islamagdalena_pinguinos/index_i.html

プンタ･アレーナスからサンチアゴに向う飛行機にて。
空港のチェックインカウンターで、「後方、右側、窓側」を希望するとよい。
航空券は、地球の歩き方に広告を出しているアンデスニッポンツーリスト社に手配してもらった。日本の旅行代理店だとチリ国内線は正規料金でしか手配できない。

サンチアゴで宿泊したHotel Orlyの廊下。
2階廊下には24時間インタネットコーナー(使用時間は自分で記入)がある。1泊82ドル。URLは、http://www.orlyhotel.com/

Hotel Orlyの部屋。
チリでも日本のアニメは人気があり、スペイン語版スラムダンクやドラえもんをTVでやっていた。

Hotel Orly外観。
日本からホームページのメールアドレスにメールすれば予約できる。