2006/10/09 - 2006/10/09
1854位(同エリア1914件中)
ソフィさん
2006年10月9日(月)
宮川の橋を渡れば、桜山八幡宮の大きな鳥居が、秋の日に金色に輝きながら、迎えてくれる。
しばらく先の正面に、森が見え、そこにお宮さんがある。
鳥居からお宮さんに向かって、これまた金色に輝く祭り屋台が、ずらりと並んで見える。
一番手前は、「金鳳台(きんぽうたい)」だろう。
台の上に立っている女性と、その右に座っているおじいさんが、目印である。
左の女性はおたふくのようにふくよかな表情をしているが、案内書の説明書きには、武具をまとった神功皇后(じんぐうこうごう)となっている。
左に座っているおじいさんは、皇后に仕えていた武内宿禰(たけのうちのすくね)で、抱いている赤ちゃんは後の応神(おうじん)天皇だろう。
神功皇后は、実在したかしなかったかで二つの説があるようだが、日本書紀などによれば、妊娠したままで三韓征伐(西暦200年)に向かい、帰り道九州で出産、志免(しめ)でおしめを代えたと伝えられているようだ。
明治の初めに紙幣にその像が使われたが、イタリア人のデザインを用いて、ヨーロッパ風の美人に描かれていたらしい。
秋の空はいよいよ青く、金鳳台の屋根に輝く金色の鳳凰が、青空を背景に燦然と輝いている。
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