2006/08/26 - 2006/08/26
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ソフィさん
2006年8月26日(土)
今回の旅は、私にとっても、子供や孫とゆっくり話すことが出来る、久しぶりの機会である。
子供や孫たちも、それぞれ人生の転機を迎えている。
息子は石油・天然ガスから、航空機・武器・宇宙産業の仕事に変わったし、外孫は新たに社会人となった。
それぞれどんな経験をしたのか、今から新たに何をやろうとしているのか、興味津々なのだ。
めったに出会えない彼らから新しい経験を聞きたいし、私の最近学んだことも話したい。
育ちつつある小さな孫から見習うことも、たくさんある。
「アァ、そうなんだ」「そうなのか」と、目のうろこが落ちることはいっぱいある。
会社に入ったばかりの外孫は、一日遅れて今日やってきた。
社会人になって、見違えるばかりに大人らしくなっている。
今日は、夜が明けるのを待って、ひと風呂浴びた。
それから、町をひと歩きしようと、洋服に着替えて外に出る。
宿の前は、古びた花見のぼんぼりが残っている、小さな公園である。
その隣に「殿様清水(しょうず)」と石碑が建っていて、岩から水が湧いている。
水汲みに来たらしい、村の人らしい二人の男が、タバコをふかしながら、何か話し合っている。
脇にある古びた机には、直径30cmもあろうかという、大きな灰皿がどっかと乗っている。
「おはようございます」と声をかけると、やや怪訝そうに私を見つめながら「朝でないと汲まれませんもんナァ」と、答えが帰ってきた。
日中は、この水を汲みにくる人が、列を作るらしい。
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