庶民の足・ジープニー 『 傾向と対策 』　　～ セ ブ ～

1995/01/10 - 1995/01/10

フィリピン人の「足」、ジープニー。その過去、現在、未来をあらゆる角度から鋭く分析・考察してみた。トラベラー必読、前代未聞、空前絶後の大作。これを見れば、きっとあなたもフィリピン通になれる（かも）。

エリア セブ島(フィリピン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィリピン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

これが”庶民の足” ジープニーだ。
利用はあまりお勧めできない。運転手のマナーはサイテー。追い越し、割り込み等なんでもあり。タイヤもほとんどのクルマがツルツルの状態。家族や恋人を助手席に乗せドライブ気分に浸っている運転手も数多い。運転しながら紙幣を数えたり、乗客との運賃の授受で片手運転するなど危険がいっぱい。真っ黒い排ガスも容赦なく襲ってくる。「体験乗車」にとどめておきませふ。

乗車：どこででも乗れる、手を挙げてくださひ。運賃は乗車後、速やかに運転手に支払ってくださひ。後ろの方に座席を確保した場合は、乗客の手づたいに運転手に渡っていくことになる。最後部に「車掌」が乗っていることもある。ハンカチ、マスク等、鼻や口を塞ぐ布を用意しませふ。不幸にも持ち合わせがない場合は、これはもう半永久的に呼吸を止めるしか策はない。慣れるまでは苦しいけれど、そのうち直ぐに楽になれる。まず１分から始め、３分、３０分と徐々に延ばしていこう。ほか、車輌の雨水対策も充分ではない。降雨時には雨に濡れることを覚悟しなければならない。傘、合羽など雨具を用意できれば万全。

降車：コインなどで車体をコンコンと叩ひて運転手に知らせよう。どこででも止まってくれる。スタコラサッサと速やかに下車しませふ。。

セブ市のアヤラ・センター近くで見かけた『大阪市バス』。そのまんまだった。

セブ市ゴロルド通り。