2006/06/14 - 2006/06/14
207位(同エリア273件中)
fkさん
シュトゥラムベルクでは,
シプカの洞窟とお城が面白いです。
画家ブリアンの博物館もあります。
広場もちょっと変わっています。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー
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-
シプカ洞窟の入口
このシプカの洞窟でもマンモスや古代の大型生物
の骨がたくさん発見されている。
この洞窟を遊び場として育ったのが、マンモスや大鹿、
ライオンなどの古代生物を描いて世界的に有名に
なったズデニェック・ブリアンという画家だった。
このブリアンととても親しかったのが映画監督として
高名なカレル・ゼマンだった。
ゼマンの「前世紀探検」というアニメーションも
世界的に知れ渡った傑作。 -
シプカ洞窟から岩を登り森林へでる。
狭い洞窟は真っ暗で水だまりあり,要注意。 -
次は博物館へ向かいました。
木造家屋がならんでいる古風な景色。 -
ブリアン博物館
画家ブリアンの作品,映画監督ゼマンとの友好関連,ゼマンがフランスで友達となった小説家などの写真と作品説明など。 -
シュトクラムベルクの広場
傾斜地広場をバロックの建物が囲んでいます。
眺めが素晴らしい広場。 -
森林に拓けた町の広場は美しい。
傾斜しているので足下に注意しましょう。 -
シプカホテルのテラスで食事しながら
のんびりと景色と人の行き来をながめました。
もちろんビールを飲みました。 -
これはシプカの森から撮したもの,
お城の筒と呼ばれるタワーがランドマークです。 -
筒と呼ばれているタワー
-
筒の中
-
筒の中から風景を堪能。
森の中にいるのが実感できます。
この辺鄙な地方には伝説が残っています。
(チェコではどこもそうですが) -
シュトゥラムベルク
シュトゥラムベルクの城跡では休憩するまもなくタワーに上った。この天空にそびえ立つタワーは「筒」という愛称がある。「筒」最上階からながめる山間の景色はなかなかいい。
スロバキアとの国境はどこも山がちだがシュトゥラムベルク周辺もまた山がつながる森林。森林の丘にかって戦闘目的のシュトゥラムベルク城があった。戦争に明け暮れた地方であった。スロバキアというと「チェコ・スロヴァキア共和国」というイメージがあっていまだにチェコとスロバキアをひとつの国家と思う外国人が多い。じじつはイメージとはかなり異なりスロバキアは1000年もの長きにわたりハンガリーの支配下にあった。
「筒」とよばれるタワーは国境警備の見張塔であった。
この地で土産はウシという耳の形のお菓子。この町で製造
されています。
むかしタタール族の猛攻を受けたとき,この地にいたスラヴ民は殺されて耳を切り取られた。
その名残で耳(チェコ語でウシ)の形で名物せんべいを
作り出したのです。
包みにはその伝承物語が説明してあります
(チェコ語のみ)。
http://d.hatena.ne.jp/fksa/20060816 -
写真中央がシュトゥラムベルクです。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- oravaさん 2006/08/12 00:18:46
- fkさん、かなり力が入ってますね
- fkさん、こんばんは。
Strambergの旅行記を興味深く拝見させていただきました。
スロヴァキアの地は、私たち(ハンガリー)のものだったのよ、と言う言葉が聞こえてくるようです。かく言う私も「チェコとスロヴァキアはどうして分離したのだろう」なんて、無知なことを言っていた一人です。とても恥ずかしいです。
fkさんの各国の歴史や文化に対する知識は、良き友人との交流から得たもの、とお聞きして大いに刺激されました。是非、今後は子供向けの写真を中心とした歴史本を見ながら友人と旅をしたいと思っています。
8月8日、スロヴァキアのTVニュースで、ハンガリー国旗を燃やしているところが流れました。そして翌9日にはブタペストのスロヴァキア大使館の建物に「我々は忘れないぞ」と赤いスプレーで書かれたそうです。
歴史を知るとこれらもニュースも徐々に理解できるようになるんですね。
fkさん、これからもよろしくご指導をお願いします。
今回の旅行記、すごく力を感じます。
- fkさん からの返信 2006/08/12 01:04:41
- RE: fkさん、かなり力が入ってますね
- oravaさん,
書き込み有り難う御座います。
前回チェコにいた時妻と友達はブダペストに一泊して
チェコに戻る途中何カ所かスロバキアの村など見学しました。
写真を見せてもらい,たしかにoravaさんのおっしゃる通り
建物はすごく違うと思いました。
と言うか,チェコの東部で国境は山がちですが,山懐のなかの
民家などはスロバキアの西部によく似ているように思いました。
大昔人口大移動の時代とその後も長く,スロバキアの方から
国境を越えて(国境の概念がない時代)チェコ側アパラチアンに
羊飼いが大勢移り住んだと読んだことがあります。
次ぎにロジュノフ寄稿を書くとき若干その考察をしたいと思います。
スロバキアのブラチスラバ辺りではドナウ川が大好きでした。
過去形の表現ですが,スロバキアには30年も行っていないので
いま現在どの様な発展をしているのか想像がつきません。
ところで民族闘争ですが,歴史の怨念というのは中欧諸国は
どこも共通して,歴史を少しは学ばないと,人々の心の中に
わだかまっている心情に触れることができないようです。
大陸国には多かれ少なかれ同じ歴史問題があると思います。
海を隔てた日本と韓国,日本と中国でさえも歴史問題があるのですから。
今日は固い話になりましたね。
有り難う御座いました。
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