2006/07/30 - 2006/07/30
1713位(同エリア2367件中)
ちとしさん
毎年、宮島・弥山(みせん)へは20回くらい登っています。(記録をとっていません)
記録をとったことのない私が、「遠方から弥山(みせん)登山にいらっしゃる方の参考に」と思い、時間を書き込みました。参考にしてください。(記事内容は2011年8月現地確認しました。掲載写真は2006年7月のものです)
今回は、大元公園〜駒が林〜弥山〜尾根伝いに下山
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- その他
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-
宮島に渡るフェリーは、私鉄とJRの2航路あります。
私は、バイクで宮島まで渡ります。JRを利用しています。
<参考>
往復でバイク(250CC)580円
往復大人1人340円 -
弥山(みせん)に登る主なルートは東から
?ばくち尾コース
?紅葉谷(もみじだに)コース
?大聖院(だいしょういん)コース
?大元(おおもと)公園コース
の4コースあります。
私は、夏には木陰の多い大元コースからよく登ります。
これ以外にもありますが、標識が整備されていないので初めての方には分かりにくいです。
今回の下山コースは、この4コース以外を取っています。 -
宮島桟橋から厳島神社に向かって歩きます。
石の大鳥居を抜け、厳島神社の西回廊入り口を右手に見ながら神社のすぐ裏を回るように歩きます。 -
左の上に大聖院が見えます。この筋違橋(すじかえばし)を渡って行くと弥山登山大聖院コースですが、2008年7月現在通行止めでしたが、2008年10月から通行可能になりました。
今回は、ここを左に見ながら、さらに進みます。 -
すぐに厳島神社西回廊入り口が見えてきます。
今は、回廊の巡回コースの出口になっています。
東回廊入り口と屋根の形が違うのが分かると思います。 -
右手に大願寺、左手に宝物館を見ながら、進みます。
この宝物館には広島県の重要文化財の大半が収納されています。 -
右手に歴史民族資料館があります。
この道は車道と兼用になっていますので注意してください。 -
やがて、道は真っ直ぐ進む緩い上り坂と、右へ曲がり海岸方向へ続く道に分岐します。
左角に小さな食堂と祠(ほこら)があります。祠と食堂の間の階段を登って行きます。
ちょっとしたウォーミングアップになります。
登りきると左に聚景荘(じゅけいそう)右に公園があります。
車道に沿って行っても水族館経由で大元公園に出ます。
「登りはいやだ」という人はそちらへ。
<参考>
この公園は大鳥居の写真ポイントです。
回廊は木が邪魔をしてイマイチポイントです。 -
階段を登りきったら散策道です。
この道をまっすぐ進むと、左にトイレがあります。
きれいなトイレです。この先もう一か所ありますが、ここが最後だと思ってください。「穴場」です。 -
散策道はやや上を通っていますので、右下の水族館から子供達の声が聞こえてきます。(水族館は2011年8月リニューアルオープンしました。
宮島競艇開催日にはボートのエンジン音も風に乗って聞こえてきます。
国民宿舎の建物を右に見て、階段を下りると大元公園です。
公園の名前の由来になっている大元神社があります。
<参考>
桟橋からここまでゆっくり歩いて約30分 -
大元公園は訪れる人も少なく、静かな公園です。
標識に従って、弥山方向、駒が林方向に進みます。
「どっちに行ったらいいのか」と迷っても、すぐに合流します。 -
写真に見える左方向に入ります。
ここから、道はしばらくモルタル塗りになっています。 -
標識のあるところで左の橋を渡ります。
私は時々右のルートを取りますが、初めての方は左のルートを取ってください。 -
気付かないうちに道は、ぎっしりと積もった落ち葉に変わっています。これからしばらくはゆっくりした上り道です。
-
ゆっくりと自然を楽しみながら歩きましょう。
足元ばかり見ていると、鹿さんとぶつかるくらい接近して気がつき、お互いにビックリすることになります。 -
このコースの楽しさは、原始林の中に大昔からある巨岩を見ることにあります。
この岩には人の顔が見えませんか? -
このコースは昔から弥山詣での参道だったので、町石が残っています。
弥山頂上は24町(丁)です。
この岩は13町石のところにあります。
この辺りは、まるで倉庫の階段を登るような急峻です。
ここから「A」の乗り越しまで約20分です。
(このコースで最初に目に付くのは4町石です。
4町石を過ぎると、やや上りが急になります) -
途中、3mくらい石畳が敷いてある所があります。
雨の日が続いた時期には、左手から水が流れています。
写真の岩があるあたりはすでに倉庫の階段を登るような急峻になっています。
おそらく、2組くらいの登山者が休憩しているのに出会うと思います。 -
岩屋大師です。
大きな岩が覆いかぶさるようになっています。
登山道のすぐ右下です。
ここまで上ってくると、いったん下るのが億劫になってしまいますが、すぐ下です。
神秘的な大師様です。写真では分かりにくいですが、大師様に光が当たるようになっています。 -
岩屋大師まで来ると、すぐに、乗り越し地点(表紙写真のA)です。
写真が最後の石段です。この向こうに瀬戸内海が見えます。
暗い谷筋から一転、瀬戸内海の明るい海が目に飛び込んできます。
このコースのひとつのポイントです。
<参考>
大元神社からこの乗り越しまで約1時間15分 -
駒が林頂上です。
この日はグループ登山者が食事をしていました。
<参考>
乗り越しから駒が林頂上まで約15分
頂上は大きな岩になっています。
ですから、頂上をちょっとはずさないと木陰はありません。 -
駒が林から見た弥山頂上です。
弥山頂上の展望台にいる人影が見えます。
(この旅行記、デジカメデータがフルになってしまい、途中から携帯カメラで撮った写真になっています。ゴメンナサイ) -
駒が林から下り、弥山方向に向かいます。
峠(表紙写真のB)から下る大聖院コースは、2005年の台風によって発生した大規模な土砂崩れにより通行出来ません。
その大聖院コースは、2008年10月から通行可能になりました。
(写真は資材運搬用に敷設されたレールです、今はありません) -
弥山頂上の展望台です。瀬戸内海の多島美を満喫できます。
1階は食堂になっています。
2014年現在、展望台は新しくなっています。 -
展望台から見た弥山の大岩です。
巨岩がゴロゴロしています。
弥山(みせん)は巨岩、巨石フリークにはたまらない山です。
<参考>
宮島桟橋から駒が林経由弥山頂上まで約2時間15分です。(休憩時間含みません) -
下りは展望台の建物左下を回り込んで登山道に入ります。
ここにもきれいなトイレがあります。(水不足の時には使えないときもあります)
2014年現在、変更あります。 -
弥山頂上と麓をつなぐ尾根コースは四の宮コースと言います。
標識も整備されていませんので、一般コースではありません。
特に危険な場所はありませんが、トレッキングシューズ、登山靴着用は必須です。
そうでない方は、整備された紅葉谷コースから下山してください。
途中、急なところもありますが、写真のような木陰の道が、続きます。 -
弥山頂上から約40分で紅葉谷公園の売店のやや上にある散策道に出ます。
そのまま、散策道を左に行くと、このコースの名前にもなっている四ノ宮神社の裏手に出ます。
神社の裏手には小川が流れ、私はいつもここの冷たい水で顔を洗います。
このすぐ下が旅館「岩惣」です。 -
ゆっくりと歩きながら、時間と体力に余裕があれば、厳島神社東回廊入り口の向かい側の石段を登って、千畳閣と五重塔へ寄ってみてください。
帰りには裏通りをぶらついても楽しい時間が過ごせると思います。
<参考>
私は午前11時30分に宮島桟橋を出発して、宮島桟橋に帰ってきたのが午後3時でした。
息切れしないくらいのスピードで歩きましたが、個人差があります。
私は、弥山頂上で20分の休憩を取っただけですが、このコースと同じコースをとられる場合には、観光や見学、休憩時間を考慮して予定を組んでください。
●宮島を舞台にした古代と現代の歴史物語
「 蒼き神々の行方 」
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☆私のブログ「ネパールの風にふかれて」
→ http://sky.ap.teacup.com/ito-biz/
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