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「道の駅」と「秘湯」を求めて三重から美濃、飛騨、木曾、草津へと巡ってきました。<br /><br />「秘湯」と呼べるほどの温泉はいまや存在せず、とも言えるほどになっています。<br />*「秘湯」の条件(当方がかってに付けた条件):<br />①入湯料500円以下(これが中々難しい条件だった)②寝るときに足がジンジンするほどの良泉質③地域住民に愛されている自然温泉(①に通じる:近所の人はわざわざ高い料金を払って地元の温泉には入らない)<br /><br />「道の駅」は国の事業としては久々の大ヒット、と賞賛してはいたが、2種類あることがわかった。<br />古い「道の駅」は文字通り、いなか国道を走り疲れた一服の清涼剤+その地方、里山の雰囲気を味わえる。<br />最近作られたものは「みやげ物売り場といなか商工会の自己満足型建築物」と化していて、イトワビシ。<br /><br />まあ、こうした見方は「む~かし追いし、あのやま~;こぶな釣りし、かのかわ~、ゆ~めは、、、、、、♪」を追い求めるコンセプトの、当方の一方的な見方で、キョービの若いモンには新型の道の駅のほうがずっとよいのカモ。<br /><br />「神仏温泉」! <br />名前からして入湯・即・入滅、極楽入り?<br />と想像される(ありがた~い)秘湯をめざした。

三田洞(みたぼら)神仏温泉 @岐阜

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2006/06/24 - 2006/06/25

7846位(同エリア12681件中)

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アリヤン

アリヤンさん

「道の駅」と「秘湯」を求めて三重から美濃、飛騨、木曾、草津へと巡ってきました。

「秘湯」と呼べるほどの温泉はいまや存在せず、とも言えるほどになっています。
*「秘湯」の条件(当方がかってに付けた条件):
①入湯料500円以下(これが中々難しい条件だった)②寝るときに足がジンジンするほどの良泉質③地域住民に愛されている自然温泉(①に通じる:近所の人はわざわざ高い料金を払って地元の温泉には入らない)

「道の駅」は国の事業としては久々の大ヒット、と賞賛してはいたが、2種類あることがわかった。
古い「道の駅」は文字通り、いなか国道を走り疲れた一服の清涼剤+その地方、里山の雰囲気を味わえる。
最近作られたものは「みやげ物売り場といなか商工会の自己満足型建築物」と化していて、イトワビシ。

まあ、こうした見方は「む~かし追いし、あのやま~;こぶな釣りし、かのかわ~、ゆ~めは、、、、、、♪」を追い求めるコンセプトの、当方の一方的な見方で、キョービの若いモンには新型の道の駅のほうがずっとよいのカモ。

「神仏温泉」! 
名前からして入湯・即・入滅、極楽入り?
と想像される(ありがた~い)秘湯をめざした。

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 伊賀から甲賀、湯ノ山を通って美濃は揖斐川をさかのぼっていくと、H16年にできた「道の駅:月見の里」でいっぷく。<br /><br />新しい「この地域のみやげ物、買へ買へ」型道の駅。<br />入れ物のハコは新しく立派。

    伊賀から甲賀、湯ノ山を通って美濃は揖斐川をさかのぼっていくと、H16年にできた「道の駅:月見の里」でいっぷく。

    新しい「この地域のみやげ物、買へ買へ」型道の駅。
    入れ物のハコは新しく立派。

  • すぐ近くには南濃温泉「水晶の湯」と称する温泉(日帰り500円)がある。<br /><br />駅にはその足湯がありこれは良かった。<br /><br />*「水晶の湯」とは地元の商工会の人々が駅の目玉になるようにと、ヒタイを寄せ合ってヒネリだした新しい名前ではないか?<br />(チョット皮肉りすぎ?)

    すぐ近くには南濃温泉「水晶の湯」と称する温泉(日帰り500円)がある。

    駅にはその足湯がありこれは良かった。

    *「水晶の湯」とは地元の商工会の人々が駅の目玉になるようにと、ヒタイを寄せ合ってヒネリだした新しい名前ではないか?
    (チョット皮肉りすぎ?)

  • 「水晶の湯」の案内ポスター。

    「水晶の湯」の案内ポスター。

  • 揖斐川と平行した長良川沿いを北上すると「道の駅:クレール平田」。<br /><br />これも新型駅でみやげ物屋がいっぱい。

    揖斐川と平行した長良川沿いを北上すると「道の駅:クレール平田」。

    これも新型駅でみやげ物屋がいっぱい。

  • クレール平田にあった近所の絵図。<br /><br />長良川をどんどん北上して「道の駅:富有柿の里いとぬき」を目指す。<br /><br />拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/DSC09261.JPG

    クレール平田にあった近所の絵図。

    長良川をどんどん北上して「道の駅:富有柿の里いとぬき」を目指す。

    拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/DSC09261.JPG

  • 道の駅「富有柿の里いとぬき」は、まあまあで良かったが、もうひとつだった。<br /><br />さらに北上。<br />美濃の山んなか、「道の駅:ラステンほらど」に落ち着く。<br /><br />この駅は当方のコンセプトに合致する。<br />神仏温泉は三田洞にあるので、「ほらど」と名の付くこの道の駅は近い!<br />と直感。<br />*この三田洞をどのように読めばよいのか、神仏温泉に着くまでその読み方がわからなかった。最初「さんだどう」と言っていたので、神仏温泉を探すのに一日かかった。当日は、とうとうあこがれの神仏温泉には入れず無事極楽にはいけなかった。

    道の駅「富有柿の里いとぬき」は、まあまあで良かったが、もうひとつだった。

    さらに北上。
    美濃の山んなか、「道の駅:ラステンほらど」に落ち着く。

    この駅は当方のコンセプトに合致する。
    神仏温泉は三田洞にあるので、「ほらど」と名の付くこの道の駅は近い!
    と直感。
    *この三田洞をどのように読めばよいのか、神仏温泉に着くまでその読み方がわからなかった。最初「さんだどう」と言っていたので、神仏温泉を探すのに一日かかった。当日は、とうとうあこがれの神仏温泉には入れず無事極楽にはいけなかった。

  • 翌日あちこちで聞きまわり三田洞神仏温泉を探し回った。<br /><br />地元の人は知ってはいるが、その道の教え方が玄人ハダシ。<br />土地カンのないシロウトは、教えてもらっても複雑すぎてよくわからない。<br /><br />暗くなりかけに、やっとたどり着いたが午後4時で閉泉。<br />ガックリ、間に合わず。<br /><br />翌朝早く開泉2時間前に駆けつけた。

    翌日あちこちで聞きまわり三田洞神仏温泉を探し回った。

    地元の人は知ってはいるが、その道の教え方が玄人ハダシ。
    土地カンのないシロウトは、教えてもらっても複雑すぎてよくわからない。

    暗くなりかけに、やっとたどり着いたが午後4時で閉泉。
    ガックリ、間に合わず。

    翌朝早く開泉2時間前に駆けつけた。

  • 地元の人は100円(60才以上はタダ)、よそ者は300円。<br /><br />地元のお年よりなどは、開泉2時間前からでも温泉にやってきて、施設前はさながらお年寄りの寄合所みたいになっていた。

    地元の人は100円(60才以上はタダ)、よそ者は300円。

    地元のお年よりなどは、開泉2時間前からでも温泉にやってきて、施設前はさながらお年寄りの寄合所みたいになっていた。

  • 神仏温泉のウラは自然公園(キャンプ施設あり)となっていて、山ん中の散歩が出来る。

    神仏温泉のウラは自然公園(キャンプ施設あり)となっていて、山ん中の散歩が出来る。

  • その自然公園で温泉すぐウラに売り地があった。<br /><br />その土地を買って、ログハウスでも作って住めば、地元民となりタダで毎日神仏温泉につかり「毎日がゴクラク」状態になれるのではナイカ?

    イチオシ

    その自然公園で温泉すぐウラに売り地があった。

    その土地を買って、ログハウスでも作って住めば、地元民となりタダで毎日神仏温泉につかり「毎日がゴクラク」状態になれるのではナイカ?

  • すぐそばに9世紀初期に弘法大師により開かれた「三田洞弘法:法華寺」があった。<br /><br />境内には、古い名刹にはあまり似合わない金ピカの観音様がそびえていた。

    イチオシ

    すぐそばに9世紀初期に弘法大師により開かれた「三田洞弘法:法華寺」があった。

    境内には、古い名刹にはあまり似合わない金ピカの観音様がそびえていた。

  • 三田洞弘法の寺門。<br /><br />神仏温泉は弘法大師が見つけた、とのことでその効能はさらにアップ。

    三田洞弘法の寺門。

    神仏温泉は弘法大師が見つけた、とのことでその効能はさらにアップ。

  • お寺の由緒。<br /><br />なお、神仏温泉の中は撮影禁止なので紹介は出来ませんが、泉質:単純炭酸鉄泉 最初は無色透明、一昼夜放置後赤褐色沈殿を生ずる。正面建物は古くボロいが温泉施設はクアハウス様の近代建築。<br />まあ関西でいえば有馬温泉の「金の湯」みたいな泉質。<br />風呂から上がるとタタミの休憩所でひと寝入りもできる。<br />給茶機で冷たいお茶も飲める。<br />地元のお年よりが多いが、遠くからもウワサを聞きつけて入りに来る温泉通も来る。<br /><br />さすが「お大師さん」!この温泉は◎。

    お寺の由緒。

    なお、神仏温泉の中は撮影禁止なので紹介は出来ませんが、泉質:単純炭酸鉄泉 最初は無色透明、一昼夜放置後赤褐色沈殿を生ずる。正面建物は古くボロいが温泉施設はクアハウス様の近代建築。
    まあ関西でいえば有馬温泉の「金の湯」みたいな泉質。
    風呂から上がるとタタミの休憩所でひと寝入りもできる。
    給茶機で冷たいお茶も飲める。
    地元のお年よりが多いが、遠くからもウワサを聞きつけて入りに来る温泉通も来る。

    さすが「お大師さん」!この温泉は◎。

  • お寺の池の立派なコイたち。

    お寺の池の立派なコイたち。

  • 山ん中のカミ+ホトケの神仏温泉につかり、弘法大師のお寺の中を散歩する。<br /><br />日本人のゴクラクとは何とシンプルでゆっくりしたものか、、、<br /><br />と、かってにいい気分になった。<br />まだ若いのにナンタルことか!<br />

    山ん中のカミ+ホトケの神仏温泉につかり、弘法大師のお寺の中を散歩する。

    日本人のゴクラクとは何とシンプルでゆっくりしたものか、、、

    と、かってにいい気分になった。
    まだ若いのにナンタルことか!

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