2006/03/11 - 2006/03/11
887位(同エリア1233件中)
がちゃこさん
冬の北海道満喫旅行、2日目はいよいよ 知床Vきっぷを利用しての 怒涛の道東縦断旅の始まりです。
札幌駅07:04発→釧路駅10:52着 スーパーおおぞら1号に乗車。
釧路駅11:11発→標茶駅12:26着 SL冬の湿原号に乗車
標茶から ハイヤーに乗車して 摩周湖第1展望台→屈斜路湖砂湯→硫黄山→JR川湯温泉駅。
川湯温泉駅から 宿泊するホテル 知床プリンスホテル風なみ季の無料の送迎バスに乗車して 知床はウトロへ。
そしてクライマックスは ウトロ流氷公園で 音楽とレーザーのShow 知床ファンタジアを鑑賞。
今思えば 母にはちょびっと無茶な予定を詰め込み過ぎた1日だったと思います。元気に付いて来てくれて良かった~。
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知床Vきっぷとは…
解説しよう。それはJR北海道が発行していたお得な往復切符である。
札幌⇔釧路間の特急切符(座席指定可。途中下車 その時点で無効)と釧路⇔標茶間のフリー切符、
札幌⇔網走間の特急切符(座席指定可。途中下車 その時点で無効)と網走⇔知床斜里間のフリー切符、網走観光バス 施設めぐりバスの2日間フリーパスを組み合わせ、札幌を起点に 往き、帰り 別ルートを使用し、文字通り 北海道をVの字に横断せよ!と言う判り易い切符なのである。
料金は 一人15,000円。別途SLの指定乗車券800円を足して〆て15,800円。
かなり お得な切符であ〜る。
以上 タイムボカンシリーズ風に お願いします。 -
と言う訳で 釧路に向かう スーパーおおぞら号の車内です。旅のお供は 又また 北菓楼のシュークリーム 『北の夢不思議』1箱3個入り 410円也。
前日札幌大丸の地下で『明日SLで 釧路湿原を眺めながら食べましょうね』と言いながら購入したモノなのですが 釧路に着く前に 綺麗に消えてました…。 -
シュークリーム1個半も食べて お腹一杯〜と言った舌の根も乾かぬうちに、車内販売のワゴンのお姉さんを呼びとめ『さくらのアイス 頂ける?』と言い出した母。まだ食うんかい!
いや このアイス 1口味見で貰ったら ほのかに桜の味と香りがして美味しかったのですが…。
釧路方面は 酪農牧場が多く 車窓から牛さんの姿が沢山見れました。『君達のおかげで こんなに美味しいアイスやシュークリームを食べる事が出来るのね 有難う!』と言いつつ、母はアイスもぺろっと完食。 -
釧路駅に到着すると ホームには もうSL 冬の湿原号が停まっていて 人だかりが出来ていました。
初めてSLに乗車するので わくわく どきどき です。 -
時間を確認する 車掌さん。働くおじさんってカンジで格好良い〜。
この車掌さんと一緒に 記念写真を写していただきました。 -
運転席の中も ぱちり。
色々な計器があって 面白い。 -
燃え盛る 炉。
石炭をくべてました。 -
機関車が石炭で動くのだと知識としては知ってはいましたが、実際見てみると 『本当にこれで こんな大きな鉄の塊が動くんだ〜』と 改めて ビックリ。
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私達が乗車した 1号車の車内。
レトロな雰囲気が 良いですね〜。
気分も盛り上がります。 -
だるまストーブもあって、車内の売店で購入した するめを焼く事も出来るようになっていました。
だるまストーブ 懐かしい〜。
よく学校で アメリカンポップコーンを焼いて叱られたな〜。今回もポップコーン持参すれば良かった とちょっと 後悔。 -
出発進行!の汽笛と共に SLの旅が始りました。
がたん・ごとん と ゆっくりゆっくり 湿原地帯を進んで行きます。
先頭の1号車だった為か 窓外を流れ行く 白煙がダイナミック!に降りかかって来て SL機関車の旅の醍醐味を楽しめました。 -
釧路駅で一緒に記念撮影をしてもらった車掌さんが車内で、釧路湿原の説明をして下さったり、野性動物を見付けると教えて下さったり…楽しい旅でした。
時々 列車が蛇行し、カーブの向こう側に大きな 動く物体が…!何か野生動物出現?とカメラを構えたら…それは 向こうもカメラを構えた写真小僧の方々。
『アナタ どこから現れたの??ってか そこ崖の上っすよ!足場悪いっすよ!大丈夫?』ってカンジで…笑えました。確かにカーブは絶好の写真スポットですよね。で 運転士さんも そんなカメラ小僧な方々を見かけたら ちゃんと汽笛を鳴らして歓迎してました。とてものどかな雰囲気で SLの旅は良いな〜っとしみじみ実感! -
釧路駅で購入した かきべんを車内で食しました。
あっさり薄味、大きなかきが 5個も乗ってて 美味しかったです。1個900円也。
釧路は駅弁の販売量が豊富なのだそう。売店には 美味しそうな駅弁が ずら〜り。でもやっぱり 厚岸の近くなので かきべんを選択しちゃいました。 -
売店のある2号車は、又1号車とは違う雰囲気。
こちらもレトロで素敵です。 -
売店です。
列車の売店で売っているグッズなんて たいしたモノではないんだろう…なんて 思っていましたが、これがどーして 携帯ストラップや、ブックマーク等、なかなか品良く、お洒落〜なカンジなのですよ。やるやん JR北海道! -
と言う訳で…まんまとJR北海道さんに踊らされました。
オレンジカードのセットとブックマーク、携帯ストラップ、絵葉書を購入。 -
母が 電車大好きっこの 甥っ子へ お土産に購入した チョロQ冬の湿原号。
プレゼント前に写真を撮ったのでビニール袋入り。
これもなかなか良く出来てました。SL乗車記念に自分でも買えば良かったって思う位。 -
列車で向かい側に座っていた親子が 地元釧路の人だったので、色々お話を聞けて面白かったです。又 この親子が 野生動物を見つけるのが恐ろしく早くて『あっ 丹頂鶴飛んでる!』『そこに北きつねが居るよ〜 こっち見てる!』と教えてくださるんですね。おかげで 沢山の野生動物達を目にする事が出来ました。
そして JR塔路駅に到着。この駅の近くには 野生の丹頂鶴の給餌場があって、運が良ければ丹頂鶴を間近で見る事が出来るよ との事だったのですが…
居ました!野生の丹頂鶴が!
ちょっとウォーリー君を探せ!状態の写真ですが、2羽のつがいの丹頂鶴が居ます。 -
アイヌの人々に 『神の使い』だと讃えられていた と言うのが良く判る 神々しさでしたね〜。
雪と同化しちゃいそうな 白と 羽の黒、頭の所にちょこっと 赤をインパクトとして配した姿は 美しいの一言でした。近くで見れて嬉しかった〜。
このSLの旅で 丹頂鶴を10羽、キタキツネを1匹、後 蝦夷鹿を沢山見ました。
しかし 私達は奈良県民。
鹿は 全く珍しくも何ともないんだなぁ。
ゴメンね 鹿さん。見かけてもあんまり感動してあげられなくって。 -
あっという間に 機関車は 終点の標茶駅に到着。
楽しかったSLの旅もここでおしまい です。
写真は 標茶駅に停車中のSL。
停車してからもずっと白煙を上げ続けていました。
SL冬の湿原号は 1月終わり〜3月中旬までの運行で、1日 往路 復路 1便ずつ。
釧路→標茶間の窓外の景色は 進行方向左側が湿原地帯、右側が山地帯。湿原側のほうが見応えがありますが、野生動物の出現回数は 私達が乗車していた時には山側の方が多かったです。 -
SLに乗車すると、乗車証明書も頂けます。
旅の良い思い出になりますね。 -
さて JR標茶駅からは 事前に予約してあった摩周ハイヤーのドライバーさんに迎えに来て貰って、摩周湖→屈斜路湖への旅に繰り出します。
まず向かったのが 神秘の湖 摩周湖。
日本1透明度の高い 青の湖、霧深き湖として有名なこの場所には 恐ろしい言い伝えが…
曰く 『晴れ渡った摩周湖を見ると 婚期が遅くなる』と…。
『大丈夫 立派に嫁き遅れた私が行くんだから 美しく晴れ渡った摩周湖が見れるよ!』などと 自虐ネタを振っていた私。所が!結果は この 視界0 の 『この真下に ほんまに湖なんかあるの〜?』と言いたくなるような景色が広がっているじゃ〜ありませんか。
私『これって どーいう事やろ?』
母『・・・今すぐ嫁に行けって事じゃない?』
私『え〜 意表をついてさ〜 尼寺へ行け 尼寺へ行け!って事やったりして…』
母『・・・』
私『いや そこ何でやねん!って突っ込むことやし! 黙るとこちゃうし!』
母『ほほほ』
私『いや もう 今さら笑っても遅いし!』
と 親子でどつき漫才のような会話を交わしながら この場を後にしたのでした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- けーしちょーさん 2006/06/07 23:57:31
- 我が家と同じような。。。
- そして、我が家と同じような母と娘の会話に笑わせていただきました。
田沢湖だったかなぁ。
美人がくると、みずうみの主のお姫様が怒って雨を降らすという。。
行ったら、おそろしい快晴で。
「ちったあ、曇ってくれても、いいんぢゃないのぉっ!!」
と、女二人で逆ギレしました。
伝説は、深追いしないことにしてます(爆)
- がちゃこさん からの返信 2006/06/08 11:49:59
- 感激です!
- けーしちょー様 こんにちは。コメントをどうも有難うございます!
もうもう 朝 マイページ管理画面を見て 感激!
真っ赤なコダキヨ様が 降臨あそばしている〜!
そして 掲示板を見て 又感激!昨日 そのページを覗いて 大胆な構図の写真、ウィットに富んだ会話センスが素敵〜 と 一方的にファンになってしまった けーしちょー様から コメント2つも頂けたなんて! ヒデキ 感激〜!!と叫んでしまいましたわ〜。そしてそして
>伝説は、深追いしないことにしてます(爆)
はい 笑わせて頂きました。そうですよね 伝説は 深追いしては行けない ミステリーゾーンって事で…。そうは言っても やっぱり気になるのが乙女心…。フクザツでございます。(笑)
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