2006/03/16 - 2006/03/16
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SUR SHANGHAIさん
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古都スースを出て、今度は1号線で南へ60kmほどのエル・ジェムへ。
エル・ジェムの円形闘技場は230年に、時のローマ皇帝によって建てられ、今では世界遺産にも登録されているらしい。
チュニジア中部に向かう道筋だし、百聞は一見にしかず。
エル・ジェムの円形闘技場を見てやるぞ〜〜!
ローマのコロセウムと比べたらどうだろう?
と言っているうちにエル・ジェムの町の入り口から見え始めた闘技場。
おおっ、これはローマのコロセウムにも引けを取らない!
それもそのはず、ローマ、ベローナに続く規模だそうな。
…と言っても、SUR SHANGHAIはベローナのは見てませんが。(^^ゞ
逸る気持ちを抑えて闘技場に近づいて行くSUR SHANGHAIとその旦那。
表紙の画像は、闘技場入り口そばの食堂から見た闘技場の一部。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
スースから車でエル・ジェムに向かう道には春が来ていた。
オリーブ畑の切れ間は野の花で黄色に染まる。 -
車からちょっと下りてみる。
夕べのスースの宿では暖房が入るくらい冷えたけど、日が高くなるにつれ、暖かくなったこの日。 -
エル・ジェムに向かう1号線の状態は、工事中の所を除くとこんな感じ。
舗装は一応全面的に出来ていました。 -
スース方面から行くと、エル・ジェムの町の手前から円形闘技場が見えてくる。
直進していくと…、 -
柵に囲まれた闘技場の裏側に駐車場となぜかラクダ、そして…、
-
…こんなカフェがあった。
スースの宿の朝ご飯が今ひとつだったので、ここのコーヒーでまず一服。 -
さ、闘技場の入り口へ。
さっきのカフェから闘技場周りの柵を逆時計回りに歩き始めたら、SM風ラクダに遭遇。
思わずパチリ。
そこに物陰から現れ出でたのはラクダの主。
「写真、撮っただろう。金を出せ。」
う〜ん、もっと普通の物言いできないの?
結局、1ディナール出した(出させられた?)のは旦那。
駐車場で撮った時には、誰も気付かなかっただけかなあ。 -
まだ営業時間にはちょっと早いお土産屋やカフェが、闘技場を取り囲む道筋にずらり。
-
某清涼飲料水の広告。
各国、それぞれ趣が違うなあ。 -
お店の前の柵にも商品が並び始めた時刻。
闘技場が土産物を引き立たせる借景は風流。 -
裏手の駐車場からグルッと半分回った所にある入り口とチケット売り場。
入場料6ディナール この料金には近くにある博物館の見学料も込み。カメラ一台に付き1ディナール。
入場時間は
冬季(9月16日〜3月31日)8:00〜17:30、
夏季(4月1日〜9月15日)7:00〜19:00と書いてありましたよ。 -
タッタッタと身軽に階段を上がるSUR SHANGHAI。
旦那は、「俺、上には上りたくない。」
ま、いつものことですが…。 -
不思議な形に崩れ残った部分。
-
イチオシ
画像下の方に立っている人と比べると、アーチ一つの大きさがよく分かる。
-
壁は崩れても、アーチ部分が多く残っている。
その石組みの構造がよほどしっかりしているに違いない。 -
イチオシ
闘技場を取り巻く回廊も階によって雰囲気が異なる。
-
階段や危険箇所には、要所要所にあとから付けられた手すりや柵が。
-
あ、右手奥に延びる道が、さっきスース方面から来た道。
7世紀末にイスラム・アラブ軍が侵攻してきた時には、ベルベル軍を率いた女王カヒナが、この闘技場で炎に身を投じたそうな。
今はここでも夏にはコンサートなどのイベントが開かれるそうです。その頃行く人は要チェック! -
ここから見える町の様子も、歴史と共に移り変わってきたんだろうなあ。
-
アーチの形をした光が回廊に落ちる。
-
古代遺跡の中で語り合う現代の恋人たち。
不思議な時のギャップを感じる一瞬。 -
古代の人々が通った回廊を、今、私も通る…。
遺跡に来ると、いつもそういう感慨に浸るSUR SHANGHAI。 -
壁の穴から緑が見える。
-
ぽっかりと大きく崩れた天井部分から見える青い空。
-
外に出て、闘技場の入り口方向を眺める。
辺りの商店と比べると、その大きさを実感。
ローマのコロセウムと比べても、見応えあり!の世界遺産。 -
イチオシ
闘技場を眺める食堂。
シシカバブが焼きあがる間、テーブルの一つに陣取って道行く人を観察。 -
行く人、来る人。
地元の人たちにとっては、世界遺産の闘技場も普段の風景の一部。
見慣れれば、振り向くことも無い景色になっちゃうんだろうな。 -
女の人たちも、伝統衣装を身に着けた人がいるかと思えば、現代的ファッションの人まで程度もさまざま。
-
SUR SHANGHAIたちが頼んだシシカバブを焼いている台の向こうをバイクが通る。
-
あらら、ちょっと焼き過ぎで焦げちゃった。
でも、サラダもパンもフライド・ポテトもおいしかったよ。 -
イチオシ
可愛い男の子を連れたお父さんがやって来た。
男の子の睫毛が濃い。
アラブ系の人は誰でもそうだけど。
「ほら、着崩れしちゃって。ボタンはちゃんと留めないと。」
って言って手伝っているのかな。 -
ボタンを留め終わった後は、男の子を従えて食堂隣のお店に何やらご挨拶へ。
-
ご挨拶を終えて出てきた二人。
カメラに気付いてはにかむ子。 -
また車の方に引き返す道。
-
白い窓と赤い広告が並ぶ壁。
-
お土産の人形が下がる店の軒先の奥にも、某清涼飲料水の広告の絵。
改めて、その普及ぶりに感心。 -
スースから来る道でも果樹の花が咲いていたけど、この木の花は?
-
≪砂漠のバラ≫と呼ばれる鉱石。
これは結晶の角が壊れて商品価値無し?
ディスプレー用に道端に積まれていた。
この日はまだ先が長い。
エル・ジェムの後は穴居住居の多い丘陵地帯、中部のマトマタへと向かいます。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- drakenさん 2006/04/06 00:04:06
- 歴史を感じます
- こんばんは、SUR SHANGHAIさん。
drakenです。
こちらがけーしちょーさんの掲示板にあった「チュ」のつく国の旅行記ですね。
あちこち崩れた石造りのコロセウムに歴史を感じます。
日本の木材の建物もいいけど、石造りの建物も良いですね〜。
見上げるほどの巨大な石造りの建物を見てみたくなってしまいました。
あ〜、海外も行きたいっ!!
けーしちょーさんもだろうけど、日本組は桜の旅行記でお礼をしますね。
では、失礼します。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/04/06 21:59:16
- RE: 歴史を感じます
- >「チュ」のつく国の旅行記ですね。
あれま、よくご存知で。
ここ数日がんばって一つずつアップしてますが、けーしちょーさんのリクエストの白と青の町並みにはまだ辿り着いておりません。
距離にして、あと500km位です。(^○^)
各地の桜の旅行記も花盛りですね。
お伺いさせていただきま〜す。
-
- まみさん 2006/04/03 20:59:50
- エルジェムも有数の観光地ですよね
- SUR SHANGHAIさん、こんにちは。
トップの写真すごくいいです。古代遺跡と現代の生活の1シーンを想起させるテーブルとイス。異種なものがマッチしたというかんじ。もちろん、エルジェムで今も生活している人たちにとって遺跡があろうと生活の場には違いないと思いますが、こうして写真におさめることで、違う意味がこめられる気がします@
とにかく、理屈抜きにいいっ!
男の子の写真もかわいいです。角がとれて売り物にならないローズ・ド・サハラも@
エルジェムは行きませんでした。チュニジアに残る古代ローマ遺産は、それまで何度かくりかえしイタリアに行っていたので、いまさらいいやと思ったんです。コロッセオはローマもベローナもさいわい見てますし@
でも、やっぱりチュニジアですねぇ。トップの写真や、コロッセオを借景した絨毯売りの写真など、古代ローマの遺跡があってもやっぱりチュニジアはチュニジア、違いますね、イタリアとは!
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/04/04 23:34:12
- RE: エルジェムも有数の観光地ですよね
- 一度に三つも書き込みをありがとうございます。m(__)mm(__)mm(__)m
ガイドブック、結局帰って来た後も届いていなかったんですよ。
で、もう要らない!と怒ってキャンセル。 (^○^)
私も最初は、チュニジアの世界遺産、見てやるぞ〜!
と意気込んでいたんですが、最後に寄ったチュニスでは近郊をのんびり、で終えました。
それはそれでいい旅、でした。
- まみさん からの返信 2006/04/05 08:18:34
- RE: RE: エルジェムも有数の観光地ですよね
- SUR SHANGHAIさん、こんにちは。
ガイドブックまだ届いていなかったんですか。本のとりよせってそんなにかかっちゃうんですか?!
>私も最初は、チュニジアの世界遺産、見てやるぞ〜!
と意気込んでいたんですが、最後に寄ったチュニスでは近郊をのんびり、で終えました。
そういえば世界遺産が日本でやたら注目されて書籍もどんどんでるようになったのって、いつごろからだったかしら。
私がチュニジアに行った1997年当時はあんまり意識していませんでした。
ま、「私が」意識していなかっただけかもしれませんけど@
私の場合はチュニジア旅行では足の不便さと、勝手のわからなさで、苦労しました。
何があるかよくわからないけど、とにかくたくさん珍しい物を見たいんだ〜とあせりながらも、結局はその制約から、のんびり過ごすことになってしまいました。
ま、いまとなれば、結果的にそれもよかろーと。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/04/06 21:39:25
- RE: RE: RE: エルジェムも有数の観光地ですよね
- またまた書き込みを大量にいただき、恐縮しております。m(__)m
本の件、あれは本屋さんの注文連絡が途中でどうにかなったらしいです。
とにかくもう帰って来てから、日本で買うのより2倍の値段の本をせっつくのもアホらしいので、やめちゃいました。(^○^)
まみさんと私の行ったルート、同じ所が重なっていると、お互いに体験したことを比べられるので楽しいです。
まみさんのチュニジア旅行記も、まだ続きそうなので後程またお伺いいたします。m(__)m
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