2003/09/01 - 2004/03/18
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Narveさん
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昔からやってみたかったキビ刈りに、与那国島で挑戦することになった。9月の与那国はカラッとした天気で風も気持ちがいい。
青空の下、機械で倒されたサトウキビの葉の部分と根元の部分を鎌で切る。初めは鎌を上手く使う事ができず、サッと切ろうと思っても鎌がキビに突き刺さったままで上手く切れなかったけど、慣れてくると気持ちよくスパッと切れるようになった。
お昼には手作り弁当が届く。弁当を食べて、昼寝をしたり海に行ったり、2時間ぐらい休憩してからまた仕事開始。
同じ日本とは思えないぐらいのんびりとした時間が流れるこの島の空の下、思いっきり体を動かして仕事が出来たのが、ほんまに幸せやったなぁ。
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与那国は日本最西端の島。夏は20時過ぎに夕日が沈むらしい。西崎(いりざき)展望台から日本で最後に沈む夕日を見るひと時は、とっても贅沢な気持ちになる。
東崎(あがりざき)からは朝日を眺めることもできます。 -
比川村の小学校運動会。
子供は勿論、大人も参加して皆で楽しむ。
職場別リレーに私たちキビ刈りチームも参加した。順位に関係無くくじ引きで商品が貰える。
参加賞は鰹2匹。他ヤギ一頭やカレー屋の食券が当たったりする。
与那国と言えば与那国馬。
子供たちは与那国馬にまたがって競技をしていた。
格好いい!! -
与那国馬はサラブレッドよりも小さいから、恐怖感無しに近づくことができた。よしよし撫でたり、あのふわふわの鼻の部分にすりすりしたりすると気持ちがいい。でも、馴れていない他所の馬に、連打で蹴られた事がある。凄い速さで蹴られて、驚きのあまりすぐに避けれなかった。瞬間は痛みを感じなかったけれど、後でじわじわやってくる。足は青たんだらけだ。
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マラソン大会に出場した。
島一周マラソンもあったが、私が参加したのは10キロマラソン。
坂道が辛かったけど、おじいの声援に励まされて走った後のレモン入りポカリが美味しかった!
ぜんざいや魚汁も出されて、体育館ではふれあいパーティが行われ、刺身や天ぷらを食べながら子供たちの踊りなどを見て楽しんだ。 -
島には牛も沢山いる。
牧場から牛を移すということで、牛追いを手伝いに行った。と言っても私は牧場内をちょこっと走っただけやけど。
一箇所に牛を集めて、目的の牛を捕まえる。
どうやって捕まえるかって?
ロープで輪を作ったものを棒に取り付けて、それを牛の首や角に引っかけて捕まえるのだ。
牛の中に入って捕まえる人は必死、安全な場所から見守る周りの人はあぁでも無い、こうでも無い、と口うるさい(笑)。
何とか移送車に牛を移したら、どこからかビールが箱ごと運ばれてきた。
かんぱ〜い!! -
牛のお尻。
青空に浮かぶ雲と、牛たちの後ろ姿がほのぼのするでしょ? -
島には闘牛場があって、時々闘牛大会が行われる。
牛一頭につき人間一人が場内に入って、闘牛の士気を高める。
牛の戦いぶりも迫力があって凄いけど、人間の士気の上げぶりもなかなか面白い。 -
“まちり”と呼ばれる祭りがあった。
約1ヶ月間、肉を食べてはいけないらしい。
そのまちり明けの催しを見に行った。
他所の宴会を覗いてるみたいな気分で、座敷で飲み食いしながら踊りを見ている人たちを見物。
海岸へ散歩に行ってみたら、“ドクターコトー”の撮影をやっていたらしく、スタッフらしき人たちがお弁当を食べていた。おっ、コトー先生もいる!
カメラが回っていなくても、コトー先生の雰囲気をかもし出していた。 -
太鼓と笛の音に合わせて獅子が舞う、与那国の獅子舞。祖納(そない)、久部良(くぶら)、比川(ひがわ)でそれぞれの獅子が舞い、最後に獅子が合流するらしいが、私は祖納の獅子舞を見た。
夜、浴衣と鉢巻姿の男達と一緒に獅子が登場。家々を巡る度に振舞われたお酒を飲む獅子舞。おばあが島言葉で獅子に話しかけているが、私には意味不明。でもその風景がとても良かった。 -
こんな顔の獅子にまたがらされた子供は、やっぱり泣いていた(笑)。
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製糖工場で3ヶ月ほど働いた。
朝8時から夜8時まで、翌週は夜8時から朝8時まで。日勤・夜勤の交代日は、お互いに18時間づつ働く。
私は黒糖液の糖度が71度になるまでじっと待って、71度になったらハンドル操作をして糖液を移す作業。個人作業でじっとしているのが多かったから、皆でわいわいしゃべりながらやっている持ち場の人が羨ましかった。だって色んな所からやって来た色んな人がいて面白いねんもん。
労働時間も長くてやりたい事が出来ず、ストレスでお菓子ばっかり食べて激太り。島に来る時に穿いてきたズボンが入らんくてびっくり恐ろしかった。 -
キビ刈り隊が刈ったキビを精糖工場に運んで来たトラック。
外で体を動かして働くのが好きな人には、キビ刈り隊をお勧めします。
皆でわいわい単純作業をするには詰め場、個人の世界を楽しみたい人は製造かな。参考までに。 -
六畳ビーチを上から撮ったところ。
ビーチは真下にあるから写ってないけど、すっごく綺麗でしょ?
海が怖かった私も、綺麗な水と魚や珊瑚のお蔭で楽しく泳ぐことができました。
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この旅行記へのコメント (6)
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- ジュリままさん 2006/01/24 16:19:11
- キビ刈り隊
- Narveさん、はじめまして!
『深呼吸の必要』という映画を見てから、ずっとキビ刈り隊に興味をもっていたんです。社会人になってしまうと長いお休みは無理なので、キビ刈りに参加できるなんてうらやましいです。体験者の話はやっぱり面白いですね。
沖縄大好きなんですが、まだまだ奥が深いです・・・
またお邪魔します。
ありがとうございました!
- Narveさん からの返信 2006/01/24 23:59:25
- RE: キビ刈・E
- ジュリままさん、はじめまして!
『深呼吸の必要』という映画、私は見たことが無いのですが、今アマゾンで検索してみたらなかなか面白そうな映画ですね。
私はテレビでキビ刈りをしている人の取材みたいなのを見て、キビ刈りの仕事を知った記憶があります。
青空の下で体を動かす仕事は、本当に気持ち良かったです。
島の人も、一緒にキビ刈りをしたメンバーも素敵な人たちだったので、今でもとてもいい思い出。
ジュリままさんは年に3,4回も沖縄を訪れているんですね。
それこそ羨ましいです!!
>またお邪魔します。
>ありがとうございました!
こちらこそ、メッセージを残してくれてありがとうございました!!
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- ゆ〜たんさん 2005/05/21 12:54:19
- のんびりした島の様子がよく伝わります。
はじめまして。
『旅行記』というより、『ショートステイ記』って感じですね。
でも、こんなゆっくりした旅行記は初めてみました。
ただの旅行じゃなさそうですね?
よかったら、詳しい経緯を教えてください。
- Narveさん からの返信 2005/05/21 21:20:28
- こんばんは、ゆ〜たんさん。
- 旅行記を見て、書き込みをしてくれてありがとうございます。
ほんと、旅行記というよりはショートステイ記ですね。
与那国に行ったのは、昔から島で生活したかったのと、キビ畑で働いてみたかったのと、リゾートバイトのようなものをしてお金を稼ぎたかった、という理由があって、この時たまたま島で生活を始めていた友達が、仕事があるよって誘ってくれたので、ちょうど仕事を探していた私は急いで出発したのです。
1月から始まる精糖工場は労働時間も長いので、お金も貯まるし、畑仕事は自然の中で気持ち良く仕事ができるし、友達の家に居候して島生活も楽しめました。
明日5月22日テレビ大阪(テレビ東京も)で“日曜ビッグ「夢実現夫婦で始めた大自然の宿」 沖縄青い海の島へ30代エリート商社マン夫婦移住…宿開業密着180日”で与那国が紹介されていると思います。
間違っていたらごめんなさい。でもチラっとそういうCMを見たので、私は楽しみにしています。
今後旅行記を増やしていくつもりなので、たまに覗いてみて下さいね。
- Narveさん からの返信 2005/05/22 23:05:44
- 間違えました!
- 22日の20時からの番組と書き込みましたが、23日月曜日19時からの番組“月10万円で豊かに暮らせる町&村 (01)毎日ごちそう魚Drコトーの島(02)5000坪高原楽園東京に通勤”でした。
22日の20時から見ようと思っていてくれた方、本当にすみませんでした。
- Narveさん からの返信 2005/05/26 23:51:34
- ショック。。。
- 与那国をテレビで見れると思って、楽しみにビデオをセットしていたのに、観ようと思ったら、何も写ってへんやん!!
テレビ大阪って19チャンネルやと思い込んでたけど、どうやら我が家のテレビ設定では19チャンネルじゃなかったみたい。。。
もう、機械は嫌いやわ。早く再放送せえへんかなぁ。
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