ご迷惑をおかけした皆様にお詫び申し上げます＠円山公園☆2005年4月9日

2005/04/09 - 2005/04/09

本当は、円山公園に行く気はなかったのです･･･誰がどう考えても今年の京都の桜は９日～１０日が見頃。春といえば京都！と楽しみにしている観光客（私も観光客だけど、おほほ）は、ただでさえ洛東に集中するのに･･･「タクシーだって祇園界隈はぜーんぜん動かなくなるほど混むのよ？」って言ったって「あたしゃバスで行きます。あなたが行かなきゃ私一人でもいきますから。」って･･･押し車押さないと動けないのに、殺人的な人ごみの中一人で行かせるわけにはいかないじゃん！　バスに乗るんだってその押し車を誰がのせるのよぉ。
というわけで、親子喧嘩＆半分ふてくされ気味でたそがれの円山公園に向うことになりました(^^ヾ
案の定、バスは普段だったら北野天満宮から20分もかからんのになんと2時間がかり･･･寿司詰め状態の車内に座れる席があろうはずもなく。あまりの渋滞振りにしびれをきらして四条河原町で下車して歩くも「押し車」が凶器になりかねない（凶器になってたかも(T.T)混雑振り（溜息）。いったん宿に帰って休憩後、地下鉄使って二条城の夜桜見たほうがお母様には向いていたとおもうわよ？
何はともあれ、2005年4月9日の夕方、祇園界隈で押し車にうしろからかかとを轢かれたみなさま、大変ご迷惑をおかけいたしましたm(..)m

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

やっと見えてきました、八坂神社の西楼門。この楼門は１４９７年に再建されてて重要文化財だそうでう。八坂神社にはこの楼門のほかに南にも楼門があります。
清水や高台寺方面から八坂神社へ向うときには、南の楼門をくぐりますね(^^
西楼門は、四条通の東詰めになるので人通りも多くこっちが正門かと思ってましたが、どうやら正門は南楼門のほうなんですねφ（．．）ﾒﾓﾒﾓ

八坂神社の境内は、屋台と人にあふれています･･･小さな社がたくさんあるはずなんですけど、どこにあるのかわからなくなってます(^^ヾ
とりあえず、今年の厄年一覧になりますのでご参照ください♪

南楼門と本殿の間にある舞殿です。
祇園界隈の芸妓・舞妓さんの奉納された提灯が他の神社と違って華やいだ雰囲気にしていますよね。
八坂神社の本殿にはスサノオノミコトや奥さんのクシナダヒメが祭ってあるのですが、さきほどの西楼門を入ってすぐのところに「太田社」というサルタヒコを祭った社があります。このサルタヒコは俳優の神様とも言われていて芸事をされるかたの信仰をあつめているんですって(^^
だから、芸妓・舞妓さんの信仰が厚いんですねぇ！

スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治してクシナダヒメをお嫁さんにしたのですが･･･ヤマタノオロチは「製鉄技術勢力の象徴」といわれています。一方クシナダヒメは「奇し稲田（くしいなだ）姫」すなわち霊妙な稲田の女神と解釈されています(*^｡^*)b
親族たちの手を焼かせたスサノオノミコトですが、勘当された結果、自力で鉄＝技術と稲＝富を得たのですねぇ、めでたし、めでたし♪
親が御しきれない子は、勘当すると立派に自立するらしい。。。φ（．．）ﾒﾓﾒﾓ

舞殿と本殿の間をぬけて、斎館・玉水社・清々館の前をぬけるとあの鳥居のむこうは円山公園です。
八坂神社境内は、本当に屋台であふれています♪
広島焼まできとるし。ぎんなんやら、おいしいチーズチクワやら、旅行記の編集しとってもおなかがすいてくる（涎）

人ごみの中、両手を頭の上に差し伸ばして撮影(^^
一重白彼岸枝垂桜です。
現在の桜は２代目で、初代は樹齢２２０才まで長生きしたらしい（昭和２２年に逝去）。今の桜は、昭和３年に初代より種子を採って育てられたもので、昭和２４年に植えかえされてこの地に来ました。

ということは、今年で７７歳？　それにしては年々衰えが著しいように思うのはわたしだけかなぁ。
初代は２２０年も生きたのだから、まだまだ元気でもよいようなものだけど･･･
花をつけない枝が、年毎に増えている気がするのです。

あたりは見る見る暗くなっていきます。
暗くなるほどに妖艶さを増すような枝垂桜です。
まだゆっくりと桜を見つめていたかったのですが、人ごみに紛れて行方知れずになりそうな母が気になって、このあたりで撤退です(^^
バスで２時間たってたんですから、母もへとへとなはず。枝垂桜にも逢えたことだしそろそろ潮時です。
それにしても、三脚も使わず、両手を伸ばした状態で、これだけ写せたわたしをだれかほめてぇ♪･･･枝先がぶれているのは、風に吹かれているからです(*^｡^*)

夜桜の宴はまだ始まったばかり(^^
賑わいをます桜の下の宴席です。
旅行先で、こういう宴会はできないなぁ･･･じもぴーがうらやましい瞬間です(*^｡^*)