2005/02/09 - 2005/02/12
238位(同エリア605件中)
SUR SHANGHAIさん
- SUR SHANGHAIさんTOP
- 旅行記919冊
- クチコミ6826件
- Q&A回答49件
- 5,823,143アクセス
- フォロワー233人
おじいちゃん運転手が奇人だらけと言った聖地プシュカルから、車はPINK CITY と呼ばれるジャイプールを目指す。
途中の道は高速道路化が進んでいるらしく、あちこち掘り返されている。
高速道路といえば、タージマハルのあるアーグラーからデリーを結ぶ高速道路は傑作だった。
農道などとも平面で交差しているし、民家も直接沿道に建っているので凄まじい光景が見られるのだ。
数年前、ボロボロのバスから見た光景は…
「すまん、すまん。」と照れ笑いしながら逆走して来るトラクターやトラック。
トラックのタイヤを付けた大八車を高速で引いて行くラクダの隊商。
路上を占拠するウシの群れ。轢き殺されたヤギの死体。
挙句の果てには中央分離帯で瞑想する奇人…。
ジャイプールまでの道ではそういう光景が見られなくて拍子抜けしたほど。
目当ての宿がある地区までおじいちゃん運転手に送ってもらって別れを告げる。
安全運転してくれて、ありがとう。
さて、この街ではどんな出来事に巡りあうのか。
表紙の画像は、風の宮殿前を通る行商のおじさん。
PR
-
ジョードプルから無事に着いて、おじいちゃん運転手とも別れを告げる。
最初、目当てにしていた宿が満員だったので、地元の人に紹介してもらった宿からの朝の眺め。 -
ジャイプールの旧市街は城壁で囲まれている。
似たようなゲートがいくつもあるので、名前を覚えておかないと迷子になりそう。 -
やはり初日は、観光の目玉CITY PALACEに向かう。
-
昔の王様が赤い色が好きだったので、旧市街の建物は赤で統一されたらしい。
赤土の色だけど、遠くから霞を透して見ると、なるほどピンク色。
これがPINK CITYのいわれ。 -
パレスの敷地内には貴賓謁見の建物がある。
その壁に花の形に飾られた銃が美しい。
前に置いてあるのはお妃様が乗った輿? -
貴賓謁見の建物には、昔のマハラジャがイギリスに渡る際にガンガの水を運んだと言われる世界最大の銀の壺。
壺だけ撮ってもつまらないので、表面に映る自分と柱を入れてみた。 -
パレスの建物を修復する人々。
-
ここだけではなく、遺跡修復はあちこちで行われている。
-
大砲も置いてある、敷地の中。
-
パレスから古代の天文台、ジャンタル・マンタルまでは歩いて行ける。
途中で見かけたヒンズー教の彫刻と絵。
朝には新鮮な花で飾られる。 -
わ〜、ハトだらけ!
-
手形の付いた鉄の扉がアート。
-
ジャンタル・マンタルは遠くから眺めるだけで帰ってしまう人が多いけど、ここは敷地をぐるっと回るのをお勧め。
-
そのジャンタル・マンタルの敷地内には大小の不思議な建造物がある。今も天文台として使える機能があるそうな。
これはその中で一番背の高い物。
異次元的雰囲気。 -
見れば見るほど不思議な形。
階段は急だけど、上ってみる価値あり。
パレスや風の宮殿、町並みがよく見える。 -
さっきの一番背の高い天文台には上れないけど、この形をしたものには上れる。
上からの眺めは…、 -
あ、あれがこれから行く風の宮殿だな。
歩いて行ける距離。 -
あ、こっちがさっき行ってきたCITY PALACE。
-
天文台をバックにしたハトは賢げに見える。
-
お次は風の宮殿。上記二つの見所からも徒歩圏内。
風の宮殿の上の部分は衝立のように立っていて、奥行きが浅い。 -
風の宮殿の前面に無数に開けられた小さい窓からは、昔この宮殿に住まっていた女性たちが外を覗き見た。
今もその前を色々な人たちが通る。 -
自転車に商品を満載したおじさんも通る風の宮殿前。
-
ちょっと坂になっている道を、勢い付けて上っていくリクショーのおじさん。
-
右側からも見てみる風の宮殿。
-
風の宮殿は、正面からじゃなくて裏手から入る。
中にある塔のような建物にも小さい覗き窓が。 -
てっぺんはこんな感じ。
-
こういう窓辺の一つ一つに、宮殿の女性たちが立って外を見ていたのかと想像してみる。
-
裏手を見れば、さっき行ったジャンタル・マンタルの天文台。
-
SUR SHANGHAIも窓の一つから、下界を覗いてみようっと。
-
車やオートバイが無かった昔でも、賑やかさは同じだったに違いない。
-
旧市街を出た所にある中央博物館へ向かう。
路上には生ジュース屋さん。お腹に自信のある方にはお勧め! -
木陰で休む男たちの傍らにもヒンズー教の祠。
寄り目のガネーシャが可愛い。(なんて言ったら罰当たり?) -
道端で壺の類いを売る女性。
私に気付いて恥ずかしげに笑いかけてくれた。 -
商品はこんな感じ。
欲しいと思う物もあったけど、荷物になるのでパス。 -
タイヤのカバーが可愛いオートバイが並ぶ。
-
これが中央博物館。
-
…ここもハトが多い。
-
何かに驚いて、一斉に飛び立つハトの群れ。
やっぱり帽子はあった方がいい。−上からの落し物が多いから。 -
あ、この子が何かしたのかな。
-
おばちゃん、メットはフル・フェイス?
かっこいい! -
中央博物館は、これといった展示物は無かったけど、大理石の回廊が美しい。
-
ひんやりとした大理石のベンチで一休み。
吹き抜けていく風も心地よい午後。 -
涼しい回廊を彩る窓と外の緑。
-
ああ、またハトが羽ばたきの音を響かせる。
-
その日はこのMADHUBAN マドゥバンホテルに移って、身も心もゆったり。
たまにはこういう所に泊まるのもいい。
このホテルについては、下記をご覧ください。
http://4travel.jp/overseas/area/asia/india/jaipur/tips/?CAT=HOTEL&ID=2782
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- Rockyさん 2005/04/08 17:47:46
- パレスの建物を修復する人々....が活きている
- SUR SHANGHAIさん
ワンカットのこの写真はどこかセンス良し....パレスの建物を修復する人々
が大変活きていて、映画の1シーンのごとし。
このインド旅行紀は色々な角度からのカメラ眼によって表現されてる写真
で楽しめました。
mrocky
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
SUR SHANGHAIさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
45