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この画像あたりでも、かなり崩れているが、<br />それでも写真撮影の余裕もあったのだが、、、<br /><br /><br />エジプト・カイロ郊外のGIZAにある三大ピラミッドには半月足らずのエジプト滞在中、二度も見物に出かけた。ピラミッド内部も入場料を支払えば、観光する事が出来るのだが、最初に出かけた時、カメラのフラッシュを持参するのを忘れたこともあり、再訪となった。<br /><br />gizaの三大ピラミッドでも、もっとも大きいクフ王のピラミッドは紀元前2500年前の建造物。一辺230m(現在は220m)・傾斜角51.50の四角錐は、その面が正確に東西南北を向いている。高さは146m(現在は137m)。 更に云えば王の棺が置かれている王の玄室からは、地球の自転軸の延長方向にあるため、季節や時間によらず、いつも真北の方角に見える北極星が見えるという。今から4500年前にこれほどの技術を持っていたエジプト文明には驚きを通り越してしまうものがある。<br /><br />ピラミッドの成り立ちと存在を知ったのは、小学校低学年の時の担任のS先生の話からだった。このS先生、いつも興が乗ると、例え算数の授業であろうと日本地図を黒板に描き始め、更にアジア、欧州、アフリカと位置関係をラフに描き、世界にはこれほどの国々があり、様々な文化、文明が存在することを面白可笑しく我々に刷り込むように、話してくれる。とりわけ、エジプトにはピラミッドという王様を祀った巨大なお墓があり、その莫大な金銀財宝を狙った盗賊達の侵入を防ぐため、様々な仕掛けがピラミッド内部に存在する事を、図解入りで微に入り細に入り、ピラミッドの断面図と共に仕掛けの様を説明し始めると、もう私は、すっかり話の虜になっていった。今思えば、<インディジョーンズな世界>の話をしてくれていたのである。7〜8歳の子供の頃から海外に興味、関心を向けるようになったのは、このS先生からの影響が大きかったと思う。 初めてヒンヤリとしたピラミッド内部に足を踏み入れた時、思い出した事はこのS先生の事だった。<br /><br />ピラミッドを前にして三大ピラミッドでもっとも大きいクフ王のピラミッドに登ってみたいと云う強い気持ちに駆られた。<馬鹿と煙は高い所に登りたがる>の格言通りである。1983年以降は、あまりの滑落による死傷者が多い為に完全登頂禁止になったという。私がエジプトを訪れた1970年代の末期は規制は緩く、ピラミッド登頂ガイドと称する輩が幾人も私の元にもやってきた。「ガイドは必要ないよ」と断ると、ガイド達は異口同音に、私に云ったものだ。「お前、絶対に滑り落ちるからな。本当だぞ」彼等の云う事は、とても暗示的だった。<br /><br />世界中の古代の歴史的建造物や、古代文明の不思議を興味深く、解き明かした書、グラハム・ハンコックの<神々の指紋>の中で、彼は90年代にピラミッドの守衛や門番に多額の賄賂を渡しながら、真っ暗闇のピラミッドを登頂していったという。月明かりだけで登るピラミッドに彼は足が竦み立ち往生してしまう。その行為がどれほど、恐ろしく危険な事か私は体験的に理解できる。それは,ある意味、自殺行為に等しい事かもしれない。 <br /><br /><br />途中までは、まだ写真撮影出来るだけの余裕があった。 ここから更に数十メートル登って、私は立ち往生した。よくこんなところを登って落下しなかったものだと、、、画像をみても空恐ろしさを感じる。 <br /><br />積みあげられたピラミッドの石灰岩は地上に近い所は風化が進んでおらず、比較的四角い原型をとどめた状態で積みあがっている。一段当たりの高さは1M50センチは有るが、手を掛けて、更に足を掛けながら、登って行ける。まだ安心出来た。しかし上に登れば登るほどに、一つの石のサイズは小さくなっていく。快調に登っていったが途中からえらく難儀するようなところに出て来た。四角い石はやがて丸みを帯びて風化が酷く、手を掛けた石がそのまま割れて崩れてしまうのだ。足を掛けた石がそのまま削れて落下していく。<br /><br />尾根伝いに登って行った私の十数メートル真上に、私と同様、<馬鹿と煙>組の外人が居た。尾根伝いの方が登り易い所為で同じコース取りをしてしまうのだ。その男が石灰岩がすっかり脆くなって細かくなった石を踏み外し落下させる。石は雪崩の如くパラパラと落下範囲を広め、細かい砂石と共にコブシ大の風化した石が私の耳元を飛び跳ねる様に物凄いスピードで転がり落ちていった。思わず下に落ちていく石を眺めていたら、寒気がした。私は自分勝手にも真上を登っている外人に日本語で怒鳴る「馬鹿やろ〜 !気をつけろ!」 相手も何事か何処かの国の言葉で言い返してくる。奴の真下に居ると危険だ。私はカニ歩きのように横にずれて移動していった。地上から目測で80M位だろうか。私の十数メートル上を行く奴は難儀して進む事も出来ず、降りる事も出来ぬまま立ち往生している様子が垣間見えた。既に私の立居地でさえも進むも地獄、退くも地獄といった感じで立ち往生せざるを得なかった。 ここまで登るのに何度も足を踏み外し、負荷をかけた石灰岩が脆くも削れていくのを体験していた。 <br /><br />もう降りるしかないと考え始めていた。 ここから数十メートル下まで風化して脆くなった危険地帯が続く。そこを乗り越えれば、比較的楽に降りる事が出来る。私は真上を行く外人が難儀して立ち往生している様子を見た時点で登頂を諦めた。彼のいる地点は私の居る地点より、もっと風化が激しいはずだ。登る時より下る時の方が遥かに怖い。 地上にいる観光客が豆粒に見える。少しでも岩盤のシッカリした場所を探すように慎重に一段ずつ下っていく。ピラミッドは酔狂で登ってはいけないのだ。 ここ辺りの石灰岩は丸みを帯びて四角形になっていない。指に力を込めてホールドした石が削れる時はぞっとする。踏み外したら、まず助からない。50度近い高温だったはずだが、暑さすら感じないのは、全神経を集中させていた所為かと思う。降りる際、足で負荷を掛けられた石灰岩が恐ろしい程にいとも簡単に崩れる。遂に、足場にした岩が崩れ、私は石1段分滑り落ちた。滑り落ちた場所が本当に運良く岩盤がせり出していたので、それ以上落下せずに済んだ。二段分滑り落ちていたら、加速度がついて、そのまま下まで落ちていったと思う。滑り落ちた時に顔を岩盤に激しく擦り付けた。頬が焼けるような痛さを感じた。手で頬に触れると指先が血で滲んでいた。<br /><br />私は幾度も幾度も降りながら石を落下させて雪崩を起させていた。真上にいた外人は、足がすくんでしまったのか、怪我をしたのか同じ場所に留まったままだ。彼との距離が少しずつ離れていく。 しかし私も人の事を心配する余裕など、もはやなかった。自分が無事降りる事もままならない危うい状態で、文字通りの薄氷を踏む思いで、時間をかけて降りていった。 ジーパンをナイフで切り裂いてバミューダ丈のパンツで登っていたので、両膝は擦り剥き、両腕も擦過傷だらけになっていた。頬が火傷のように熱く感じた。酔狂行為の代償は 大きい。<br />満身創痍になりながらも、ようやく、石灰岩が四角いサイズで積みあげられているエリアまで降りる事が出来た。もう大丈夫だと、気が緩んだ所為か、最後の最後で一段目の高さから飛び降りた時に足首を軽く捻ってしまった。文字通りの油断だった。私は足を軽く引き摺りながら、自分が登った辺りの高さに目をやると空恐ろしい気持ちになった。 摂氏50度前後の暑さなのに刹那、寒気がした事を覚えている。<br />すれ違うエジプト人が私の顔を見て何か云う。顔の擦過傷がかなり目立つのだろう。この程度の怪我で済んで良かったと、心底、感じた。<br /><br />私の真上に居た外人が、まだ動けないまま同じ場所に留まった状態を地上から目視した。豆粒の様に小さく見える。もしかして彼は怪我をして動けないのかもしれない。 私はピラミッド警備の男に、男がピラミッド頂上近くで留まったままだ、と伝えながら、怪我をしているかもしれないと云い加えた。警備員の返事はとてもシンプルでクールだった。「俺に何が出来ると云うんだ?」 と警備員は癖のある英語で云った。その後、彼が無事降りることが出来たのか、否か、知らない。 <br /><br />その夜、宿に帰ってもフラッシュバックのように蘇る恐ろしさで寝付けなかった。顔の擦過傷は目元から頬骨にかけて、痛くて触れない程に殴られたように赤く膨れ上がっていた。一晩中、タオルに水を湿らせ、頬に当てていた。翌日からは激しい全身の筋肉痛と打撲痛が私のお馬鹿で酔狂な行為を思い出させてくれた。<br />

NO5 番外編 /ピラミッド登頂→滑落寸前 記編

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kio

kioさん

この画像あたりでも、かなり崩れているが、
それでも写真撮影の余裕もあったのだが、、、


エジプト・カイロ郊外のGIZAにある三大ピラミッドには半月足らずのエジプト滞在中、二度も見物に出かけた。ピラミッド内部も入場料を支払えば、観光する事が出来るのだが、最初に出かけた時、カメラのフラッシュを持参するのを忘れたこともあり、再訪となった。

gizaの三大ピラミッドでも、もっとも大きいクフ王のピラミッドは紀元前2500年前の建造物。一辺230m(現在は220m)・傾斜角51.50の四角錐は、その面が正確に東西南北を向いている。高さは146m(現在は137m)。 更に云えば王の棺が置かれている王の玄室からは、地球の自転軸の延長方向にあるため、季節や時間によらず、いつも真北の方角に見える北極星が見えるという。今から4500年前にこれほどの技術を持っていたエジプト文明には驚きを通り越してしまうものがある。

ピラミッドの成り立ちと存在を知ったのは、小学校低学年の時の担任のS先生の話からだった。このS先生、いつも興が乗ると、例え算数の授業であろうと日本地図を黒板に描き始め、更にアジア、欧州、アフリカと位置関係をラフに描き、世界にはこれほどの国々があり、様々な文化、文明が存在することを面白可笑しく我々に刷り込むように、話してくれる。とりわけ、エジプトにはピラミッドという王様を祀った巨大なお墓があり、その莫大な金銀財宝を狙った盗賊達の侵入を防ぐため、様々な仕掛けがピラミッド内部に存在する事を、図解入りで微に入り細に入り、ピラミッドの断面図と共に仕掛けの様を説明し始めると、もう私は、すっかり話の虜になっていった。今思えば、<インディジョーンズな世界>の話をしてくれていたのである。7〜8歳の子供の頃から海外に興味、関心を向けるようになったのは、このS先生からの影響が大きかったと思う。 初めてヒンヤリとしたピラミッド内部に足を踏み入れた時、思い出した事はこのS先生の事だった。

ピラミッドを前にして三大ピラミッドでもっとも大きいクフ王のピラミッドに登ってみたいと云う強い気持ちに駆られた。<馬鹿と煙は高い所に登りたがる>の格言通りである。1983年以降は、あまりの滑落による死傷者が多い為に完全登頂禁止になったという。私がエジプトを訪れた1970年代の末期は規制は緩く、ピラミッド登頂ガイドと称する輩が幾人も私の元にもやってきた。「ガイドは必要ないよ」と断ると、ガイド達は異口同音に、私に云ったものだ。「お前、絶対に滑り落ちるからな。本当だぞ」彼等の云う事は、とても暗示的だった。

世界中の古代の歴史的建造物や、古代文明の不思議を興味深く、解き明かした書、グラハム・ハンコックの<神々の指紋>の中で、彼は90年代にピラミッドの守衛や門番に多額の賄賂を渡しながら、真っ暗闇のピラミッドを登頂していったという。月明かりだけで登るピラミッドに彼は足が竦み立ち往生してしまう。その行為がどれほど、恐ろしく危険な事か私は体験的に理解できる。それは,ある意味、自殺行為に等しい事かもしれない。


途中までは、まだ写真撮影出来るだけの余裕があった。 ここから更に数十メートル登って、私は立ち往生した。よくこんなところを登って落下しなかったものだと、、、画像をみても空恐ろしさを感じる。

積みあげられたピラミッドの石灰岩は地上に近い所は風化が進んでおらず、比較的四角い原型をとどめた状態で積みあがっている。一段当たりの高さは1M50センチは有るが、手を掛けて、更に足を掛けながら、登って行ける。まだ安心出来た。しかし上に登れば登るほどに、一つの石のサイズは小さくなっていく。快調に登っていったが途中からえらく難儀するようなところに出て来た。四角い石はやがて丸みを帯びて風化が酷く、手を掛けた石がそのまま割れて崩れてしまうのだ。足を掛けた石がそのまま削れて落下していく。

尾根伝いに登って行った私の十数メートル真上に、私と同様、<馬鹿と煙>組の外人が居た。尾根伝いの方が登り易い所為で同じコース取りをしてしまうのだ。その男が石灰岩がすっかり脆くなって細かくなった石を踏み外し落下させる。石は雪崩の如くパラパラと落下範囲を広め、細かい砂石と共にコブシ大の風化した石が私の耳元を飛び跳ねる様に物凄いスピードで転がり落ちていった。思わず下に落ちていく石を眺めていたら、寒気がした。私は自分勝手にも真上を登っている外人に日本語で怒鳴る「馬鹿やろ〜 !気をつけろ!」 相手も何事か何処かの国の言葉で言い返してくる。奴の真下に居ると危険だ。私はカニ歩きのように横にずれて移動していった。地上から目測で80M位だろうか。私の十数メートル上を行く奴は難儀して進む事も出来ず、降りる事も出来ぬまま立ち往生している様子が垣間見えた。既に私の立居地でさえも進むも地獄、退くも地獄といった感じで立ち往生せざるを得なかった。 ここまで登るのに何度も足を踏み外し、負荷をかけた石灰岩が脆くも削れていくのを体験していた。 

もう降りるしかないと考え始めていた。 ここから数十メートル下まで風化して脆くなった危険地帯が続く。そこを乗り越えれば、比較的楽に降りる事が出来る。私は真上を行く外人が難儀して立ち往生している様子を見た時点で登頂を諦めた。彼のいる地点は私の居る地点より、もっと風化が激しいはずだ。登る時より下る時の方が遥かに怖い。 地上にいる観光客が豆粒に見える。少しでも岩盤のシッカリした場所を探すように慎重に一段ずつ下っていく。ピラミッドは酔狂で登ってはいけないのだ。 ここ辺りの石灰岩は丸みを帯びて四角形になっていない。指に力を込めてホールドした石が削れる時はぞっとする。踏み外したら、まず助からない。50度近い高温だったはずだが、暑さすら感じないのは、全神経を集中させていた所為かと思う。降りる際、足で負荷を掛けられた石灰岩が恐ろしい程にいとも簡単に崩れる。遂に、足場にした岩が崩れ、私は石1段分滑り落ちた。滑り落ちた場所が本当に運良く岩盤がせり出していたので、それ以上落下せずに済んだ。二段分滑り落ちていたら、加速度がついて、そのまま下まで落ちていったと思う。滑り落ちた時に顔を岩盤に激しく擦り付けた。頬が焼けるような痛さを感じた。手で頬に触れると指先が血で滲んでいた。

私は幾度も幾度も降りながら石を落下させて雪崩を起させていた。真上にいた外人は、足がすくんでしまったのか、怪我をしたのか同じ場所に留まったままだ。彼との距離が少しずつ離れていく。 しかし私も人の事を心配する余裕など、もはやなかった。自分が無事降りる事もままならない危うい状態で、文字通りの薄氷を踏む思いで、時間をかけて降りていった。 ジーパンをナイフで切り裂いてバミューダ丈のパンツで登っていたので、両膝は擦り剥き、両腕も擦過傷だらけになっていた。頬が火傷のように熱く感じた。酔狂行為の代償は 大きい。
満身創痍になりながらも、ようやく、石灰岩が四角いサイズで積みあげられているエリアまで降りる事が出来た。もう大丈夫だと、気が緩んだ所為か、最後の最後で一段目の高さから飛び降りた時に足首を軽く捻ってしまった。文字通りの油断だった。私は足を軽く引き摺りながら、自分が登った辺りの高さに目をやると空恐ろしい気持ちになった。 摂氏50度前後の暑さなのに刹那、寒気がした事を覚えている。
すれ違うエジプト人が私の顔を見て何か云う。顔の擦過傷がかなり目立つのだろう。この程度の怪我で済んで良かったと、心底、感じた。

私の真上に居た外人が、まだ動けないまま同じ場所に留まった状態を地上から目視した。豆粒の様に小さく見える。もしかして彼は怪我をして動けないのかもしれない。 私はピラミッド警備の男に、男がピラミッド頂上近くで留まったままだ、と伝えながら、怪我をしているかもしれないと云い加えた。警備員の返事はとてもシンプルでクールだった。「俺に何が出来ると云うんだ?」 と警備員は癖のある英語で云った。その後、彼が無事降りることが出来たのか、否か、知らない。 

その夜、宿に帰ってもフラッシュバックのように蘇る恐ろしさで寝付けなかった。顔の擦過傷は目元から頬骨にかけて、痛くて触れない程に殴られたように赤く膨れ上がっていた。一晩中、タオルに水を湿らせ、頬に当てていた。翌日からは激しい全身の筋肉痛と打撲痛が私のお馬鹿で酔狂な行為を思い出させてくれた。

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この旅行記へのコメント (17)

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  • 唐辛子婆さん 2009/09/09 23:23:54
    おねがい
    kioさん、こんばんは、おげんきでしたか?

    妹がエジプト・トルコ旅行にいってきました。
    http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10369626/

    ピラミッドのところにkioさんの旅行記をリンクさせていただきたく
    お願いに参りました。

    どうかよろしくおねがいいたします。

      〜唐辛子婆〜

    kio

    kioさん からの返信 2009/09/10 21:07:12
    こちらこそ宜しくお願いいたします
    いつも冒頭で唐獅子婆さんとキーボードで打ち込んでしまい
    読み返して間違いに気付き、唐辛子婆さんと改めて打ち直している
    お馬鹿な私です(^_^メ)

    唐辛子婆様 ご無沙汰しております。
    早速 唐辛子婆さんの妹さんの絵日記風、或いは
    幾枚かの絵は妹尾河童、描くところの<河童が覗いた〜○○>シリーズを
    彷彿させるようなタッチの絵を、もう拡大までして愉しませて頂きましたよ。
    もうナイスです。4トラの旅行記には未だかって無かったタイプの
    新境地を切り開きましたね。
    そんな素晴らしいエジプト旅行記に私のアホの極みな、
    <ピラミッド登頂失敗記>をリンクして頂けるなんて
    嬉しいかぎりです。 宜しくお願いいたします。

    唐辛子婆

    唐辛子婆さん からの返信 2009/09/10 23:37:25
    RE: こちらこそ宜しくお願いいたします
    kioさん

    さっそくリンクを了承してくださってありがとうございました!

    > もう拡大までして愉しませて頂きましたよ。

    妹が有頂天になりそう!

    > 私のアホの極みなピラミッド登頂失敗記

    でも私だってピラミッドを見たら登りたくなったと思いますよん^^

       〜唐獅子婆〜
  • SUR SHANGHAIさん 2009/08/17 09:06:49
    上るより下りるのが怖い
    …と聞くと、子どもの頃上った実家の町にある山の崖を思い出します。
    kioさんが上ろうとなさったピラミッドに比べれば何でもない場所なんでしょうが、親からは「あの崖に近づいてはいけない。」と言われていた場所でした。(;^ω^)
    で、おとなしくない女の子だった私は上ろうとしたんですね。小学校3年生頃、だったかな。
    3分の2くらいまで上った所で、やっぱりボロボロ崩れる手元や足元の岩に恐れをなし、下りようとしたら手の付き所も足場も無い…。
    怖かったですねえ。苦笑(。・w・。) ププッ
    仕方が無いんで、崖肌にへばりついたままジリジリ滑り落ちると言う方法で生還。ハハハ…。ボロボロの姿となりました。
    その崖は今もあって、当時は無かった車道+トンネルがそばを通っています。

    kioさんが上られたピラミッドはその何倍も恐ろしかったでしょうねえ。
    下で眺めている人たちも何も出来ないわけですし。
    上の方にいた人たちは本当にどうなったんでしょう。
    kioさんが生還でき、頬の傷から破傷風などにならなかったのは本当にラッキーでしたね。こうして旅行記にもなってますし。

    で、私は今年中に初のエジプト訪問予定です。

    kio

    kioさん からの返信 2009/08/21 23:26:54
    行きはよれよれ〜 帰りも怖い(^_^メ) 馬鹿の壁、或いは<垂直の記憶>>+_+)
    sur shanghaiさん こんばんわ〜
    書き込み、コメントありがとうございます。
    なかなか新作が書けなくて(^^ゞ古くからアップしている旅行記を
    入れ替えながら、取り替えながら〜でアップしているだけにもかかわらず、
    コメント頂き、恐縮です。

    > …と聞くと、子どもの頃上った実家の町にある山の崖を思い出します。
    親からは「あの崖に近づいてはいけない。」と言われていた場所でした。(;^ω^)
    > 3分の2くらいまで上った所で、やっぱりボロボロ崩れる手元や足元の岩に恐れをなし、下りようとしたら手の付き所も足場も無い…。
    > 怖かったですねえ。苦笑(。・w・。) ププッ

    この書き込みを読んで自分の小学生の頃の似た体験を思い出しました。
    小学六年の夏休み、両親の実家のある松本に遊びに行ったとき、
    近所の低い山に登り、帰りは崖のような岩肌が露出したスロープから
    降りたほうが近道のように思えたので(爆)
    しゃがみ込まず、多分とてつもないスピードで走りこんで
    飛ぶが如く、大股で降りていった事がありました。(50Mくらい)
    本当に運良く、怪我もせず、降りられたのですが、
    後年、その現場を車で通過したことがあり、当時とまったく変わらない、
    その岩肌の露出した崖を見たとき、あまりの崖の垂直ぶりに、
    魂消たことがありました。よくあんな所から怪我もせずに降りることが
    出来たな〜と、、、子供ながらの無鉄砲ぶりは呆れるばかりです。

    > kioさんが上られたピラミッドはその何倍も恐ろしかったでしょうねえ。
    > 下で眺めている人たちも何も出来ないわけですし。
    > 上の方にいた人たちは本当にどうなったんでしょう。
    > kioさんが生還でき、頬の傷から破傷風などにならなかったのは本当にラッキーでしたね。こうして旅行記にもなってますし。

    小学生の頃に崖を飛ぶが如く降りていった、その十数年後、今度は既に登頂禁止になっていたにもかかわらず(ピー・ピーッと警備監視員に笛を吹かれる)
    ピラミッドに登り始めてしまうという、相変わらず学習能力に欠けた私でした。(^_^メ)
    顔面を強打するくらいで済んで、破傷風にもならず、sur shanghaiさんのご指摘の通りに本当にラッキーだったと思います。

    今は国会議員の先生になられている、元ニュースキャスターの某女史が
    エジプト留学中に、着物を風呂敷に詰めて背負い、Gizaのピラミッドの
    頂きまで登り、頂上で着物に着替え、野点<のだて>でお茶を立てたという
    エピソードを彼女の著書で読んだことがありましたが、
    正直なところ、ホンマかいな〜〜 という印象が強いです。


  • 睡蓮さん 2007/08/30 18:59:08
    ご無事で良かったです^^
    kioさんの行かれた当時はまだピラミッドに登れたんですね^^
    貴重な写真をありがとう御座いましたw
    何よりご無事で良かったです(*^^)v

    少しずつ拝見させて頂いてますので、また遊びに来させてくださいね^^

    kio

    kioさん からの返信 2007/08/30 22:45:00
    RE: 酔狂行為の代償は・・・
    睡蓮さん はじめまして 書き込み有り難う

    ピラミッド登頂編を読んで貰えたようで・・

    実際は当時からピラミッドは登頂禁止でした。
    自分が、どさくさ紛れに密かに登りはじめると警備員から激しく警笛を
    吹かれたものです。向こう見ずで酔狂な自分は意に介さず
    登っていったのですが、結果は顔を激しく岩盤に打ち付け
    全身を擦過傷だらけにしながらも何とか生還出来たのは本文に書いたとおりです。

    睡蓮さんのサイトにも寄らせて頂きますね。

    ではまたお立ち寄り下さい〜〜


  • arfaさん 2006/03/23 22:43:33
    うーん、やっぱり。
    arfaです、こんばんわ。

    写真で見ても上の方はかなり崩れていますよね。写真で見て納得です。
    よくもご無事で!です。

    確かに降りるほうが難しいです。上るときは下を見ませんが降りるときは下を見てるのでいろんなことを考えたり、恐怖に足が萎縮しますわね。

    けれど今では体験できない貴重な体験をされたことは正直羨ましいです。

    arfa

    arfaさん からの返信 2006/03/23 22:44:46
    RE: うーん、やっぱり。
    あ、これはエジプトのピラミッドの書き込みです。

    kio

    kioさん からの返信 2006/03/24 00:30:44
    RE: RE: うーん、やっぱり。
    arfaさんお久しぶりです


    >写真で見ても上の方はかなり崩れていますよね。写真で見て納得です。
    よくもご無事で!です。

    ピラミッド・滑落記(・・;)読んで頂き併せて投票も
    ありがとうございます。
    ご覧の通りピラミッド上部はもう風化が酷くボロボロです。
    分別無き、馬鹿さゆえの無鉄砲さで登り始めましたが、
    よく無事に降りられたものと思ってしまいます。

    私の更に上を登っていて立ち往生していたツーリストは
    その後どうなった事やら・・・
    まだ降りられなかったりして┐('〜`;)┌

    arfa

    arfaさん からの返信 2006/03/24 01:06:24
    RE: RE: RE: うーん、やっぱり。
    arfaです。
    エジプトで会われたブラジルの横井さん、素敵な方ですね。
    飯盒持参生活でマサイ族の姉ちゃんの所へ行く!いい生き方です。

    私もご執心の姉ちゃんがいましたが行方知れず、探しには行きましたが
    日本語はおろか英語もさっぱり通じない所で降参しちゃいました。

    我ながら根性がない(TT)。

    kio

    kioさん からの返信 2006/03/24 21:35:57
    旅先で邂逅する不思議な人々 arfaさんへ
    arfaさん こんばんわ〜
    エジプト編の5編すべてに投票いただき有り難うございます

    >エジプトで会われたブラジルの横井さん、素敵な方ですね。
    飯盒持参生活でマサイ族の姉ちゃんの所へ行く!いい生き方です。

    当時、彼はすでに40過ぎていたと思います。
    グァム島で発見された直後の横井さんの風貌で
    風采はサッパリなんですが、やってる事はバイタリティに
    溢れ充分に男前でしたよん。でも今 思い返してもとても不思議な人でしたけど。

    彼は果たして16歳のマサイ族の娘を自分の伴侶にする事が
    出来たんでしょうか・・・出来れば一緒になりたい、、と
    ボソッとした感じで話していた事を思い出します(*^_^*)



    >私もご執心の姉ちゃんがいましたが行方知れず、探しには行きましたが
    日本語はおろか英語もさっぱり通じない所で降参しちゃいました。

    arfaさんもなかなかじゃないですか!
    その辺の心の機微も含めた旅行記アップ、如何でしょうか?
  • SUR SHANGHAIさん 2006/03/12 02:49:28
    旅先からお邪魔します。 & お誕生日おめでとうございます。(*^_^*)
    さて、今日のお誕生日はいかに。
    ピラミッド崩しはありませんよね。(^○^)

    子どもの頃、近所の崖登りをしたのを思い出しちゃいましたよ。
    途中で行き詰って、結局はやはり一人で降りるしかなかった…。

    その崖も、成人してからたまに実家に戻って見てみると案外低い。
    でもあの日は一大冒険だったなあ。

    しばらく旅の空の下です。
    またそのうちに。(^.^)/~~~

    いい一日をお過ごしください。

    kio

    kioさん からの返信 2006/03/12 12:43:14
    RE:ピラミッドは、、、SUR SHANGHAIさん へ
    ピラミッドは酔狂で登ってはいけませんです(´ヘ`;)ハァ

    今は完全登頂禁止らしいですが当時も自分が登り始めたら
    すぐに警備員に警告の笛を吹かれたものでした。
    それでもシカとで登っていくんですから岩に顔面を強打しても
    仕方ないですわ


    SUR SHANGHAIさん 旅の最中ですかあ
    非日常の日々が日常の日々化している感じで
    頻繁に旅に出ていますね ウラヤマシイ っす(*^_^*)

    また素晴らしい画像を期待しています

  • Rockyさん 2005/04/04 22:56:20
    ...でもっとも大きいクフ王のピラミッドに登ってみたいと...
    kioさん

    あれ..?、登頂前に注意受けなかったのか...不思議?

    処で、生きてご帰還の無事がなによりです。

    遺跡に何がしかの不思議を感じると何か..新発見ある場合も有るようですが

    今回は如何に?

    幼い頃より興味抱かせてもらった先生を想い、実現した遺跡訪問旅の話は面

    白く読めました。

    mrocky

    ロンドン訪問のおり、大英博物館によりました。

    kio

    kioさん からの返信 2005/04/04 23:41:19
    ピラミッド・パワーは如何に・・・
    mrockyさん、書き込み頂き有難うございます。

    >あれ..?、登頂前に注意受けなかったのか...不思議?
    処で、生きてご帰還の無事がなによりです。
    遺跡に何がしかの不思議を感じると何か..新発見ある場合も有るようですが
    今回は如何に?

    はい、登り始めたら警備員から登頂禁止の笛も吹かれました。(^-^;
    それでも無視して酔狂で登って行くんですから、
    自己責任というか結果責任を負うのは当然ですよね。
    1980年代半ばからは完全登頂禁止だとか?
    顔を打った位の事故で済んだのは良かった・・

    ピラミッド・パワーなぞと色々と云われましたが、
    実際の処はど〜なんでしょうねぇ


  • さすらいおじさんさん 2005/04/03 13:39:41
    素晴らしい旅行記をありがとうございます。
    kioさん エジプト記拝見しました。
    昨年4月にエジプトに行きましたがやはり、パスポートチェックではにらみつけられ、投げつけるように返してきました。
    イスラム国も官僚が威張っていますね。
    kioさんの旅行記は地元の人達との交渉のかけひきの中にもkioさんの微妙な心情が伝わってきて感心しながら読みきってしまいます。
    素晴らしい旅行記をありがとうございます。

kioさんのトラベラーページ

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