スペインの名残を感じるビガン。

2003/01/10 - 2003/01/12

フィリピンには、たくさんのスペインが残した足跡があります。ビガンもそのひとつの町です。写真の通りは、世界文化遺産に登録されているとか。レンガで敷き詰められた通りに、時折カレッサ（馬車）が通ります。かつては、東南アジアで最大の貿易港でだったビガンは、中国や日本の影響も受けて、織物や工芸品はアジアを感じさせるものがたくさんありました。泊まったホテルは、ビガンのプロミネントファミリーと呼ばれる有力な人のところで、昔の骨董品や旗などが飾ってあり、歴史の深い町なのだなぁと感じます。

エリア その他の都市(フィリピン)

ビガンから、南へ６０キロくらいにある、サンタマリア教会です。世界遺産に登録されてるフィリピンの教会です。３００年前に建造されたもので、時代を感じさせるものです。ちょうど、訪れたときは、管理人の方がいて、教会を案内してくれました。

この教会は、町のシンボルであるとともに、戦時下は、この地域一帯を取り締まる要塞だったみたいです。この塔は、敵の進入を早期に察知するためのもので、その時は一番上の鐘が鳴らされるみたいです。現在は、一日に何回か時間を知らせるために管理人の方が鳴らせるみたいです。

昔の牢屋の入り口。いかにもなところです。