ルアンプラバンの思ひ出:zakoneboyさんの旅行ブログ
仏教都市ルアンプラバン。
早朝からプーシーの丘に登れば、こちらとしても神妙な気持ちに為らざるを得ない。
陽が高くなるつれ、街を覆い人々を眠りに沈めていた朝靄が、
徐々に異界へと消えてゆく。
仏舎利から眺むその景色も、不思議と神がかりにさへ思える。
さてと、今日は8時からパークウーとラオラーオの村を巡る1dayツアーだ。
とは言ってもご存知の方ならご存知だろうが、
ツアーの内容は特に書くに足らない。
特筆に価するのは、
せいぜいパークウー対岸のレストランで食べた水牛の肉の硬さくらいだろう。
ただこの街は退屈なくらい退屈で、またその素朴さを楽しむべき場所なのだ。
うんうん。とツアー帰りに自分で勝手に納得していると、
街の様子がちょっと変だった。
何だか暑い。茹だるように暑い。
って言うか街中の人が完全に茹だっている。
一体何があったのだ?
ホテルに帰還してその答えがわかった。
ルアンプラバンの街が完全に停電していたのだ。
仕方ないので、シーサワンウォン通りへ行ってみると、
何だか人々が蜂の巣を突いたような落ち着かない様子に、
何だか同じようにうろたえてみたくなった。
やたらと紙を配りまくってる人がいたので、
周りの人と同じように貰ってみた。
ラオス政府が国境を閉じたのか?それとも
王都と呼ばれたこの街で王政復古のクーデターでも起きたか?
路肩に座り、この紙をじっくり読んでみる事にする。
なになに、この絵の様子からいくと、各種、肉の税金が上がるらしい・・・。
思わず「そーぼくー!」と声をかけたくなる。
停電とはまったく関係が無いようだ。
やがて陽が暮れ、
シーサワンウォン通りにナイトマーケットの準備が整うと、
各露店が立てるロウソクの灯りが何百メートルに渡って揺らめき始めた。
人々が往来する。灯りが揺れる。
店主がこれ見よとばかりに布を広げる。灯りが揺れる。
観光客がそれを値切る。灯りが揺れる。
灯りが渚のようにキラキラと煌く様は、まさに神がかりにさへ思えた。
1dayツアー:$35(高い!) Tシャツ:3枚で$6 関羽っぽいネックレス:$1
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