タルチョはためくチベットへの道

2010/09/16 - 2010/09/22

セブンイヤーズインチベットを見てからずっとチベットに行きたかった。

世界最高所を走る青蔵鉄道が開通してからはもっと行きたくなった。

そして念願かなってようやっとチベットにいけた。

西寧〜青蔵鉄道でチベット（車窓１泊）〜ラサ〜ヤムドク湖〜成都

時間がないため日本から西寧の旅行会社に連絡して、青蔵鉄道や外国人許可証は手配していく。

西寧のホテルに鉄道と外国人許可証をもってきてもらった。

個人で青蔵鉄道の予約を日本からしようかと思ったがなかなか難しかった。

１０年近く思い続けたチベットへの道の詳細なお話はこちら↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-224.html

エリア 拉薩(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 2.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー タクシー 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

初日は日本から北京へ中国国際航空で飛ぶ。

北京で国内線に乗り換え西寧へ。

ＡＮＡのマイルをためるためスターアライアンスに入っている中国国際航空ですべて移動。

１０年前に比べると中国の飛行機はだいぶ乗り心地や機内食の質があがったように思える。

北京乗り換えときのエピソード↓
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西寧はお天気悪し・・・

記念に写真を撮ろうとしたら悲劇が！こちら↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-225.html

こんな悲しい思い出残る一日目の夜。

それでもこんなくだらない写真を撮って気持ちをおさめました↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-230.html

あきらめきれないゆきんこの行動その２↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-231.html

西寧は標高2275ｍ。
ラサは3650ｍ。

ということで、西寧で少し高山病対策をしてからラサ入りする人は多いはず。しかし、2000ｍくらいではあまり体調の変化は感じられませんでしたが・・・

とりあえず、チベット入境前の高山病対策で北禅寺に登ってみた↓
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山肌にはりつくように建っているお寺。

すったもんだがありつつ山に登ると、ここは自分がSかMか考えさせられる寺でありました↓
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北禅寺のふもとは問屋街でいろんなお店があり、それにともなって飲食店もかなりたくさんある。

決してキレイなレストランではないが、かなりリーズナブル！

西寧で食べる超穴場ショウロンポーはここで↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-237.html

西寧はこじんまりとした都市。

ものすごく栄えているわけでもないし、大きな観光地があるわけでもない。

でも、こうした人民服をきたおじいちゃんたちがたくさんいて、子供たちの制服はアーミーだった。

なんか共通点あり？！
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-239.html

市内をブラブラとしているとイスラム教っぽい声がどこからともなく聞こえてくる。

東関清真大寺は青海省最大のモスク。

本日金曜日・・・ということは、あちこちからムスリムたちがきてお祈りをしているのだ。

おびただしいムスリムにもみくちゃにされる私↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-242.html

金曜日の11：00-14：00は危険です・・・

そして、危険なのは東関清真大寺近くのご飯や。

麺という字だけをみてついつい羊腸麺を食すゆきんこ。

なかなか完食できないお味です。

しかし、羊腸麺のおいしい食べ方あります！↓
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こうなったらお口直しが必要！

ということで、数々歩いた中でおススメを発見！

安いうまい中華料理は西寧市内の長江路へどうぞ！↓
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中華料理はものすごく安くておいしいし、写真のピーマン牛肉いためも10元なのに、ケンタッキーとかなるとアイスフロートがなんと9.50元！

中国では中華料理以外は食べられませぬ。

夜からはメインイベントの青蔵鉄道に乗り1泊2日のラサへの旅。

詳しくは別旅行記
世界最高所を青蔵鉄道でかけぬける！
http://4travel.jp/traveler/yukinnko21/album/10520189/

車内での過ごし方など満載です♪

ラサ到着後はまったくなんともなく、やはり西寧で高地なれをしたおかげか？と思いきや、朝からずんずんと頭が痛くなってきた。

やはりかかった高山病！

しかし、ポタラ宮の予約券を購入するために朝早くから出かけた。

地球の歩き方におどされて早くから行ったのに難なく予約券ゲット！

予約券購入方法は↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-278.html

個人で予約券余裕でとれます！

ポタラ宮も建物自体を見て感動はしたが、目の前を走る道路が近代的すぎて、どうもチベットに来た！という気がしない。

しかし、ラサの中心地にあるジョカン（大昭寺）は全く違う！

これぞチベット！という五体倒地を目の前でやっている風景にでくわす！

この男の子はジョカンに入ったときもお祈りをしていて、入った後もこの状態でお祈り中。

ジョカンの中の様子は↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-296.html

チベットの屋根を作る儀式にも遭遇↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-397.html

チベット仏教徒が大事にしているのがマニ車。

この中に経典が入っていて1回まわすごとにお経を読んだことになるらしい。
なんて、便利なグッズ！

そして、このマニ車。携帯ストラップも売っていますが、友人に配る前にしなくてはいけないことがあります↓
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初日から意欲的に動いているとさすがに高山病の初期症状、頭痛がひどくなる。

しかし、ジョカンの周りを囲んでいる巡礼路バルコルはみたい！

というときにおススメなのがMakye Ame Resturant。

中国人たちの横暴さに負けずに席をゲットするとこんな風景を見ながらお茶できます↓
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チベット人の女性といえば長いみつあみに浅黒い肌。

そして、原色の服。

青蔵鉄道ではこんなかわいいおばあちゃんとも出会いました↓
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ポタラ宮では髪を刈り上げたピンクの靴下をはきこなすファッショナブルなおばあちゃんにも出会いました↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-396.html

バルコルの外側は住宅街になっている。

Makye Ame Restaurantの横から入った路地。

チベットらしい布が窓からぶら下がる。

ぶらぶらっと歩いていたら、イスラム教寺院発見！

チベットにも白いお帽子をかぶった人たちが意外とたくさんいるもんです。

キリスト教徒も多いけど、イスラム教徒も負けてないな〜。

ちょっと元気になったので初日のクライマックスとして行ったのがノルブリンカ。


ラサ市街地の西側にあるノルブリンカはダライラマ７世が1740年頃に造営を初め、その後、歴代のダライラマの夏の離宮として利用された場所。

離宮だけあって花が咲き誇ってとってもきれい。

ダライラマは新しいもの好きというのがわかる離宮↓
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離宮は美しく咲き誇る花だけが美しいわけではない！

中国ではニーハオトイレなるものが存在し、ゆきんこを苦しめ続けたが、この離宮で、美しすぎるニーハオトイレに出会った！

離宮ではお手洗いにいくことをおススメします。トイレの場所などの詳細は↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-392.html

ラサ市内でもみかけたのだが、なんと離宮でも発見！

これな〜に？↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-393.html

ノルブリンカも世界文化遺産に登録済み！

高山病になったときはここにきてお昼寝するのもいいかも。

初日の夕飯はすでに昼のヤク肉バーガーでチベット料理がいやになり、すでに一日目から中華料理。

水餃子絶品です↓
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2日目の最初はメインイベントのポタラ宮。

上まで登る階段がとにかくきつい。

空気が薄すぎてほんとにつらい。

バターの匂いと中国人観光客にくたくたのポタラ宮観光詳細↓
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ポタラ宮からはラサ市内が一望！

下りは楽。

ポタラ宮観光だけで高山病が早くも再発したゆきんこはちょっとの移動でもタクシーを利用。

タクシーは安いからちょいちょいと使ってしまう。
しかも、ゆきんこ的にチベットのタクシーはアジアの中でもかなり良心的なタクシーだと思う。

しかし、問題点が・・・↓
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ちょっとゆっくりして、またしてもポタラ宮に戻ったゆきんこ。

ポタラ宮の南西側にあるチャクポ・リ（薬王山）はポタラ宮をゆっくり眺められるスポットと聞いてやってきたのである。

ベンチはあるし、なかなかの場所。

結婚式の撮影も行われる絶景？↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-400.html

ちょっと動くと疲れるチベットではすぐに休憩することが大事！

ポタラ宮の南西側にあるチャクポ・リの横にある名もなきレストラン。

チベット人がぞろぞろと入っていくのでぜひお試しあれ。
看板も何もないけど、チャクポ・リ入り口の横にあるのですぐわかる。

しかし、チベット名物バター茶のお味とは・・・↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-404.html

ポタラ宮の南西側にあるチャクポ・リ（薬王山）には宗教施設がいくつかある。

バター茶を飲んだあと、白塔の裏側の道を山に沿って歩いてみた。
その先には、崖にはめ込まれたかのような寺院がある。

それがパラルプ寺

崖にはめ込むように作ったのはこういった仏像を開削したからだろうか？

中は狭く、見所もこの仏像たちぐらいだが、その分、アットホームでなかなかくつろげる場所。

帰りの道すがら石を彫っている二人組みを発見！

ただこの二人は単なる石彫りなのか、商売をしているのかわからないのだが、１文たりともまけてくれない。

そこで、ゆきんこはサービスを要求した↓
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チャクポ・リ（薬王山）北東にあるパラルプ寺見学の後は南西側にある摩崖石窟と呼ばれる石刻群に行くことにした。

しかし、地球の歩き方の雑な地図ではなかなか到着しない・・・

一生懸命歩きすぎて疲れていた頃、発見した、黄金の仏像になぜかテンションがあがる↓
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摩崖石窟まで歩いていくことをあきらめたゆきんこはタクシーで移動。

あっちゅうまに着いたけど、看板もなにもないため自力で行く場合、かなり聞いて歩かないといけないと思われる。

ここは大小１０００体を超える仏像が掘り込まれた摩崖石刻と呼ばれる石刻群が有名。

その昔、葬式にタンカ（仏画）も掲げられなかった貧しいラサ市民のために貴族がお金を出して彫らせたものである。

摩崖石刻をさらに進むと、高い塔のようなものが見えてくる。

マニ塚である。

完成したから僧侶がいないのか、本当は僧侶にお経を読み上げてもらいそれを石に掘り込み、その彫った石（マニ石）を積み上げていってくれるというシステム。

マニ石を積み上げたものがこのマニ塚なのである。

ちなみに、ゆきんこはここで初めて五体倒地を体験↓
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ヤク肉バーガーでこりずに夕食はヤク肉カレー！

やっぱり、現地にきたからには現地のものを！

場所は地球の歩き方にも載っていた「ラサキッチン」

お味はこんな感じ↓
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カレーよりもチベットギョウザ”モモ”のほうがおいしかったけど・・・

ところで写真のあちらこちらでみかけるカラフルな旗。

これは単なる旗ではなくてタルチョと呼ばれる祈祷旗なのである。

タルチョの色や並び順、種類などはこちら↓
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ラサ滞在、最終日は日帰りでヤムドク湖というところに行こうとしていて、日本から旅行会社とやり取りしていたのに、よもや行けない自体に！

しかし、なんとかドライバーと車を手配していけることになった。

チョーーおススメ旅行会社とありえない旅行会社はこちら↓
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ちなみにチベットに入るのにチベット入境許可証（ＴＴＢパーミット）は絶対に必要だが、ガイドブックによるとラサ以外にいく場合、外国人許可証とガイドが必須と書いてあるが、実際は、外国人旅行証はいらないし、ガイドもいらない。

やっと、出発し、ヤムドク湖に行くも、天気はイマイチ・・・

残念。

しかし、行く途中の標高4749ｍのカムパ・ラと呼ばれるところで、チベット風おやつを振舞ってもらえた↓
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カムパ・ラから少し下ったところにチベット仏教４大聖湖のヤムドク湖を上から眺めるのに最高の場所がある。

ここで、着飾ったヤクを発見！

しかし、ここでもヤクを撮る為にはお金をせびられる！

ということで、無料でヤムドク湖とヤクを撮る方法はこちら↓
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ヤムドク湖は標高4250ｍ。4749ｍのカムパ・ラから少し下ったところにある。

車道は湖の西側を湖に沿って南北に走っている。

ヤムドク湖畔に、海抜が表記されている石碑にタルチョが掲げられている素晴らしい写真スポットを発見！

しかし、もちろんこちらも５元徴収される。

さらに、こんなところもお金をとられた！↓
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ヤムドク湖ではさんざんな天気だったのに、帰りは快晴！

チベットの天気は朝雨で午後３時過ぎから、晴れるパターンがとても多い！

なぜか遅いランチのときには憎らしいほど晴れていました↓
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ラサに帰ってきて、最終日の夜はやっぱりバルコルにいってチベットの雰囲気を味わおうと思ったら・・・通勤通学ラッシュ？↓
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夜歩いている人たちもみんな手に水筒を持っていたのだが、チベット人たちはバター茶を持ち歩いているようである。

あの飲み物も飲みなれればおいしいのだろうか？


お祈りをするのに、ろうそくをともすのもバターだからバターがチベット人たちの命なのだろう・・・

ちなみにお祈りというとこんな場面も↓
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チベット料理にあきたので、中華料理とも思ったけど、何を食べていいのか決めあぐねたので、雪域賓館というバックパッカーご用達の宿に併設されている雪域餐庁というレストランに入ることにした。

結局、カレーを食べたのだが↓
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チベット滞在中にお世話になったコカコーラとともに！

あなたのおかげで高山病やわらぎました！ありがとう！コカコーラ！

ラサから成都へは飛行機で移動！

この飛行機移動！かなり重要！
前情報で成都ーラサ間の飛行機の窓からはチベットの高峰がとても素晴らしいという。

夏でも雪帽子をかぶり氷河も目にすることができるとな。

これは窓際を座らずにはいられない！しかも、単なる窓際ではＮＧ。
成都からラサ方面・・・・進行方向左側の座席が必要！

しかし・・・感じ悪い女性のせいでゆきんこの努力は水の泡↓
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成都には錦里と呼ばれる清朝時代の街並みを再現した古い町並みがあり、さらに、もう一つの文殊坊という古い町並みもある。

どっちがおススメか？↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-436.html

成都といったら四川料理の麻婆豆腐の元祖の店「陳麻婆豆腐店」へ行かねばといそいそと出向いたが・・・

あまりおススメしません・・・いろんな意味で。

理由は↓
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四川省といえばもう一つ！変面ショー！

しかし、ゆきんこはエセ変面ショーで旅を締めくくることに↓
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成都ではさんざんな感じでしたが、やっぱりチベットは最高！

しかし、やはり、高地にいくと確実に高山病になるゆきんこは年取ったらいけないなと思ったのである。

それにしても、変面ショーが残念だった・・・旅の終わりだったのに・・・