2011/07/02 - 2011/07/03
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浮き草ゆきんこさん
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仕事でたびたび訪れる石川県。
特に金沢は能登半島に行く玄関口としてしか滞在せず、ほぼスルー。
”古都”という名称に弱いゆきんこであるが、北陸屈指の金沢へ週末旅行を敢行!
予想以上の古都ぶりに京都よりも楽しいかも?と思ってしまった二日間。
観光地が市内に集中している金沢は週末旅行にかなりおススメの地です!
今回は日本旅行のJR+ホテルパック利用
往復サンダーバードで、金沢駅前のマンテンホテル宿泊
一人:13,400円
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 日本旅行
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-
金沢駅は去年の上海万博でみた中国館のような造り。
かなり近代的。
駅構内にあるインフォメーションで一日バス乗車券を購入しようとよってみる。
回数券は100円バスの兼六園シャトルとまちバスと一緒には使えなくてそれぞれの回数券になる。
一日乗車券も城下町金沢周遊で使えるのみといわれたので、初日は購入せず、歩き倒すことに。
ちなみに一日乗車券は3回乗ると元がとれる。 -
まずは、ガイドブックをみて絶対に食べたいと思った近江市場の海鮮丼を食べに。
金沢駅から徒歩15分で到着。
しかし・・・
ゆきんこ的にはがっかりな結果に・・・
ガイドブックに載っている海鮮丼と都会の海鮮丼↓
http://yukinnko21.blog17.fc2.com/blog-entry-382.html -
気を取り直して早速、観光開始!
市場からこれまた15分ほど歩いて長町・武家屋敷めぐりに向かう。
歩いているときに気づいたのだが、金沢は普通の本屋さんから古本屋さんといった本を扱う店が多い。
しかも、昔ながらの民家を改装して店を出しているところも多く、なかなかオシャレ。 -
長町は藩政時代に中級以上の武士が住んでいたところ。
現在も藩士達の住宅が当時のまま残されており、点在している。
金沢市内にはいくつもの用水があるがここ長町も大野庄用水が流れている。
暑い日はこんな水のほとりでゆっくりしたい。 -
まず、無料開放している足軽資料館へ。
金沢の足軽たちはなんと、接客用の間と庭がある一戸建ての平屋が割り当てられていたとか。
太っ腹だ・・・
庭といっても作物を育てていたようだが。 -
黄土色の土塀を張りめぐらせた路地。
細い路地が連なっていてのんびり散策できる長町。
人も少なく、ゆっくりできます。
暑くなったら長町武家屋敷休憩館へ。
冷房がついているほか、地元にくわしい「まいどさん」が常駐していてお茶やさんの紹介から、歴史の話までいろいろしてくれます。 -
金沢職人大学校 長町研修塾
観光地じゃないからか誰もいない。
あまりにもシーンとししすぎて、シャッター音がうるさいくらい。 -
武家屋敷 野村家庭園
金沢といえば、前田利家とまつが有名ですが、この野村家は前田家の家臣。
ふすまは総檜の格天井、襖は狩野派の山水画。
この山水画だけでもうっとりだったのだが、この野村家のみどころはなんといっても庭園。 -
米国の庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が2003年に実施した日本庭園ランキングにて、野村家は島根県の足立美術館、京都府の桂離宮についで堂々3位!
広さや知名度ではなく、質の高さや建物との調和が評価されたとのこと。
確かに、縁側の下に入り込んだ池がかなり美しい。 -
ちなみに2009年3月、フランスのミシュランから日本観光地を格付けした「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」が発行され、金沢市内では、
3つ星:兼六園
2つ星:野村家、金沢21世紀美術館
1つ星:金沢城 石川門
が選ばれている -
金沢にしては入館料500円とちょっとお高めですが、見ごたえはばっちり。
2階では茶室が用意され、お茶を飲みながら上から庭園を満喫することもできる。 -
左に土塀、右に用水を眺め長町を後に。
居酒屋などの飲食店が連なる香林坊をぬけて、金沢21世紀美術館へ。
徒歩10分。 -
いまや金沢を代表する観光地となった金沢21世紀美術館。
無料スペースと有料スペースがあるが、無料スペースで充分楽しめる。
単に美術品を展示しているだけでなく、建物と一体化したアートを体感できたりして楽しい。 -
加賀友禅からヒントを得たギャラリー。
イスがゆらゆらゆれて気持ちい。
色合いがかわいいからこの柄のポストカードが欲しくなってしまう。 -
雲をはかる人。
金沢21世紀美術館でみたいものの一つ。
雲をはかるなんて・・・
よく考えたものだ。
天気がよければいい感じに雲をはかっている様子が撮れたのに、残念・・・ -
2番目に見たかったスイミングプール。
水色の部屋の天井がガラス張りになっていて、その上に水が薄く張られている。
プールの中に人がたっているように見える。
外は無料だけど中に入るのは有料。
はしごを登っている人がいて怒られていました・・・ -
ブルー・プラネット・スカイ
正方形に切り取られた天井から見る空は一枚の絵のよう・・・
と書かれてましたが、天気が悪いと微妙な感じ。
ただ、ここはシーンとしていて昼寝するにはもってこい。
空を見ながらウトウト・・・ -
21世紀美術館から坂道を登って徒歩10分。
石川県立歴史博物館へ。
赤レンガの建物が結構好きなので外観だけ見に行く。
アメリカの田舎の大学のような雰囲気でなかなかよい。
周りの雰囲気もなんとなく外国のような感じで緑は多く、人は少なく、こちらもなかなかの昼寝スポット。
木陰に入ると気持ちいい〜。 -
坂道の入り口にあった「石浦神社」
七夕が近いせいか、願い事をかいた短冊がたくさんぶら下がっていましたが、神聖な狛犬もたんなる短冊をつける棒の役割に・・・
夕飯は再び、香林坊に戻り、居酒屋にて一杯。
昼に海鮮丼を失敗したのでリベンジとばかりに刺身盛り合わせを!
980円でかなりのボリューム。
近江市場の海鮮丼よりはるかにうまかった。 -
かなり気に入ってしまったので夜も再度21世紀美術館へ。
夜22時まで空いているので一杯飲んだあとにいける。
まん丸のガラス張りの建物はどこからでも入場可能。
よく作られているもんだ。 -
ウサギ年にウサギイスに座って自分撮り。
窓ガラスに囲まれているので夜はどこで撮っても自分撮り可能。 -
夜行ってよかったな〜と思ったのがブルー・プラネット・スカイ
かなり別世界!
シーンとした室内に間接照明がつき、空を見上げるとキレイなブルーの壁紙?と間違うくらいの空。
口をあんぐりあけて見入ってしまいました。 -
色彩豊かな部屋など色とりどりで会社帰りにこの美術館があったら毎日でも寄って帰りそう。
かなり無料で満喫しました。
カフェでは結婚式の二次会も行われていて、多方面で使える美術館のようである。 -
まっすぐ帰ればいいのに、夜のお茶屋が見たくて、美術館から歩いて東茶屋街へ。
徒歩15分ほど。
8時半ごろの風景ですが、人通りはまったくなし。
人影もない。 -
小さい舞妓さんだけが迎えてくれました・・・
粋な演出。 -
最後はさすがにバスを利用。
土曜日だけ運行している金沢ライトアップバスに乗車して金沢駅へ〜と思っていたら、今日歩いたルートをすべて回って帰ってくれました。
金沢城のまわりのライトアップがなかなか美しかった。
本日の交通費:200円也
ちなみにライトアップ乗り放題は300円。19時以降にバスを利用するならこの乗り放題は使えるかも? -
初日から飛ばして遊びすぎたので二日目の朝はゆっくり10時半出発。
駅前から兼六園シャトルにて日本三名園の一つ。兼六園へ。
100円は安い!
兼六園下に到着後、坂道を登って入り口へ。
入場料300円!これも良心的! -
広い庭園、どこから回ろうかなと思いつつ、見所ののことじ灯篭は最後にしようと反対側から回ることに。
まずは日本最古の噴水。
19世紀にも噴水がすでに導入されていたんですね。 -
日本庭園の中で4番目に長い黄門橋といっても6mほどの橋をわたり瓢池へ。
蒸し暑い日だったからかこのにごった池がとてつもなく暑く感じられ長居できず・・・ -
個人的に兼六園で一番滞在時間がながったのがこの根上松。
松が生長したあとに土を取り除いたため、大小40数本の根が地上にせりあがった。
これがかなりダイナミックで見ごたえばっちり!
いろんな角度で写真をとりまくりました。
ほとんどの人は通過していましたが・・・ -
雁行橋。
雁が連なっている様子らしい。
この橋の近くにある眺望台からは金沢市内一望!
ただし、日陰がないので暑い日は長居できません・・・ -
最後にことじ灯篭。
なんとなくイメージしていたものと違うのはやはり景色のせいだろうか?
冬にリベンジしたい兼六園。
1時間半、歩きとおしたのでノドもカラカラ。
ジュースでもと思ってたのに・・・ -
ターバンカレー。
まだおなかもすいてないのに、金沢B級グルメのカレーやさんがたまたまあって入ってしまった。
濃厚でどろっとしているルーにカツがからまって絶妙な味。
冷房も効いているし、水も冷えてて飲み放題だったし、結果よかったかも。
おなかが空いてない割りにがっつり食べました。 -
カレーの後はさすがに歩けず、城下まち金沢周遊バスにてひがし茶屋街へ。
夜とは違って昼間は人だらけ。
さすがに金沢一を誇る茶屋街である。 -
赤く塗りなおしたのか赤っぽい建物が多い。
石畳も少し赤っぽくて京都とはまた違った雰囲気。 -
ひがし茶屋街ではやっぱり町屋風カフェでお茶を。
探すのが面倒だったのでひがし茶屋街のど真ん中にあった
茶房 素心へ
抹茶カキ氷680円。
なかなか安いわね!と思ったが、あとで裏通りのカフェをみたら500円くらいだった。やはりど真ん中は高い。 -
高いだけあって、2階からはひがし茶屋街を見下ろせる。
上からみる景色もまた一味違っていい感じ。 -
風鈴が涼しさを運びます。
一度座るとなかなか外に出られない。 -
江戸時代からの歴史をもつ金沢最大の茶屋街。
夕方になると本物の芸妓さんも見れるとか。 -
橋を渡ったところにあるのが主計町茶屋街。
こちらのほうがもっとこじんまりとして趣がある。 -
浅野川沿いにある主計町は路地にオシャレなバーや旅館、割烹などがある。
夕暮れどきが一番キレイだと通りがかったおじさんが言っていた。 -
階段を登って尾張町へ。
商人や職人が多く暮らした町。
当時の建物が多く残っていたりするので、散策するにはもってこい。 -
金沢文芸館の建物は明治初期のような感じ。
五木寛之の直筆原稿などが展示されている。
ここを起点に近江市場あたりまでギャラリーや米店、古本屋などがあり、建物好きにはなかなか見ごたえあるエリア。
ただ、車どおりの多い通りなのでゆっくりのんびりとはいかないところがさみしい。 -
近江市場からバスに乗ろうかとも考えたがもう15分くらいだし・・・と思い徒歩へ駅に向かう。
まっすぐの道を行こうと思ったのだがふと横を見るとなかなか整備された商店街「駅前ふらっと通り」なるものがあって、ジグザグしながら駅に向かうことにした。
キレイに整備されつつも、こんな昔ながらの建物が残っていたり、ガイドブックには乗っていない裏通りといった感じ。
時間のある人はぜひどうぞ!
ふらっとバスの此花ルートにもなっています。 -
ゆっくりのんびりしようと思った金沢。
あまり期待していかなかった割に大満喫。
京都よりも歩きやすく、こじんまりとして、価格も良心的でいいかも?
女子旅に、かかせないオシャレなカフェあり、路地裏ありで今度は冬に来たいと思った古都金沢でした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Mirabellaさん 2011/07/13 12:16:13
- 初めまして
- ゆきんこさん、こんにちは。
もうすぐ金沢に遊びに行くので、お邪魔しました。
近江市場の海鮮丼はイマイチでしたか。
夜も美術館は開放されているなら、昼との違いを楽しむのも良さそうですね。
すっかり暑くなってしまったので、どのくらい歩き回る気力が保てるか分かりませんが、ゆきんこさんの旅行記参考にさせてもらいますね。
Mirabella
- 浮き草ゆきんこさん からの返信 2011/07/15 15:52:23
- 金沢楽しんでください!
- Mirabellaさん、こんにちは。
金沢いかれるんですか?
意外とといったら金沢に申し訳ないですが、楽しいですよ!
近江市場の海鮮丼はいまいちというのは値段であって、味はおいしかったです。あくまで、安くボリュームたっぷり食べれなかったのが残念だったので・・・
ただ、和カフェが多くてついついお茶の時間が長くなってしまいました。
暑いから、かき氷もバクバク食べてました。
美術館は昼夜、両方いくことをおすすめします。
かなり違う雰囲気です。
暑くなったら、カフェでかき氷を食べたり無料休憩所で涼んだり、楽しいと思いますよ!
楽しんで行ってきてください!
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