2010/04/10 - 2010/04/10
595位(同エリア764件中)
浮き草ゆきんこさん
- 浮き草ゆきんこさんTOP
- 旅行記61冊
- クチコミ83件
- Q&A回答15件
- 582,254アクセス
- フォロワー23人
下千本、中千本、上千本、奥千本と各1000本ずつで4000本の桜が山中に咲き誇っているかと思いきや、全部でなんと3万本!
『これはこれはとばかり花の吉野山』と貞室が詠んだように、
下→中→上→奥千本と向かっていくにつれて、少しづつ桜の開花時期がずれ山をピンク色に染めている様子はまさに圧巻!
日本全国からなだれのように押し寄せるこの桜の時期を回避してきたものの、やはり「一度は見ねば吉野の桜」ということで、どうせ、人が多いなら満開のど真ん中に行こうと下中千本満開宣言の真っ只中、ウォーキングシューズをはき、奥千本目指して下から歩きとおしてみた。
吉野山歩きの地図はこちらのサイトを利用↓
http://www.sakura.yoshino.jp/
この吉野山みてあるき地図はかなり使えます!
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
PR
-
近鉄線
「大阪阿部野橋」8:00 発
「吉野駅」9:23 着
快速急行に乗っていざ、吉野駅へ。
まだ、そんなに混んでなく座席確保も余裕。
お値段 950円 (特急を乗る場合+500円)
1時間半も乗っているとお手洗いが近くなるが降りた瞬間向かったお手洗いは長蛇の列・・・ -
吉野駅前に続く露店を通り過ぎ、ロープウェイ乗り場の奥に続く七曲坂へ。
ハイキングコースとなっているが、舗装されていてかなり歩きやすい。
ただ、ずっと上り坂が続き、写真を撮りながらいくと上にある参堂まで40分かかるので自身がない方はロー王ウェイへ。(片道350円。往復600円。) -
とはいっても、七曲坂を上りながら早速山桜がお出迎え。
桜を見ながら、桜鑑賞ができるので七曲坂を登るのはおススメ。 -
とにかく店がすごい!
お土産や、弁当や、桜ソフトクリームや・・・なんでもござれのお土産どおりを超え、歩くこと5分。
黒門に到着!金峯神社の総門。
公家でも駕籠から降りて通ったといわれている門。 -
黒門から5分で吉野山のシンボル「蔵王堂」に到着。
10時半くらいだったので逆光。
桜と門のコントラストを美しくとりたかった。 -
と裏側は完璧に撮影可能!
本日、桜の季節限定の「千本つき」があるようでイベントの準備の真っ只中。
それにしても木造建築としては奈良の東大寺につぐ大きさといわれているだけあって、迫力満点!
蔵王堂裏側の横にあるビジターセンタのお手洗いは空いていて穴場のお手洗いスポット! -
タラタラと人混みをかきわけ歩くこと10分。
東南院に到着。
ちょうど、修行僧が貝の笛?ボ〜〜〜となるのを吹いていた。 -
東南院には二重の塔があってその横には見事な枝垂桜が!
だったのですが、すでに散り始めていました。
このアングル、最高だったんですが・・・残念。 -
東南院の左向い側には「吉水神社」
初期書院造りの傑作といわれ、
「義経潜居の間」「弁慶思案の間」「豊太閤花見の間」などが見所。
しかし、すごい人だったのでゆっくり見れないだろうと思い、中は見ず・・・もう一つのハイライトへ・・・ -
一目千本桜でございます!
これが無料で吉水神社から見えます。ただ、入り口で寄付を募っていたのでこの景色に感動した方はどうぞ!
それにしても圧巻! -
ということで、ここは観光客が入り乱れて大変な混雑ぶりを発揮しております。
順番を待って先頭に行きましょう。
中千本と上千本が一度に見られる一目千本桜。
なんとも美しい景色ではございますが、ゆっくりは見れません。 -
上千本のトップあたりを望遠で撮ってみました。
さまざまな種類の桜が山肌に沿って咲き乱れ、新緑と混じりあったこのコントラストが街中の桜とは一味違います。
できることならゆっくり時間をかけて写真を撮りたいところ・・・次の人が待っているので先を急ぐことにします。 -
吉水神社からもとの通りに戻り、上千本方面へ。
歩いて数分後に道が二手に分かれて、五郎兵衛茶屋方面と上千本方面に分かれる。
が、ここはとにかく上にということで右側の上千本方面へ。
このあたりからこじゃれたカフェが目につく。このログハウス、内装もさることながら外観も山小屋風。 -
二手に分かれた道から上り坂を登ること15分。
竹林院に到着。
大和三庭園の一つで隣接する建物は宿泊施設。レトロなホテルで一度は泊ってみたい。
豊臣秀吉が吉野山観桜のときに千利休が作庭。のち、細川幽玄が改修したといわれている。 -
庭園内にある池に映る桜の枝と落ちている桜の花びらが美しい。
秀吉もここでのんびり桜の花びらをみていたのだろうか。 -
金魚もこの季節ならではの遊び、桜の花びらと戯れておりました。
それにしても、池に落ちるピンクの花びらがこんなにも映えるとは、新たな発見。 -
竹林院を過ぎると、奥千本行きバスが通る車道と散策道に分かれるところに出る。
左手の奥千本方面の道を行く。
ここからはずっと緩やかな上り坂。
太陽が空のてっぺんにきていたので桜の木の下からモノクロ風に撮影。お弁当を食べる夫婦と一緒に。 -
このあたりの道は上千本の中を突き抜けるのでずっと上り坂が続こうとも苦にならない。
平らなところを見つけてはランチに最適とばかりにレジャーシートを広げ、私達もそろそろ持参したお弁当を広げ、休憩。
山の上で食べるご飯もおいしいが、さらに桜の木の下ともなると格別のお味。
分岐点から10分地点にて休憩。 -
上千本の中を歩いているのでどこもかしこも桜だらけ。
桜を取りつつ、得意の自分撮影with千本桜。
写真を撮りながら歩いていると上り坂も苦にならず! -
ミラーにうつる桜も満開。
そして、この細い道には大量の人たち。
一眼レフカメラに三脚を立てているとどこからともなくいろんな人たちが同じアングルで写真を撮る始める。
私もその一人。 -
絶景・・・
くねくね道を曲がるたびにこの風景ではなかなか足が進まず。 -
休憩所から歩くこと15分。
花矢倉展望台到着。
先ほどの蔵王堂がこんなに遠くに。 -
蔵王堂のまわりに建物があるのが見える。これが、先ほどの参堂たち。
どれだけの店があるか想像つく。
この花矢倉展望台ではこの景色をみながらお食事が可能。お弁当持参の場合、席代500円。
食事をしたほうがいいかも。 -
展望台から5分。
吉野水分神社到着。
鳥居と桜が見事に融合。
平安時代にはすでに子守の神としてあがめられていた。 -
境内には1本の桜の木。
古い木造建築の中に囲まれていると平安時代にトリップしたみたい?!
参拝を待つ観光客が長蛇の列。
子宝祈願か? -
豊臣秀頼や本居宣長もこの神社の申し子とか?
ここからさらに山を登っていく。
だんだん、桜がなくなってきた。 -
神社から登ること10分。
高城山展望休憩所入り口に到着。
ここからさらに5分ほど山を登り続け休憩所へ。
奈良や大阪方面を一望できる。
桜の尾根は見えませんのであしからず。 -
展望台は登ってきた反対側から奥千本方面に出れるので降りていく。
そして、歩くこと10分。
金峰神社入り口の鳥居に到着。
もう、桜はほぼありません。険しい修験道へようこそといった趣。 -
鳥居からものすごい急坂を上ること15分。
ようやっと金峰神社到着。ここまでくると花見じゃなく、若干トレッキング気分。
藤原道長参拝の記録が残る由緒ある神社。 -
古くから黄金の守護神として信仰を集める。
-
金峰神社横脇を下りていくと
「義経隠れ塔」が竹やぶの中にひっそりと立つ。
が、なんか建物が新しすぎて本当?と思ってしまった。
今までさんざん古い建物をみてきたせいか? -
金峰神社より奥に行くともう舗装道路なし。まさに修験道というのにふさわしい道が続く。
登り続け10分。西行庵へ下る看板前到着。
ここから山道を降りていく。 -
かなり細い道を降りていく。
道もしめっていて太陽があまりささないことを物語る。 -
西行庵到着。
西行法師が鎌倉時代はじめ、俗界をさけてこの地にわび住まいとしたといわれている。
西行さんの銅像が庵の中に安置されていたが・・・ここも新しい・・・800年前のものではないのが残念。 -
山桜と紅葉の名所といわれる西行庵の奥千本は・・・
5分咲きといったところでしょうか・・・
残念ながら、まだほぼ咲いていない状態。
来週末あたりが見ごろかな。 -
庵そばには芭蕉の句碑がたつ奥千本苔清水がわく。
苔清水といわれるだけあって、苔の間から水が流れていく。 -
筒の先にペットボトルをおいて水を汲む。ちょっと飲んだだけで冷たくなめらかな口当たりの水。
2本くもうかとも思ったがちょろちょろしか入らないのと次の人たちが待っているので1本で断念。
と思うくらいおいしい水でした。
3:45西行庵をあとにする。 -
登り続けた足に今度は永遠の下り・・・
腰にきます。
厚い雲の間からでる太陽が神秘的で少し疲れもやわらぐ。 -
私だけじゃなく、やはりみなさん下りはスピードダウン。
もう帰りは無理だわという方は奥千本から中千本から駅行きのバスが出ているのでそれを利用すると便利。
私は欲張って最後まで桜をみたかったため、歩き続ける。 -
行きに通過した五郎兵衛茶屋をめざす。
さすがにこのあたりは人が多い。さらに満開。
公園となっているのでベンチもありカップル達でにぎわっている。
ライトアップもしているので時間と体力に余裕があればゆっくりしてもいいかも。 -
五郎兵衛茶屋からハイキングコースを歩いて如意輪寺に行こうかとも思ったが、その場合、如意輪寺に行く為に同じ道を10分登って10分くだらなければいけないため、車道を行くことに。
すると中千本が目の前に! -
ブラボー!
これは車道来て正解!
疲れもマックスに達していたものの最後のシャッターチャンス! -
と中千本にお別れをつげ、車道を歩くこと15分。
ようやっと最後の目的地「如意輪寺」到着。
後醍醐天皇の勅願寺。
ピントがあってないのですがご了承を。 -
このお寺の庭園からは上中一目千本が見える。
が、吉水神社と違って有料。400円也。
到着5:00でもまだ受付していたが、さっきの車道で満足したため休憩して退散。 -
車道と反対側お寺の裏側からささやきの小道へ。
ちょっとした散策道かなと思いきや、下千本の中を歩く桜道。
如意輪寺からバスで帰ろうかとくじけそうになったが、がんばってよかった。 -
桜道が続くだけでお土産やさんがあるわけではない道ですが、人混みの参堂を通って帰るよりは帰りはひっそりとしたささやきの小道を使って帰ったほうがのんびり、最後の吉野を楽しめる。
行きは七曲坂を上り、参堂経由で山を登り、帰りは如意輪寺からささやきの小道を使って吉野駅へがおすすめ。 -
ゴミは持ち帰りで!
カップルが木の棒にごみをくくりつけて帰っていました。
二人でこの量?ほほえましく見守りながら吉野駅到着
18:15
18:38 急行で家路につきました。
休憩もいれて9時間歩き回った吉野山。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
47