夏だけ北海道・牡蠣直売所:洋子さんの旅行ブログ
老者舞( おしゃまっぷ)
太平洋に突き出したシレバ岬、国道142号線から断崖のくねくね道を海岸に下りて行くと、谷底に小さい漁港がある。明治から大正にかけてのニシン漁最盛期には大きなバンヤがあったらしいが、今は朽ちて見る影もない。ここに一軒だけ、自分で育てた牡蠣を特別安く売る「伊畑漁業」がある。
よっぽどの北海道通か、地元の人以外は入ってこれないが、牡蠣一個が40円から買える。市価の半値以下だし、ここのおかみさんと息子さんの親切さに接したら、とりこになってしまう。見ず知らずの人に、ダイジな牡蠣を開いて食べさせてくれる。買う、買わないなんて問題ではない、めったに人が来ない場所に、来てくれたのが嬉しいと「にこにこ顔」で旅人をもてなす心意気と温かい心ににマイッテしまう。
ここ、老者舞( おしゃまっぷ)の牡蠣は一年中食べられる。大自然と荒波で育つ牡蠣、旨さが知れ渡り、クール宅配便で全国に配達している。北海道にはアイヌ語を語源とする地名が多い。老者舞( おしゃまっぷ)とても難しくて読めないが、私は来年も、ここを訪ねると思う。
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