2010/03/23 - 2010/04/11
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yambonさん
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ボローニャ歌劇場 バルコニー席
●4/3(土)朝ラヴェンナを発ち、ボローニャに移動。ここに2泊する。
●ボローニャ:ラヴェンナの西方約70km 人口37万人(2008年)
ヨーロッパ最古の大学と言われるボローニャ大学によって11世紀には、文化、学問の中心地となる。イタリアが、皇帝派(神聖ローマ皇帝)と教皇派に分かれて争われていた中世には、ボローニャは、教皇派として有名だった。その後ナポレオンの支配下に入るなど変遷を経てイタリア統一運動に参加する。
町中に見られるポルティコ(柱廊)は有名。
現在も交通の要衝でイタリアの重要な工場があったり、見本市が開催されたりイタリアの有力な都市である。
●ボローニャ観光箇所
・国立絵画館
・ボローニャ歌劇場
で楽しんで、以下は外観のみ観光
・サン・ペトロニオ聖堂
・市庁舎
・ポデスタ館とエンツォ王宮殿
・ボローニャの斜塔
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船
- 航空会社
- フィンランド航空
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-
ボローニャ駅
ラヴェンナ発 8:40
ボローニャ着 9:46 -
ボローニャのホテル
”ミレンホテル”(Millennhotel)
駅前を一つ入った通りにあり、駅に近くフロントの感じもよく、部屋も清潔でゆっくり休めた。
(シングル 47ユーロ/1人・1泊)
ただ、チェックアウトの時、1日毎1枚のレシートが発行され、1日目に電話をしたのが、2日目にも記載されていた。気付いて訂正を申し入れたら気軽に訂正したが、どうもコンピュータのシステムがもうひとつなので要注意。 -
町中の果物屋の店頭
イタリア料理の詳しい方は、何かお分かりと思うが、私の方はおいしそうな野菜なので写真を撮った。 -
ボローニャ歌劇場
今日、15時半からオペラが開演されるので、歌劇場の場所の下見に行った。
案の状、一つ通りを間違ったが、無事たどり着き予約票を切符に替えた。
予約のパシコンの画面を見ると、数席空席があるようなので当日でも切符は買えるらしい。 -
ボローニャ歌劇場の前から来た道を振り返る
左手の高い塔は、すぐ近くのサン・ジャコモ・マッジョーレ教会のもの。 -
国立絵画館
ボローニャ歌劇場の少し先にあり、歌劇場で切符を受け取った後入った。
外観は、大したことないが、中の展示物は素晴らしかった。写真撮影も可能で、ゆっくり絵画鑑賞ができたので、印象に残った数点を紹介する。 -
ジョット作
(ヴェスピアーノ→フィレンツェ)
”多翼祭壇画” 1330年頃 -
同上の聖母子
-
クロチェフッシ作(ボローニャ)
”聖母子、天使と寄贈者ピアチェンツァのジョバンニ” 1380年頃 -
ヴィヴァリーニ作
(ムラーノ→ヴェネツィア)
”多翼祭壇画” 1450年頃 -
同上聖母子
横になったキリストの表情が可愛い。 -
ラルンノ作
”王座の聖母と天使;告知” 1460年頃?
慌ただしく駆けこんできたような天使と物静かな聖母との対照が楽しい。 -
フランチャ作
(ボローニャ)
”聖母に祝福されるキリスト、聖グルゼッペ、アゴスティーノ、フランチェスコ、アントン・ガラツォ、アレキサンドロ・ベンチヴォーリオと2人の天使”
1499年頃 -
ペルジーノ作
(ピエーヴェ→フォンティニァーノ)
”聖母子、聖ジョバンニ、アポローニア、アレキサンドリアのカテリーナ、天使ミケーレ”
1500年頃 -
ラファエロ作
(ウルビーノ→ローマ)
”恍惚の聖セチリア” 1518年頃
聖セチリアは地上の楽器を壊して、天上の音楽の妙なる調べに酔いしれたとか。
ローマに聖セチリア音楽院があるらしい。 -
コチニョーラ作
(コチニョーラ→ナポリ)
”聖母の結婚” 1523年頃 -
ティントレット作
(ヴェネツィア)
”マリアのエリザベト訪問”
1550年頃 -
ドメニチーノ作
(ボローニャ→ナポリ)
”ヴェローナのサンピエトロの殉教” 1620年頃 -
ボローニャ歌劇場
(Teatro Comunale di Bologna)
絵画館を見終わった後、ホテルに戻って着替えをして歌劇場に行った。開演は3時半。
演目:ドニゼッティ作 ”愛の妙薬”
配役:アディーナ:アンナ・コルヴィーノ
ネモリーノ:ジュアン・フランシスコ・ガーテ
ベルコーレ:ジェツィム・ミシュケータ
ドゥルカマーラ:ミッケレ・ペルツージ
”ヴィラゾン”と”ネトレプコ”のDVDで予習していったが、ボローニャでは舞台が、ピレネーの山の中ではなく、どこかの暴力教室になっている。ベルコーレも軍曹ではなく、番長風の若者と言うことで、勝手が全く違った。
しかし、座席は床席で舞台全体がよく見え、オーケストラの音楽も登場人物と良くあって十分楽しめた。
舞台の幕上には、イタリア語の字幕が出ていたが、オペラの文語体を口語体に訳しているのだろうか?
多分観衆も内容がよくわかるのだろうと思う。
時間があれば明日も来たくなるような舞台だった。
(因みに料金は、57ユーロだった) -
ロビーの賑わい
大仰ではないが、それなりに皆さんお洒落をしている。 -
バー
上演前に腹ごしらえ? -
座席から見た舞台
こじんまりして見やすかった。 -
バルコニー席後部
個室になっている。 -
天井の飾り
素朴な感じの天井 -
リッツォーリ通りの先にボローニャの斜塔の1本が見える
オペラ鑑賞後6時過ぎから、マジョーレ広場などに向かうが、サン・ペトロニオ聖堂など閉館時間が過ぎており、以下外観だけの観光となった。 -
ボローニャの斜塔
-
リッツォーリ通りから見たエンツォ王宮殿
エンツォは、神聖ローマ帝国のフレデリック2世の息子。フォッサルタの戦いで捕われ、その死まで23年間ここで暮らした。 -
マッジョーレ広場
サン・ペトロニオ聖堂と市庁舎。 -
サン・ペトロニオ聖堂
ゴシック様式。14世紀に着工されたが今も未完成。
内部は身廊だけが完成しており、その大きさと中にある美術品は必見。
しかし、オペラ後では、18時の閉館には間に合わなかった。 -
市庁舎(左)とボデスタ館(右)
ポデスタ館は、神聖ローマ帝国皇帝の任命した地方長官の住居。 -
市庁舎とポデスタ館の間にネプチューンの像が見える
-
ネプチューン像とエンツォ王宮殿
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