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ミラノのヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアの夜景<br /><br />昨年のドイツに続きy君との旅行となった。彼は名古屋から、私は関空からヘルシンキに向かい、そこからミラノまでの飛行機は同じなので、ヘルシンキで落ち合うことにした。所が、名古屋からの飛行機が、操縦士の急病とかで12時間遅れる事になり、彼は翌日昼過ぎにミラノに到着した。始めからハプニング発生で、どうなるかと思ったが、後は順調に旅を続けることができた。<br />尚帰国数日後にアイスランドの噴煙問題が発生しこれも危うい所であった。<br />今回の旅行も、時刻表、バス路線図他y君の用意周到な事前準備のお陰で、予定していた見所を略回ることができた。私としては大満足で、彼には大いに感謝している。<br /><br />尚、各都市毎の旅行記は別途作成するのでご高覧願いたい。<br />この中で、美術館、教会など撮影不可の所もあり、その部分は絵葉書などを使っているのでご了解願いたい。<br /><br />旅行概要は以下の通り<br />●旅行期間 2010年3月23日(火)~4月11日(日)  20日間<br />●行程   <br />  ミラノ→ヴェローナ→ヴェネツィア→パドヴァ→ラヴェンナ<br />  →ボローニャ→フィレンツェ→ローマ<br />  などを宿泊拠点にして、主に北イタリアを回った。<br />  詳細は下の写真を参照。<br />●為替レート  3/23関空で 1ユーロ=127.29円<br />●観光箇所数 ( )内は、昨年のドイツ旅行時の数字<br />  訪問都市     :18(20)<br />  聖堂、教会    :52(11)<br />  美術館、博物館  :21( 9)<br />  城、宮殿     :10(13)<br />  オペラ観劇    : 2( 1)<br />  ------------------------------------<br />旅行日数     :20(17)<br />  旅行距離(概数 ):1,400km(2,000km)<br />●移動手段<br /> イタリア国内は、国鉄、バス、路面電車、観光バス。<br /> 但しベネツィアは船。<br /> 今回は遠距離移動がなく、イタリアパスのメリットがなかった ため各駅間の切符を都度購入した。(自動販売機は大変便利)<br />●予約  ()内:金額ユーロ<br /> ①美術館(予約料3~4ユーロ込み)<br />  ・マントヴァ ドゥカーレ宮殿(7.5) <br />  ・パドヴァ スクロヴェーニ礼拝堂(16)<br />  ・フィレンツェ バルジェッロ国立博物館(7)<br />        メディチ家礼拝堂(9) アカデミア美術館(10.5) <br />        ウフィツィ美術館(10.5)パラティーナ美術館(15)<br />  ・ローマ ヴァチカン宮殿(19)  ボルゲーゼ美術館(9.5)<br /> ②国鉄(以下の幹線以外は自動販売機で都度切符購入)<br />  ・ミラノ~ヴェローナ(12)・ボローニャ~フィレンツェ(17)  <br />  ・フィレンツェ~ローマ(31)<br /> ③オペラ<br />  ・ミラノスカラ座(72.2)・ボローニャ市立歌劇場(57.2)<br /><br />気付点、雑感など。個人旅行の方の役に立てば幸い。<br />●美術館、教会訪問<br /> 上記のとおり、今回は相当数の美術館、教会を訪問し、ルネ  サンス期の絵画、彫刻、建築、ラヴェンナのモザイク画群、各 地方美術館の地元画家の絵など堪能した。<br /> 全て宗教画といっても良かったが、物語風の絵があったり、各 工房が競い合って精力を注ぎ込んだ絵があり実に楽しかった。 尚、これだけいろいろの作品を集中的に観たので、今後ヨーロ ッパ旅行は、もう必要ないかな位の気持ちになっている。<br />●美術館の予約は非常に有効<br /> スクロベーニ礼拝堂、ウフィツイ美術館、アカデミヤ美術館<br /> ヴァチカン美術館、ボルゲーゼ美術館は予約が必須。<br /> アカデミアとボルゲーゼ美術館の混み方は予想外だった。<br /> ボルゲーゼ美術館は、9-11時など時間が決まっていて、11時  になると追い出される。ちょっと2時間では見きれないと思う  が。<br />●美術鑑賞の態度は実にまじめ<br /> 美術館の入り口で人だかりがすると思えば、音声ガイドを借りる人の列だった。館内を見ても、音声ガイドを聴いて動かない人やその美術館のガイド本を片手にじっくり絵を眺めている人がいる。このような光景が、全てとは言わないが、数多くの美術館で見られた。子供時代からの教育のせいなのか?<br />●オペラ鑑賞<br /> ミラノのスカラ座で”ワグーナのタンホイザ”。<br /> ボローニャの市立歌劇場で”ドニゼッティの愛の妙薬”を観  た。<br /> いずれも新演出で、予習したDVDの時代背景とは大違いで途惑っ たが、ズービン・メータ指揮のタンホイザーは素晴らしかった し、愛の妙薬も”人知れぬ涙”など力演が目立ち、翌日も行っ てみようかという気になった位楽しかった。<br />●オペラの予約<br /> スカラ座は、上演日が3/24に対し、インターネットの予約開  始が、約2か月前現地時間 1/18 9時だったので、y君はその  時間に合わせあらかじめ予約席を入力して待機し9時と同時に<br /> 入力。そこで直ぐ予約できたが、30分後空席を確認すると天井 桟敷席は売り切れていたとのこと。<br /> その時の状況についてy君のメールが分かり易いので、そのま  ま転記させてもらう。<br /> 切符は何処の劇場でも、シーズン券などを優先して、売れ残  ったのをインターネットで売るようで、馴染みの客は大事に  するのは当然ですね。値段も当初の値段表と違っていたり、  シニア割引が設定してなかったりでしたが買える席が限られ  ていたり入力しても2分以内にコンファームしないとキャン  セルされるので、そんなこと言ってられなくなります。<br /> ボックス内でも隔壁で見にくい席は安くなっており1列目は  220ユーロ以上もします。(日本の業者のサイトではスカラ 座の切符は最高が80000円+手数料6000円/枚でし<br /> た)<br /> 昨日は午後5時以前にHPにアクセスして必要事項を入力し  て待っていました。5時になったとたん画面が変わって支払  い出来るようになりました。スタンバイしておかないと買え  ないですね。切符は開演15日以前の予約なら郵送してくると ありましたが、上手く届くか心配です。→これは上手く届た。<br />●スカラ座の劇場は期待外れ<br /> 観劇者としての立場から言うと、どうも昨年のドレスデンの  オペラ劇場の印象が強く、スカラ座は外観、内装とも貧弱、座 席も同じようなベランダ席だったが、ここはボックス席で、2列 目は座っていると舞台が全く見えないし、立っても半分くらい しか見えない。もともとボックス席はそう言うものと言われれ ばそうだが、ドレスデンでは、仕切りがなく舞台全体が良く見 えた。観客もドレスデンの方が、それなりにお洒落で、華やか で、これがオペラかという雰囲気があった。<br /> これから予約される場合、1階の床席、ボックス席の最前列<br /> (ここの人も身を乗り出して観ていた。設計が悪い?)<br /> 桟敷席(ここはボックスでなく隣との間に仕切りがない)が  お勧め。天井桟敷は、他のフロアーと入り口が違い、ロビーな どに入れないが、ロビーも大したことがないので天井桟敷で十 分。   <br />●サマータイムとイースターに注意<br /> 今年は3/28(日)がサマータイム切り替え日で、解っていた積りが、時計の修正を怠ったため、列車を乗り遅れた。イースターが4/4(日)4/5(月)と連休となり、実害はなかったが思わぬ休日があるので要注意。<br />●国鉄の自動販売機は実に便利<br /> 今回幹線はインターネット予約で30%引きで購入したが、ほと んどは近距離移動だったため自動販売機を利用した。<br /> イタリアパスは、多分割高の上、指定席を取るためには、窓口 での折衝が必要になると思われるので、イタリアでは今回方式 が正解だった。<br /> 尚、ご存知かもしれないが、一応自動販売機の操作法を別途提 示。<br /> 下記URL参照<br /> http://4travel.jp/traveler/yambon/album/10451473/<br />●市内交通機関の1日乗車券も実に便利<br /> 3-4回分の費用で1日乗り放題のため、大いに活用して体力の温 存を図った。<br />●市内交通路線図が予め手に入れば助かる。というより必須?<br /> 今回は、y君がインターネットで入手した資料を巧妙に加工したバス路 線図があり、安心してバスに乗れた。<br /> 彼の言によると、各都市で各社がいろいろな書式で情報を出す ため集約するのが大変だったとのこと。<br /> スイスのポストバスなどの様に1本に纏まっていればその苦労はないの だがと。<br /> 別途作成のマントヴァの項で触れるが、バス路線の構成は複  雑。 循環バスでも1回では元の場所に戻れない。<br />●地方都市は元気いっぱい<br /> 日曜日のせいかモデナは静かだったが、それ以外の町の中心  部は、人出でいっぱい。シャッター商店街など想像もつかな  い。人出に対応して小さな店が、工夫を凝らして綺麗に飾って いて見ていて楽しい。学校が休みのせいなのか、よく解らない が老若男女とも町に溢れていた。<br />●絵葉書<br /> 旅の後半、絵葉書を出そうと思っても、時間がなく切手がなか なか入手できず困ったが、ヴァチカン美術館の1角にヴァチカン 郵便局があって、ここから出した。日本まで0.85ユーロ。<br /> ちゃんとヴァチカンの切手と消印で届いていた。<br /> その後ローマ駅の売店で、切手を買い空港から出そうと思って<br /> 手荷物検査後、インフォーメーションでポストはどこと聞いたら、外に出 なければない。とのことで困っていたら、その係員が私が出し ておいてあげるとのことでお願いした。そのハガキはちゃん  と差出人宛に届いた。改めて係員に感謝。<br /> ハガキの投函は、手荷物検査前に済ませましょう!<br /> 因みにヴァチカン市国からもイタリア国からも郵便料は同じ0.8 5ユーロ。昨年ドイツから出したときは、1ユーロだった。<br />●ユーロ域内の通関<br /> 今回のようにローマからヘルシンキ経由で関空へ戻る場合。<br /> ①ローマでは手荷物検査だけで、出国手続はしない。<br /> ②従って、手荷物検査後に空港売店が沢山並んでいるが、特別  の表示がない限り免税店ではない。<br /> ③ここで、ワインを買おうと思ったが、ヘルシンキで没収され  る恐れもあり買わなかった。<br /> ④しかし、ヘルシンキでは、手荷物検査が行われず、パスポー  トのチェックだけっだったので、ワインは持って帰れた。<br /> ⑤でも専門家に聞くと、 <br />  ヘルシンキでも窓口によって手荷物検査はあるし、他の飛行  場ではトランジットでも手荷物検査の可能性は高い。<br />  しかし酒類は透明のシールされた袋に入っていれば大丈夫と  のこと。<br /> ⑥フィレンツェの免税店で買い物をした。この税金還付の手続  きは、ヘルシンキで出国検査後行った。(ローマでは出国検  査はないので)リファンドの窓口で手続をするだけど書類の  投函などは全く必要なく、実に簡単であった。<br /> 以上<br /><br />PS.タイトルを当初”リタイヤ2人組の北イタリア旅行”としていたが、くどいので”北イタリア旅行”と変更した。

総集編/北イタリア旅行 20日間(1/25)

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2010/03/23 - 2010/04/11

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yambon

yambonさん

ミラノのヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアの夜景

昨年のドイツに続きy君との旅行となった。彼は名古屋から、私は関空からヘルシンキに向かい、そこからミラノまでの飛行機は同じなので、ヘルシンキで落ち合うことにした。所が、名古屋からの飛行機が、操縦士の急病とかで12時間遅れる事になり、彼は翌日昼過ぎにミラノに到着した。始めからハプニング発生で、どうなるかと思ったが、後は順調に旅を続けることができた。
尚帰国数日後にアイスランドの噴煙問題が発生しこれも危うい所であった。
今回の旅行も、時刻表、バス路線図他y君の用意周到な事前準備のお陰で、予定していた見所を略回ることができた。私としては大満足で、彼には大いに感謝している。

尚、各都市毎の旅行記は別途作成するのでご高覧願いたい。
この中で、美術館、教会など撮影不可の所もあり、その部分は絵葉書などを使っているのでご了解願いたい。

旅行概要は以下の通り
●旅行期間 2010年3月23日(火)~4月11日(日)  20日間
●行程   
  ミラノ→ヴェローナ→ヴェネツィア→パドヴァ→ラヴェンナ
  →ボローニャ→フィレンツェ→ローマ
  などを宿泊拠点にして、主に北イタリアを回った。
  詳細は下の写真を参照。
●為替レート  3/23関空で 1ユーロ=127.29円
●観光箇所数 ( )内は、昨年のドイツ旅行時の数字
  訪問都市     :18(20)
  聖堂、教会    :52(11)
  美術館、博物館  :21( 9)
  城、宮殿     :10(13)
  オペラ観劇    : 2( 1)
  ------------------------------------
旅行日数     :20(17)
  旅行距離(概数 ):1,400km(2,000km)
●移動手段
 イタリア国内は、国鉄、バス、路面電車、観光バス。
 但しベネツィアは船。
 今回は遠距離移動がなく、イタリアパスのメリットがなかった ため各駅間の切符を都度購入した。(自動販売機は大変便利)
●予約  ()内:金額ユーロ
 ①美術館(予約料3~4ユーロ込み)
  ・マントヴァ ドゥカーレ宮殿(7.5) 
  ・パドヴァ スクロヴェーニ礼拝堂(16)
  ・フィレンツェ バルジェッロ国立博物館(7)
        メディチ家礼拝堂(9) アカデミア美術館(10.5) 
        ウフィツィ美術館(10.5)パラティーナ美術館(15)
  ・ローマ ヴァチカン宮殿(19)  ボルゲーゼ美術館(9.5)
 ②国鉄(以下の幹線以外は自動販売機で都度切符購入)
  ・ミラノ~ヴェローナ(12)・ボローニャ~フィレンツェ(17)  
  ・フィレンツェ~ローマ(31)
 ③オペラ
  ・ミラノスカラ座(72.2)・ボローニャ市立歌劇場(57.2)

気付点、雑感など。個人旅行の方の役に立てば幸い。
●美術館、教会訪問
 上記のとおり、今回は相当数の美術館、教会を訪問し、ルネ  サンス期の絵画、彫刻、建築、ラヴェンナのモザイク画群、各 地方美術館の地元画家の絵など堪能した。
 全て宗教画といっても良かったが、物語風の絵があったり、各 工房が競い合って精力を注ぎ込んだ絵があり実に楽しかった。 尚、これだけいろいろの作品を集中的に観たので、今後ヨーロ ッパ旅行は、もう必要ないかな位の気持ちになっている。
●美術館の予約は非常に有効
 スクロベーニ礼拝堂、ウフィツイ美術館、アカデミヤ美術館
 ヴァチカン美術館、ボルゲーゼ美術館は予約が必須。
 アカデミアとボルゲーゼ美術館の混み方は予想外だった。
 ボルゲーゼ美術館は、9-11時など時間が決まっていて、11時  になると追い出される。ちょっと2時間では見きれないと思う  が。
●美術鑑賞の態度は実にまじめ
 美術館の入り口で人だかりがすると思えば、音声ガイドを借りる人の列だった。館内を見ても、音声ガイドを聴いて動かない人やその美術館のガイド本を片手にじっくり絵を眺めている人がいる。このような光景が、全てとは言わないが、数多くの美術館で見られた。子供時代からの教育のせいなのか?
●オペラ鑑賞
 ミラノのスカラ座で”ワグーナのタンホイザ”。
 ボローニャの市立歌劇場で”ドニゼッティの愛の妙薬”を観  た。
 いずれも新演出で、予習したDVDの時代背景とは大違いで途惑っ たが、ズービン・メータ指揮のタンホイザーは素晴らしかった し、愛の妙薬も”人知れぬ涙”など力演が目立ち、翌日も行っ てみようかという気になった位楽しかった。
●オペラの予約
 スカラ座は、上演日が3/24に対し、インターネットの予約開  始が、約2か月前現地時間 1/18 9時だったので、y君はその  時間に合わせあらかじめ予約席を入力して待機し9時と同時に
 入力。そこで直ぐ予約できたが、30分後空席を確認すると天井 桟敷席は売り切れていたとのこと。
 その時の状況についてy君のメールが分かり易いので、そのま  ま転記させてもらう。
 切符は何処の劇場でも、シーズン券などを優先して、売れ残  ったのをインターネットで売るようで、馴染みの客は大事に  するのは当然ですね。値段も当初の値段表と違っていたり、  シニア割引が設定してなかったりでしたが買える席が限られ  ていたり入力しても2分以内にコンファームしないとキャン  セルされるので、そんなこと言ってられなくなります。
 ボックス内でも隔壁で見にくい席は安くなっており1列目は  220ユーロ以上もします。(日本の業者のサイトではスカラ 座の切符は最高が80000円+手数料6000円/枚でし
 た)
 昨日は午後5時以前にHPにアクセスして必要事項を入力し  て待っていました。5時になったとたん画面が変わって支払  い出来るようになりました。スタンバイしておかないと買え  ないですね。切符は開演15日以前の予約なら郵送してくると ありましたが、上手く届くか心配です。→これは上手く届た。
●スカラ座の劇場は期待外れ
 観劇者としての立場から言うと、どうも昨年のドレスデンの  オペラ劇場の印象が強く、スカラ座は外観、内装とも貧弱、座 席も同じようなベランダ席だったが、ここはボックス席で、2列 目は座っていると舞台が全く見えないし、立っても半分くらい しか見えない。もともとボックス席はそう言うものと言われれ ばそうだが、ドレスデンでは、仕切りがなく舞台全体が良く見 えた。観客もドレスデンの方が、それなりにお洒落で、華やか で、これがオペラかという雰囲気があった。
 これから予約される場合、1階の床席、ボックス席の最前列
 (ここの人も身を乗り出して観ていた。設計が悪い?)
 桟敷席(ここはボックスでなく隣との間に仕切りがない)が  お勧め。天井桟敷は、他のフロアーと入り口が違い、ロビーな どに入れないが、ロビーも大したことがないので天井桟敷で十 分。   
●サマータイムとイースターに注意
 今年は3/28(日)がサマータイム切り替え日で、解っていた積りが、時計の修正を怠ったため、列車を乗り遅れた。イースターが4/4(日)4/5(月)と連休となり、実害はなかったが思わぬ休日があるので要注意。
●国鉄の自動販売機は実に便利
 今回幹線はインターネット予約で30%引きで購入したが、ほと んどは近距離移動だったため自動販売機を利用した。
 イタリアパスは、多分割高の上、指定席を取るためには、窓口 での折衝が必要になると思われるので、イタリアでは今回方式 が正解だった。
 尚、ご存知かもしれないが、一応自動販売機の操作法を別途提 示。
 下記URL参照
 http://4travel.jp/traveler/yambon/album/10451473/
●市内交通機関の1日乗車券も実に便利
 3-4回分の費用で1日乗り放題のため、大いに活用して体力の温 存を図った。
●市内交通路線図が予め手に入れば助かる。というより必須?
 今回は、y君がインターネットで入手した資料を巧妙に加工したバス路 線図があり、安心してバスに乗れた。
 彼の言によると、各都市で各社がいろいろな書式で情報を出す ため集約するのが大変だったとのこと。
 スイスのポストバスなどの様に1本に纏まっていればその苦労はないの だがと。
 別途作成のマントヴァの項で触れるが、バス路線の構成は複  雑。 循環バスでも1回では元の場所に戻れない。
●地方都市は元気いっぱい
 日曜日のせいかモデナは静かだったが、それ以外の町の中心  部は、人出でいっぱい。シャッター商店街など想像もつかな  い。人出に対応して小さな店が、工夫を凝らして綺麗に飾って いて見ていて楽しい。学校が休みのせいなのか、よく解らない が老若男女とも町に溢れていた。
●絵葉書
 旅の後半、絵葉書を出そうと思っても、時間がなく切手がなか なか入手できず困ったが、ヴァチカン美術館の1角にヴァチカン 郵便局があって、ここから出した。日本まで0.85ユーロ。
 ちゃんとヴァチカンの切手と消印で届いていた。
 その後ローマ駅の売店で、切手を買い空港から出そうと思って
 手荷物検査後、インフォーメーションでポストはどこと聞いたら、外に出 なければない。とのことで困っていたら、その係員が私が出し ておいてあげるとのことでお願いした。そのハガキはちゃん  と差出人宛に届いた。改めて係員に感謝。
 ハガキの投函は、手荷物検査前に済ませましょう!
 因みにヴァチカン市国からもイタリア国からも郵便料は同じ0.8 5ユーロ。昨年ドイツから出したときは、1ユーロだった。
●ユーロ域内の通関
 今回のようにローマからヘルシンキ経由で関空へ戻る場合。
 ①ローマでは手荷物検査だけで、出国手続はしない。
 ②従って、手荷物検査後に空港売店が沢山並んでいるが、特別  の表示がない限り免税店ではない。
 ③ここで、ワインを買おうと思ったが、ヘルシンキで没収され  る恐れもあり買わなかった。
 ④しかし、ヘルシンキでは、手荷物検査が行われず、パスポー  トのチェックだけっだったので、ワインは持って帰れた。
 ⑤でも専門家に聞くと、 
  ヘルシンキでも窓口によって手荷物検査はあるし、他の飛行  場ではトランジットでも手荷物検査の可能性は高い。
  しかし酒類は透明のシールされた袋に入っていれば大丈夫と  のこと。
 ⑥フィレンツェの免税店で買い物をした。この税金還付の手続  きは、ヘルシンキで出国検査後行った。(ローマでは出国検  査はないので)リファンドの窓口で手続をするだけど書類の  投函などは全く必要なく、実に簡単であった。
 以上

PS.タイトルを当初”リタイヤ2人組の北イタリア旅行”としていたが、くどいので”北イタリア旅行”と変更した。

同行者
友人
交通手段
鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー
航空会社
フィンランド航空

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