久しぶりの太宰府天満宮と初九州国立博物館

2011/07/31 - 2011/07/31

九州国立博物館で「よみがえる国宝」展開催。
ちょうど招待券をいただいて、博多に泊りに行く予定もできたので、行くことにしました。
以前の阿修羅展での大混雑ぶりをきいていたので、開館と同時を狙いましたが・・・やっぱり見学者は多かったのでした。

九州国立博物館のサイト
http://www.kyuhaku.jp/index.html

後に御世話になった企画「ぶろぐるぽ」のページ
http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_blogrepo.html

エリア 太宰府(福岡)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄

一人旅の朝は早い。
６時に家を出発し、いつもの１日４００円の駐車場に無事空きを見つけて新山口駅に到着。
国体ＰＲに交じって８月６日７日に開催のちょうちん祭りのちょうちんも飾り付けされてました。

朝６時台のこだまで移動。

自由席でも、この時間ですから車内は余裕で座れます。
かえって指定席の方が混んでたりします。
こだま限定の割引切符が出てたりしますから。
２人以上での使用が条件なので、今回は使えません。

飲み物は、これから行くところをちょっと意識してみました。

駅ビルが新しくなってから初めて来た博多駅は、この時間に店が開いてる訳もないのでさっさと通り抜けて、地下鉄駅へと急ぎます。
実のところ、当初学生時代の友人（博多駅近くに住んでいる）を誘ったら旦那さんの車で連れて行くって言われてたんですが、直前で友人所用でキャンセル。
まあ、事前情報の限り、車で行くと駐車場確保が大変だった可能性もあるので、これでよかったような・・・

地下鉄の姪浜行きに乗って天神でおりて、てくてく移動して西鉄天神駅へとやってまいりました。

こちらも最近改装されてるんでしょうか？
きれい、かつ、広々としたホームです。

その分、列車がレトロに見えてきます。

始発ですから、余裕で席ゲットです。
西鉄二日市駅で太宰府線に乗り換えたら、車両少ない分そこそこ人は多かったですが、こちらも座れたのでした。

９時前に終点太宰府駅到着です。
とりあえず国立博物館への表示に従って徒歩移動。

お土産物街（参道というべきか）を通り抜け、太宰府天満宮の鳥居に到着。
国立博物館は９時半からの入館です。
大混雑しそうなら事前に並ぼうと思ってましたが、駅を降りたお客の数からするとそうでもなさそうなので、ひとまずお参りしておきましょう。

いなせな牛さん発見。

何年ぶりかなあ、太宰府の天神さん。
池と、この赤い橋は印象に残ってました。
防府天満宮にはないんですよねえ。
これがあったので、広大な敷地の中の天神さん、って印象だったんですが、久々に来てみたらそうでもなかったかな。

とりあえず牛さんがいたら戯れます。

本殿。
朝早くから既に中で御祈祷されてる方もいらっしゃいました。
横にあるのが、

飛び梅です。
咲いたらどんな感じなんでしょう。

さて、本命に向かいましょうか。

マンホール発見。
やっぱりというか梅ですね。

太宰府遊園地の手前に国立博物館への専用通路発見。
虹のトンネルという動く歩道だそうです。

長いエスカレーター。
ガードマンさんに聞いたら、地元の人の利用も多くて、夜は９時まで通路が使えるんだそうです。
もっとも、９時より前に博物館側のドアを閉めるから（１０分前だったか？うろ覚え）、使用には注意が必要なようです。
まあ、通常の博物館の開館時間で考えたら、問題ないですけどね。

帰りがけに確認したら、利用時間は朝７時から夜９時まで（動く歩道は朝８時半から夜７時まで）だそうです。

エスカレーターからさらに動く歩道。
通路の色が刻々と変わっていきます。
７色なんでしょうね。
虹のトンネルですから。

館内で写真が撮れる訳がないので、こっちを撮っておきましょう。
「よみがえる国宝」展。
旦那の神宮球場野球観戦の日程だけで見に行く日（７月３１日日曜日、月曜は休館なので・・・）を決めたのですが、実は目玉の源頼朝像の公開が、この日で最後だったのでした。

ユニークな形の九州国立博物館。
天気がいいので、青空が壁にも広がっているのがいい感じです。

その分、すごく暑い１日になったわけですが・・・

虹のトンネルとの間は交流スペースになってるようです。
レストランもこちらにあります。
でもって期間限定？
蓮の花の展示もありました。

まだ咲いているのはちらほら程度ですが、きれいです。
そういえば、地元の蓮の名所、今年は行ってなかったなあ。

とりあえず蓮の花と、と思ってやってたら、隣で一眼レフで撮影されてたおばさまに大受け。
クマ、モデルになったのはいいけれど、ほつれが目立ってないかなあ・・・

多少予想はしてましたが、やっぱり開館前は行列状態です。
周囲の話を聞く限りは、こっちは既に前売り券を持って入れる人たちで、

反対側（駐車場はあちら側）に当日券売り場があって、そちらの列もあるようです。
券の方の行列には最後尾つきでした。
なんか御案内もされてるようですが、よく聞こえません。
拡声器がいるかも。

入館して分かったことには１階の中にも券売り場がありました。
間違えて券持ってる列に並んだ人用だったんでしょうか？

一応招待券をいただいていたんですが、実は他にも券があります。
待ってる間に館内覗いて、引き換え場所を確認。
とりあえず、入ったらそっちに行きましょう。

並んでいるうちに、もう一つの目当てのもの発見。
９時半の入館と同時にまず行ったのは、コインロッカー。
かなりの数があります。
でもって１００円リターン式です。ラッキー。

１階の奥の方にはクロークコーナーもあるので、大きな荷物も大丈夫なようです。

荷物預けて次はチケット。
友の会とパスポート券の受付へ。

優待に詳しい方のブログで知って購入しちゃった（そして毎度のことながら株価は絶賛下落中）、コアって会社の株主優待。
国立博物館のパスポート引換券。
引き換えてから１年間は、全国４カ所の国立博物館の常設展示に入り放題、特別展も条件つきながら年６回入れる（パスポートを引きかえた館により利用条件は異なります）って代物です。
持っていったら、すでに受付には同じように引きかえたとおぼしき同じ優待券が何枚かあったのでした。

申込書書いて、手続きすんで、パスポートゲット。
写真は撮られないので、割と早く手続き済みました。

それでも、引き換えてる間にも続々とと入る入館者で、ちょっと出遅れた感です。
たくさん来ているからか、エスカレーターの前で入場制限中。

博物館の人に聞きましたら、１階とかロビーあたりの撮影はＯＫとのことです。

２階の特別展示会場。
撮影はここまでですね。

国宝展示もさながら、メインは「よみがえる」の方。
修復や復元について、様々な視点からの紹介がありました。
入口周辺が大混雑してたもので、とりあえず見えるところから回って、ひととおり見終わってから入口戻ってもう一度。
やっぱり開館前の行列が落ち着いたら、そこそこ入口周辺のも見ることができたのでした。

もっとも、常設展示の職員さんに後で聞きましたら、ゴッホ展や阿修羅展の時の混雑ぶりは、こんなもんじゃなかったそうですので、戻ってもう１回はある程度落ち着いてないとできないようでした。

【２０１１年８月追記】
行ってから、旅行記書く参考に九州国立博物館のサイトを見ていたら、「ぶろぐるぽ」なる企画発見。
個人のサイトがエントリーして企画展の記事を書いたら、博物館のサイトで御紹介くださるばかりか、国立博物館から展覧会の写真を提供していただけます。
ということで、行った後でもエントリーできたので、自分のブログに展示品を載せることに成功したのでした。
http://yamakuni.blog53.fc2.com/blog-entry-1293.html

４トラベルでもエントリーできるかは・・・だれか挑戦してください。
（会員限定のＳＮＳはだめみたいです）

ひととおり見終わって、続いて３階の常設展示へ。
「『日本文化の形成をアジア史的観点から捉える』をモットーに、日本とアジア諸国との文化交流の歴史に焦点をあてた展示を行なっています。」（九州国立博物館サイトより）だそうです。

こちらも展示室に入るまでは撮影自由。
昔の太宰府の模型なんかが展示してありました。

展示室は、中で部屋が細かく分かれていて、それぞれに見ごたえがあります。
ただ、相当見るのに時間がかかりそうというか、どの部屋に入ったか分からなくなり、ちょっと混乱。
お腹もすいてきたもので、出入り口に一番近い大型ハイビジョンシアターの見学（事前に整理券をもらう必要あり）を終えたら一旦食事に行くことにしました。
どうも再入館はできない感じだったんですが（未確認）、パスポートを入手したので常設展示は入り放題ですから。

博物館の１階にカフェがあります。
軽食はできるようです。

・・・ん〜、カツサンドにジュース付けたら１０００円超えちゃうのかあ。

動く歩道を出た時に目についていた別館のレストランに行くことにしました。
最初にメニュー見た時は高いと思ったけど、ま、いいか。
もうちょっと歩けば天満宮の参道には沢山お店は出てますけれど、この暑さだとそこまで行く根性はありません。

さすがに国宝展人気か、１１時３０分頃でほぼ満席状態でしたが、うまいこと席ゲットです。

単品メニューも１０００円超えてるので、特別ランチ（１７００円ちょっと）にしてみました。
スープ出てきて直ぐにメイン料理（魚か肉料理、この日はお肉は照り焼きハンバーグ）とサラダ、ライスが出てきます。
ごはん少なめでっていったら、本当に少なかったです。

デザートはアップルパイ系。

食べてるうちに待ち客が出てきました。
さっさと逃げましょう。

出る時には２０分待ちになってました。
ホテルニューオータニの経営でした。

再び常設展示へ。
ガイドツアーもあるようですが、これに参加してたら、この日のメインイベントに間に合わないからあきらめましょう。

常設展示の多分全部の部屋を見終わり、１階へ。
片隅にあった、九州国立博物館の模型です。
敷地内にはお茶室もあるみたいです。

スペースワールド近くにある、いのちのたび博物館の紹介展示もありました。
こちらも見ごたえある施設です。

２年前のいのちのたび博物館旅行記。
http://4travel.jp/traveler/yamakuni/album/10345868/

開館直後の行列で並んでたときはミュージアムショップかと思っていた「あじっぱ」が、ショップじゃなくて体験型展示室と分かって早速入ってみます。

靴を脱いで見学です。
こちらは撮影ＯＫです♪
アジア各国の展示物が色々とありました。

色々体験できるので、お子さん連れには楽しめそうです。

結局１３時まで博物館見学。
思った以上に長居となりました。
そろそろ移動せねば。

朝咲いていた蓮は閉じちゃってました。

さらば、九州国立博物館。
パスポートを手に入れたので、機会があればまた来たいものですが、さて？

再び動く歩道を通り、来た道を引き返して、参道へ。
すっかり賑わっています。
予定の電車に乗ろうと思ったら、お土産物屋を覗いている時間はありません。
ありませんけど、太宰府天満宮に来たら、あれだけは食べなければ。

やたらとお店がありましたが、目移りする前に近くのお店で焼きたてゲット。
梅ヶ枝餅です。
地元の防府天満宮にも屋台が出現していますけれど、やっぱり本家本元の方がおいしい気がしたのでした。

食べ歩きというか半分食べ小走りで、食べ終わったときには駅に到着。
ギリギリ列車に間に合い、博多へ。
この後はホテル見学。
日帰りできるのに、ホテル探検したいばかりに博多で１泊となったのでした。