2009/07/20 - 2009/07/20
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7月20日〜27日は、山口市の八坂神社の祇園祭です。
初日の20日に奉納される鷺舞は、古来の舞の形式を残す無形文化財です。
今年初めて見学ツアーが開催され、いもうとに誘われ数年ぶりに見に行きました。
天気が心配でしたが、不思議と祇園祭の初日は、雨が降りにくいものでした。
【旅行記とは関係ありませんが】
天気がもった祇園祭の翌日は、豪雨と雷で目覚めた朝。
全国ニュースでも報道されるほどの記録的な雨でした。
出勤途中の交差点で危うく車が水没しかかったものの、なんとか職場に到着。
職場の人の中には、避難勧告で避難中の人もでていますし、出勤途中に目の前の信号に雷が落ちて火花が散ったのを目撃した人もいたりと、大変な1日でした。
夕方には雨も落ち着き(まだ油断できないけれど)、普段より早く帰宅しましたが、いもうとが昨日通った国道262号線は土砂崩れ、県内各所も冠水で通行止め多数という状態です。
亡くなった方もまだ行方不明な方もいらして、心配な限りです。
亡くなられた方のご冥福をお祈りしつつ、これ以上他県も含めて被害が広がらないことを願うばかりです。
土砂崩れした防府市勝坂トンネルは、山口市と防府市をつなぐ大動脈。
当分交通に影響があるものと思われますので、旅行計画のある方はご注意ください。
【7月24日追記】
祇園祭中日のイベント、市民総踊りは災害の影響で中止となりました。
山口市内広範囲で断水中。
湯田温泉は大丈夫ですが、五重塔周辺断水、公衆トイレが使えなくなってるようです。
湯田温泉は断水の人たちのため、かなりの施設で日帰り入浴料半額で提供中。
その分混むのはご容赦ください。
【8月1日追記】
断水は7月29日でほぼ全世帯解除となりました。
大雨で大騒ぎのあいだに祇園祭終了。
27日は雨も降らず、お旅所から神社に神様は無事に戻られました。
ただ、27日朝は国道435号線、吉敷から美東植松交差点に続く、秋吉台への主要ルートが片側崩落により、全面通行止め(復旧未定、1か月くらい?)。
防府への国道262号線も当分復旧できそうにありません・・・
【10月追記】
旅行続きでコメント入れが中断して、忘れたころに更新。
262号線は9月初旬に仮開通。以前とほぼ同様に走れますが、1時間30ミリ以上の雨が降る時は通行止めになります。
吉敷から秋吉台への県道は年内復旧は無理そうです。地元民は旧道使うし、観光には小郡ルートがあるからそんなに不便はありません。
【2010年7月追記】
ほぼ1年がかりで、ようやくコメント入れ終了(汗)
その間にまたも山口県水害に襲われ、今度は山陽小野田市厚狭地区周辺、美祢市、下関市菊川周辺が被害に遭いました。
美祢線は当分の間、不通です。
道路の被害は「道路見えるナビ」をどうぞ。
http://road.pref.yamaguchi.jp/gmap/
2010年の祇園祭は通常通りの見込み。
3月に鷺さんとお友達になりましたので、今年も見に行きたいところですが、さて?
鷺とお友達になった、さくらウォーク旅行記。
http://4travel.jp/traveler/yamakuni/album/10443183
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菜香亭初の祇園祭見学ツアー。
集合場所は大広間。
本日の日程表です。
鷺舞は・・・やっぱり自由見学ですね。 -
集合しましたら、まずは祇園祭の歴史等の説明。
講師は山口市観光ボランティアガイドの会の会長です。
クマとは旧知の仲(?)です。
なので、堂々と。 -
菜香亭から、歩いて八坂神社まで移動です。
徒歩5分・・・もかからないですね。
裏手から入る感じになります。 -
八坂神社の本殿。
神事があるので、扉が開いてます。 -
正面側の拝殿です。
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着いた直後に、神輿が倉庫から運び出されていました。
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祇園祭の神輿勢ぞろい。
四角、六角、八角のお神輿はそれぞれ乗る神様が決まっています。 -
準備になぜかお巡りさんがおひとり加わっています。
地の人かな? -
さて、人が少ないうちに、場所をキープしておきましょう。
鷺舞の場所は、扇形の舞台(?)
前回は正面がよかろうと、写真の左の隅をキープしていたら、目の前に槍持ちのお兄さんに立たれちゃって、悲しい思いをしました。
なので、今回は考えて、地元テレビ局のカメラの真横をキープ。
テレビカメラならいい位置を陣取っているはずですし、真横ならクマは写らない(笑)
でも、カメラマンの愛想のいいお兄ちゃんは、あまり祇園祭のことを知らずに適当に位置をとった模様・・・ -
鷺舞の舞台に人が少ないのは、先に神社の中で、浦安の舞が奉納されるから。
可愛い女の子が舞ってるから、写真撮る人はそちらに行っちゃってます。 -
最近写真に嵌っているクマ持ち主母も、こっちに行っちゃいました。
4人の神子さんの舞です。
菜香亭での説明によりますと、昭和15年に皇紀2600年記念に創作された神楽舞だそうです。 -
舞より、奥の像が気になります・・・
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舞より後ろの写真が気になる・・・
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舞が終われば、いよいよ鷺舞です。
神事ですから、まずは拝礼。 -
神妙です。
鷺舞は鷺とかんこ(子供)と猟師と囃子方で行います。
演じ手は堂の前町の人たち。
代々受け継がれていきます。 -
神主さんが神様を神輿に誘います。
「いざないます」って「誘います」って漢字だったんですね。
漢字変換って便利(笑) -
神妙な鷺の頭の傾き具合が、子どものころに流行ってた、コップの水にくちばしを突っ込む鳥のおもちゃを連想する、不謹慎な見物客。
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拝礼。
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鷺の舞の奉納です。
扇状の舞台の上を回りながら舞います。 -
鷺の夫婦を猟師が狙い、それを子供が太鼓をたたいて知らせて鷺が飛びたちます。
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普通に歩いているところ(多分)
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太鼓の音に驚いて飛び立つところ(多分)
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大体2周回ったくらいで終了。
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初めて見た人の大多数の感想。
「え、これで終わり?」
2分くらいで終わります。
室町時代から形を変えずに続いているからこその、素朴な舞です。
非常に貴重なものだそうです。
素朴すぎて、京都の断絶した鷺舞は、復興するにあたって、本来の形の山口の舞じゃなくて、見た目に華やかな津和野の鷺舞を参考にされたんだとか。 -
八坂神社での奉納が終わりましたら、神様を乗せた神輿がお旅所へと旅立ちます。
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こちらの御囃子は、復興したものです。
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なかなか勇壮に見えるでしょ?
実際のところはおとなしめです。
祇園祭で一番賑やかなのは、中日の総踊りの時なのです。 -
お囃子の山車を追い越して、ふるさと伝承センターへ。
見学ツアー用に席が用意されているのです。 -
参加記念に手ぬぐいいただいちゃいました♪
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会長の詳しい解説は、時間がたつと忘れている(汗)
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お賽銭用のざるを抱えた人にお賽銭あげたら、祓っていただけました。
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八坂神社で浦安の舞を奉納しました小学生さんたちが歩いていきます。
この後、お旅所でも奉納です。
初日だけの鷺の舞と違い、最終日の27日にも奉納されます。
鷺舞もこの後、商店街の各所及びお旅所で奉納されます。
最後の方の西門前町のあたりは見物客も少なくなるので、意外と舞をみるには穴場になってます。 -
神輿が来ました。
にぎやかです。
お酒入ってますから(笑)
時々ぐるぐる神輿が回ります。
幸か不幸か、例年神輿を担ぎに行ってた旦那は仕事の都合で不参加でした。 -
どこかで見たような。
山口市長と、隣にいるのは安倍晋三元首相の実弟、岸信夫氏ですね。
(余談ながら、1年近く旅行記のコメント入れを放っておいて、いざ入れようとしたら参院選(岸氏は現職立候補、その後当選)が始まり、選挙が終わるまでなんとなくコメントが入れづらくなったという・・・) -
これは六角かな?八角かな?
ぐるぐる回してる最中なのでよくわかりません。 -
神輿がひととおり行ったところで見物ツアー終了。
初めての試みということでしたが、なかなかためになりました。 -
行列はこのあと、商店街を通って駅通りにあるお旅所まで神様を運んで行き、27日に再び神様を乗せてお旅所から八坂神社へと帰ってくるのでした。
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