第３回やまぐちお宝展と節分

2008/02/03 - 2008/02/03

第３回山口お宝展が平成２０年１月１８日から２月１７日に開催されています。
今年のテーマは風水だそうです。
足湯めぐり旅行記にちらりと載せた飲泉もその一環の模様。

瑠璃光寺五重塔の御開帳がないので、ガイドの動員はかかりませんでしたが、節分ついでに菜香亭近辺を見に行ってきました。

エリア 山口市(山口)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

節分に今八幡で茅の輪くぐりをやろうと、お出かけ。
駐車場は菜香亭を利用します。
北九州からの団体客さんがバス２台でやってきたのは、帰り際。
行った時は、ちょうどひとがほとんどいない時でした。

菜香亭は八坂神社の横からこちらに移設されてきました。
この場所には元々野田御殿がありました。
長州藩最後の藩主、毛利敬親公の隠居所です。
菜香亭は、毛利藩主のおかかえ料理人だった斉藤幸兵衛さんがはじめた料亭だったところです。

２階から。
左隅にトンネルがあるのが分かるでしょうか？
トンネルのある七尾山の龍脈からの気が菜香亭に流れ込んできている・・・と、お宝展のガイドブックに書いてあるんですが、風水のことはよくわかりません^^;

賑やかしに、大広間（有料１００円）に行ってみます。

お宝展用に飾ってあったのは狩野派の・・・だれだったっけ？
ここは政治家の扁額やら器やらお宝が多いので、季節毎に見に行くと楽しめます。

ちょうどお抹茶もある日だったので（４００円）、いただいていきました。
本日の茶菓子は、三隅勝栄堂のおまんじゅう♪

菜香亭にある人力車は冬場はお休み。
と思ったら、お宝展用に五重塔で運行があるようです。（雨天中止）
１月は終わったから、あとは２月１６，１７日ですね。
１０時から１５時までです。

ちなみに、菜香亭には電動自転車や普通の自転車のレンタルもあります。

さて、今八幡宮、の前を通り過ぎて足を延ばします。

行き先は陸上自衛隊。
敷地内にある資料館、防長尚武館がお宝展初参加なのです。
こういう機会が無ければ、自衛隊の中には入れませんものねえ。

と思ってたんですが、実は防長尚武館は普段から公開されているそうです。
知らなかった・・・

昔岩国に住んでいた頃に、エスコートしてもらって何度か米軍基地内に入ったことがありますが、随分入る時は厳しかったです。
（５月５日のフレンドシップデーは、出入りは楽でも大渋滞）
自衛隊も同様で、名前は書かないといけないし、許可証は首にかけとかないといけないし、なにより写真撮影禁止！
ということで、内部の写真はありません。
じつのところ、普通の公開の時は、尚武館の外観写真くらいは撮らせてもらえるそうですが、お宝展は色々な人が来るので一律禁止だとか。
中の資料は見応えあるし、お宝展の時はガイドもついて勉強になりました。
ただ、資料の中身の比率をみるに、「・・・自衛隊？」と思ってしまいました。

上の写真は、一歩外に出れば写真は撮れるということで撮ったもの、この写真は許可証返す時に「撮っていい？」と許可取って撮ったものなのでした。
はい、人目気にしません。

さて、節分の日の本命、今八幡宮に参りましょう。

本命といいつつ、実は古熊神社に行ったら道が混みそうだったので、こちらにした訳ですが^^;

目当てはこちら、茅の輪です。

「かやのわ」だと思ってたら「ちのわ」だったんですね。
知りませんでした。

普通にくぐればいいのかと思ったら、作法があるようです。

左に回って右に回って左に回って。

クマは・・・自力では回れないので、カバンの中で穢れを落としたのでした。

汚れはなかなか落ちませんが

山口お宝展に参加している今八幡宮のお宝はこの建物。
楼拝殿造りという、山口独特の様式だそうです。
古熊神社とか、秋穂の正八幡宮とかもこの造りです。

個人的には、参道ふもとのシダレ桜もお宝だと思います。
お宝展の時期は咲いてませんが。

今年もライトアップ色々。
県庁敷地内、旧県庁だった県政資料館。
期間中は毎晩２１時まで点灯しています。