xiaomaiさんのクチコミ全459件

台湾には多くの媽祖廟があるが、その中でも特に多くの信徒を有するのが鎮瀾宮。そのすぐ近くにこのルイーザがある。全国展開するコーヒーショップで、スタバより低価格設定の店。味は特においしいと言えないが、疲れた時に一休みするのにちょうどいい。ただ、他店同様、長居する客の比率がやや高く、時間帯によっては空席が見つけられない可能性もある。また、ケーキなどは紙の皿かテイクアウト用の容器で出され、プラスチックの小さなフォークしか提供されない。旅の途中で利用する場合は、味を楽しむというより、小休止に使うのによいと感じる。

大阪出身のオーナーが手間暇をかけて作るラーメン店。もともと京都高倉二条で働いていらしたようで、そこと同じラーメンが食せる。麺の見た目は蕎麦かと思うほど黒っぽいが、これは全粒粉を使用しているためで、栄養価が高い。スープは豚骨と魚介で丁寧に作られ、とても濃厚。一般のラーメンのほか、つけ麺もある。台湾に来てまでラーメン？と思われるかもしれないが、日本でもなかなか食べられないタイプのものなので、食す価値はある。価格設定は高めだが、ラーメン通の台湾客からも好評を得ている。店構えがあまりラーメン店っぽくないため、通り過ぎないよう注意。

台南駅からバスで1時間ほどのところにある佳里。この街にも美味しいものが多くあり、サバヒーという魚の入ったお粥を食べた。これは台湾南部でよく食べられているものだ。もともと行こうと思っていた店が見つからず、地元民と思しき通行者においしい店がないかと尋ねたところ、すすめられたのが今回利用した雅客。閉店間近であったため、もう売り切れかもしれないと思っていたが、幸い食すことができた。実を言えば、それほど期待はしていなかったのだが、味は絶品だった。しかも、たったの90元。台南中心部で食べるとこの倍、あるいはそれ以上の価格だ。帰り際においしかったと伝えたら、笑顔で「謝謝」。感謝するべきはこちらだ。本当においしかった。

全国展開するケーキ、パン、喫茶の店が、北港にもある。スターバックスがいつも混んでいて、なかなか空席がないのとは対照的に、こちらは容易に空席が見つかる（そうでない場合もある）。朝天宮からはゆっくり歩いて10分ほど。正直にいうと、ケーキにしても、コーヒーにしても、味はスターバックスには及ばない。しかし、歩き疲れた時にゆっくりするにはよい場所。1階にも数席あるが、2階にもソファー席などがある。もし、スタバに空席がないようだったら、こちらに移動して利用するのもよいかもしれない（スタバからは徒歩5分）。

以前から気になっていたレストランに初めて入店した。シーサイドを思わせる店のデザインとは裏腹に、看板商品は意麺だった。意麺というのは日本のかた焼きそばのようなもので、それをだし汁に入れ煮込んで提供されるもの。今回注文したのは、イカがたくさん載せられたもので、とてもおいしくいただいた。せっかく北港に来て、この地のグルメを食べないのはどうかとも思ったが、この店にはまた来たいと思っている。いっしょにオーダーしたライチウーロン茶もおいしかった。店内には地元の男性高齢者10名ほどがいて、とても大きな声で話していた。帰り際、オーナーらしき人から、店内が騒がしかった点について自主的に詫びられたが、このような心遣いができるからこそ、あの繊細なスープの味が出せるのだろうとも思った。

もともとは民宿の人に教えてもらった西螺の名店。台北よりリーズナブルな価格で鴨やガチョウの肉が楽しめる。鴨肉に関しては、経験上、内門（高雄市）と西螺で食べたものが気に入っている。特に福記は炭焼きをしているため、味が香ばしい。西螺は鴨肉を食べずに去ること勿れ。

久しぶりに利用した。観光客が増えてきたような気もするが、味に変わりはまったくなかった。鶏肉飯は肉を細くしたものと肉片状のものがあるが、おすすめは後者。また、ニンニク味付けの豚肉も美味しいのでぜひ。1階はいつも空席がないほど混んでいるが、嘉義駅が望める2階席はがらがらのことが多い。今回はその2階席を独占使用した。1階席に日本人男性二人組がいたが、味を楽しんでもらえただろうか。食後、急いで駅へ向かわなければいけず、声をかけずに店を後にした。

地元民からも観光客からも愛される店。夜になると、空席待ちの人々が並ぶ。もともと阿敏で食事しようと思っていたが、開いていなかったからこちらを利用した。この店も美味しいのは美味しいが、油っぽい感じがやや強く、自分はやはり阿敏の方が好み。もし時間的ゆとりがあるなら、両店を食べ比べしてもいいと思う。

21時を過ぎ、南京東路界隈でなかなかゆっくりおいしく食べられるところが見つからず、やっとのことで見つけて入った客家料理のレストラン。客家料理は塩辛いことで有名だが、この店のはそれほどでもなく、注文したものすべてを美味しく食べた。この店は少人数で行くより、ある程度まとまった人数で行ったほうがいろいろな料理が楽しめる。特においしかったのは、水蓮と呼ばれるシャキシャキした野菜。これは高雄の美濃で多く生産されていて、美濃へ行った時、たくさん食べた。また、金沙南瓜豆腐も実に美味。価格もリーズナブル。日本から友人が来た際に連れて行く店のリストに加えた。

基隆駅から徒歩1分のところにあるレストラン。看板商品は筒仔米糕（おこわ）とカジキ魚肉団子。行ったのが遅くて、おこわの方は売り切れ。そのため、麺線とおでんを注文。麺線は味がしっかりしていておいしかったけれど、おでんの方は満足度があまり高くなかった。つけだれが辛めなのはよいが、台北にあるお気に入り店（万華にある亜東）と比較すると、また食べたいと思えるものではなかった。駅から非常に近いため、電車に乗るまでの短い時間を利用して、ささっと食事をするのに便利。

2019年9月にこの店の口コミを投稿しているが、変わった点があったので、再度投稿する。まず、番号札がなくなっていた。そして、休日に行ったのにも関わらず、待ち時間は10分もなかった。味の方は変わりない。ただ、高カロリーの栄養「過多」サンドイッチであることも変わりない。基隆廟口夜市に行った際は食べてみるのもいいだろう。立ったままでの食事となるが、それも台湾らしくていいと思う。1つ60元で、少食の人はこれでお腹いっぱいになる。廟口夜市には他にもおいしいものがあるから、要注意。

基隆の廟口夜市にあるアイスクリーム店。すぐ近くにある陳記とほぼ同様の営業形態で、客から注文を受けた後に作成する。両店を比較するため、同じピーナッツフレーバーを注文した。価格はともに50元。冷凍させていたもの（作りおいたもの）を取り出し、その場で作ったかのように、表面をかき混ぜた後、手渡された陳記と異なり、沈家の方は、注文を受けた後に作られ、繊細で滑らかな味わいを楽しむことができた。いちごミルク、コーヒーミルク、とうもろこしミルクなどのほか、フルーツ系のフレーバーもある。

基隆の廟口夜市にあるアイスクリーム店。すぐ近くにある沈家とほぼ同様の営業形態で客から注文を受けた後に作成する。両店を比較するため、同じピーナッツフレーバーを注文した。価格はともに50元。ただ、陳記の方は冷凍させていたもの（作りおいたもの）を取り出し、その場で作ったかのように、表面をかき混ぜた後、手渡された。注文後に作ったものではないから、味に繊細さがなく残念。客がひっきりなしに来る休日であったから、このようにしていた可能性もあるが、いい感じはしない。あまり注文が多くない他のフレーバーにすれば、オーダー後に作ってもらえる可能性が高い。

客家には多くのグルメがあるが、その一つが「黒蛋糕」と呼ばれる黒糖蒸しパン。客家人が多く住む南庄の老街にもそれを売る店が並ぶ。その中でこの陽光倉庫は特別だ。オリジナルの他、チーズ、クランベリー、チョコレート、干し葡萄などが入ったものもある。食べたことのない、チーズ入りの試食させてもらい、そのおいしさに購入即決定。あまり日持ちがしないから、1つしか買えなかったのが残念。オリジナルのものももちろんおいしかった。この店は南庄以外にも店舗を有していて、大溪（桃園市）、內灣（新竹県）、北埔（新竹県）、鹿港（彰化県）でも購入できる。これらの街に行った際には、ぜひまたチーズ味のを購入したいと思っている。

なお、4トラではレストランとして登録されている（2023/09/25現在）が、ショップである。また、画像に写り込んだ店主は、ネット上で紹介してほしいと言って、本人自らがポーズを取った。

伝統的な大型邸宅をリノベーションして客家料理レストラン、売店、キャンプ場として営業している。この店を勧めてくれたのは地元の人で、自身で料金を払っていないから、実際にいかほどの料金であったかは不明。味はどれもとてもよく、同行者全員がベタ褒め。個人的には蒸したマス、カボチャの揚げ物、ピーナッツ豆腐、小魚の佃煮が特に気に入った。客家料理は塩辛いイメージがあるが、地元の人の話によると、南庄のものは比較的穏やかな味わいらしい。食後には素朴な味のアイスキャンディーが食べ放題で提供される。付設の庭園も美しい。

近くで用事があり、そのついでに訪れた。土曜日であったため、比較的多くの人がいたが、アクセスがあまりよくないため、平日は閑散としていそうな感じだった。平日営業していない店舗もあるほどだ。それでも、日本時代の建造物が残されていたり、おいしいものもある。前者は郵便局や乃木坂と呼ばれる石階段などがあり、後者は客家名物の黒糖蒸しパンやエッグロールなどがある。また中港渓と山の景色はとても美しい。とは言え、アクセスの点や観光充実度から考えると、一般旅行客には向かないかもしれない。

既に何回か利用している菓子店。今回、一時帰国に合わせ、「牛舌餅」を持ち帰ったところ、家族皆がおいしいと言っていた。「牛舌餅」と言っても、牛の舌が材料になっているわけではなく、形状が似ているためにこの名称がつけられている。宜蘭の牛舌餅も有名で、薄くパリッと焼き上げられているものが売られているが、ここのはずっしりとしたもので、食べ応えがある。オリジナル以外にも、アーモンドやゴマのフレーバーもある。1つでも売ってくれるから、近くを通った際、食べてみるのもいいだろう。日本人ウケがいいことがわかったから、今後も手土産にしようと考えている。

お気に入りの「阿等土豆油飯」が営業していなかった時、利用した店。阿等の斜向かいに位置する。「四川イカとろみソープ」と書いてあるのを見て、あまり期待せずに食べてみたが、とてもおいしいものだった。老夫婦とベトナム人らしき女性で営業しているようだ。とろみスープに白飯や麺を入れて食べることもできる。「四川」と書いてあるが、辛味は強くない。濃い味付けが好みの人はきっと気にいるだろう。台北に住んでいて、たまに懐かしくなる味だ。

北港に行くたび、必ず食べに行く店が数店あるが、ここもその一つ。観光客にも知られているが、地元客の利用もとても多い。看板メニューは土豆油飯で、要はピーナッツ入りおこわ。毎回注文するのはこれとイカをカラッと揚げたもの。ソースをつけなくてもおいしく食べられる。そのほかはその時に気分によって注文内容を変えているが、アサリスープ、特製ソーセージなどがおいしい。朝天宮からは徒歩で5分ほど。地方都市の街並みを眺めながら歩いていたらすぐ到着する。

1981年から建設を開始し、1995年に完成した日本最大の道教寺院。三清道祖（元始天尊、道徳天尊、靈寶天尊）を主祀している。建立したのは台湾の商人である康國典。40代の時に膵臓癌に罹患したが、三清道祖に祈ったところ、全治した。そのお礼に廟を建てることを決め、夢で坂戸に建立せよとの神託があった。建設以前、この一帯には森林が広がり、道すらなかったそうだ。そのため、土地を平たくするところから始め、建設時には台湾から廟を専門とする大工を呼び寄せた。画像をよく廟に行く台湾人に見せたところ、とても美しいと言っていた。創建者である康國典法師は既に故人となり、現在は息子により管理がなされている。この廟では、台湾でもあまりしないもっとも丁寧な方式で祈りを捧げることになっていて、廟職員の方がその方法を教えてくださる。横浜にある關帝廟や媽祖廟と異なり、職員は中国語をお話にならない日本人高齢者だった。なお、入場する際に500円が必要。正式に祈る場合は、500円で線香を購入する。また、台湾と同じ方法でひくおみくじや台湾の商品を売る自動販売機もある。ここへ行って、ちょっとした台湾旅行気分を味わうのも悪くないだろう。