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貞光は徳島を横断する吉野川沿いにあるまちの一つ。明治期に整備された町並みは町屋文化の町並みでもある二層のうだつが特徴的でもある。江戸時代から続く庄屋の建物も残っており、無料で見学することもできる。貞光は徳島を横断する吉野川沿いにあるまちの一つ。明治期に整備された町並みは町屋文化の町並みでもある二層のうだつが特徴的でもある。江戸時代から続く庄屋の建物も残っており、無料で見学することもできる。

貞光の見どころと言えば永井家の見学だが、もう一つの見どころがここ織本屋だ。織本屋は永井家同様に昔ながらの伝統建築で作られており、無料で見学することができる。
邸宅内の母屋も見学可能だ
階段は特徴的で、階段自体がタンスになっているのは生活の知恵と言ってよいだろう。空間をうまく活用している。

なんと無料で内部を見学できる。母屋は1791年に建てられたと言われている。
天井を見上げてほしい茅葺屋根の構造が井桁に組まれた木材により支えられているのがよくわかる。敷地は約550坪あり庭園を楽しみながらたたずむことができる和室もある

徳島から四国の中央部、阿波池田まで結ぶ路線。約30年ぶりに利用した。徳島近辺は特筆した景観はないが、吉野川沿いを山の方に入っていくと吉野川沿いを縫うように走っていく。このときの景観は風光明媚だ。そのためトロッコ列車も走っている

今回乗車した特急列車剣山は、ステンレスボディ。国鉄最後に開発された気動車特急車両だが、まだまだ新しさを感じる。もともと徳島線には急行よしの川が走っていたが、JR発足後、特急に置き換わった。アンパンマンにデコレートされた車両もある。

南海フェリー徳島港に到着し、徳島駅を目指した。
徳島駅までのバスが走っており、日中は30分に1本と。割と利用しやすい。徳島駅まで約20分ほどだ
支払いについてはバスにしては珍しくペイペイが利用できるのには驚かされた。

徳島港が非常に変わってるなーと思ったのが、船会社によりターミナルが違うことだ。自分の地元の広島では大半のフェリーが県営桟橋の宇品港に集約されている。なので船会社ことに分かれているのは不便そうだし、何よりそれぞれ港をメンテナンス線と意見から、なんか無駄だなーと感じた。

南海和歌山市駅から和歌山港まで数キロを結ぶ路線。以前は途中に駅が存在したが、利用客がいなかったからか廃駅となり、和歌山港までノンストップで結ばれている。徳島に渡る南海フェリーのゲートウェイになる路線のため、多くの乗客がその利用者

南海電鉄の南海本線を走る特急列車。全車指定席と普通のロングシートを使った自由席車両が連結されている。和歌山市行きと和歌山港行きの列車があるので、和歌山港まで行くのであれば注意が必要だ。特急の指定席車両は新型と旧型があり、乗り心地は全く異なる

南海フェリーはその名の通り、南海電鉄のグループ会社だ。和歌山港まで特急サザンで行き、南海フェリー乗り継ぐ。駅と港は連結しているため、駅で下車後、10分以内に乗船することができる。
南海フェリーにはオトクな切符がある。その名も「好きっぷ」。南海電鉄の切符と合わせて何と2500円で徳島まで行くことができる。

元々北陸本線だった路線を整備新幹線でもある北陸新幹線の開業に伴い、新幹線と並行に走る富山県内の北陸本線が第三セクターのあいの風とやま鉄道になった。車両はＩＲいしかわ鉄道と変わりがない。金沢から在来線で富山に向かうとどこが境界線なのかわからない。

高岡城址を観光後、トラムで高岡駅まで戻ることにした。高岡市内を走る市内電車は最新の車両から床が木製の旧型車両までバラエティ豊か。ただ広島市民としては本数の少なさがやや気になったとはいえ、市内電車が走るまちはよいものだ。

高岡市内を走るトラムにはドラえもんトラムが走っている。その名の通り、外観から内装までドラえもん一色だ。トラムの車体はドラえもんブルーで覆われ、ドラえもんの鈴の紐を彷彿させる赤いラインがつけられている。最新車両なだけに是非乗ってみたいところだ。

高岡城は1609年に前田利長により築城された。しかし一国一城令で廃城された。これほど立派な内堀を擁し、立派な二の丸、三の丸を持っていた城郭がありながら築城後僅かな年月で廃城にせざるを得なかったとは、前田利長からすれば大枚をはたいて築城したのだから口惜しくて仕方なかっただろう。

土蔵造りのまち資料館は、かつて室崎家の家屋だった建物だ。室崎家は1945年（昭和20年）まで綿糸や綿布の卸売業を手広く営んでいた、高岡でも指折りの商家だった。
山町筋では主屋内部を一通り見学できる唯一の施設でもあるので、ぜひ内部を見学してほしい建物だ。

かつて明治の繁栄を支えてきた「山町筋」に残る大型商家が残る。コンクリート造りで３階建ての建物は異色であるとも言える。現在この建物は内部がリノベーションされ、複合商業施設「山町ヴァレー」として存在感をだしている。

菅野家住宅は筏井家とならび、山町筋を代表する家屋の一つだろう。
菅野家住宅は、山町筋の蔵造りの建物の中でも、規模、質、保存度がよく、重要文化財にも指定されている。壁面は黒漆喰を塗が塗られ、2階には重厚な観音開きの扉が施され、屋根には大きな箱棟を付けられている。

家屋は伝統的技法を踏襲しながらも、塗壁による防火構造、洋風の構造・意匠を導入した貴重な建造物がおおい。これは1900年の高岡大火により町の六割が焼けてしまい、その後再建され、防火に力を入れたからだ。日本遺産にも認定されている町並みだ

典型的な蔵造りの建物は筏井家の住宅。筏井家は代々糸などの卸商を営んだ豪商だが、1900年（明治33年）に発生した高岡大火に罹災し、その３年後に現在の家屋が再建された。
黒漆喰仕上げの土蔵造りで、重厚な造りはインパクトが強い。山町で代表的な家屋だろう。　

棚田保寿堂は創業は1803（享和3年）、２００年の老舗だ。建物には立派な看板が掲げられているが、薬肆「 くすりし」と読むらしい。歴史を感じさせる大きな看板はこの店の顔であり大きな見どころだろう。薬肆という文字にプライドを感じる建物だ。